8月31日の夜、近所の田畑道で散歩。



ヨモギコヤガ posted by (C)独り蛾
↑ヨモギコヤガ↑
銀っぽい灰色がなかなか美しい。
擦れた個体しか見たことなかったので、新鮮な個体に出逢えて嬉しい(´∀`)


他に二種の蛾を発見。
網の中では落ち着いてくれそうにないので、お持ち帰りして撮影。



スジモンコヤガ posted by (C)独り蛾
↑スジモンコヤガ(初見)↑
スジっぽい翅に、前縁の黒紋が特徴。
けっこうカッコイイ模様で、早速お気に入りになったよ(`・ω・´)




ウスオビアツバモドキ posted by (C)独り蛾
↑ウスオビアツバモドキ↑
翅の中央に薄い帯がある・・・のだが、この個体は色が薄いので、その帯が目立たない。

以前はシタバガ亜科に分類されていたが、今はヤガ科から脱してアツバモドキガ科という新たな科に分類されている。
ヤガ科というよりもコブガ科に近く、パッと見の印象はコブガそっくり。





次に老人ホームポイントへ。



トビモンシロノメイガ posted by (C)独り蛾
↑トビモンシロノメイガ(初見)↑
白色の翅に、外縁の茶色が特徴的。
ちょっと優しい色合いがイイ!

名前に「ノメイガ」と付いているが、ノメイガ亜科ではなくモンメイガ亜科。
とても小さな種で、この個体の前翅長は4mm。




ゴマダラベニコケガ posted by (C)独り蛾
↑ゴマダラベニコケガ↑
今年は春にも見たが、この個体は夏型。
夏のものは、春と比べて明らかに小さい。

スジベニコケガに似ているが、本種は中央の黒点列が直線的であったり、地色が紅色を基調としていることなどが特徴。
一般にはスジベニの方が多いと言われるが、近所ではゴマダラしか見たことがない。
スジベニは車で10分ほどの少し離れたところで一度しか見ていない。





最後に雑木林へ。



セスジツユムシ♀羽化 posted by (C)独り蛾
↑セスジツユムシ♀羽化↑
白色でかなり目立つ。
後脚をぶら下げていて、他の四本の脚で抜け殻にしがみついている。

腹部が見えないので確実ではないかもしれないが、薄ら現れている背中の線が細いことや、抜け殻に産卵管のようなものが見えることから、♀だと思う。




ハラビロカマキリ posted by (C)独り蛾
↑ハラビロカマキリ↑
数日前来たときには一頭もいなかったが、今回は七頭くらいいた。
残念ながら褐色型っぽい個体は高い位置にいたため、撮影できなかったorz




オオカマキリ posted by (C)独り蛾
↑オオカマキリ↑
ハラビロはたくさんいたが、本種はこの一頭のみ。
今は成虫と幼虫が混在している時期で、あと一週間ほどすれば殆ど成虫になるかな?

ハラビロカマキリは褐色型が、コカマキリは緑色型が珍しいとされるが、オオカマキリはどちらのタイプも普通に見られる。
後翅や前脚の付け根を見ないと確実な区別ができないチョウセンカマキリというのがいるが、オオは林などに多く、チョウセンは田んぼの周りなどに多い気がする。





以上、8月31日でした。

遂に8月も終わってしまい、9月になりました。
虫のシーズンが終わりに向かうと思うと寂しく感じるが、秋ならではの虫もたくさんいるし、秋が終わってもフユシャク&キリガがある!
蛾にオフシーズンなど無い(`・ω・´)