迷い猫の路地

幸せを､ありがとう｡



こんばんは、みなさま
私は今ベッドの中にいます

無事に婚姻届を出して3日
妻と書き奥様と呼ばれ主人と言い
そこはかとなく幸せを感じています

たくさんの方に祝って頂き
心より感謝をして
これまで以上にしっかり家事を務めねばと思いながら


風邪菌と闘っています。




もぅ…。
どうにかしておくれよ…。




しかし
ユウくんはどこまでも優しく
こんな私を責めることなく
代わりにご飯を作り林檎を剥き、冷えピタをおでこに貼ってくれるのです。

今夜はシチュー。

判断力が鈍っているのか
順番を間違えたせいで料理が一品減り
お手製ホワイトソースの分量をミスり
放置しすぎたせいで焦がし
失敗しようのないシチューで何かとやからしています。

でもユウくんは

じゃがいもが消えたよと言えば
最初からなかったんだよと言い
冷やご飯で良いかと尋ねれば
文句一つ言わず快諾してくれる

きっと味も今よくわかんないからぐだぐだだろうけど
美味しいよって言いながら、塩こしょうを自分で足しながら食べてくれるんだろう。



幸せです。
誇りです。
私たちの全てが
誇りです。




すみません、ミニメコメントなどの返信
回復してからにさせてください。
ちゃんと読んでます。ありがとう
嬉しいです。幸せです。

結婚前夜。です。



気付いたのはさっきだったけどね、
明日のことばかり頭にあった。
普通に仕事終えて、買い物行って、ご飯作ろうって思ってた。

今週は徹夜続きで夜ご飯はおろか朝も昼もろくに作ってあげられなかったから

1日くらいは。って思ったんだけど


残業らしいです。



はぁ…
知らねぇ…
聞いてねぇ…。

飲みに行きたいなら連れてきたいし
手料理なら作ったげたいんだけどね。
返事ないしーーー
もう！


けどね、昨日、また一歩近付きました。

二人とも飲みに行ってて。
私は早めに帰らなきゃって思ってたから、そうして
ユウくんはそう思わなかったから、普通に終電とかで帰ってきて。

酔ってたのもあって、とても冷静に
もういいよ。って気持ちになって。

今まで不満で、でも伝えられなかったこと、伝えて。
また発狂させるかなって思ったけど、ちゃんと受け止めてくれて、
私も、こうしてほしいから変わってくれと言うんじゃなく、こう思ってたけどユウくんはそうじゃないから私の考えを変えようと思えて


二人して、
離れた場所で涙ぐんでた。



帰ってきたユウくんを、とても優しい気持ちで迎えてね、とてもとても幸せだったよ。

夜、私がベッドにもぐりこんだら、
寝てても必ず頭を撫でて、そっと寄り添ってくれるユウくん

ほんとにほんとに幸せで、二人歩いていこうと思えるよ。




大阪の街はこわくって
歩いてたらほとんどの確率で声をかけられるけど
「めっちゃ綺麗ですね」って言ってもらえるのは
ユウくんのおかげなのかなぁ、なんて。




ぎりぎりで、ぼろぼろで、
とんでもなく私たちらしい入籍。
自分の子供たちには同じ道は歩んでほしくないけど（笑）私にとっては、とても大切な思い出です。

明日、
行ってきます。

同棲いいなぁって言われて、同棲してんだなぁって思った。



今夜はユウくんがご飯を作る日。

やっとガスが通って我が家でシャワーが浴びられるようになりました。
ソファが届き、リビングで寛げるようになりました。
ユウくんが日用品を買ってくれて、料理もできるようになりました。


あとはネットだけ。



りょうさん料理するんだなぁー。
って友達に言われて、あ、わたし主婦なんだなって思う。
ご飯食べて、お皿洗っている時に、
りょーさん主婦してるなぁ。
ってユウくんに言われて、自然と家事してる自分に気付く。



今朝もガス屋さん来るからってちゃんと早起きして片付けて。
爆睡してるユウくん頑張って起こして。

家族のため家のためと思うと、苦じゃなくできてる不思議。

あぁ、家族だ。



大切なものは何かちゃんと考えなさい。

付き合いたての頃にユウくんにお説教したコトバ。
ユウくんはよく見失って、喧嘩する。
私はあれ以来もう言っていないけど、昨日は先輩に同じこと言われたらしい。

人の気持ちを考えると何も出来なくなるって
そう言って泣いた。
板挟みになった時、何も決めずにいることが一番他人を傷つけるんだってことを彼は知らない。
答えさえ出せば、宙ぶらりんな気持ちは行き場を見つけられるのに。
まるで告白を断りたくないから返事をしない、そんな酷いことをする。

彼は馬鹿で、死ぬほど優しい。



正しい選択肢なんてこの世にはないんだよ。
私たちは今二人で幸せだけど、その選択が他人を不幸にしている可能性だってあるんだ。

明らかに間違った選択肢はある。
人を殺したり、戦争をしたり、
でも、自分が日々生きる中での選択に、
正しいも間違いもあるもんか。

正しい選択肢が選べないから俺はダメなんだって
あなたはそんな天才ばかりに囲まれているの？

未来は変えられる。
過去も変えられる。
過去は未来にしか決められない。
現在の選択は、いくらでも変えることができる。




酔っ払って泣く彼にものすごくイラついた。
でも、ユウくん自身を悪く思うことも、ウザく思うことも、好きな気持ちにひとひらの雲が混じることもなかった。

そのままの彼を愛していて。
何も解決に向かわないその状態に苛立っただけ。



あぁ、家族だ。
家族なんだなぁ。