前回の続き。




アオマツムシ♂ posted by (C)独り蛾
↑アオマツムシ♂↑
秋にかなり多く見られる。
先の尖った形が特徴的で面白い。
この個体のように翅の一部が透明になっているのは♂、それが無いと♀。

日没直後に騒がしくリーリーと鳴く。
コオロギやマツムシなどと違い、幼虫から成虫まで樹上で生活するのが特徴で、この性質により都会などの街路樹でも繁栄でき、今やどこにでも見られる虫だがじつは外来種。




ネスジキノカワガ posted by (C)独り蛾
↑ネスジキノカワガ↑
ちょっと色が薄めの個体。
春にも秋にも見られる蛾だが、あまり一度にたくさん見ることはない。




シロイチモンジマダラメイガ posted by (C)独り蛾
↑シロイチモンジマダラメイガ(初見)↑
細長い形をしていて、下唇鬚が尖っていることにより一層細長く見える。
ハッキリとした斑紋が無くて地味だが、前縁に白条がある。
それと、前翅の内側の方に、不明瞭な黄色い紋がある。




ナカジロハマキ posted by (C)独り蛾
↑ナカジロハマキ(初見)↑
半分が白、もう半分が茶色で、ものすごく特徴的。
小さいながらも、かなり目立つ。
なんか、どことなく可愛いかも・・・




Lecithocera属の一種 posted by (C)独り蛾
↑Lecithocera属の一種(初見)↑
ヒゲナガキバガ科のLecithocera属っぽいが、標準図鑑を見る限り、この個体のような濃茶色の種は載っていない。
白っぽく退色した標本写真しか載っていない種なのか、未記載種なのか、そもそもヒゲナガキバガ科じゃないのか・・・
とにかく、不明。




ウコンカギバ♂ posted by (C)独り蛾
↑ウコンカギバ♂↑
ここ最近、二化目シーズン到来で増えてきた。
ってか今年は春に見れなかったな(´・ω・`)
個人的に、春より秋の方が個体数が多い気がする。




オオハサミムシ posted by (C)独り蛾
↑オオハサミムシ↑
ハサミムシはよく分からないけど、これはオオハサミムシだと思う・・・
背中に赤い模様があり、サイズがデカイのが特徴。

すぐ傍にいたハサミムシと、ハサミを向かい合わせていた。
別に喧嘩とか交尾とかするわけではなく、少ししたら歩きだして何処かへ行ってしまった。




ニセキマエホソバ posted by (C)独り蛾
↑ニセキマエホソバ(初見)↑
この仲間は似た種が多く、マクロレピのなかではけっこう同定難易度の高い部類。
この個体は前縁の黄色い部分が幅広く、地の灰色は淡いので、標準図鑑に書かれている特徴と一致している。




クロモンフトメイガ posted by (C)独り蛾
↑クロモンフトメイガ↑
幕より少し離れたところの地面にいた。
なかなか上手いこと地面の模様に溶け込んでいて、危うく踏むところだった(´Д`)

フトメイガは胸部や前翅基部の鱗粉が非常に粗いのが特徴。
まさに「鱗(ウロコ)」って感じで、見応えがある。





以上、8月28日のライトトラップでした。

なんだかんだで八月は十日置きにライトトラップをしていた。
本当は水銀灯も使って蛾の飛来数を増やしたいのだが、この時期にそれをするとアブラゼミが来まくり、近所迷惑&家族の安眠妨害になるので自粛・・・