5月11日、庭の外灯に蛾が。






↑トビスジアツバ♂↑
よくいるクルマアツバ。
濃い茶色と、線の走り方が特徴となる。
普通種で地味な本種だが、個人的には好き...。

触角が♂では繊毛状、♀では微毛状らしいが、ぱっと見これらの違いが判らない。
この個体は微毛が長めな感じなので♂?


顔も撮影。


流石アツバ、下唇鬚がなかなか立派。
見事に茶色一色なのも良い。






↑オオバコヤガ♀↑
色の暗い個体。
触角が糸状なので♀。
♂は毛束状っぽい触角。標準図鑑には♂♀とも糸状と書かれているが間違い。






↑マエモンマダラカギバヒメハマキ(初見)↑
すごくカッコイイ(゚∀゚)!!
白黒模様に、赤みがかった尖った翅頂.....素晴らしい。
それにしても名前が長すぎるw






↑ソトウスグロアツバ↑
言うほど擦れていないが新鮮とも言えない、微妙な個体。
鱗粉があまり粗くないのでヒロオビウスグロアツバではないと思う。
本種は秋に多くヒロオビは春に多い印象なので、この時期にソトウスグロはちょっと意外。
一応触角で♂♀区別できるようだが、この写真だとアングルの関係で触角の形状がハッキリ確認できない。






↑シロマダラノメイガ↑
名前の通り、白い斑っぽい模様。
実際は斑模様というより、複雑な太い黒線があるだけ。
近所では殆ど見かけないが、全国的には普通種なようだ。






↑シロズアツバ♂↑
これまた結構好きなアツバ!
アツバと言っても本種はムラサキアツバ亜科なので、さっきのトビスジアツバとは少し異なる系統。

触角が櫛歯状なのでこの個体は♂。
♀も糸状ではないものの、♂ほど発達した触角ではない。







以上、5月11日でした。

今回は全て、玄関の灯りに来た蛾。
蛾を撮っていたら別の蛾が現れ、それを撮っていたらまた別の(ry
と立て続けに蛾が飛来し、運が良かった(しかし普通種ばっか)。