リハ５秒前！

文才はないんです私。ごめんなさい。無駄に長いので暇なときに読んでください。

まずはみんなへ。

新入部員のふぅ。
入部してすぐの初舞台。どうだったでしょうか?短い練習時間でよく頑張ってくれたと思います。
君はすごいポテンシャルを秘めていそうなので(いろんな意味で)これからに期待してます。
愉快な先輩たちと一緒に頑張ってってください( ´∀｀)

あろう。今回のお芝居って照明がすごく大事なお芝居だったと思う。
抽象的なセットだから視覚的には照明でいろんなことを表現するしかない。
練習中は孤独だし事務的な作業も大変だったようですが・・・。
本番だと照明の使い方ひとつでシーンの印象も変えてしまう、それくらいの力がある思う照明って。
まだDVD見れてないのでどんな照明に仕上がってるか楽しみです。お疲れ様でした。
それと筋肉委員長として演劇部の筋力向上に努めていってください。・・・これでも褒めてるんですよ?

ピノ。秋大に続いてメインキャラ。
殺陣、すごく練習してたね。うまくいかなくて、悔しい思いもしたでしょう。
でも本番で最後の土方との殺陣が音とぴったり合ってたのは何よりも感動した!袖で見てて拍手した気がするｗ
そしてこれはまあ、ピノだけじゃないんだけど。個人的に裏方ばっかやってたせいか2年生とは舞台であんまり絡めなかったことがちょっと心残りです。
あと秋大の練習の時とか、すごく君に辛い思いさせちゃったかなと・・・。舞監としてもっとどうにかできたんじゃないかって反省してます。
ピノって素直で頑張り屋だからいろいろ言ってあげたくなっちゃうんだよみんな。
先輩にからかわれ、Sな同級生に囲まれ(笑)大変だったでしょう。でも一生懸命やってくれたと思います。お疲れ様でした。

マダらん。驚くほどの早い段階から音響の仕事を進めてくれました。おかげでスムーズに練習も進んだんじゃないかな。
君の頑張りを見てると自分も頑張らなきゃなって思う。
でもひとつ覚えていてほしいのは君が頑張りすぎることで悲しい思いをする人がいるってこと。
この間も一人の部員を失うくらい無茶したのに、今回も私たちはまた同じことを繰り返そうとしているって気付いたとき私はすごくショックだったんだよ。
・・・まあまとめるとみんなちゃんと自宅の布団で寝ましょうという話です(笑
マダらん見てるとすごい元気出るんだよ。これからも元気で明るい君でいてください。お疲れ様でした。

餅子。君のすごいところは一旦飲み込んでしまうとものすごい力を発揮するってところ。
ゆうちゃんとか我ヶ崎さんとか、最初は探り探りやってるんだけど、あるところから役にピタリとハマるの。すげえなーって見てました。
今回は舞監、あと切られ役というなかなか忙しい役回り。
舞監の一番の見せ場ってリハだと私は勝手に思ってるんだけども、しっかり進行してくれてうまくいったと思います。リハうまくいっただけでばんばんざいですよ。
あと餅子お手製の狐面、1回壊しちゃったのはごめんなさい。これからの餅子作品も楽しみにしてます。
会計の仕事でわかんないことがあったらいつでも聞いてね。お疲れ様でした。

Ria。つんでれ山南さん。とっても難しい役どころだったんじゃないでしょうか。役つかむのも苦戦していたようですし。
でも練習してくうちにお芝居にもだんだん熱が入ってきて、気持ちもうまく乗せられるようになっていってたと思う。
12場はたくさん練習したねー。ダメゼッタイを何度もやらせてごめんなさい。笑わせちゃってごめんなさい。でもおかげでうまく出来たと思うんだよダメゼッタイ。
あと個人的にあのシーンは山南さん振るの切なかったです・・・。ほんとごめんなさい山南さん、こんなに健気なのに!どうして振らねばならんのか!私だったら山南さんについていくよ!とか心の中では思ってた。
そんな感じで一緒に新撰組やれて楽しかったです。お疲れ様でした。
そして新部長としてカオスな演劇部をまとめていってください。大変かもしれないけど、Ｒiaなら大丈夫でしょう。

onさん。君は超人だと思ういろんな意味で。番長もそうなんだけどさ、君たちってすごいんだよ。
すごいことを平気でやってのけちゃう。君たちと演劇やってると、2人はどんどん前に進んでくのに私1人だけ全然追いつけないって思うこともしょっちゅうでした。
まあそんなことは置いといて。近藤さんと魔王さま・・・いやさ芹沢さん。一人二役。どっちの役も台詞も多くて濃ゆいキャラだったけど見事に演じ分けてました。
芹沢は練習するたび進化しててさ。笑っちゃうくらいすごかったんだよ、本当に!
近藤さんは温かく新撰組のみんなを包み込んでくれて、まさに演劇部におけるonさんみたいな立ち位置のキャラだったと思う。久々に共演できて楽しかったよ。お疲れ様。
あと話はそれますが君のせいでナックスにハマり、おそらく私のこれからの人生に多大な影響を与えたと思われます。
これからもonさんレンタルショップ利用させてください。

セバスちゃん。練習見に来てくれるたび感想言ってくれて、君のイメージしてる沖田がうまく演じられてないんだなー私、と申し訳なく思いつつ。
本番はどうだっただろうか。初期の頃よりは沖田に近づけたんじゃないかな・・・と個人的には思っとるのですが。
本番終わった後土下座しようとまでしてくれたけど、今回君の脚本を最後の大会で演ることができてとても嬉しかった。
大変だったけどみんなで君の脚本選んだんだもん。沖田演じられて楽しかったよ。ありがとう。

番長。このお芝居で、沖田がなんで土方さんのこと好きなのかって、カリスマ的なところに惹かれたのかなあとか思ったり。かっこいいんだよね。土方さん。
そんなカリスマ性を番長は持っているんだよ。君には舞台の上が一番よく似合ってる、一番いきいきしてる。
沖田も土方に似たようなこと思ってたのかなあ。なので土方とのシーンはやりやすかった気がするのです。
なんかいろいろお芝居やってきたけど、とりあえず私の役はよく番長と絡んでた気がする。
最後の最後まで一緒に共演できて嬉しかったです。お疲れ様。
ちょくちょく休み時間とか話しかけてくれてありがとう。私みたいな日陰者には時々君は眩しすぎるんだぜ。


個人的に。
最後の大会でした。今回沖田総司という役を演じて、すっごく難しかったなーうん。
役に向かおうとするとなんか自分の嫌なとこばっか見えちゃって。へこむこともしばしば。
体力ないと気力って出ないんだなあと実感。もっと体力付けときゃよかったなー若いころ(笑
そんなこんなで迎えた本番、まあ反省点は各自反省するとして。
あの舞台にちゃんとした役者として立つのは1年半ぶり。
ステージにいると舞台上しか見えなくて、本当に女新撰組の世界に入り込んだみたいな気持ちになった。
とか言いつつ割と本番余裕なかったんだけども。最後の舞とちったし。ははは・・・。
本番を迎えるまで、ずっと稽古してるとどこへ向かえばいいのかわからなくなってくる。
自分が楽しいだけじゃ演劇って成立しないんだよね。
そんなとき周りの支えてくれる人、見ていてくれてる人のために頑張ろうって思いながらやってた。そうするしかなかった。
だから終わっていろんな人から感想をもらった時、ああ今まで頑張ってきてよかったなあって思った。その瞬間が演劇やっててよかったなあと一番思えるのです。

演劇部の２年間。
1年生のときは無我夢中で。みんなでいるのが楽しくて楽しくてしょうがなかった。
2年生になって、「先輩」って大変だなって思って・・・。いろんな壁にぶち当たって、やめようとまで思いつめたことも、まああった。
私たちめちゃくちゃだったよね。後輩諸君には多大なる迷惑をかけたと思います。至らない先輩でごめんなさい。そんな中でも付いてきてくれたみんなには感謝してます。ありがとう。
なんで演劇やってるんだろうって考えたけど、やっぱり演劇とかお芝居って好きなんだよね。
今までやってきた役職では音響が一番楽しかった。基本的に私は人の演技を俯瞰で見てるのが好きなんだと思う。そこにちょっとだけ彩りを添えられるような立場が自分には心地いい。
この演劇部でみんなと過ごした時間は私にとって、密度が濃くて刺激的で楽しくて。大切な時間だった。
普通に生きてたらおそらく出会えなかったものにたくさん出会えた。すっごく幸せだった。
青春だったんだろうなー。あんまり青春っぽくなかったけどｗ
全部終わってみて、今はすごくすがすがしい気持ちです。やりたいことはやり切ったし。悔いはあんまりないです。
またどこかでみんなとお芝居できたらいいな。
お疲れ様でした。ありがとう。