昼寝をして18時に起きました。
そのため、変に目と頭が冴えています。

私は名字を変えたので、新しい印鑑が必要になり、買いに出かけました。
ついでに壊れた車の泥除けの確認と、自動車保険の設定の見直しもしました。
役所ではさすがに土日は証明書の発行の類はしていないようで、それはできませんでした。

立派な判子(訂正印も)とスタンプ判子をきっちり揃えました。
職場の判子(旧姓)を撤去しなければいけないですが、それは追々やろうかと思っています。
(まだまだ必要になる場面もあるかもしれませんので。)
ついでにぼろぼろになった室内履き用運動靴の替えも購入。
プーマです。

数年前、というか20年前ぐらいから自分は改姓にこだわっていました。
何故か大人しく旦那の籍に入るのが嫌だったのです。
父と母がそのことで喧嘩(?)をよくしていて、そういうの嫌だなと。
あと、当時も流行していたフェミニズム系の本をよく読んでいましたので、「名字を変えることは男に負けること」とか思っておりました。

また、弟はいますが自分が長子だというプライドがあったのです。
ですので、弟の名字が変わろうが変わるまいが、自分「も」この家を出ない、みたいな。

でも、ここ数年母の実家と行き来していて思ったのですよね。
名字がどうかというのは、血の繋がりとあまり関係ないような感じだな、と。
伯母二人と母は、皆、夫の名字に変わっています(ので、形式上嫁に行ったことになります)。
でも、母以外の伯母二人はよく実家に帰っていますし、母も昔はよく実家の祖母と電話していました(父がやめさせたそうで怒っていました)。

自分は外孫ですが、祖父母に可愛がられていますし、反対に叔父の息子たちはあまり祖父母に懐いていないです。

と、考えると名字の云々ではないのかなと思いました。
名字が変わって私が変わるわけではないですし……

それと、結婚した友人知人は、一人を除いて皆旦那の名字に変えています。
その一人は二人姉妹の長女なので、お婿さんにしたんだと思います(でも、お婿さんも長男だった気が……まぁいいや)。
これってやはり男尊女卑の社会になびいていることになってしまうのかな。
でも、いいです。
ここ数年平塚雷鳥のような暮らしを送って、法的保護のない婚姻関係の不便さをよく痛感したので。

まだ薬を服用しているので子供は生めませんが、そういう話になったら、結婚していないと養子の手続きも必要になってきますしね……
実の子なのにですよ。笑

不便さに屈服しました。

旦那も長男で、お姉さんが名字を変えてしまっているし、旦那が唯一その家系で残っている若い男性なのです。
(本当はあと何人かいますが皆独身主義者のようです。)
と、考えると気の毒になり、Sの名字は弟に委ねることにしました。

という経緯で、今頃の入籍になりました。

「もう同居人じゃないよ。旦那って言わんと」

と、職場の人が笑っていました。