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地図の読める女

 前回、私がゲーム音楽を好きになったいきさつを書きましたが、その際”日本人に音楽の才能など無いと思っていた”というところから、

あんた有頂天好きだったじゃん

 という、しごく的確なご指摘を受けまして、ちょっこし言い訳を…(笑)。

 私が有頂天を知った頃と、ゲーム音楽に興味を抱き始めた時期が、実はかぶっていまして、その頃私の頭の中に音楽に対する、別の視点が出来始めていたらしいのです。

 有頂天のリーダーケラさん(現、舞台演出家、劇作家ケラリーノ・サンドロヴィッチ)は、9歳でカフカを読む様な凄い方で、お父さんはジャズメンだったそうです。
 そのせいか、彼の作る曲や歌詞はどことなく古めかしいカッコ良さがありました。どちらかと言えばアングラで、世間に媚びない姿勢が凄く好きでしたね。

 ケラさんは、時々ギョッとする様な問題発言とかしたみたいで、かなり毒舌なところもあった様です。

 さて、毒舌と言えば昨今ではマツコ・デラックスさん。

 実は”似ている”と言われて以来、みょ〜に親近感のあるマツコさん。
 この間、Yahoo!お役立ち情報で、マツコ・デラックスの人気の秘密を探るというのがあり、ちょっと興味を引かれて見てみました。

 いわゆるお姉キャラというのは、需要があるのは主に女性。しかし、マツコさんは女性にも男性にも人気があり、その秘密を某辛口TV雑誌の男性編集者が

”彼にはオカマに珍しい、男性脳が残っているから”

と話していました。そしてその証拠として”地図が読めること”を上げていたのです。

”彼はオカマに珍しく、男性脳が残っていて、男性の専売特許である地図が読めるのです。
 自分が描いた、汚い地図もちゃんと読んで来てくれる―”




 ええ〜っ!そうなんスか〜っ?
 地図が読めるって、男の専売特許なの?

 訳が分からないので、地図のスペシャリスト、我が妹せっしーに聞いてみました。すると―

「らしいね。なんかホルモンの関係らしいよ。女の人はどうしても地図が苦手になるんだって。
 実際、女の子って方向音痴多いよ。」

何ですとっ!ほいじゃわしは男やいうんか!

「珍しいんじゃない?私も地図は描けるけど、実際の場所に立つと訳が分からなくなるもん。」

…なんか腑に落ちない…。地図がどうホルモンと関係するんだ!すると、姉のみけーらが

「地図が読めるということは、物事を理論立てて考えられるってことなのよ。
 女性はどうしても感性や感覚で物事を判断するから、たまに地図が読める様な理性的な女性がいると、可愛くないでしょうね(笑)。」

…そ、そういうことだったんスか?だからわし、モテなかったんだ〜…って、それは違う?

 はい、実は私、地図が読める女です。つまり、可愛いげの無い女っス。

 けど、私はそれは血筋だと思ってますが…。何故ならうちの父親は地図の大家で、ちょ〜有名人(注・業界内限定)。

 もしも、私が本名を言えば、”あ、〇〇さんの娘さん?”と知っている人には分かってしまう程有名であります(重ねて言うが、業界内限定!)。

 時々、テレビでも父の仕事が写ることがあります。人間としては甚だしく問題有りでも、世界で唯一の技術を持った奴なので、知らない人がいないのです(重ね重ね言うが、業界内限定!!(笑)。

 妹せっしーが、独学で技術を修得出来たのも、元々センスがあったからではないかと私は思っているのです。

 私達は、特別父に地図の読み方、見方を叩き込まれた訳ではありませんし、好きだった訳でもなければ興味があった訳でもない。それでも地図は苦手なものではありませんでした。

 私がいかに方向音痴でないかを示す体験があります。

 昔、ファミコンの”ウィザードリィー”というゲームを、私はマッピング無しでプレイしていました。
 普通、3Dダンジョンのゲームをプレイする場合、オートマッピング機能の無かった昔は、プレイヤーは方眼紙等を使い、自分で地図を作るしかありませんでした。
 しかし、私にはそんな発想が無かったのです。
 なので、ダンジョンを頭の中に叩き込みながら進めていたのでした。攻略本も使わずに。しかも、そのことに何の疑問も抱かなかったのでした(笑)。

 えっ?それでクリアしたのかって?




 い、いやそれが…新しいダンジョンに入って…
迷って…(迷ってんじゃん!)しかもセーブって概念が無かったので…全滅しちゃって…やり直せなくって…(ダメぢゃん!)。

 と、とにかく!地図が読めるのは男性の専売特許ではありません!ここに、地図の読める可愛くない女がいます。フン!

ちなみにみけーらも読めます(笑)。

 そうそう、某辛口TV雑誌の編集者(男)さん、マツコさん、どんな汚い地図描いても来てくれるっていうけど…。

 多分マツコさん、住所見て、ちゃんとした地図出して調べ直してると思うから。

 私がそうだもん!(笑)

今年2月14日の珍事(笑)

 ツイッターもそうだが、私がブログを書く時、いつも”これ書いていいかな?”と迷いながら記事を書くことが多い。このブログタイトルにもある様に、例え自分に他意は無くても

火の無い所にわざわざ煙を立てに来る奴がいたりするからだ。

 だから今回のエピソードも、少々戸惑いながら書いている…。

 最近、なんだかんだとびっくりすることが多い。
 今週頭、ろくな思い出が無い、とブログにも書いたバレンタインデーの日、もしかしたらエイプリルフール?と思った程驚いたのは…

 ゲームミュージックの作曲家、Y.Kさんが、何故か私のフォローに入ってくれちゃったことだった…(笑)。

 プロフィールにも書いたが、私は元々クラシック音楽の出身で、家で聴く音楽と言えば、クラシックか教会音楽(賛美歌)。
 しかし、そんな私が今一番好きな音楽は、実はゲ音だったりする(笑)。

 何でそんなことになったのか(笑)。

 若かりし頃、私が聴く音楽と言えば、洋楽通り一辺倒で、邦楽はあまり聴いた試しが無かった。

 元々、ピアニスト志望の母は、私ら姉妹がクラシック音楽以外を聴くのを快く思わなかったし

 私も洋楽以外に興味を示さなかった。

 当時、いわゆる流行りの音楽を私はいいとは思えなかった。
 幼稚なメロディー、陳腐なアレンジ。更に下手くそな歌い手。何故こんな恥ずかしいものが巷に氾濫するのか理解出来なかったのだ。
 海外のヒット曲のパクリを思わせるものも多く、当時の私にとってそのあまりにもいい加減な音楽を取り巻く環境に

日本人に音楽の才能なんて無い、と思っていた。

 そんな私に、”いやいや、そんなこと無い!日本人才能あるじゃん!”と思わせてくれたのが、ゲーム音楽だったのである…。

 今からウン十年前、当時コンピューターゲームなぞ興味が無かった私に、従兄弟が”もう使わないからあげる”と言って、ファミコンを寄越して来た。
 まあ、くれると言うのだから…と、受け取って、しばらくそのまま放置プレイ(笑)。
 ところがその後、妹せっしーがハマリ出して、私も手を出すことに。

 コントローラーを必死で握りながら、耳に入って来る音があった。

 元々が音楽畑(って言うか、当時はライブハウスで歌手活動をしていた)。音が鳴ってるとどうしても耳ダンボに。その時、その音を決して悪くないと思ったのだ。

 初めてプレイしたRPGは、当時姉みけーらが付き合っていた彼氏がくれたもので、忘れもしないコナミの”ドラゴンスクロール”。
 ファーストステージで流れる”♪ちゃんちゃ〜ちゃ、ちゃんちゃらららららら〜ら”というフレーズや、地下ステージの”ちゃらら〜、ららら〜ら〜〜らら〜〜、らららら〜ら〜”というメロディーは、今でも忘れられない。
 シンプルなのに、とてもよく表現されていると思ったものだ。

 以来、ゲームをする時は音楽を意識する様に。”ふぁみこん昔話”や、”ファミコン探偵クラブ”、”太陽の神殿”等、やっているゲームの音楽が、流行り歌を聴く時の様な苛立ちを感じさせないことに気づき、”ゲームにはいい曲が多い”と思う様になった。

 そしてある日、再びみけの彼氏が持って来た”Y”と言うゲーム。このゲームの作曲家が、Y.Kさんだった。

 聴いた途端、うおおおおっ!何じゃこのカッコイイ曲はっ!

 エンドロールで作曲家の名前をチェックした。

 そしてその後、私は”Y”にハマリ、続編を探し求めてゲーム雑誌を漁る羽目に。そして、めくったページで人生をひっくり返すゲームと出会ってしまう。

 そのゲームの作曲家が〇さんだった…。その衝撃的な音に引っ張られ…

 以来、私は…

 そう、Y.Kさんは、私をゲ音へ導いた方であり、今現在、ゲ音界の大御所も大御所な方なのである。そのY.Kさんが何故わしなんぞのフォローに?
 私はY.Kさんのフォローには入っていなかったし、何処でどう知ったのかしら?

 考えられるのは、某さんと私のツイッターでのやり取りで、面白そうと思って下さったのか…。その後、私も慌ててY.Kさんのフォローに入らせて頂きました。

 でも、本当に謎です。何故私なんぞのフォローに?

…一番考えられるのは、こんなとこかもしれない。某さんとのやり取りを見て、”誰?この人”と調べに私のプロフィールを見ていたら、そんなつもりはないのに思わず”フォロー”をクリックしてしまった!

”ああ〜っ!でもしょうがねえ、フォローしとくか”

 …案外、こんなとこかもしれない…(泣)。

 とは言えY.Kさん

末永く、よろしく〜(笑)。

ゼルダアップしました〜。

 第22回目の連載です。
こちらからどーぞー(笑)

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Valentine's Day

 昨日は雪が降りました。かなり積もると予想されていたのに、こっちは全然積もりませんでした( ̄0 ̄;)。

 にゃごや辺りはやっぱり凄かったみたいですが…。

 さて、もうすぐバレンタインデーです。今年もスーパー、デパ地下、コンビニ、ファミレス等がチョコレートで満開です。

 皆さんはバレンタインの思い出って、ありますか〜?(笑)。

 私にはろくな思い出がありません。好きな人がいて、一応チョコを渡しますが…

 大抵返事がありません(笑)。そのやり切れない思いを歌った歌を作ったことがありますが

 …何故か、作曲指導の先生に大ウケでした(笑)。

 でも、今から思うともっと色々やれば良かったかなぁ…。二度と来ないせーしゅんだしぃ〜(笑)。

 妹、せっしーみたいに…(笑)。

 彼女が高校生の時です。同じクラスにMくんという、結構イケメンの男の子がいたそうです。本人もそれを自覚していたらしく

 ちょっと、ええカッコしぃだったそうです。

 確かに若い女の子は、大抵の場合イケメンくんが大好きですが

 あまりにも鼻につく様な自意識過剰男だと、嫌だなと思うものです。

 実はそのMくんがそーゆータイプだったらしく、バレンタインが近づいたある日、誰が言い出したのか(せっしーか?)バレンタインにかこつけたイタズラをしてやろうと、クラスの女の子達が一致団結!
 喧嘩中の子達も、一時休戦して参加。バレンタインのイタズラが計画されました。

 イタズラそのものは簡単。誰からか分からないチョコを仕掛け、Mくんの反応を見るというもの。

 女の子達はそれぞれ役割を分担。チョコを用意する子、包装紙を用意する子、メッセージを書く子、タイミングを見計らってチョコを仕掛ける子等…。

 チョコはチロルチョコを一個用意(笑。この時点でこれがおふざけだと分かる。敏感なら)お歳暮を包んでいた、捨て紙で包み、後はメッセージ。
A子 「字、どうするよ。筆跡とかばれないかなぁ。」

せっしー 「じゃあ、うちのお姉ちゃんに書いてもらうよ!」

 せっしーはそう言って、帰るなり姉のみけーらにメッセージを書いてくれる様頼みました。

 みけーらは当時、毎週教会に慎ましく通い、大学を卒業したら神学校へ入り、献身するつもりでした。祖母と母の意向です(私ら三人姉妹は、誕生後、ばあさまにより三人とも教会に捧げる誓いを立てられていた。マジ)。

 さて、そんなみけーらにせっしーは、イタズラの計画を話し、メッセージをなんと書いたらいいか聞きました。するとみけは、”こう書いたら”と、ひっちゃっぶった大学ノートに見事な達筆で書きました。

”勇気が出たら直接言いますI Love You

…普段、真面目が服を着た様なみけーらの、このセンスは何なのでしょう(笑)。

 翌日、学校へ持って行ったせっしーは、みんなで大爆笑だったそうです。

 若いって、残酷〜!(笑)

 そして、バレンタインの当日、チロルチョコに商店街の飾りに使われていた、造花を一本くっつけて、そのイタズラは敢行されました。

 下駄箱でチョコを見つけたMくん。わざわざ周りに見える様に、わざとらしくチョコを仕舞いながら教室へ。

 気がついた男の子達は”誰?誰?”と大騒ぎ。
 Mくんは、廊下に張り出された書き初めの字や、日誌等の筆跡を片っ端から調べて、贈り主が誰なのか必死で探していたということです。

 それを端から見て、大笑いの女の子達!

 せっしーは今振り返って、”ひどいことしたな〜(笑)”と言っていました。
 まあ、相手はあまり悩んだりしなさそうな子だし、その後何かあった訳でもないみたいなので水に流してもよさそうですが

 相手を間違えたらエライこってす(笑)。しかも、姉みけーらの、隠された毒々しさに、結構びっくりでした。と、言うのもこの話、私最近知ったので(笑)。

 つくづく、若い女の子って残酷〜(笑)。最近もRicardoさんのツイートで

”そこの女子!職場で好きでもない上司にチョコをあげる際、「タイガーマスク」と書く計画を即刻やめなさい!”

というのがあって

思わずリツイートしようかと思う程笑いました。また、怒っているRicaちゃんがイケメンだというのが…(^^;)。

 さて、そんな喜悲こもごもなバレンタインデーですが、この歳になると昔の様にドキドキする機会も減ってしまい、何となく寂しい…のですが

 実はマジであげたい人がいます(笑)。

 でも、その人にあげる術も機会もありません。なので

 遠くから気持ちだけ贈ります。

 Happy Valentine〜〇さん

ゼルダ、アップしました。

第21回目でございます。
 今後、連載のペースが2週間に一度くらいになるかもしれません。
 良かったら今後ともよろしくです(笑)。

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