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2012-8-29・30探索記

8月29日の夜、庭にて。


シロマダラノメイガ posted by (C)独り蛾
↑シロマダラノメイガ↑
模様が複雑なノメイガ。
大きさも小さいので、余計にごちゃごちゃして見える。
かつての学名が別種にあてられてしまった為、現在本種の種名はsp.なんだとか。

因みに「sp.」というのは、不明種だとか名称不定の学名版って感じです。
分類はわかっているが、種類が判らない時に使います。



老人ホーム前では

クロクモヒロズコガ posted by (C)独り蛾
↑クロクモヒロズコガ(初見)↑
黒地に白い斑紋がある、正に「クロクモ」な蛾。
ヒロズコガは顔が丸くてモサモサしてるので、科の同定がしやすい。




ウマオイ posted by (C)独り蛾
↑ウマオイ↑
「スィーッチョン」と鳴くやつ。
本種は「ハヤシノウマオイ」と「ハタケノウマオイ」に分けられるらしいが、違いは生息環境と鳴き声の速さだけらしい・・・

写真の個体は草地とも林とも言える場所にいたし、鳴き声も聴けなかった。
よって、この個体がどっちなのかは不明。





8月30日の昼、オニグルミの様子を見に行こうとしたら、狭い通路に蜘蛛の巣が。


ジョロウグモ幼体 posted by (C)独り蛾
↑ジョロウグモの幼体↑
ジョロウグモはコガネグモ科とは違い、平面的じゃない網を張る。
本種は蜘蛛に興味が無くても知っている人は多いと思う。

♀は腹部が横縞模様、幼体は写真のように複雑な模様で、♂はかなり小型。



夜、雑木林へ。


ハラビロカマキリ-茶色 posted by (C)独り蛾
↑ハラビロカマキリ(茶)↑
茶色タイプは初めて見た。
ハラビロ茶はレアだと思っていたが、この日にもう一頭の茶色を見つけてしまった・・・
今まで運が無かっただけかorz





以上、8月29日と30日でした。

8月もいよいよ大詰め!!

9月1日にはテストがあるので、今テスト勉強に追われていますw
まあとりあえず、情報はほぼ完璧になった。
しかし英語と数学はムリゲー(´・ω・`)

2012-8-28探索記

8月28日の夜、テキトーに探索していると、


オオエグリシャチホコ posted by (C)独り蛾
↑オオエグリシャチホコ↑
前翅後縁がえぐれていて、模様は木っぽい。
けっこう大型で、飛んでいると迫力がある。

本種は下唇鬚が発達しているのが特徴。

オオエグリシャチホコ顔 posted by (C)独り蛾
御覧の通り、鼻の様な部分(下唇鬚)が長い。




セスジツユムシ♂-緑 posted by (C)独り蛾
↑セスジツユムシ♂緑↑
ツユムシの中で、最も普通に見られる。
背中が茶色く幅広く色づいていると♂、一本の淡い線状なら♀。

こういう仲間は腹部先端を見れば♂♀見分けやすいのだろうが、種類によって発達の程度が異なるので意外と面倒。




クサヒバリ♀ posted by (C)独り蛾
↑クサヒバリ♀↑
雲雀ではなく、ヒバリモドキ。
♂は翅脈が鳴けるように発達しているが、♀は写真の個体のように普通である。

正直、ヒバリモドキ科の情報収集はネットでは捗らない・・・
なんか情報が少ない。
けっこう、ネットも役に立たないことが多いんだよなぁ・・・

後で直翅図鑑買おうかな。





以上、8月28日でした。

最近はセスジツユムシやウマオイなど、鳴虫が続々と現れている。

まだまだ夏と変わらぬ暑さで、いつになったらこの暑さが和らぐのか見当もつかない。
しかし虫たちが、秋が間近なことを伝えてくれている。

2012-8-26・27探索記

8月26日の昼、庭を軽く探索。

路上には蟷螂の姿が。

ハラビロカマキリ幼虫 posted by (C)独り蛾
↑ハラビロカマキリ幼虫↑
他のカマキリ幼虫と異なり、腹部を強く折り曲げている。
一応これも擬態のひとつなのだろうが、別に腹をまげてもあまり変わらない気がする・・・w





8月27日の夜、散歩のために田んぼ道へ。

灯下には飛蝗系の虫が多数。


ウスイロササキリ-薄色 posted by (C)独り蛾
↑ウスイロササキリ(薄い色)↑
ササキリの仲間の中では、最も細長い種。
この個体は薄い褐色。


ウスイロササキリ-緑色 posted by (C)独り蛾
こちらはしっかりと緑色な個体。




ヨモギコヤガ posted by (C)独り蛾
↑ヨモギコヤガ(初見)↑
灰色地に薄っすら濃い部分がある、ちょっと不明瞭な蛾。
写真の個体が不明瞭なだけで、新鮮な個体はもっとハッキリしているらしい。

なんか最近、スジコヤガ亜科とキリガ亜科(ヨトウガ亜科)の区別がつかない・・・





以上、8月26日と27日でした。

この日はワモンノメイガが見つかり、秋の到来を感じた。
これからはナカグロクチバやオオカブラヤガなど、秋の蛾たちを楽しもう。

2012-8-26ライトトラップC

前回の続き。


ヒロヘリアオイラガ posted by (C)独り蛾
↑ヒロヘリアオイラガ↑
幼虫をよく見かける。
成虫は何故かあまり見かけないが、庭のライトトラップにはほぼ確実に来る。

濃い緑色と、濃い茶色がハッキリしていて(・∀・)イイ!!

イラガも可愛い顔に定評がある。

ヒロヘリアオイラガ-顔 posted by (C)独り蛾
うん、かわいい(*´Д`*)




ツマモンコブガ posted by (C)独り蛾
↑ツマモンコブガ(初見)↑
白くて小さいコブガ。
前縁と外縁が黒っぽい。




ハカジモドキノメイガ posted by (C)独り蛾
↑ハカジモドキノメイガ(初見)↑
特徴が無いようで、実はある。
けっこう本種に似たりよったりな種類がいるが、強いて言うなら横線の形状が特徴。
チビコブノメイガかと思ったが、チビコブは本州にいないらしい…



明るくなってきたし、そろそろ片付けよう。

朝焼けと筑波山 posted by (C)独り蛾
↑庭からの筑波山(朝焼けVer)↑



とその前に・・・

ムクツマキシャチホコ posted by (C)独り蛾
↑ムクツマキシャチホコ(初見)↑
偶然、後翅が見えるようにとまってくれた。
「タカサゴツマキシャチホコ」に酷似するが、白い丸紋の中に黒点がない、後角付近の黒紋が幅広い、後翅が黒っぽい、の三点で同定する。

もちろん顔も撮影。
朝までライトトラップをやったとき恒例の、手乗り遊びコーナー!!!
今回は「ムクツマキ兄弟」がコンセプト。

ムクツマキシャチホコ-ダブル posted by (C)独り蛾
かわいいなぁ(*´Д`*)
本当は3兄弟になるはずだったが、ピントが合ってなかったorz
更にホソバシャチホコやモンクロシャチホコを追加しようとしたら、指が定員オーバーで皆飛んで行ってしまった。
そして残ったのがこの2頭。





以上、8月26日のライトトップ(3/3)でした。

今回は夏ということで蝉による近所迷惑が恐かったが、案外庭ライトなら問題なさそう。
ただし栗畑でやったら悲惨なことになる・・・(去年経験)

やはりライトトラップの効率の良さはハンパじゃない。
今年はあと9月中旬、10月上旬、10月下旬、11月中旬、12月上旬あたりにできればいいな!!
この予定のうち、10月上旬と12月上旬は去年もやったので、去年との比較も兼ねて是非やりたい。

2012-8-26ライトトラップB

前回の続き。


ツマトビキエダシャク posted by (C)独り蛾
↑ツマトビキエダシャク↑
なんだかんだで今年初。
黄葉の季節にいたら目立たなそう。
翅の縁がギザギザしてるのも(・∀・)イイ!!




モモスズメ posted by (C)独り蛾
↑モモスズメ↑
背中の縦線と、前翅後角の黒点が特徴。
「モモ」と付いているが、モモに限らずバラ科の木本なら大抵は食べる。

本種は後翅が赤いのが特徴。
しかし何故か本種やクチバスズメなどの「ウチスズメ亜科」は、ホバリングする姿を見たことがない。
今回は多少強引だが、灯りに来て飛びまわってるところを撮影。

モモスズメ-羽ばたき posted by (C)独り蛾
一応、後翅が赤いのがわかるかな?
蛾は普段隠している後翅に特徴を持つ種類も多いのです。




フタジマネグロシャチホコ posted by (C)独り蛾
↑フタジマネグロシャチホコ(初見)↑
前翅外横線が二重線でクネクネしてるのが特徴。
最初はシャチホコガ科と思わず、ヤガで必死に探していた・・・(´・ω・`)




モトグロコブガ-シロモン型 posted by (C)独り蛾
↑モトグロコブガ(初見)↑
いくつかの斑紋パターンがあるコブガ。
写真の個体は「シロモン型」と呼ばれ、真ん中らへんに白紋がある。
その他に「モトグロ型」があり、こちらは前翅の根元側半分が黒いらしい。

また、北海道産では更に模様が異なる等、とにかく変異の激しい蛾。




ツクツクボウシ♂ posted by (C)独り蛾
↑ツクツクボウシ♂↑
夏季のライトトラップで一番厄介なのが蝉。
灯りにやってきては喚き声をあげて、最悪近所迷惑になりかねない。
しかし今回は運よく、このtktk坊子と油ゼミの二頭だけしか来なかった。




ヒメカマキリモドキ posted by (C)独り蛾
↑ヒメカマキリモドキ(初見)↑
今回のライトトラップの蛾以外では、最も目玉となった虫。
上半身(?)はカマキリそっくり、鎌状の前脚を持っている。

捕食の際も、蟷螂の様である。




ナカムラサキフトメイガ posted by (C)独り蛾
↑ナカムラサキフトメイガ↑
正直、どこらへんが紫なのかわからない。
橙色で鮮やかな蛾。

この写真のとまり方ならフトメイガと納得できるが、翅をもっと広げてとまるとシマメイガにしか見えない・・・





以上、8月26日のライトトラップ(2/3)でした。

次回に続く...

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プロフィール
独り蛾さんのプロフィール
性 別 男性
年 齢 27
誕生日 5月26日
地 域 茨城県
職 業 自営業
血液型 O型
図鑑サイト

茨城の蛾

私の蛾観察記録を、図鑑形式でまとめています。
ゆっくり更新なのでまだ掲載種は少ないです。
表示の関係上、PCでの閲覧推奨。
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