過去の話ばかりですまんね。むしろ今のうちしかできん話か?

思考力?読解力?
『牧凌太は春田母から「創一とずっと友達でいてね」と言われ、「はい」と約束してしまったため春田創一と別れました。春田母との約束を守ろうとしているので、牧凌太と春田創一の関係は男友達です。男同士の友達として一緒にいるので、春田さんは俺といても女性と結婚して幸せになることはできます。では「俺といたら、春田さんは幸せになれませんよ!」とは一体どういうことですか?』
…という国語の問題なんだよな…。ストーリーをそのまま語っているだけなんだよこれ。あれ?話おかしいよねって気付いて、辻褄が合うように頭働かせてみるとね。映像も脚本も一切変わってないのにストーリーが全く違うものに変わるということが起きるんだな…。一般的な解釈は『春田創一の幸せは女性と結婚する普通の人生に戻ることだと考えて牧凌太が身を引いた』だと思うけど、この時点ですでに辻褄合ってないですからね。『男同士の友達として一緒にいるなら女性と結婚して幸せになることは可能』ということに気付けるかがまず大きなポイント。
・春田創一:牧凌太と結婚したい
・牧凌太:春田創一とは友達でいようとしている
…という状態で、『春田創一の幸せは牧凌太と結婚することである』なら春田さんは俺といたら幸せになれないんですね。春田母との約束を守って友達でいようとしているので。それで、『春田創一の幸せは俺と結婚すること、ということを何故牧凌太本人が知っているのか?』ということなんですね…。この意味が分かると化けるぞ。
賛否は別として(まあ、やり方はクソだと思うし)、あくまで技術面だけで物を言えば『とんでもねえ神業』だと思うよ。さすがに各種メディアが気付かないことは無いんじゃない?児嶋さんいるから、勘が鋭い人ならアンジャッシュのすれ違いコントだってピンと来るだろうし。脚本の徳尾さんは得意ジャンルにミステリーを挙げてるから、ミステリー系書く人ならトリックとかそういうのも考えると思う。そういうのを得意としている人が2人いるなら、そっちの線を疑うのは『シンプルで分かりやすい話』なんだよ。読めたとしても書けるもんじゃないけどな。
普通に見てると「これ本当にプロが作った作品か?」って感じするけど、仕掛けが分かると神業で返してくる。お笑い芸人さんが出演しているのが1つ特徴としてあって、お笑いと言えばボケとツッコミ。視聴者がツッコミを入れると出てくる感じ。多分リターンズの後じゃないかって気がするけどどうだかね。

個人的なイメージを説明させてもらうと。学校で例えるなら視聴者は皆グラウンドに集まってる状態なんだよ。調べたら朝礼台って名前が出てきたけど、運動会の時とかに先生が喋ったりラジオ体操とかのお手本やる人が乗る台あるじゃないですか。制作者さん役者さん達は朝礼台の上で話をしていて、視聴者はグラウンドに立って話を聞いてる状態ね。当然、朝礼台の上にいる人達の方が高い位置にいる。このドラマ、世間的には評価高いんだよ。普通に見てて高く評価する人達って、作り手側の人達にリスペクトあるというか、多分ちょっと見上げる感じありますでしょ?
そういう状態だとしたら、個人的には朝礼台の上にいる制作者さん役者さん達に、何か違和感があるんだよ。設定は矛盾だらけ、視聴者が見ていて首傾げる作りなら、視聴者よりも先に役者さん達は何も思わなかったのか?それとも設定や台本に疑問があっても台本通り演じるのがいい役者?
先に書いた仕掛けが分かると、朝礼台の上(視聴者よりもちょっと高い場所)どころか、屋上(さらに高い場所)から凡人を見下ろしてきてるって感じ。個人的にはそっちが本体って印象。朝礼台の上の人と目が合ってる状態の人は屋上に人がいることは認識していないだろうし、屋上にいる人に用がある状態だと朝礼台の人の話は半分くらいしか入ってこない感じかな…。

ドラマ版公式本で貴島Pと徳尾さんの対談でスーパーを舞台にしようかという案もあったって話。詳しくは2つ前の記事で書いたけど、『スーパーのレジ業務あるある』みたいなのが盛り込まれてるから、本当にスーパーを舞台にしたもの作ったのか…。普段の仕事の中で山程見てきた光景が擬人化されてるというか…、見えるようになったのはさすがに驚いたけど。それなりに経験者じゃないと分からないだろうことが盛り込まれてるから、作り手側にも誰か経験者がいそうな気はする。この仕事やってる人が嫌がりそうなことを知った上でわざとやってきてる感じが…。

カレーのメモが2話と最終話でよく見ると違うやつ。そんな細かいこと気にするなよって思われるかもしれないけど、レジ担当者(というより品出し担当者)にとってはああいうの気付ける能力大事。実例を挙げると、ヘアゴムを買いに行った時にいろんな色が並んでて、全部に98円のPOP。ただし私が欲しかった色だけ、98円と89円の2種類付いている。98と89ってパッと見似てるけど、商品同じなのに2種類の値段付いてるっておかしいんだよ。まあ98円だろうなとは思ったけど、近くにいた店員さんに確認してもらったら98円が正しいと。それはいい。じゃあ89円の表示は間違ってるんだからすぐ外さないといけないでしょ。新人さんだったのかな?そういうこと分からない人もいるみたいなんだよね…(その辺りの売場よく行くから後日ちらっと)。その店にはその店のやり方があるだろうから、あとは放っておいたけど。89円の表示を見てレジに持っていったのに、98円で打たれたらクレームになるよね。こういうの気付けるかっていうのも小売業では大事。「昨日まで○円だったけど今日は△円で合ってる?」とかも。普通に買い物してても値段の間違いとか紛らわしい表示に結構出くわすよ…?キャッシュレス決済だと余計、値段間違って打たれてても気付かないでしょ?値段を均一にすることでこういった類いのミスを無くしたり、チラシに合わせてPOPを付け替える手間とか諸々浮かせてる100均はよく考えるとすごいビジネスモデルだと思う。
ちなみに、増量品とかお試し容量品とかで、通常商品と値段が違うものもある。この場合はパッと見で似てる商品でもPOPは2種類。
つまり、2話だと『晩ごはんのカレー』最終話だと『晩ごはんカレー』なのは、
・同一商品なのに2種類のPOP→正しい方を残して間違っている方は外す→最終話で落ちてくるメモが2話のものであるなら2話と同じ文章に統一。コミカライズ版はこの対応。
・2種類の商品がありPOPも2種類付けているが、片方の商品が欠品している→欠品中商品が補充されれば商品も2種類並ぶ→最終話のメモが2話とは違うもの(6話で出ていった時にもカレー作っていってくれたとか)であれば、そのシーンが欠品しているということなので補充(=未公開映像の公開)されれば2種類のメモがあることは自然になる。打倒牧良太が修正されてこれは修正されないあたり、多分こちらのパターンでは?

で、隠しシナリオの仕掛けとかもどうしろっていうんだかね。厄介事を抱えさせられてるばかりで、人に説明できるもんでもないしこれからどうなるとも知らん。とにかくクソ面倒くさい。前職の経験がかなり影響しているみたいだから、戻る手もあるんだよ。とはいえ「セルフレジ入れたから人減らしてもいいよね?」みたいなこと言う上司もいたしそうなっていくだろうから、戻ってもね…。今月はスキマバイト系も始めていろいろな所行ってみたり、2月末まで派遣で小さい工場に行き始めた。1日5時間半、週5で時間が短いから金額は心許ないけど。1日の時間が短いとはいえ、5日連続出勤っていうのが疲れてんのかな?前の職場は休みが不定期だったけど、長くても4日出勤して休みで5連勤は滅多に無かったからな。前職の時と時間帯も違うし、生活リズムの違いにまだ慣れてない気がする。帰ってきてからはほとんど何もできてない。
この5年半、『指示待ち人間になるな、自分で考えろ』みたいな状態だったから、今は工場系が楽なんだよ。マルチタスク状態で体壊して、シングルタスクになると体調回復するって経験で知ったから、余計なこと考えないで黙々と作業する系が合う。これをやってって言われたらこれをやってればいい。単純に短期可能な募集がここしか無いって言われただけで、はんだ付け(基盤みたいな細かいやつじゃなくてもっと単純なやつ)やってるけど、中学の時に授業でちょっとやった以来だね。これができるようになって将来的に役に立つのかって正直思ってたけど、先々週から出勤してだんだんおもしろくなってきたんだけど…?手芸は元々好きだし、そこからの派生だと思えばアリなのかも。何か作りたい気持ちはあるけど『何を作りたいのか具体的なイメージが湧かない』せいで、とりあえず材料だけは買うものの材料のまま放置の状態が続いていた。そこが上手く解消されてんだろうな。材料は職場で用意されてるし。部品Aと部品Bを差し込んでくっ付けるってだけで、それだけやって次の工程の人へ。どこのメーカーへ行くかは分かるけど具体的に何の製品になるのかは分からない。もしかしたらうちにもすでにあるのか今後買うかもしれない家電を動かす部品作ってるって、仕事としてアリかもね。家電って1度買ったら何年も生活の一部になるわけだし。最終的には1時間で○個作れるようになってくれると嬉しいって言われた個数に、だいぶ近付いてきたけどまだ遠い。今日は何個作れたっていうのを毎日記録してるけど、はっきりと数字で表れるから自分でも分かるのがいい。この5年半、何を目指して今どういう状態なのかさっぱり分からなかったのとは大違いで分かりやすい。
絶対残ってたらいけないゴミ(はんだボール。これが残っていてポロッと取れてしまったりすると、電気通った時にショートするらしい)と残っていても問題無いものとの見分けがまだ付きづらいから、とりあえず全部綺麗にしようとして時間がかかる状態だね…。ある程度の多きさなら見分け付くんだけど、細かいのははんだボールなのかその他(問題無いので綺麗さにこだわるよりそのままにさせてもらって進めた方がいい)なのか分からん。武川さんが生活のすれ違いが原因って言ってるのに上海行くっておかしくない?って部分を取り除いてないから、私は訳分からん状態に巻き込まれたわけだし。これがはんだボールみたいな状態になってるわけだろ?上海行きを辞退させてもらって営業所に残れば同じ家で暮らして同じ職場に通うから、生活のすれ違いは起きない。いや、こっちか?これがあるから、上海行くことで「えっ!?!?」ってなるわけだし。これが電気通った時にショートするってやつでしょ、人間の脳で起きると。何これ私が悪いの?世の中の多くの人にはハッピーエンドに見えるんだろうけど、ドラマの終わり方は何言ってるのか分からないんだよ。我慢しないって決めたって『何を』?彼氏が海外転勤行って1年帰ってこないなら、いろいろ我慢しないといかんわな。これも解釈ができすぎる。プロポーズ後の1ヶ月を丸ごとすっ飛ばして意味が変わりすぎるから、あの終わり方いろんな解釈ができすぎて取り除けないんだよ。ファンの多くの人が言うような喜ぶ感覚が正常だとしたら、私は完全に誤作動起きてる状態だね。事故だろ。1クールの中で7話しか使ってないんだから、もう何話か追加して余計な解釈を取り除けば綺麗になるはずなんだけどね。こんな状況経験させられてれば、仕上がりの確認に慎重にもなるよ…。治具や机や手袋の汚れが製品に付いちゃったりもするから、頻繁に掃除するようにしたらちょっとマシになってきたかな。本当にたまたま今この仕事してるけど、おかげで5年半前に私の身に起きたことが何だったのかよく分かったよ。電気関係だと明確に『不良品』だけど、創作・芸術系は『個人の解釈の違い』でしかないから、視聴者読者側が悪いことにされんのかね?
はんだ付けもおもしろくなってきたし、なんかもう仕事これでいいんじゃない?って感じもしてしまうんだけど、本当に何してきたんだかなこの5年半…。

とりあえずこの辺で。
拍手くださった方ありがとうございました。