ちょっとだけ昔の話です。このサイトの内容とはなんの関連性もないんですけれど。
去年まで、バンド活動をしていました。ジャンルはパンク、でも退廃的でもなく極めて明るい。それなりにツアーを組んで、音を作って、演奏して。
メンバーの中に、なんとも素敵な殿方がおりました。日本人で彼よりモヒカンが似合う人はいない、という程。ゴボウみたいに細くて、きれいな体をしていました。
ツアーの帰り道、車内でみんなが寝静まった時甘酸っぱい話なんかを、コソコソと2人で話してました。話ながらわたしは彼の細くてでも男らしい腕や手に見とれてました。
バンドでの繋がりがなくなり、少しずつ疎遠になり、先日彼の近況を第三者的立場で目の当たりにしたとき。
胸の中がスカスカしてんのに、ギュッと重い二酸化炭素が沈殿していくような苦しさを感じました。
好きだったんだろうなぁ、きっと。本当に、純粋な意味で。…会いたい、なぁ。でも会いたくないなぁ。
こうやって片思いはいつも自分の中で消化されるのです。
セプテンバーもそろそろ終わりですね。今月は色んな事があってこころが落ち着かなかったです。日本一の山に登ったり、新しい出会いがあったり。
今日は溜め息でるくらいよい天気ですね。
上の画像は富士山から下山する際に生えてた植物です。岩肌に生きる緑、その上、貼り付けられたみたいに見せる青。雲より高い位置に自分がいるなんて信じられなかったな。
short*shortに載せる話が決まりません…。
今日は会社の健康診断でした。
わたしですね、何が嫌いって注射が大嫌いなんですよ。子供みたいに嫌いなんです。それで、採血がわたしの中で健康診断のメインイベントなんです。常に採血する時はベッドに横になってやります。心臓バクバクして血管細くなってしまうんですね。普段図太いくせに。
そして今日。いつものスタイルで挑んだんですけど…ナースをこんなに恨んだ日はありません。
右腕をギュッと縛られ、トントン叩かれ…叩かれ…結局こっちで出ずに左腕を縛られトントン…トントン…トントントン……
ちょっと針、替えますねぇ…
ってなんだよ、オメー、ビビらすなよ…わたしの貧血は精神的なダメージなんだからよ…。
で、ちょっと年配のナースになり、また右腕ギュッとされトントン…
ちょっとチクッとしますからねぇ…
チクリ
…あっ!?
…あっ!?ってなんだよ!?
ガタガタガタ、あわわわわ…(ナースが器具をガチャガチャする音)
まいちゃんスピッツ(犬か?)持ってきて!
…え?わたしの右腕どうなってんの!?
…ほんとごめんなさい、採血する場所かえますね…?
いつのまにか肘の裏側は止血バンドが巻かれ、今度は手首付近をギュッとされ…
チクリ
…お疲れ様でした〜!ほんと申し訳ございません!!
…オメーぜってー今自分にお疲れ様って言ったべ!?
気が付いたらわたし、左胸をしっかり抑えながら涙をこめかみへと零していました。
注射でリアル泣きなんて何年振りでしょう。わたしもう2☆歳なのに!!!!!チクリとする時よか終わるまでの抜かれてる感じがマジで無理です。
去年のナースは良かったな…。