続編が放送とのことで

続編発表されたのは第1報で知ってたんだけど、何かを楽しみだと思う気持ちが何に対しても湧いてこない状態で…。食欲あってお風呂も毎日入るから見た目じゃ分からないみたいだけど、『精神科の受診をすすめる目安』みたいなのにいくつも当てはまってる状態。あと、生きづらさを解消する方法に『人の言うことにいちいち反応しない』みたいな話も見たもので練習がてらスルーしてた。

とはいえ無視できない話を見かけたから出てきたんだけど。
先月、内閣府の広告が新聞に載っていたのを写真撮ってTwitterに上げられていたのがおすすめに流れてきた。

『障害のある人が社会生活の中で困っていたら、企業や店舗などでその要望に応じ、話し合った上で対応策を考え実行する合理的配慮の提供が令和6年4月1日から義務化されます』

…1月から放送開始(多分3月まで)なあたり、これに合わせたね…?障害者差別解消法。
・不当な差別的取扱い
・合理的配慮を行わない
この2つを差別と見なすよう。合理的配慮の方は企業など民間は今まで努力義務(罰則は無し)だったのが、義務化(違反すれば罰則)に『法律が変わる』。つまり、テレ朝がこれを守るつもりがあるなら、4月には動くか?1月からのリターンズの中で全部やる可能性もあるけど、多分別の気が…?問い合わせ送ったりしても今まで散々無視を続けてきたけど、4月以降は法律で強制力がかかるので今までの態度を続けることはできないはず。というか、4月から義務化されるのは合理的配慮の提供の方だけで、不当な差別的取扱いは元々禁止…。ようやく動いたかと思いきや裏にあるのがこういう事情と知って、どういう気持ちでいたらいいんだか2週間以上荒れてんだよ。今文句言ったところでどうにもならんけど言わずにいられる状態じゃないんだよ。新聞広告の内容が『障害のある人が社会生活の中で困っていたら』って、メチャクチャ困ってるよ!5年以上前から!

描き直すのもしんどいから再掲にしとくけど、18年版の私の見え方って図解の通りなんだけど、多分多くの人は違うんでしょ?酔うようなカメラワークなんて無いのに乗り物酔いのような症状が起きるっておかしいんだけど、差別というかこの障害の解消はしてくれないんですかね?事故だよ…。『耳から入ってきた情報からの予測と目から入ってくる情報のズレ』は映像酔いの原因の1つと言われているけど、要するに耳から入ってきた情報からの予測(@→A部分)と目から入ってくる情報(B)が矛盾している状態。AとBの間に説明が無くズレが解消できないわけで、ここが『合理的配慮の提供が無い』状態。実際の映像見てなくても文章で説明してるだけで気持ち悪くなる…。
図解の状況を簡単に説明すると

@=A A≠B
ということは@≠Bで
B=C C≠@ C≠A

という状態。どうやって世の中の人達はこれをあっさり理解してしまうのかと『自分の頭の回転速度を上げてしまうと余計気持ち悪くなる』。頭混乱して目が回るので、真剣に理解しようとすることはおすすめしない。『そもそも気付かない』または『気にはなるけど深く気にしない』という方法で適応できるか、頑張って理解しようとしすぎて具合悪くなるかの違いか…?例えば、カレーのメモが2話と最終話でよく見ると違うのなんて『そもそも気付かない』から気にせず終わってる人が大半だと思う(ちなみに脳年齢85歳の診断のグラフに『観察力』の項目あり)。アハ体験ということでしょう。何かに気付く・ひらめくということが脳トレやリラックスにいい…はずなんだけど、そう作ってること自体が伏せられているので…。奇妙な現象がいろいろ起きるストレスが大きくて具合悪くなるのは、環境に適応できない→『適応障害』ですかね…。あれこれ細かいことが気になるのは『観察力が高い』という、むしろ能力が高い状態になるはずなので、それ自体は障害ではないはず。『注意力が散漫になる状態をあえて作っている』ようで、『リーキーアテンション』に辿り着けたのはほんの1〜2ヶ月くらい前かな…。

不動産屋のドラマなので建築基準法に当てはめると、『国民の生命・健康及び財産を保護』という目的が完全に抜けてる。健康を失うと働けなくなって収入減にもなるから、安全性・快適性っていうのは想像以上にすごく重要なのかもしれない。公共性の高い建築物は高齢者・障害者などの移動の円滑化を図るバリアフリー法の規定もあるみたいだけど、図解の状態って全然円滑じゃないから使いこなすには体壊すことに…。@→Aまでは円滑で、Bでポンとワープしてる感じ。公共物ならなおさら、『設備を直す』のが正常か…。
脳トレ用の教材と思って見るとメチャクチャ優秀な作りなんだけど、どういう仕組みになっててどう使えばいいかっていうマニュアルが無い状態でいきなりハードモードになるのが問題。

前職がスーパーのレジ業務やってたんだけど、レジでの会計ってお客さんに商品を渡す前の最後のチェックで。お客さんが持ってきた商品を読み取っていって、値段が違うんじゃないかと言われれば確認に行ったり、不良品があれば交換したりetc.『問題が無ければスムーズに進むけど、問題があった場合は途中で止まる』。不良品って見た目では分からなくても『持った感触がいつもと違う』ことで気付いたりもする。乗り物酔いのような症状が起きるという他の作品と違う感覚があるから、「このドラマ変だよね」と思う。POPの間違いとかクーポンの有効期間切れだとかに気付くのも必要だから、カレーのメモの違いも気になるんだと思う。お客さんに店内の案内もするから、方向音痴なはずの人がすらすら道案内することには1目で驚いた。セルフレジだのアプリだの新しいシステムが導入されれば、使い方を覚えてお客さんに教える…etc.レジ業務やってた時の仕事内容とそっくり。作り手側に同業経験者がいそうな気が…(テレ朝もグッズショップはあるか)。
レジ業務経験者さんは普段の仕事の様子、セルフレジ利用経験者さんはセルフレジでの会計を思い出してもらっていいかな。図解のAとBの間にバーコードを読み取る機械がある状態。

@がお客さんが持ってきた(セルフレジなら自分がこれから買う)商品が入ったカゴ。
Aカゴから商品を1個手に取る。
AとBの間にあるスキャナーでバーコードをピッ。
B金額が表示される。
C登録後の商品をカゴ・レジ袋・マイバッグへ。

図解の状況ってこれだ。100円の商品を手に持ってピッと通して、100円と表示されれば問題無いのでカゴやマイバッグへ入れて@ABCまでスムーズに進む。100円の商品を通して120円と表示されれば、「あれ?値段違う!?」って手が止まって確認してもらう。…長年の仕事の中で山程やってきたこれを模して作られていたら、多くの人には分からなくても私にだけ変な見え方するわ…(同じ職場の人は何も気にならなかったらしいので、皆が分かるわけではないらしい)。放送時には10年以上勤務してたから、それ完全に『強くてニューゲーム』というやつ…。
あと例えば、カゴに入ってる商品が5個あるとして。1個見落としてしまってカゴに残っているまま、4個だけ会計して帰る…というお客さんがセルフレジで結構いた。見落としてしまって忘れていったのか、いらなくなって置いていったのかは分からないけど。これは店員でもやらかしてしまってお客さん追いかけることあるから、セルフレジは仕方無い。で、3話のわんだほうで武川さんキレてたの、結局詳しい話が無い。あの時点で2人の関係って判明してないから、判明後に回想シーンとか入るもんなんじゃないかと思うけど。えっ、これカゴに忘れていかれた状態…?
武川さんが50音順に並んでないと気持ち悪いってファイルを整理するシーンあるね。ということは棚の前に立った時にファイルはバラバラの状態。⇒お客さんが持ってきたカゴ(@)の中身は無造作に商品が入っている。登録後の商品はCのカゴや袋の中に綺麗に整理して入れていく。パズルの要領なので上手くやらないと入らないし崩れるので…。
プロポーズの時に道路を渡ってあっち側へ行くのって、まさしくこのカゴからカゴへ商品を移す動きがモデルか…!?
前々からなんかすごく『見られている感じ』はしてたんだよ…。同業経験者がいるだろうなとは感じてたけど、これ程とは。目の前でずっと見ていた光景があれに…!?共同プロジェクトだろうっていうある作品(ドラマ版公式本に匂わせがある)で出てくるあるキャラクターの言ってることがずっと上手くイメージできなかったんだよ。はっきり理解できたね…。なんかとんでもないものに関わってしまっているな…。
作り手側の誰かがこの仕事してたことがあって、思い出話を共有してる感じなのかな?相当の経験ある人じゃないとここまではならない気がする。あと何でこの職業かっていったら、老若男女ありとあらゆるお客さんが集まる場所だからでしょうね。多様性を知る上で、多くのお客さんに接する場所としてスーパーは身近では。個人的に困ってたのは、『日本人相手に簡単な日本語で話しかけているのに会話が通じない』ということが極端に増えた。昔はこんなこと無かった。番組サイトにメール送った時、職業もその話も書いたことあるな。
『脳にゴミが溜まる感じ』がずっと嫌なんだけど、スーパーで働いてると山程見てきたのがフードロスというゴミ問題…。売れ残った商品(まだ期限のあるものや日用品など)がその後どうなってるかは知らない。メーカーに返品?その後は…?
トイレが男女2区分しか無い建物なんて山程あるし、必要性は分かっててもスペースが…とか。ここで詳しく書くわけにはいかないけど、こういう話ならいろいろある…。

春田創一を巡る黒澤武蔵と牧凌太の三角関係、というのが表向きの構図ですね。
 武【牧→春←黒】
【武→牧←春】黒
牧凌太を巡る今カレと元カレの三角関係、という下パターンの構図を見ているとラストで一気に分からなくなるんだな…。表向き(地上階)と目に見えない地下階って感じ?表層と深層とは感じたことあるけどそういうことか。全7話しか使ってないんだからもう何話か追加すればいいじゃんって何度も言ってるけど、地上7階+地下5階計12階=ちょうど1クール分くらいって感じ?

解釈Aと解釈Bができてしまってどちらが正しいのか判断するためにこういう情報が欲しい、と思ってもだいたい無いんだよこの作品。だから多くの人達と大幅に解釈がずれてしまったり、モヤモヤするばかりですっきりしないという不快感が起きる。分からないから探したり、コミカライズや劇場版を待ったりしても解決しない。脳にゴミが溜まる感じって言ってるけど、脳疲労の心身への悪影響はひどいね。分かるように作ってないのは『合理的配慮の提供が無い』ってこと。他の作品だと本編内に入らなくても関連本で解説してくれたりスピンオフがあったりとかするけど、そういう系が一切無いから解決しない。分かるように作られていたら、最初から文句言わない。
・武川さんが牧君と別れた原因を生活のすれ違いって言ってるから(悪い出来事があった前例)、上海行くのダメでは?上海行きを辞退させてもらって営業所に残れば、一緒に暮らして同じ職場に通うから生活のすれ違いは起こらない。プロポーズ後の1ヶ月を丸ごとすっ飛ばしてるから、同じ過ちを繰り返してるのか前例を理解した上で関係が前進してるのか判断できずにシュレディンガーの猫状態。さっき書いた下パターンの構図で見てた人間の見え方ね。途中までは分かりやすかったんだけど、最後に急に難度が上がるのでさっぱり分からん。このドラマ評価高いのって、終わり方に視聴者の多くが「多幸感」「優しい世界」って感想言ってるからでしょ。多幸感が『番組を見てくれた視聴者への報酬』だとしたら、私は話をちゃんと聞いていたはずだし思考力も働いてるのに報酬が著しく低い、という不当な扱いを受けたという状態か。多分このドラマ、『本当に見てほしかったのは黒澤武蔵』なんだろうな。春田創一を巡る黒澤武蔵と牧凌太の三角関係とすると、1話の「この何気ない1言が」のあの桜のシーンで決着付いてると思う。あれで『一方的に言い寄ってくる人』という認識で除外したからな…。「春田創一がパートナーに選んだのが牧凌太で、牧凌太との関係に失敗した武川政宗がその原因を語っているから、重要人物は武川政宗でしょ!?」というのが私の言い分だけど、黒澤武蔵出てこないな…。1話のうちに結果分かるような演出入れて、違う所見てた人にはきつく当たる?これが不当な差別的取扱いになるだろうね。
・5話のコップと歯ブラシで春牧のバックハグに見えてキャッキャしたファン続出したけど、実は4話でちずちゃんが泊まりに来る前に緑とピンクの歯ブラシが映る。じゃあピンクが牧君でちずちゃんは緑を持ってきた状態。…とも言い切れず、ちずちゃんがピンクを持ってきて被ってしまった、買い置きの予備から緑を出したら緑2本が春牧でも辻褄合うか。他にもあるけど、『歯ブラシを持っているシーンがどこにも存在しない』ので、考えられるパターンを片っ端から挙げることはできてもそのうちのどれが正解かはいまだに不明。むしろ思考力働かせてしまうと泥沼に嵌まる理不尽。手がかりが無さすぎて消去法で減らすことができない。謎解きなら1つの正解を残してあとは不正解として捨ててしまえる。誰が何を言ってもいいよという多様性を受け入れるものだと、他人の意見をゴミって言っちゃうわけにはいかない。趣旨によって意味がまるっきり違うから、『とりあえず全部保留』にしかできないんだな…。歯ブラシ持っている姿なんて数秒の映像もしくは公式本などに1枚の写真、インタビュー記事とかなら数行…『たったそれだけあれば解決する話』なんですよ。前にも書いたけど、これやっぱりレジで『複数の機能が一体型になったカード』を出して「これで」とだけ言うお客さん多かったあれだな…。操作方法が違うから、そのうちのどれなのかが分からないと先へ進めない。

…とか諸々、挙げれば該当シーンは山程。無駄な時間にストップがかからないのと脳にゴミが溜まることでの心身への悪影響という障害になっている。1クールの中で全7話しか使ってないから、もう何話か追加すれば最初から全部解決できた話…。合理的配慮の提供義務化は来年4月だけど、障害者差別解消法自体は2016年に施行されていたらしく、つまり2018年放送時にはすでにアウト…。欠陥住宅どころか違法建築かよ!悪徳業者出てきたなあ…。

6話のあるシーンをスタートでシーン順を並び替えると隠しシナリオ出てくるやつ、未公開映像があるだろうとは思う。仕掛けとして見事なんだけど、作り手側が明かさない限りは証明できない。引っ掛かってたものが腑に落ちたって言う人もいれば、全く理解してくれなかったり話を聞くこと自体拒否した人もいる。
『実体が無い』『人によって見えたり見えなかったりする』っていうのは『幽霊が出る』ってことか。世の中の多くの人は分からないみたいだし、マンションの1室にだけ幽霊が出るけど他は全室快適だから誰も気付かず高評価…みたいな?事故物件なのを隠して販売したなら問題だけど、座敷わらしは新築でも現れることがあるとか?イタズラ好きらしいな…。そういえば、子供好きとか孫の顔が見たいとか作中で話出てくるけど、同性で結婚すれば実子(春田母から見たら孫)は生まれないので座敷わらしになってる?幽霊が出ると言えば、母と息子の2人暮らしのはずなのに1話で牧君来るより前に洗面台にコップが3つある。『もう1人誰かいた』ってことでしょうね。春田父は離婚か亡くなったか?それとも春田母の実家なら、父ではなく祖父母と暮らしてた…みたいな可能性も。『もう1人誰かいた』っていうのも現状実体が無いから幽霊出たみたいなもん?
怪奇現象の定番としては物が動いたりするけど、4話まで置いてあったマスクの箱が5話で無くなるやつはそういうこと!?コロナ禍を経験した今としては、『風邪を引いて会社を休んだ日にマスクせずにスーパーに行く』というのはある意味ホラー映像。赤の他人には移らないけど彼氏にだけ移る風邪の原因は何かっていうなぞなぞですかね…(いや別にそれを見せろというわけではない)。
ここら辺のことは今までに何度も突っ込んでるシーン。語り方を変えただけでなんか違うものになったぞ…(徳尾さんはミステリー系得意らしい)。隠しシナリオに介入しちゃうって著作権問題だから素人でも怖い話なのに、よくよく考えたらプロ作家さんからしたら本当のホラー企画では…。仮に気付いてたとしても話題にならないか…。迷惑メールフォルダまでは確認してなかった気がするけど、ちゃんとテレ朝に問い合わせ送ったからな!?

謎解き自体は人気あるから、そう作っているなら答え合わせを。事件が解決できなくなることを『迷宮入り』と言うわけで。脱出ゲームも人気あるけど、脱出するためのアイテムが存在しなくて脱出不能だと重大なバグ。コップと歯ブラシのやつとか、手がかりが無いせいで『閉じ込められると出られなくなる』状態。非常口が無いとかエレベーターに閉じ込められた時の非常通話が繋がらないとか、実際の建物なら大問題。
建築基準法や消防法で防火耐性や火災発生時の避難経路も必要。すっきりしないモヤモヤ感を『小火』だとしたら、『消火設備が無い』ってことだな。他にもいろいろ『あっちこっちに飛び火する』せいで、クソ長文書いても終わらん。2週間キレて荒れまくったら(大炎上)、急にいろいろクリアに見えてきたんだけど…?法律に踏み込むのが消火設備か…?もう1つの作品の方で、引っ越した部屋に幽霊が出るって相談受けて、除霊してあげつつ違法建築が発覚した話あったな…。

とはいえ、体調が良くないのは確か。問題だらけの家に長期間住まわされてたら、誰だって体壊す。たまたま地上波放送の番組を見ていたことから始まってるし、こんなこと視聴者が事前に予測できるわけがない。休めるなら休みたいけど、お金も無いから休める状態じゃない。厄介なことに巻き込まれているしこれからどうなるかも分からないから職に就きづらい、ってことが1番困ってんだよ。テレビ局関わってて職場に迷惑かかると困るから。世の中テレビに出たい人ばかりじゃないよ…。職に就きづらい状態だから収入にも困ってんだよ。こんな状況じゃなかったら働くよ。ちゃんとした契約も採用も無いけどボランティアという説明も無い。非公開情報の管理・取り扱いってそれ自体が重いから、いきなりボランティアでやらせるもんじゃないよ。非公開っていっても謎解きみたいなもんだから、話をちゃんと聞いてれば分かるんだけど。うっかり見付けちゃった時点で押し付けられている。どういう状態ともはっきりしないから人に説明もできなくてストレスひどい。

先月まで単発で何度か入らせてもらってた工場が、黙々と同じ作業を続けるのメチャクチャ楽。スピードに付いていくのは大変な時もあるけど、あれこれ頭使わんで指示されたことだけやってて、もちろんちゃんとお金も貰える。余計なことを考えてる余裕が無い早さでコンベアー流れてくるから、目の前の作業だけに集中することで頭の中の無駄な動きが止まったみたいで体調回復したんだよね。雑念を無くして今目の前のことに意識を集中させる方法として瞑想・マインドフルネスが勧められてるけど、工場の流れ作業はそれをやりながらお金が貰えるというすごい状態だったのかもしれない。
ただ、ここなら働けそうだからしばらくお世話になろうと思ってたら、繁忙期過ぎて今ちょうど人いらない時期みたいで…。「社員さんなら欲しいんだけど社員として働かない?」って言ってくれたんだけど、よろしくお願いしますとも言いづらい。しばらく別の仕事をどうにかしないといけなくて頭抱えてたところに、Twitterで件の新聞広告見かけて荒れてまた体調悪化してるところ。こんなことしてる余裕なんて無いんだけど、とにかくこれを書き終わらせるだけでもしないとまるで何も手に付かない。1番解決してほしい問題がいつまでも片付かないから何やっても中途半端に…。

レジ業務あるあるで言えば、財布忘れて取りに行くからってレジに商品預けてそのまま戻ってこなくなる人もいるね。戻ってくるつもり無ければキャンセルって言ってほしいな。かなり待っても来なければ商品戻して終わり(物によっては廃棄)。今預けられてるものは戻す場所が無いんだよ。いつまでこんな状態が続くのかと思ってたけど、レジ業務を模したものなら、支払いをしてもらわないと終わらないってことでいいのか。クレジットや電子マネーじゃ受け取れる方法が無い。現金でしか受け取れないっていう答えは1つなんだな。

思考があっちこっち飛んだり頭の中グルグルして、いつもと違う状態なんだよずっと。高負荷をかけて、いろいろ特性のある人の状態を擬似的に作ってる状態かな?ニューロダイバーシティ(脳の多様性)ということだろうね。
なんかここ変だよねってガチャガチャやってるうちにカチッとはまっちゃったというか、ね…。ズルッと。あれか、レジ業務やってると機械のトラブルも多いから、鍵開けてエラー解除するあれか。なかなか直らなくて30分以上格闘したことも1度や2度じゃないな。普段の仕事の中で起きるトラブルを模した状況を作られて、普段の仕事と同じような対応を取ろうとしてたんか…?機械は異常を音で知らせてくるから、耳で感じる違和感は落ち着かないんだろうな。生きづらさを解消するヒントが『人の言うことにいちいち反応しない』だとしても、機械の言ってることはいちいち反応しないといけないから逆なのか。日本人は「空気読め」ってよく言うけど、自分はシステムエラーを読む力が強くなりすぎてて人に合わせられなくなってんだろうか。子供はいないから実際の育児はしたこと無いけど、機械が異常を音で知らせて人を呼ぶのは、赤ちゃんが泣いて親を呼ぶのと同じようなもんか…?人か機械かの違いはあっても、ぐずってる所に駆け付けて面倒見つつ泣き止ませるってやってることは一緒なのか。
もしかして座敷わらしの育児してた状態…?

もう1つの作品の方で、地獄に落とされるとか海に沈められるとか、やたら深くて暗い所のイメージ見せられてきたな。深くて暗い所であっちこっちに動き回るって、地下鉄か。電車、まさしく見せられてんな…。地下道・地下街、『地上からは見えない所で繋がっている』状態か。都会に住んでる人には当たり前のように身近に存在するだろうけど、地方に住んでると無い。常に地上での生活。大きい交差点で歩行者と自転車が通る地下道というか、あれくらいかも。このドラマが脳トレなのって『盲点』を操ってるのは分かってた。RPGの隠し通路隠し部屋をイメージしてたのは間違ってなかったのか。もっとリアルに地下鉄や地下街っていう隠し通路隠し部屋が実際に存在していることは完全に盲点だった…。全体をざっと見て要点を『点』として抽出、点を組み合わせる感じで途中から通路のイメージが無かったかも。特定の組み合わせでカチッとはまるのは、磁石みたいなもんか。そう考えると、人が出会って付き合ったり結婚したりっていうのも、特定の組み合わせでのみ発生する磁石みたいなもんなのか。
これって文系・理系ってやつ?文系脳で全く分からなかったものを理系脳鍛えてきた状態?

まだ書ききれないこともいろいろあるけどとにかく一旦終わりにしたい。これ程の文章量使ってもリターンズへの期待が1言も出てこないわけで、ずっと解決しない問題を抱えさせられてるってそういう状態なんだよ…。

拍手くださってた方ありがとうございました。

考察まとめ

前回の更新からだいぶ日が…。リアルに仕事で疲れてなかなか進まなかっただけです…。

画像は再掲です。私が18年版おっさんずラブを見てる時の見え方ってこうなんだけど、これが何なのかやっと分かったのでまずはいくつかのポイントを挙げていきます。香港版は見ていないので、その分は含みません。
かなり長いですのでお時間ある時にお付き合いください。

@→A耳で聴いたセリフの内容をそのままイメージ。ここはセリフの内容そのままを脳内でイメージ化しているためスーッと進む。
Bというのが映像や公式本などで『実際に目で見えているもの』。Bよりも先にAがある(@→Aの速度が早いらしい?)。Aのイメージそのままの姿がBで出てくるなら@からの流れがスーッと続く。ただしAとは全く違う様子がBで出てきたりするから、「えっ、何で!?」となってしまう。@→Aの理解の仕方を否定されることになってしまうわけですが、説明になるようなシーンは無いため何度見返しても解決しない。突然ワープしてA→Bの間がすぽーんと抜け落ちている感じ。
ちずちゃんが傘を広げるから雨が降っているんだなと理解できる→ただし本当に雨が降っているのか見ても分からない…という、目→目の部分とかもある。夜だから日傘でもないし雨や傘に関する話題も出てこないので、前後の文脈から判断するということも不可能で結局分からない。

@→A:耳からの情報
B→C:目からの情報
これがずれているため非常に混乱する。理由をいちいち自分で考えないといけないため展開のテンポも悪く、『脳にゴミが溜まる』感じ。ストレスもかなり溜まる。理解しようと思っちゃいけません、頭痛くなります酔います…。
こういうシーンが結構多い。図解にした部分だと、
@→A:春田創一が道に迷っている
B→C:道に迷っているお婆さんを春田創一がすらすら案内する
…という矛盾した@とBのシーンの間に数ヶ月の時間経過があれば、悪い所と指摘されたのを頑張って直したんだなと分かる。ただし服の柄の変化で時間経過を見ると、翌日なんですよね(この場合の@というのは2話で悪い所10個をガーッと言われている時のこと)。悪い所10個の中でもかなり難度の高いものを1晩で直せるわけがなく、「オリジナル作品なのにキャラクター設定把握してないの?」という感じ。ただし『どのように道案内するか』という点については、接客業などで道案内(探している商品の場所など)を仕事柄している人からちゃんとリサーチして作っていると感じる。2話で聴いた「方向音痴」と照らし合わせると矛盾が発生するが、このシーンのみで「お人好し」は一致しているので気付きにくいかもしれない。よくできたシーンなので、単純な設定ミスではないという見解。
@がAになって、突然出てくるBによって@Aが迷子になる状態→方向音痴ということでもある感じ。ミステリー・サスペンス系の作品にはあまり縁が無かったけど、そういうジャンルを作る時ならこういうのができると使えるテクニックなのかも。『証言の食い違い』が起きていたりもするわけなので。ただし、解決しない=迷宮入りになってしまうほどだとそれもおもしろくない。「この作品は一体何なんだ、はっきりしろ!」という、そういう所が『優柔不断』なんだろうが、見方を変えれば「恋愛ドラマを見ていただけのはずなのに、何故かミステリー系で使えそうなテクニックの勉強にもなってしまった」という意味が分からない状態。ある意味お得。

ゲーム業界だと『ここを調べてくれという目印』としてちょっと変な部分を作っていることがある。調べてみると仕掛けが動いて先へ進めるようになったり、隠し通路・隠しアイテムなどがあったりもする(先へ進むための必須要素の場合も、見付けた人へのおまけ要素の場合もある)。
それを応用すると、例えばカレーのメモ。2話のものと最終話のものが『の』の有無で別物だと気付くかどうかなんて、1回見て終わりの人にはまず無理でしょう。「どこかで出てきたよね」くらいに思い出せれば充分だと思う。で、何度か見返してるうちに「あれ?違うよね?」って気付く。これに関しては見比べれば明確に別物。雑な仕事をしていたことのボロが出てしまっているか、意図して2話とは別の時期を想定しているかのどちらかでしょう。天体観測の話の『何も見えていない』状態を視聴者にも作っていたとしたら後者でしょうね。『だんだん見えてくる』のがこのドラマの特徴に思う。


いつ頃からそういった習慣が始まったものか…、最近の若い人達って倍速視聴や10秒飛ばしとかで映像作品を見るそうですね。一通り最後まで普通に見た上で、好きなシーンを繰り返し見るとか、目的のシーンまで飛ばすとかなら誰でも経験あると思いますよ。
そういった視聴方法を『初回視聴時から』するってことに驚きです…。
ネタバレを先に読む!?
1時間ドラマを5分で見る!?
ネタバレ読みながら書かれている内容まで飛ばす!?
…驚きの連続でしたわ…。多分極端な人の話を見ちゃって極端なイメージ持ってる気もするけど…。倍速視聴なら見えても聴こえてもいるわけだから、その速度で理解できるならまあアリだと思う。10秒飛ばしって、その飛ばした間の映像『何も見えていない』しセリフも聴こえてないですよね…。

私もYouTube見る時には2倍速するやつもある。動画配信サービスも増えたし、YouTubeとかで個人でも配信ができるようになった時代。『供給量が多すぎる』せいで、録画したTV番組にしろ個人での配信にしろ、『見きれない』ままの番組山程ありますよ…。倍速や10秒飛ばしとかで映像作品を大量に『消費する』のは、仕方無いっていえば仕方無いんだろうけどね…。インターネットの発達と携帯電話・スマホの普及で生活が豊かになった弊害でしょうね。個人的には数は少なくても好きな作品をちゃんと楽しみたいから、手を出す作品数自体を絞り込んでる。
この作品普通に見ていてあまりに訳分からなかったせいで、『自分の頭の回転速度』は倍速以上になりましたけどね。思考量が膨大に増えたというか。頭の回転速度が早くなって思考量増えても体の動きが速くなったわけじゃないから、執筆ペースが追い付かない状態。体が動いてなくても頭が常に動いてると疲労もひどい。こんなにかかるつもりじゃなかったけど、かなり無理のある頭の使い方してる状態なので、休み休みじゃないとしんどい…。

おっさんずラブの作りって、今の若い人達の視聴方法に合わせて作っていたんじゃないかってことを気付いたんですよね。
・7話という中途半端な話数。コロナ前の作品なのでその影響ではない。1クール12話前後で構成されるのが一般的と思うが(最高13話?)、かなり短縮されているため視聴は楽。「これってダイジェスト版?」というのが個人的な印象だが、16年版を基準にすると尺も内容もボリュームアップしているので、そちらを先に見ている人には気にならない部分か?個人的には「辻褄の合わない所とか多いし、説明不足で不親切。あと5〜6話足して一般的な話数で作ればいい」という印象だけど、タイパ重視の人達からしたら、「短くまとめられていてありがたい」という親切な作りなんだろうか…。放送されていた土曜ナイトドラマ枠が放送時間を短縮したあたりも、この問題じゃないだろうか?
・「さっき聞いたあの話どこ行った?」って感じで、ブツンブツンと話が途切れている印象。図解のA→Bの間が抜け落ちている。これが要するに10秒飛ばしか。2話の公園で「出ていきますから」って言ってた牧君が何事も無かったかのように3話でまた春田家にいたり、「もう1シーン無いの?」という印象を受ける部分はいくつかあるが(それによって展開のテンポが悪いと感じる)、要するに飛ばされてるんだね。
・武川さんが牧君と別れた原因として『本社勤務と営業所勤務の生活のすれ違い』と言っているわけだから、補足になるシーン(プロポーズから出発までの1ヶ月)を入れずに上海行くって同じ結果になるのでは…。悪い出来事の原因として作中で語られてるのに、何の説明も無く同じこと繰り返してハッピーエンドって気持ち悪いですからね…。白か黒か判断できず、『別れることが予告されていた状態』なので(ちなみにこの判断できる情報が無い・はっきりしない状態→春田さんの悪い所10個の1個目は優柔不断)。で、劇場版では一時的に別れて、交際自体は前に進んでいるものの最後は牧君が背中向けて去っていく状態で終わる。『ネタバレを先に読む』ってことか…。ちなみに劇場版の中のある出来事と16年版のあるセリフが組み合わさると、劇場版のその後の話ってそういうことじゃない?という先読みもできてしまう。
・1〜2話は録画しないで見てたから、1〜2話のおさらいを読みたかったんだ。公式サイトのストーリー紹介のページって、『次回放送分』が1番最初に表示されたんですよ。変だなと思ったけど気付かなくて3話放送前に3話の詳細なあらすじを読んじゃって、これも『ネタバレを先に読む』か…。不親切な作りだなと思ってたけど、一部の人達にはこれがありがたいのか…?
・春田さんの悪い所10個を牧君がガーッと言っていく。これって話題に上がってるような視聴方法の特徴そのものじゃないですか?このうちいくつかの姿は映像には出てこない(改札に引っかかるとか)。映像作品なんだから映像でも見せようよって個人的には思うんだけど、「セリフの無いシーンは飛ばす」って意見もあったから、部長と比べると早口だしセリフだけで説明するのって若者の理想か…?

ネタバレを先に読むだろうが10秒飛ばしだろうが、自分でそうしたいと思って自分で操作する分には、止めさせる権利も無いかもね。私の場合は、『他人から勝手に操作されていた』ようなもんよ…。自分の思考とは真逆のことが起き続けたから、本当に異世界に迷い込んだようだった…。『一般的な話数を通常のペース配分だと思っている(12〜13話構成だろうと思って見始めた)』人にとっては『倍速・10秒飛ばし・ネタバレを先に読む』人達の習慣を擬似体験させられていたような状態でしょうね。例えば、3話わんだほうの外で武川さんが何であんなにキレてたのか、扉を開けて目撃しちゃうそのちょっと前が重要なのに、バッサリと無いですからね。あの時点では2人の関係性って判明してないから、判明後に詳しい話が入るのが定番の展開という印象。『全13話のうちの第7話』であれば、「まあこれから詳しい話も出てくるよね?」って待てばいいんだけど、それが無いまま全7話で終わってしまう。あと5〜6話使えれば、私が突っ込み入れてるあれやこれやのシーン充分入れられたはずなんですよ。TV放送で枠取れないなら公式本やコミカライズっていうタイミングもあったのに、そこでも何も無い。『尺と内容のボリュームのバランス』って部分が奇妙で、無理矢理詰め込んでいる印象を受けてしまう。
4年かかったけど、その点の気持ち悪さは倍速視聴が話題になってやっとすっきりしたよ。ファスト映画は作り手とは違う第三者が勝手にやっているから問題なので、公式の作り手によるダイジェスト版(予告よりもしっかり見れるけど、完全版を見ないと全ての謎は解決しない、とか)は需要あるのかもなあ。切り抜きとかで先に見て、おもしろければちゃんと見るっていう意見もあったので。不足があるくらいに作っておけばファンは勝手に要望とか言うから、続編やシリーズ化を想定している時にはあえて完璧な形にはしないのも手なのかな(完璧な状態を考えがちな人間にはこの加減は難しい…)。12〜13話構成で何の疑問も残らないように作られてたら、こんなには見てなかったと思う。特に何も感じず普通に見れていた人も多かったようなので、絶妙なラインだったのかも。

『春田創一を巡る黒澤武蔵と牧凌太との三角関係』としか思ってないと、ドラマラストって仕事と恋の両方手に入れたハッピーエンドに感じる?見るポイントをそこに固定してると迷わないのかな?「春田創一がパートナーに選んだのが牧凌太で、その牧凌太との関係を失敗した武川政宗がまだ未練を持っていて…ってことは、重要なのは『牧凌太を巡る武川政宗と春田創一の三角関係』では?」って思うと解釈がずれるんですよ。牧凌太と別れるっていうのを避けたい事態だとすると、武川さんってそうなるに至った原因を語ってますからね。生活のすれ違いが原因ってことは、上海行きを辞退させてもらって営業所に残れば、一緒に暮らして同じ職場に通うからすれ違わないんですよ。だからドラマのあの終わり方って理解できないんだけどね…。とはいえ1度引き受けた仕事を断るっていうのも問題だし、「じゃあ結局これって恋愛と仕事どっちがメインの話だったの?」っていうモヤッと感。タイトルにラブって付くから恋愛ドラマだと思って見てたし、武川さんの話から『仕事>恋愛』になってしまうと失敗するらしいっていう、ものすごく単純な思考なんですよ…。
このはっきりしない感じは『シュレディンガーの猫』『量子力学』がモデルになっていると見て良さそう。生きている状態と死んでいる状態が半分ずつ重なり合った状態…。量子の特徴って、人が見ていない時は姿の無い『波』の状態で、人が観測した途端に『粒』として姿を現すそうで…。訳分からん世界だったけど、「おっさんずラブでこんなの見たー!」って思うと何故かよく分かる話だった…。『牧凌太を巡る武川政宗と春田創一の三角関係』っていうもう1つの話があるよね?ってところが、姿を現してないんだよね。簡単に考えると何故か行き詰まるから難しい方へ行くしかないんだけど、それで参考になる話がちゃんとあるんだからすごいところなんだよ。趣味レベルとはいえ創作活動やってきた中でこの作品で「分からん…」ってなったのショックだったけど、量子も当時の物理学者さん達大混乱だったそうな…。

児嶋さん出演されてるじゃないですか。相方さんの件があるから言っていいものかと思って書いたこと無かった気がするけど、あの人達の得意なネタに『すれ違いコント』があるので…。役者として出演していただけか何かアイディアを出したりするところにも参加していたか、そこまでは分からないけど。
武川 牧 春田 黒澤
メインビジュアルとかでこういう順に並んで、
武→【牧→春←黒】
という三角関係になる。
これが3話ミーティングの後、部長が牧君にぶつかって裏へ行き、こうなる↓

【武→牧←春】【黒 蝶】

部長が蝶子さんとのことをちゃんとするつもりでいた間に別の話が勝手に始まってるのがよく見ると分かるんだけど、とんでもねえドラマだったな(笑)所々で2つの話が入れ替わってる感じ。
どういう話がどうすれ違って誰がどういう勘違いをして…みたいなのを客観的に見えるようにやってるのがすれ違いコント、見えないようにやってるのがおっさんずラブという感じ。そりゃ話が噛み合わないよ…。すれ違いコントの仕組みから考えても牧編はありそうな気がする。春田編と牧編の2つが組み合わさることで話が立体的になるなら、『半分ずつ出し合ってVR買う』はそういうことでは?実際にやるとしたら、ネタバレを先に見たい人は今までのやつをどうぞって話になるの、計算され尽くしてて爆笑した。

世間的には概ね高評価みたいだけど、普通に見てると「これ本当にプロが作った作品か?」っていうのが私の感想。話をよく聴いていくと「あれっ、違う!?」ってなって、シーン順を並び替えると隠しシナリオ出てくるのを見付けた時には度肝抜かれたよね…。「何これすげー!!」って思うんだけど、表向きにはそのまま。牧君って服ダサイのを嫌がって自分好みに着替えさせたから、まあそういうことだろうとは思っていた。とある映画がヒットしたことで、『先に期待値を下げておく』が有効な手段なのはよく分かった…。
そういえばおっさんずラブのテレ朝って特撮やってるんですよ。あれってまさしく、『変身して全く違う姿になる』わけで。ストーリー部分(変身前の姿、俳優さん)と戦闘シーン(変身後の姿、ロボット)では全然違う映像になるしファン層も全然違うでしょうね。特撮を長年放送している局なら、新しい形の映像制作を考えていたとしても不思議ではないのかもしれない。

無駄を省いて分かりやすくするということなら、ちずちゃんの傘はいらなかったと思うんですよね。何で傘を差しているのか本当に分からないので。これに関しては柔軟剤のCMが分かりやすいですね。無人島で遭難しているはずなのに、新人さんっぽい人が柔軟剤を入れて衣装を洗濯しちゃって、監督が「皺無さすぎ〜!」って言ってたやつ(最近新しいのも)。いくら役者さんがいいお芝居をしてくれても、『シーンに合わない衣装や小道具』が映っちゃうと違和感ある映像になっちゃいますからね。こういう所で無駄に引っかかってしまって「あれはどういう意味だったんだろう?」って考えちゃうってストレスなんですよ。ああいうCMが出てくるあたり、この感覚って持ってていいんかな?

倍速・10秒飛ばしは『作品数が多すぎて見る時間が足りない』から仕方無いのは分かるけど、『ネタバレを先に読む』って何でそんな視聴方法するんだろうってやっぱり謎だったんですよ。私が見たのは「感情をあまり動かされたくない」とかそんな意見があったけど、TwitterのTLの影響とかもあるか?好きな作品でも放送日や発売日にすぐ見れる時ばかりじゃないし、ライブや舞台など後の方の日程でチケットを取ってる場合もある。ネタバレを見たい気なんか無くてもTLで流れてきちゃって…みたいなケースを経験してるうちに諦めたとか?あれは自衛できるもんでもないな。ちなみにTwitterは別ジャンル・別の名前でやってるだけです。

文字数オーバーなので、あとは続きに…↓
続きを読む

おっさんずラブ不動産編

お久しぶりです。今年ももう終わるんですね。コロナ前におっさんずラブオケコン2日間行ったことが今年唯一のちゃんとした遠出…。あれ以来本当に仕事と仕事帰りの買い物以外ではほとんど出掛けない1年でした…。

先日劇場版サイトやメディアのネット記事が消えたりしたって?そろそろ動き始めてきたのかな?牧君が持ってる資格は『再開発プランナー』で、この『再開発』がキーワードになってると思う。実際、ドラマ見てても設定が矛盾してたり、匂わせるだけで詳しくはやらないとか、不可解な点も多いですからね。春田さんから見て部長って仕事の上司としてはすごく好きな人だけど、恋愛の意味では一方的に言い寄ってこられるのを振るだけなんですよ。パートナーとして選んだのが牧君で、牧君とやり直したいと思ってる武川さんがいて、で、武川さんは牧君と別れることになった原因を語ってるんですね。何があって牧君と別れることになったかっていう話は、これから牧君と付き合っていく上での注意事項でもあるよね。「あいつは本社勤務で俺は営業所勤務」っていう同じ状況が劇場版で起きて、一時的とはいえ別れて、最後は交際そのものは続いてるものの牧君が去っていく別れのシーンで終わりますからね。前例として情報を持ってる武川さんが、どう考えても超重要人物。さらに本社のプロジェクトリーダー(=牧君の職場に行く)っていう回避ポイントがあるのも蹴ってますからね。続編続編言ってるファンも多いけど、こういうパターンは一旦過去編をやってはっきりさせてからじゃないと(武川さんは「あんな過ち」と言って何か隠しているようなので)、そのまま劇場版のその後へ進んだら多分また同じようなことになる気がする。続編には出たくないって言うのは、そういう理由もあるんじゃないかなと…。憶測ですけど。このドラマのファンってよく「多幸感」って言うけど、この話のどこからその感情を得たらいいのか分からなくてつらい…。選択肢ミスったら容赦無くバッドエンド行きのゲーム業界の思考持ってるから…。ドラマおよび劇場版ラストの解釈ってプロポーズ〜上海出発までの間で良くも悪くも変わるんですけど、丸ごとすっ飛ばされて無いですからね。だからそこの1ヶ月の話は入れないとこの解釈も消せないんだわ…。構造上の問題なので、不動産屋の話なのに欠陥住宅売ったようなもんだよ。

街を作っても建物はどうしても老朽化しますし、閉店や退去などで使われなくなったままの建物をそのまま放置しているのも…。駅や道路など不便な所を直したりとか、今ある建物などを一旦取り壊して土地を再利用して街作りをし直すことを再開発というんですよね?地方に住んでると再度も開発されるほど栄えてないから、あくまでイメージだけそう理解してる。改修で済むか取り壊して新しく作るかはケースバイケースでしょうけど。資格が『再開発プランナー』って、本社での牧君の仕事ってそういうことなんですよね多分?
サイトや記事が消えたのは、その取り壊しが始まった状態なんじゃないかなと思う。取り壊しって言ってもあくまで例えですし、サイトや記事が消えたところで、すでに公開されている作品そのものが無くなるわけじゃない。分かりやすいシーンで言えば、3話のわんだほうですね。私達視聴者は店内の様子を見ていたから、外で話してた武川さんと牧君の話は分からないんですよ。武川さんが何であんなにキレてたのか。店内の様子は私達すでに見ているから、改めてやる必要無いんですね。じゃあ今度は武川さんが牧君連れて外に出る時に、私達もカメラ持って一緒に外へ付いていくような…。そういうような感じかなと。他にもいくつかそんな感じの該当シーンありますね。おそらく、一緒に撮影して隠してる映像があるんじゃないかとはずっと疑ってる。ドラマ内の途中部分だと、後から撮影しようと思っても役者さん達の髪型や雰囲気が変わって不自然になっちゃいますからね。だったら撮影期間も1回で済む方がスケジュール的にも効率いいですからね。

不動産編にとっては元々ある土地ってつまり、4月期土曜ナイトドラマ枠ですよね?来年かそれとも何年後かは知らんけど。もう別作品の告知されてたらすみません…。もしくは、作中の春牧の動きがちょっとだけ一緒にいて1年離れてというサイクルを繰り返してるあたり、織姫と彦星をモデルにしてるんじゃないか→七夕のある7月頃、という4月か7月を予想してる。来年か何年後かは知らんけど。以前メディアが洩らした某情報的にはいつか何かしらはやる気あるんだろう。コロナの状況もあるから、そこまでは何とも言えないけど。

skyの時に武蔵の部屋の写真が全部消された件があったじゃないですか。武蔵の部屋だけが消された→武蔵の中から春田創一が消えた→劇場版の記憶喪失状態を表しているって気付けば、じゃあそのうち思い出すから写真は戻ってくるって予想できるんですよ。だいたいそういう連想ゲームですね、ノーヒントの…。それで実際写真が復活してるから、あながち間違ってはいない…とは思ってる、けど…?「写真が全部消された!ひどい!」っていうようにしか見えてなければ、そういうようにしか感じないでしょうね。記憶喪失状態を表しているって気付くまで、私も何日かかかってますけど。公式の不可解な言動は、作品を見返してみればだいたい何かしらヒントになる部分がありますから。あとは思い込みの世界じゃないかと…。

『ファンの熱意』の炎上した件があるから、あんまり首突っ込まんで静かにしてた方が良さそうかな?あの件にはある意味すごく感謝してる。いつまでもここでウダウダしてたら、今の別ジャンルの推しには出会えなかった。まだまとめてない考察もいろいろあるんだけど、あの件以来時間と労力割くのも馬鹿らしくなって、気が向いたら来るかも…、くらいですかね。

今年はいろいろ大変な年だったので、早く世の中が落ち着いて過ごせるように戻ることを願いつつ…。

拍手くださっていた方、ありがとうございました。

私が見ていたおっさんずラブ

お久しぶりです。前々から人気あるのは知ってた某作品(ドラマではない)を、うっかり覗いてドボンと沼にはまっていたりしていました…。向こうの公式はファンを喜ばせるのが上手いというか、ファンの人達も楽しそうで、おっさんずラブの荒れっぷりとは大違いすぎて居心地良すぎた…。しかしそちら関係に触れたことでふっとあることに気付き、おっさんずラブの脚本の特徴にも「なるほどそういうことか…!」と気付けたりもして、非常に大きい収穫でした。

18年版おっさんずラブで私が苦しんだ現象を図解にしてみました。何で私には多くの人達とは違うのか、自分でも図解にしてみてようやく分かりましたわ…。人によっては乗り物酔いのような症状を感じる方もいらっしゃるかもしれないので、あまり深く考えずにさらっとだけ知ってもらえたらと思います。

長年2次元ヲタで声優ファンでもありますし、図解の@→Aの部分ってボイスドラマを聴く時の状態に近いですね。ブックレットにイラストはあっても、ストーリー部分はマンガなど載ってるわけじゃなくて、基本的に視覚情報ゼロでセリフ(+BGM・効果音)だけを耳で聴いてる状態ですし。ドラマやアニメって映像で状況が視覚化されているので、視聴者が自分で判断してイメージする必要が無いんですよね。ボイスドラマをよく聴いてるとリスニング力が自然と鍛えられてる?俳優ファンの方はお芝居している姿を目で見るのが好きだと思うから(細かい部分のお芝居や表情とかもすごく見てらっしゃるコメントもよく見かけますね)、声だけで物語を聴くっていうのはあんまり無いでしょうか?18年版おっさんずラブは聴覚寄り・言語寄りの人には相性悪い作りですよ。『耳から入ってくる情報と目から入ってくる情報が食い違っているが、補足説明は無い』ので、「さっき聴いた話と違うよね?」ってなって耳で聴いて理解できるように作られていないんですよ。公式の設定読んだりしても、「なんか違うよなあ?」ってなったりで、他の作品とは言葉の表現が妙に違うんですよね。

この現象で分かりやすいのは3話、
@4月の歓迎会で使った居酒屋で待ってるお
A一般的な居酒屋の内装をイメージ
Bあの店どう見ても居酒屋って呼び方じゃねえだろ!?
…って所とか。@から『4月に歓迎会を居酒屋で行った』という過去の話と、『今夜居酒屋で待ってる』という未来の話の両方が分かるわけです。そしてその両方は同じ店です。それだけならまだ過去・未来どちらも実際にそういうシーンとしての映像は存在していませんので、情報だけを得ている状態です。ただし『居酒屋の視覚的具体例』としてわんだほうがあって、この回の最初の方ではわんだほうでお疲れ会をやっているシーンがあるんですよ。つまり『4月の歓迎会』という過去の話をこのシーンのような感じでイメージできるんですね。…どういう風に見てるかなんてこうやって具体的に説明するの初めてだけど、結構良くできてるなこれ。普通に映像も見ながらこういうのがパッと。
で、『居酒屋の視覚的具体例』としてわんだほうが示されているので、今夜待ってる居酒屋もわんだほう的な内装の店をイメージしてたら映像に映るのは全く印象が違う超オシャレな店内なんですよ。「えっ、これ居酒屋って呼ぶの!?レストランでしょ!?」って思ったらロケ場所の店名にはカフェって付いてるし…。やめてこのコンボ絶対狙ってるだろ…。田舎にあんなオシャレなカフェ無いよ…。もはや『カフェとは何か』という別の問題が始められるレベル。ここまで上手く嵌められると笑えてくるわ。ある意味とんでもない作り込みですね。
で、ここのシーンは言葉のイメージと映像が全く繋がらない。おじさん世代には『居酒屋』で一括りという世代間の言葉のギャップを表してるんだろうとは思うんだけど…。

人によっては全く理解できないだろう部分は1話、
「牧君は入社3年目で豊洲地区の再開発を手掛けた我が社のエースだ」
ってセリフですね。耳で聴いた印象そのまま文章にすると↓
「牧君は、入社3年目で、豊洲地区の再開発を手掛けた、我が社のエースだ」
と聴こえるんです。
『今入社3年目で、これまでに豊洲地区の再開発を』って意味ですから、全然難しいセリフじゃないんですよ。ところが公式サイトのキャラクター紹介って6話放送後に書き換わったものなんですけど、そこで初めて『入社4年目』ってワードが出てきたと記憶してます(Twitterまではチェックしきれてないので、あくまで公式サイトのキャラクター紹介ページでの話)。正確な文章までは覚えてないですが、それ以前のものには『入社3年目』ってワードがありましたからね。6話ラストで1年飛ぶからキャラクター紹介も1年後のものに更新された…と思いきや、年齢設定は1話開始時のまま。これを理解するのにとても苦労したのですが、要するに
「牧君は今入社4年目で、入社3年目の時に豊洲地区の再開発を手掛けた、我が社のエースだ」
って意味でOK?伝わるわけねえわあの言い方で。『入社3年目で、』って読点入って聴こえるから。二次小説読んでても私と同じ解釈してて入社3年目って書いちゃってる作品結構見かけましたし、うん、無理ですよねあのセリフ…。
「入社3年目で豊洲地区の再開発を手掛けた」までを一息で言ってくれるか、ストレートに
「牧君は入社4年目で、これまでに豊洲地区の再開発を手掛けた、我が社のエースだ」
で伝わりやすくなると思うんですけどね。同じ文章でも読点の位置や有無で意味が変わるケースもあるから、小説の読み書きをする方なら読点の重要さは分かるはず…。だからあのセリフは二次小説書いてる人達には意味を理解しづらい人もいたと思うし、そもそもドラマ見た人全てが公式サイトや関連本を見てるわけじゃないから、耳で聴いた印象そのまま受け取ってる人も多いでしょうね多分。おそらくわざとああいう喋り方をしてもらってるんだろうとは思うのですが、役者さんに「セリフもまともに喋れないのか」って悪評付くおそれもあるから、紛らわしいセリフって良くないと思いますけどね。
このドラマ何か変だなっていうのは3話では思ってたけど、6話後のその件で「まともなドラマじゃないな」とは思った。ちなみに例を挙げたら部長が続いたけど、部長はほとんど問題無いんですよ。部長に関する話は『見てれば分かるからわざわざ頭使わなくていい』ので。

要するにこういう、耳で聴いた情報をそのままイメージするとその後のシーンでは違う映像や設定が出てきて、かなり細かい部分も含めて複数ヶ所あるんですよ。1〜2ヶ所なら首傾げるだけで流すけど、そんな数じゃない。視覚情報もよく分からない部分ありますね。ちずちゃんが傘を広げるから雨が降ってるんだなっていうのははっきり分かるんだけど、本当に降ってるのかよく見えない。ネギ切ったり卵割ったりははっきり分かるんだけど、お餅と色が同化しちゃってほとんど見えない。この2ヶ所は視聴者に高い視力や視聴画質を要求してて、映像作品でこんなこと初めて経験したかな。ゲーム業界だったら高い環境必要なら先にゲーム機やパソコンのスペックとか要求してくるよ…。ちずちゃんの傘は本当に分からないんだけど、心理学的に何かを表してる…とか?

『役者さん達のお芝居と音楽はとても良かった』のは文句無いのですが、表現がとにかく分かりにくくて困って、TVドラマを見慣れてない人間からしたら、「役者さん達は何も気にしないのか?」ってことがまず不可解ですからね。『下手な脚本と不親切な作り』って感じたのに、脚本や監督への高い評価もある。自分の物の理解の仕方を次々に否定されつつ補足説明はしてくれないからどう理解したらいいのか分からないのに、世の中の多くの人達はあっさり理解してしまって、『シンプルで分かりやすい』っていう感想まで多くありましたね。私には複雑で分かりにくいものを世の中の多くの人達はあっさり理解してしまうという劣等感植え付けられて、追い付こうと頑張ったんだよ…。私が言うことはだいたい通じなくてぽかーんとされたりもするし。何で自分にはこんなことが起きるのかも分からなかったし、俳優ファンと声優ファンによる視覚と聴覚のバランスの違いが大きいだろうってことに気付くのさえ2年かかりましたからね。

ボイスドラマを聴き慣れてると図解の@→A部分が自然と鍛えられてたのか、私は『Bより先にAが見える』シーンも多かったから、おっさんずラブの作りには違和感持ちつつストレス溜まるんじゃないだろうか。私達視聴者の目に公開されてる情報はBです。Aっていうのは@の人が言ってることを言葉通りそのままイメージしたものです。それでAとBが一致せず、また、Bの状況を見たまま言葉で表現して@にならないんですね。Bを言葉で表現するとCになり、公式設定とは違うことを言う人がいるのは、程度の強弱はあるでしょうけどこんな状態だと思っていただけたらだいたい合っていそうな気がします。
耳から入ってきた情報からの予測→視覚情報のズレって、まさしく映像酔いの原因と言われている1つのようで…。ゲーマーだけど映像酔いしやすい体質なので、苦手なジャンルはちょっと見れば分かるから手を出さないんですけど、これはそういうカメラワークなんて全く無いから分からず深入りしちゃったんですよね…。二次創作のために設定やストーリーをちゃんと知っておきたいっていうのがそもそも考察始めたきっかけなので、余計にね…。二次創作やるつもりの無い作品ならこんなに深く考えないよ。

図解にしてようやく分かりましたけど、もしかしてAって無い方も多いものなのでしょうか…?私はAを経由してから公式の映像や設定としてBが出てくる順が多かったから、@とBがはっきり違うって分かったりしますけど、Bだけが見えている方にはあんまり気にならないのかな…?もしかしてAの瞬発力が高過ぎて1つ段階多くて(次の放送まで1週間ずつ間隔もありましたし)、それで情報量多くて複雑で分かりにくいんですかね…。弟が「絵や映像が無いとイメージしづらいから小説は苦手」って言ってたことがあって、そういった人はAとCは無い感じでしょうか?2話のケンカのシーンで部長の様子が『語彙力無くすオタクのようだ』と言われて好まれていたようですが、語彙力無くしてないオタクが見るおっさんずラブってこれほど複雑なものなんですよ…。だから細かいこと言っちゃうんですよ…。

それにしても何か私とは全く違う物の認識の仕方をしてる人達がいらっしゃるのは何でなんだろうとずっと悩んできましたが、ようやく原因に辿り着きました。うちだけ違うものが放送されていたんじゃないかと本気で思ったりもしたけど、まさしく『私とは明確に違う状態の映像』を見ていらっしゃった人達が多かったんですね。
Twitterにシーン画像上げる人達って『字幕を出している』状態が多いじゃないですか。B→Cって、その状況や行動を言葉で表現したものです。@のシーンとBのシーンには必ずタイムラグがあり、Bのシーンには字幕でBのセリフが表示されているわけですから、これは全く気付かないでしょうね。お婆さんに道案内するシーンでは蝶子さんが言う「お人好し」が表示されて、まさしく字幕通りなんですよね。「方向音痴」とは違うって気付きにくいでしょうし、他のいくつかの部分も同じく。『耳からの情報と目からの情報のズレ』に苦しんでいましたが、それがほとんど存在しなかったらしい人達がいたのか…。こういう仕掛けか…。
もちろんご自身や身近に耳の不自由な方がいらっしゃる場合には、字幕は大きなサポートになると思います。幸い私はそういった人は身近にはいないので、日本語のドラマに日本語字幕を出すという発想自体持ってなかったから完全に盲点でした。おっさんずラブに来る前は2.5次元見たりしてましたけど、舞台も字幕は無い世界ですし。Twitterの人達がよくする行為を利用して、私から見てこっち側の視聴者の初動を完全に抑え込んでいたようですね。『このドラマの特徴的な作りに気付きにくい人達の声』がまずTwitterで一気に広まるから(世界トレンド1位だそうで)、気付かない人と気付く人の分断が進められたわけか。『耳の不自由な人とも一緒に楽しめる優しい世界』が、耳や言葉での理解が強いタイプのファンを苦しめる世界を作ってて、それはお互い話も通じないわけだ。説明した上でやるなら興味深いとも思うけど無告知ですからね。知らされれば何も知らなかった人達も傷付けられることになるでしょうよ…。

そもそもこの作品、私もここがちゃんと理解できてなかった所ですが、『同性同士の恋愛物に馴染みがあるか』という点において視聴者の間にはものすごく差があると思います。元々異性愛者として生きてきた春田さんが同性の牧君を相手に踏み出すというのはとても大きな1歩で、こういった作品を見慣れていない人にとっても「こういう恋愛もあっていいよね」という大きな1歩に感じたかもしれません。ところが世の中にはいわゆる『腐女子』という、男性同士の恋愛作品を大変好む人種もいるもので…(私もそうです)。「こういう恋愛もあっていいよね」という第1段階は遥か昔にクリアしているため、物語の表層的な部分よりもっと深い部分に目が行くんでしょうね。
『元々異性愛者として生きてきた人が同性と恋愛・結婚する場合』の春田さん側。
『同性愛者が元々そうではなかった人と恋愛・結婚する場合』の牧君側。
という両サイドということ?何も説明無いから公式の言動って理解不能だったりクソみたいに理不尽だったりするけど、公式や役者さん達の言動だのファンの声だの全部遮断して『作品』としてドラマ全7話をよーーーく見ていくと(図解として分解していってみると)、これ明らかに牧君側やるよね?今頃気付いてビックリしたこととかもあるんだけど、長くなってきたのでまた別の日に…。

この記事だって3週間くらいかかってるかな…?話が通じなすぎておっさんずラブに出会って2年以上高ストレス状態が続いていて(前々からブログ読んでくださってる方なら、私が持ってるドラマラストの解釈がいかにヤバイものか…)、正直心身はだいぶしんどかった…。人気あるのは知ってた某ラップバトルをうっかり聴いて沼。声が良くて歌の上手い声優集めてるから耳が気持ちいい!頭が疲れない!酔わない!ファンの人達のコメントも考察がすごかったり、微妙なニュアンスの違いも的確に言葉で表現したり物の例え方が上手かったりで、ファンのコメント読んでるだけでメチャクチャ分かりやすいから楽しい。言葉が意味を見失う世界で苦しんで、言葉が力になるという真逆の世界観の作品に出会って、ちょっと元気出た。

15日と、遅くなりましたが8/14に拍手1件ありがとうございました!

去年のフェスとか、おっさんずラブで好きな所とか

武川さんに関連した部分の考察も書いていた所、先日の眞島さんの件で心配しております…。今はゆっくり休んでいただいて、いずれはまた武川さんでもお元気な姿を見せていただきたいです。お大事に…!

ちょっと過ぎてしまいましたが、1年前の昨日はおっさんずフェスでしたね。フェスの日は新宿駅も見に行きましたが、おっさんずラブで溢れててすごかったですね。載せても大丈夫そうな写真を1枚。
フェスの日は楽しかった思い出より、モヤッとした思い出の方が強いんですよね…。試写会もキャストさん達のトークイベントも落ち、スキマさんのライブは帰りの時間の都合でそもそも諦め、貴島Pと徳尾さんと瑠東監督のトークイベントのみ行きました。『並ぶ場所も無いし熱中症も心配だから14時より前には来ないでください』ってアナウンスがあったから時間守って行ったのに、数分でできたとはとても思えない長蛇の列がすでにできてた件ね。並ぶ場所が無い→早くに行ったら迷惑になるだろうって判断して時間守って行ったのに、実際は大勢並んでたし、時間ちょうどに最後尾に着いた自分は後方で入れたものの、ルールを守らなかった人達が優遇されて守った人達が切られたっていうね。あの人数を散らすと近隣に迷惑がかかるから並ばせるのが最善なのは理解できるけど、まともな説明なんて無かったし、『早くから長時間待つ=ありがたいファン』みたいな前例作られると、先着イベントなんてそうなるよ。時間ちょうどに並び始めた辺りでも「これもう無理なんじゃないか」って絶望感漂ってたのに、入れなくて切られた人達にちゃんと納得できる説明してあげてるのかってことは今も気掛かりですね。sky7話でお客様感謝デーで9時に並べば整理券が貰えるって聞いたのに9時に行ったらもう無いってどういうことだって暴れてる男がいるのは、そういう話ですよ。もちろんあの日暴れた人がいるとは思ってないけど、あれはおっさんずラブのイベントで実際にあったことです。ワーッと吐き出して文句を言うことができない人って、溜め込んで泣き寝入りしちゃったりもすると思うんですよ。そういうのを代わりに吐き出してくれつつ、ほとんどの視聴者は知らないだろうけど、ああいうシーンを入れてくるってことは、運営側としてあの時のことを覚えててくれてるんだろうな。なんか涙出てくるわ…。

さて、ここからが本題で、前回の記事と関連した考察になります。
牧君が持ってる資格が『再開発プランナー』ってことはもちろん知ってました。ただ、再開発って何をすることなのかを分かってなかった。田舎に住んでると、再度も開発されるほど栄えてないから…。使われなくなったり老朽化したりした建築物を取り壊して新しく街を作り直す…ということだと、「クッソダサいじゃないですか、私服」から「ダメだ、もう俺がやる」で自分好みのコーディネートに作り直したのって再開発を表してたんですね。ファンの中では出てる見解なんでしょうか?2年以上毎日欠かさずああだこうだやってるけど、いまだに新しい発見も出てくるので奥が深いです。ロスなんて経験したこと無いよ。むしろ深すぎて終わりが分からないっていう、ある意味ロスより深刻な状態なので…。牧君っていろいろ我慢しがちだったり尽くすタイプだったりしたけど、服ダサいの件に関しては絶対譲らないんですよね。彼氏がダサいのはよっぽど嫌なんだなと思ってたけど、自分好みに作り直すことでご満悦なんでしょうね。上海出発前に詰めてる服がイマイチあれなのは、カッコイイ服で行かせてしまうと向こうでモテてしまうから、モテないようにさせる細工?

ダサい…とはちょっと違うんだけど、牧君って彼氏がダサいことは嫌がるんだけど、1話の頃とか25歳設定にしては老けて見えるんですよね。これが私がおっさんずラブで最初に感じた違和感なんですね。マロみたいに歳上の人を好きになって大人っぽくなるのは分かりやすい変化だと思うので違和感無いんですけど、牧君は外見年齢が下がっていくから、結構な違和感を感じます。2話もまだ老けてる感じで、3話からだんだん格好良くなってきて、大学時代を除けば6話会社休んだ日のスーパーからの帰りが1番幼い感じに思う。本放送のオンエア時には最後のブラックアウト後に円盤の告知で1話の映像も出るから、急に老ける印象を感じたんですよ。何で最初からいい感じにしてあげなかったんだろうなって思ったけど、番組サイトのTOPとかでメインビジュアルだと最初から出来上がってるんですよね。個人的には買い物デートの時が1番好きだけど、スーツ姿ではメインビジュアルのあれがMAXでカッコイイ状態と思う(個人的感想)。何でドラマ内では最初からああじゃないのかって思うんだけど、再放送の時にTwitter見てたら、恋をしてだんだん綺麗になってきてるっていうことを言ってる方々がいらっしゃいましたね。それもなるほどなとは思ったけど、個人的には違う見解を持ってるので聞いてほしい。

武川さんと牧君って年齢差19歳で、親子に近いくらい離れてるじゃないですか。19歳離れてるとファッションの感覚とかも全然違うと思うし、まして出会った当時の牧君は就活生ですからね。牧君のスーツの色って若い人って感じがしない気がする時があるんだけど、多分、そういうのは武川さんが選んであげたやつじゃないかって思うんですけど、渋くなりすぎちゃうんじゃないかな。外見の印象だけでも19歳の年齢差を埋められるように、普段より大人っぽくさせていたのが老けて見える原因と考えます。武川さんが若すぎる恋人を気にしてか、牧君が背伸びしていたのかどちらなのかは分かりませんけど。その後春田さんを好きになって、武川さんの時の親子に近い年齢差から先輩後輩と言える年齢差まで縮まるんですよね。そして重要なのは春田さんがロリ好きだってことです。武川さんに合わせた牧君だと、ロリ好きな春田さんからは老けて見えるでしょうね。「お前、なんか老けて見えるから、もうちょっとこう…」とか言って髪構ってあげてたりするといい。それで外見年齢が下がる。
武川さんがあんなにキレてたこととかいろいろ不自然ですし、別れてなかったでしょ。そこら辺書き始めると長くなるので別の機会にしますけど、牧君は作中で2人の彼氏がいる状態なので(別れてはいたけど、牧君もまだ武川さんを好きでいたと捉えてもいいと思う)、それに合わせて印象が変動する。
例えば、元カレが濃い味付けが好きで今カレが薄い味付けが好きだという場合。元カレが美味しいって言った味付けそのままで出すと、今カレには濃すぎるわけです。なので今カレの好みに合わせて料理の味を調整してあげるといいと思うのですが、「前の彼は美味しいって言ってくれたから!」なんて譲らないでいると、「お前料理下手だな!」ってなると思う。そんな感じ。

視聴者から見た印象を一定に保った方が、視聴者は落ち着きますよ。7週しか無いのにコロコロ変わったら、キャラ設定が定まってないってことにもなりますし。牧君の印象の要因は主に髪型と個人的には思うんですけど、一定の印象を作っておいた方がヘアメイクさんも楽なんじゃないかと思うし、視聴者からも変に言われなくて済むんじゃないかと思う。
ただ、牧君の場合は元カレと今カレとでタイプが全然違うんですよね。視聴者から見た印象を一定に保ってしまうと、武川さんと春田さんとの間での環境的・心理的変化が表れないことになってしまう。それを髪型やスーツの色で変化を付けているので、理由が分かってからは『丁寧な仕事』と絶賛してます。まあ、この件に関しては完全に春田さん寄りなので、老けて見える牧君は個人的には正直に言って好みではないんですが…。こういう、視聴者に伝わりにくいんだけど、作品やキャラクターの表現に手を抜かない丁寧な仕事をされている所とかとても好きです。武川さんから見たら、どんどん牧君が変わっていってしまってることになるでしょうね。牧君を巡る武川さんと春田さんとのバトルって、部長と牧君のケンカみたいに分かりやすいものじゃないんだけど、結構しっかり表現されてると思います。そしてかなりドロドロした世界…。

春田さん的には全くそんな自覚無いと思うんだけど、要するに『武川政宗が自分好みに作っていた牧凌太を春田創一が自分好みに作り直した』ということで、それを『再開発』って表現すると途端にド エ ロ い感じがします…!こういう言葉遊び的な部分が非常に見事な作りなんですが、変なツボにはまってしまって、おかしな方向に妄想の舵切りをされてる気がする…。牧君の「クッソダサいじゃないですか、私服」からのもそうなんだけど、春牧が2人共お互いに『俺色に染まれ』的な状態なんですね。

普通に見てたらメチャクチャ分かりづらい作品だと個人的には思いますよ。設定や脚本がメチャクチャで、役者のお芝居と音楽さえ良ければ作りは雑でも高い評価を受けるのかっていう、TVドラマ業界に衝撃を受けた作品ですからね…。でもそういう作りの荒さを指摘する評論は見た記憶無いからおかしいなと思って、試行錯誤してきたわけです。
「春田さんって、何にも見えてないですよね」
ということを作中で言っていて、『1番何も見えていなかったのは私達視聴者』ということはスッと理解しましたからね。夜空を見上げて曇っていて何も見えなかったら、普通の人は見向きもしないと思います。それで星を見ようとしてたって時間の無駄。晴れてる日にした方がいい。『曇っていて星の見えない空での天体観測』という、仕掛ける側も受ける側も狂気の沙汰ですよ…。でも絶対これだと思った。あくまで自己流だけど、コツを掴めるようになるとおもしろいですよ。ヒントだけはいろいろ投げてきてくれてるから、「つまりこういうことですか?」って時々番組サイトからメール送ってる。
『黄色い星』をよく目にしてるから、星・星座をイメージしてたんだけど、夜空を見上げて1番明るく綺麗に輝いてるのは月ですね。2話時点では『春田創一には夜空に何も見えていなかった』のですが、skyで「月が綺麗ですね」と変化が表れてるんです。私はその時点までかかってしまったのですが、フェスの時の「平成最後の満月の夜」がヒントだったはず。あの時点で満月が見えていて、春田さんの心象風景を夜空で表すと、1番明るく綺麗に輝く月が牧君だってことです。曇っていて何も見えていなかったのが、はっきり月が見えるようになったんですね。…フェスの日は先に書いた件でモヤッとしてたのが強すぎて気付けなかったんですけどね…。

ドラマで牧君と武川さんの話が、匂わせているだけでどうもはっきりしないまま終わってしまっている。Twitterとか見ても、首傾げてる感じの方はお見かけしますよね…。ドラマの作りとして変だと思いますから。春田創一と黒澤武蔵が太陽であり、牧凌太と武川政宗が月であるとすると、今までは『太陽が昇っていた状態』なので、月の姿ははっきりしなかった、と見ればメチャクチャよくできた作りですよ。こういうのがおっさんずラブにおける天体観測と思う。『目には見えない』んですよ。脳で見てる。かなり試行錯誤してる分、脳の疲労がひどくて休みの日は体もあまり動けないって感じになってますけど…。
月はもう見えてるんですけど、コロナで世の中の状況が大きく変わってしまって、また曇ってしまった感じが…。作中で春牧の動きを見ると、ちょっとだけ一緒にいて1年離れてというサイクルを繰り返してますし、不動産編は視聴者的にも約1年ずつ間隔を開けて…って感じですよね。七夕より少し遅れたものの7月に動きもあったあたり、織姫と彦星をモデルにしていると見ていいんじゃないかと感じている。また来年の夏くらいに何かしてくれたりするのかな?それまでにコロナが落ち着いてくれるとありがたい…。

前回書いた内容(見上げる・見下ろすの構図)からは他にもいくつかの部分が繋がったりもしたんですが、すでに長くなってるのでいずれまた…。

2日に拍手5件ありがとうございました!
前の記事へ 次の記事へ