5月5日の夜、庭を探索。






↑ハイイロリンガ↑
ハイイロというが、あまり灰色じゃない。むしろ黄色い。
名前のことはともかく、模様は結構美しい。
見られる期間は長いが、まとまった数見られたことはない。






↑カブラヤガ♂↑
ヤガ科屈指の普通種。
個体変異はそこそこあるが、いずれも地味。
触角は♂が櫛歯状で♀が糸状なので、区別しやすい。


ちなみにこの花はサラサドウダン
庭には三株植えられていて、それぞれ微妙に花の色が違う。

サラサドウダンには様々な蛾が来るが、周辺の地面にカタツムリやらナメクジやらがいるので、数日に一回くらいしか見に行ってない...
気持ち悪くてあんまり近づきたくない... 






↑ソトシロオビナミシャク↑
この時期に多いナミシャク。
ソトシロオビという名前だが、この個体のように緑っぽいタイプもいる。
個人的には緑タイプの方が好き。






↑コウスチャヤガ♂↑
これもサラサドウダンの花に来たもの。
飛んでいたので網でキャッチ。

個体変異のある種だが、なかでもこの個体は最もスタンダードなタイプ。
♂は触角が櫛歯状なことで、同種♀やオオバコヤガと区別できる。






↑オオバコヤガ♀↑
さっきのコウスチャヤガの近似種。
と言ってもこの個体は全然似ていない。
しかし個体によっては物凄く似ることが。

♂の場合はコウスチャ=櫛歯状オオバコ=毛束状、な触角なので同定しやすい。
♀の場合は腎状紋の形や大きさ、環状紋の明瞭さなどがポイントとなるが、♂の区別点と比べるとだいぶ曖昧なので難しい。

この個体はオオバコヤガで合っているはず...!(謎の自信)






↑ナニセノメイガ↑
これも春定番。
「何せノメイガ」ではなく「菜ニセノメイガ」。
ノメイガ亜科ではなく、ニセノメイガ亜科なのだ。






↑ユウグモノメイガ↑
赤と黄、夕焼けのような配色...という意味の名前だろうか?
春と秋に見かけるが、夏には見たことがない。

しかしユウグモって聞くと艦これの方が思い浮かんでしまうな...w
駆逐艦で唯一未入手なのが夕雲なんだよ!いい加減出てくれ!







以上、5月5日でした。





【おまけ】
5月3日撮影のキハラゴマダラヒトリ♂



かわいい(*´ω`*)