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怠け者と努力家

 あ〜、気づけば5月も終わり、夏至の月、6月になると気づく。2011年ももう半ばに差し掛かっていたのね…。速っ!

 少し前に聞いていたのだが、彗星が近づいているそうだ。なんか、かなり怖い話になっているらしく、どういうことなのか、後で調べてみたい。

 さて、最近気づいたことがあった。

 私はてんびん座生まれだ。てんびん座と言うと占い雑誌等を見るとよく書かれていることは―。

☆オシャレ。
☆平和主義。
☆モテモテの星座。
☆美男美女が多い。

なーんて肯定的に捉えられていることが多い。恐らく、女の子達が一番言ってもらいたいことを一番言ってもらっている星座かもしれない。
 反面、短所として―

★優柔不断
★無責任
★快楽主義
★怠け者

 という、はなはだ有り難くない…と言うべきが、厄介と言うか、どーしよーもない点も上げられたりしている。

 実はこのてんびん座の欠点、人生を歩んで行く上でかなりマイナスだ。

 おひつじ座の攻撃性は能動性、積極性に通じ、おうし座ややぎ座の頑固さは、探究心や持続性に繋がる。さそり座のしつこさは忍耐力をもたらす。
 ところがてんびん座の無責任さや快楽追求は、浪費や問題の先送りを生み、身近な人々に火の粉となって降り懸かるのだ。もう手の施しようがない。唯一、彼等の持つバランス感覚だけが、極端な行動や思想に走らぬよう、監視の役割を果たしてくれている場合もあるが。

 この私、ミスランディアはかつて嫌なものは嫌と逃げに逃げまくっていた。
 お勉強大嫌い!運動も大嫌い!夏休みの宿題もやらない。授業中は妄想中。言うこと聞かない、殴られても聞かない(親父の理不尽さが余計に拍車をかける)。お手伝い?なんのこっちゃ!母さんは泣いてたね。

 そんな私は当然いじめの標的に。

 成長しても怠け具合は変わらず。当時よく思ったのは”何もしなくったって成功してる人は沢山いるじゃない!どうして私だけが大変な思いをして努力しなくちゃならないの?”

 もしも当時の私に何か言えるなら、今私はこう言うだろう。

”ノリタン(←本名、エルタ・ノリコ・マリー・ミスランディア・ナジェータ(笑)や。いかにどう写っていようとも、大変な思いをしないで生きている人など、一人もいないのだよ。”

 まあ、反発するやろな。当時の私なら(笑)。

 そして私は二度と返らぬ貴重な若い時代を不満と怠惰で過ごし、嫌と言う程現実と向き合わされ、ついに取っ捕まって諦め、そして受け入れ、ある次元においては悟りの境地に(笑)。

 昔々、世界一の怠け者だったノリタンことミスランディアは、大層努力家となりました。

 毎日毎日運動を続け、食事制限をして体重を減らし、美味しそうなお寿司やにぎりめしの誘惑にも負けず、また毎日毎日発声練習をして声を保ち、始めたばかりのパソコンと、MIDIキーボードを抱えて面倒なマニュアルと格闘。大嫌いな電話をかけて問い合わせることも平気になった。

―何故そんなに努力家になった?

―何故なら、マジで怠け者だから(笑)。

 (シドニーのおちんさん風に)最近、ワタスは気づいたんだな。ほんまもんの努力家は、ほんまもんの怠け者だってことに。

 何故なら、怠けに怠けた結果、最もなりたく無かったものや、見たくなかったもの、やりたくなかったことをやらされる結果になったからだ。

一番なりたくなかったものになってしまったからだ。

てんびん座は”美”を愛する星座。優雅で優しく、平和で穏やか。

 ところが私の何処を探しても、美も優雅さも楽しく穏やかな日常も無かった。どーしてこーなった?

自分で自分の責任を取って来なかったからだ。

 2年前、私は自分と向き合い始めた。伝統の道がそこへ導いてくれた。

 今日も運動の時間。あ〜あ、やりたくない!と思う。毎日思う。明日にしようかなと思う。
 でも分かっている。今日が嫌なら、明日も嫌なんだと。そして逃げ出すと、一番辛い所へ来てしまう。
 だから、毎日コツコツが一番楽な道。そう、それが一番怠けた道なのだ実は。一番最後にいっぺんにやる方が、実は余程大変だし、チャレンジャーな道なのだ(笑)。ビビり野郎は失せなっていう、選ばれし者の道なのだ(笑)。

 ミスランディアの人生哲学。

―究極の怠け者は、究極の努力家―。

〆(.ω.)メモメモ…っと!(笑)。
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