迷い猫の路地

ひとりごと。




あの時ああしていなければ、

って最近よく思うんだけど、
本当にくだらないし意味がない

だから今を受け入れて今を見つめて
必ず良いようになるって信じて生きよう

って思い直すんだけど、
直面したくない諸々の問題を見ると
どうしても過去の選択を悔やんでしまう




過去は変えられる




っていうのが私の持論、
間違ってた選択も
間違ってなかった選択も
未来から見れば良くも悪くもなる

結局そのときの行動は未来からしか判断できなくて
だからこそ今、どう思うか
どう過ごすかが大切なんだって


そう思える時期は本当にしあわせだ



何処で歯車が狂ったか、
私の場合はいつだって四年前の選択を悔やむ

その大小は時期によって違うけれど


でもきっと、
そこであの選択をしていなければ多分別の迷いがあったんだろうし、大切なものにも気が付けなかったんだろうね。



人生に深く食い込んだものを取り除くのは難しい

特に私なんて
ほぼさらりさらりと受け流してしまうんだから
引っ掛かったものはでかい、

取り逃がした魚を悔やむことはないが
私を住処にしている魚を追うことは苦手だ



幸せになって欲しい
思い上がりも甚だしいけど
私を置いて、その先で

幸せになって欲しい


そうすれば私は安心して
私の命を生きる、



生きたい。
私の時間を、私のためだけに
私の生き方を、私の生き方で

窮屈だ、とても
生きている心地をもう一度実感したい



流れていくだけの時間を
捕まえさせて。