迷い猫の路地

分からなかった口座の暗証番号を教えてもらって、
「あぁ、そうなんだ」と、
つい、口をついて出た。


付箋に書かれた四桁の数字は、前の前の恋人との記念日で
それを設定したその時は、その数字がまた私にとって大切な日になると信じていたんだ。



忘れないと思っていたんだけど。
思い付かなかったんだな。



お互いに、お互い以上の人間はいないと思い続けて
今、二人ともお互い以上の人間を見付けてそれぞれの為に心を砕いている。

最近来た彼女さんへのクリスマスプレゼントの相談が、私にはとても嬉しかった。



もう一度重なりたくて、でも重なれなくて。

会えば家族同然だったけれど、なんとなく違うように思えて。

いつだって私はあの人と違う人間を選んだ。



ここまで来て、やっぱり彼かな、とか思っても
自然の流れに身を任せていた。

かけがえのない人生のパートナーではあるけれど、家族になりたいとは思わなかった。



だからこそ今、この関係性がとても嬉しい。

私はユウくんに出会えて、
向こうもそんな人に出会えて、

対等になれた。
何も気兼ねすることなく、関係を保っていられる。



もう会うことがなくっても。
信ずべきものが、ここにはある。

いつもいつも、ありがとう。



ええっと！何気にお久しぶりになってしまいました！

この空白期間、何をしていたかと言いますと


仕事して
仕事して
仕事して
仕事して
紅葉見て
誕生日祝って
仕事して
仕事して
仕事して
ぶっ倒れてました！


ネタがなかったわけじゃない！

誕生日なんて特に！
一年に一度の大行事！

でも！
気力と体力がなかった！！！(バァアアン)



最後のぶっ倒れてたところから察するに
毎日約11時間ほど働いていた結果
家に帰れば即就寝、
朝起きてすぐ出勤、
休憩時間は超爆睡、
そんな感じでした、マジで。


しかし暑いな阪急、さすがだぜ。
夏は寒くて冬暑い！
何を着るべきか悩ませる天才！


それは置いといて、
この間に三人も講読者様が増え、
拍手も頂けてたことに驚きです。

本当にありがとうございます。


もう少し激務が続くので、更新スピードが緩いままになるかと思いますけれども、新旧共々飽きずに末長くお付き合いくださると幸いです。



最後に直近の小話をひとつ。



ユウくんと一緒に寝ていた深夜、
仕事の夢を見ながら夢うつつで感じた腹痛、
定期的に訪れる激痛にだんだん覚醒する脳内、
遂に目覚めてユウくんにすがるりょーさん、

痛い痛いと繰り返す私の腹部をさすりながら、
原因や病名を調べてくれるユウくん。

起こしてごめん、と思っても言う体力すらなく
そのまま力尽きて眠りに落ちた私のことを、
彼はひたすら心配してくれたのでした。

「倒れないから大丈夫だよ」
「軽く倒れてくれた方が良いかも」

なんだかんだ寝れたから気にするな、って
こんなに心の広い人が居るのだろうか。


どれだけやっても感謝が伝えきれなくて
誕生日も足りなくて
いつか、彼にもらったものを、返せる日が来ますように。

今日も今日とて幸せでした。





そう言えばユウくんのお父様と初めてお話しましたお電話で
突然のサプライズでびっくりドキドキでごさいました。

追記レス

今日は改めて二人の絆を確信した、とってもとっても嬉しい日。




昨日からユウくんの家にお泊まりして、今日は水族館デートの後で父上と三人でご飯でした！

お弁当を作って持っていこうとしたは良いものの、二人分のおかずをつめたお弁当箱を見事お兄様に持って行かれ、足りない分は結局買うことに…

本当に意志疎通の計れない兄弟だな！
言葉が必要ならきちんと伝えろよ！

そんなことを言いつつ水族館。

久々なデートだったせいかやたらテンションが高くて、変なことやりまくって贅沢もしまくって呆れられたり笑われたり
とにかく幸せで楽しくて、二人で「私ら仲良いなぁ」なんて言い合って。


二人で居るときは本当に我儘言い放題な私。
それも気兼ねなく言えて、素直に甘えられる人は彼だけで。
きちんとありがとうを伝えてくれるからいいんだよって、向こうからも感謝を伝えてくれる。

手を繋いでくれる
頭を撫でてくれる
抱きしめてくれる

それだけでとてつもない幸せ。



夜は祖父が毎月恒例で行っていたという飲み会を父が受け継ぐと言うのでそこに参加を…

一緒に飲んでいた人に無性に喜ばれ、
「今日はお祝いだ」とやたらと盛り上げてくれるもんだから私もユウくんも父上も楽しいやら困るやら

ユウくんのことを『息子』と呼び、父上のことを『お父さん』と呼び、

「末永く離婚せず仲良くせなあかんで」

って、まだまだ結婚すら先なのに！
てか、まだ挨拶してないのに！

父上は満更でもない感じで

「また二人で飲みに行って話してからや」

とか言ってるし。


でもユウくんは困惑しつつも、

『何だか今日は、りょーさんのために使うべき人生なのかなと思いました』

と言ってくれました。



『末永く仲良くせなあかんで』

この言葉は、通りすがりのおじさんにも突然言われた言葉です。

そのときはびっくりして笑ってただけだったけど、今日また同じことを言われてそのことを思い出して。

調子のいいおっさんの言うことではあるけれど、何だか運命めいたものを感じたりして。

なるべくしてなったと、そんな感じがすると二人で話している今なのです。



別れ際、ユウくんは手をぎゅっと握って、

「ぎゅ、ぎゅ、」

何度かそう言ってキスをして電車へと向かっていきました。

それは昼間、私が「ぎゅ、って言ったらぎゅ、って返してくれるの嬉しい」って言ったからで、そういうことまで覚えててくれることがもう感動しちゃってまあ。

いつもは別れると寂しいのに、今日は結び付きを深く深く感じているから離れていても近くに感じる。

おじさまのおかげで父上のユウくんに対する人見知りもだいぶ解放されたみたいだし、その逆もまた然りであって、仲良くなっていってくれるのがとても嬉しい。
だから次はもう二人で飲みに行ってもらおうと思っています。



お互い違うところはたくさんあるけど、それでいい、それがいい。

毎晩無意識で抱きしめてくれるユウくんの当たり前になれたらいい。


私には彼だ。
彼しかいないのではなく、彼なのだと、そう思う。



レスは次回記事にて。
いつも訪問、拍手ありがとう。

嬉しいことがありました。
おかげさまで、明日も仕事頑張れそうです。


とにかく胸痛がひどくて仕事がままならないため、再度病院に行こうと考えておりまする。
さすがに話すのがメインなのに息切れするようじゃ困る。
症状緩和だけになったとしても、行くことだけで回復したとしても、まとまった休みがない以上どうにかしてもらうしかない！


付き合っていくうちに分かってくることは多いので、心配するようなことではないと思っているわけですけども
怪我の治りも異常に遅くてまいっちゃうので体質改善をしていきたいものです。



必要とされることは嬉しいことですな。
朝からラストまで働きながら日々感謝。


前回記事では鎖骨について簡単に書いただけなのに反響多くてびっくりだよ！
また今度改めてじっくり語ってみようかしら

拍手レスとてもしたいのだけど痛みが酷いのでまた今度したいと思ってます、やっぱり適当でなくきちんと返したい…。

いつも本当にありがとうございます。
この前のユウくんとの夜は、

「ユウくん、今日もありがとう…」
「(笑)こちらこそ、ありがとうやで」

その言葉を聞いた瞬間に落ちてました。

この上なく幸せな眠りでした。



明日の仕事が終わったらとりあえずお休みなので、ゆっくりしたいと思います。

怒りの話題もぴんくな話題も
羽生くんに感動したり猫様が可愛すぎたり

たくさんたくさん書きたいことがあるから

また、聞いてくださいね。


では、
また明日。