前回の続き。

ここから14日撮影分だが、深夜2時頃の撮影なので13日に含めてしまおう。






↑ツツジハモグリガ(初見)↑
ハモグリガ科は初めて見た。
あまり同定自信はないけど...。






↑セトトビケラ属の一種(初見)↑
水玉模様が可愛い!
しかし種名は判らずorz
初めて見たけど後日また見かけたし、今の時期は結構いるのかも。






↑ウスキクロテンヒメシャク↑
大きめで黄色みの強いヒメシャク。
ヒメシャクの中では同定しやすい方...と言いつつ、これの同定自信はあまり無いw






↑ハゴロモヤドリガ♀(初見)↑
まさかのヤドリガ!!
有名なセミヤドリガより少し小さい方。
この個体、クモの巣に引っ掛かってピンチに見えるが、実はクモの糸にとまるという器用なことをしてるだけww




突っついたら飛んで壁にとまった。
少し暗めに撮影。実物はこんな感じで真っ黒に見える。






↑ネムスガ↑
スガっぽい模様だけどちょっと翅が幅広い。
日本で唯一、ネムスガ科に属する蛾。






↑モグリチビガの一種↑
相当小さい蛾で、ギリギリまで近寄って接写し1/4程にトリミングしてもこの程度のサイズにしか写せない。
前翅が一様に黒っぽいということで、クヌギクロモグリチビガやクリクロモグリチビガあたりじゃないかと思っているが、確実性は無いし結局どっちなのか判断しようがないので「モグリチビガの一種」としておこう...。







ここから14日の19時頃の撮影分だが、上の内容だけだと写真枚数が少ないのでここにまとめてしまう。






↑ナガサキヒメシャク♂↑
色がヒメシャクにしては暗色で、同定は容易。
このスコプラ属の♂触角の細毛は種によって発達具合が異なるらしく、本種は発達が強めで♂と判りやすい。






↑ダイズギンモンハモグリ(初見)↑
またハモグリガの初見種キタ!!
これまた極小サイズの蛾であり、これでも限界まで大写しにしている(画質の関係でこれ以上はトリミングしたくない)。
背景の網は網戸であり、いかに小さいかが分かる。






↑スカシノメイガ(初見)↑
雰囲気がチビスカシやクワに似ているが何か違和感あったので撮影したら、やはり初見!
上記の二種と同様クワにも付くようなので、庭にいても不思議ではない種なようだ。
さり気なく眼状紋っぽい斑紋があるが、ツトガ科でこういう模様をもつ種はあまりいない気がする。






↑トビイロリンガ↑
たまに見かける蛾なイメージだが、何気に庭では初だった。
上のスカシノメイガと本種は網を置いて水平にすると暴れ出し網を持ち上げ垂直にすると落ち着くという、まあ蛾にありがちな習性を強く示していたため、片手で網を持ち片手で撮影した。
リングフラッシュを使うようになってからやらなくなった撮影法だが、リングフラッシュありでも意外と出来るもんだねw






↑ヤスジマルバヒメシャク↑
とても、ものすごく、極めて同定自信がない。
前にもこれとほぼ同じの擦れたヒメシャクを見つけていて、それをヤスジマルバと仮定しているためこれも同種ということでヤスジマルバと言ってみる...。







以上、9月13日(と14日)のライトトラップでした。

今回は初見種たくさんで満足(´∀`)
最近は庭中心なのでミクロばかりだが、情報が少ない種や同定が困難な種が多いという点を除けばハッキリ言ってヤガとかシャクガとかより撮ってて楽しい。
でも大きめの蛾は顔をアップで撮れるのが良いし、やっぱり蛾はどの科も魅力的だなぁ...