前回より続く

鶴島御前山山頂到着し、景色を楽しむ心理的余裕はありません

登った以上は降りなければなりません
しかも下山側はトラロープさえない道と言われ

あり得ない下りとの感想が多い道です

現に山と高原の地図には「山頂直下はハードな道」と評されています

ハードな道と聞いただけでも行く気がなかったんですが
相棒は逆にハードな道が大好き

同じ山好きでもジャンルが違うわけです

ドキドキしながら下山します

最初は普通のヤセ尾根の下り

いつ来るかいつ来るか

と思っていたらやってきました

激下りとまでは言いませんが

途中何ヶ所か非常に高度感を感じ

また掴まるロープもありません

見かねた相棒が「降りられなかったら後ろ向きに下る」「木の枝や根など掴まる場所を利用して下る」

確かに頭ではわかっているんですが

落ちたらタダでは済まないような場所

下りは冷や汗ダラダラもんです

ようやく下りきって分岐点まで来たらホッとしました

死闘18分

精神的に疲れました
今日の日程はまだまだこれからなのに

続く