あの子の幸せを願うなら、
あの子に懸想している自分はあの子と縁を切った方がいいと頭では分かってるのに、もうだめかもしれない。
あの子の共通の友人が、オンライン飲み会に誘ってくれて、その友人が「あの子も誘ってみるね」と言って
その時に、あの子とは全然連絡取ってないし、会ってないんだよねって話をしていた。
私はそれを聞いて、
とても
嬉しく思ってしまったんだ。
あの子とは毎日のようにやり取りしているし、
週一で深夜までゲームもするし、
私が遠方に越しているから、年2回だけども会っている。さらには旅行も年1で行くし。
あの子は、地元にいるいつでも会える共通の友達よりも私の方に時間をかけてくれているんだと思うと
嬉しくて
優越感を感じてしまったんだ。
友達に優越感を感じるってどういうことだろうね。
ずっと、あの子には
あの子を幸せにしてくれる人に出会ってほしい。
あの子は私を忘れて幸せになってほしい。
あの子には私のいない所で幸せになってほしい。
と願っていたんだ。
本当だよ。
でも、本当に、あの子の前に、あの子を幸せにしてくれる人が現れて、あの子が私のことを忘れて幸せになったら
もう、願望が叶った安心感を感じられるようにはなれないんだろうな。と思って、もうだめかもしれないと思ったんだ。
おそらく、ごちゃごちゃのぐちゃぐちゃの真っ黒な感情に押しつぶされてしまうんだろうな。
でも、その気持ちを殺すことができるなら、それもありかもしれない。