7/9

/夏になると、薔薇を育ててるいる家の奥さんが庭先に出ている姿を多く見かけるようになる。その奥さんと、この時期の日差しや風のにおいがリンクしている。同じ季節が巡って来た。

/日常で保留にされたジョーク(当社比)をどうしても放り投げたくてツイッター

 

/#ふぁぼした人とのありもしない思い出を語る

/確か、夜の蛍沼で会いましたね。オナガナガボタルの群生地で、彼らの尾の五つの発光機関が作る輪は正に異界からの手招きでした。蛍の好物、レムレム貝を耳に当てて過去の予言を延々と聞き続けましたね。耳に残る予言はありましたか。

/一緒にすり抜けた夕暮れの薄皮のような小径、我々が通り抜けたことによって塞がりもせず、今も残り続けているそうですよ。影猫や銀紙鼠、真っ直ぐ飛ぶ鳶が通り道に使っていると話していました。小径の茜色はいつまでも同じ色のままなのでしょうか。動物達は内緒だと笑います。

/一緒に歩いた歯車の橋、白鷺の町は数々の美しい橋が架けられていましたが、その中でも抜群の渡り心地でした。銀河の渦に乗り、緩やかに回り続ける橋でしたね。橋に果てがあるのか、確かめる前に河に飛び込みました。次に見た橋はどんな形でしたっけ。

/あなたが教えてくれた玉虹の原、お庭で花に水をやりながら作った入口から行けるとは思いませんでした。花々の色が滲んだ水面に立ち、同じ色を映した空を見上げていましたね。水と空の境界を空に描きながら、ごろごろと寝転がって過ごしました。今度は私の庭から旅立ちましょう。

/覚えているでしょうか。ささやかな冒険だったのです。

あなたと海沿いの線路を辿って電車の音を追いかけました。いつまでも鼓動のように鳴り続けるレール。一時間に一本の列車がすぐに来るものだと思いきや、待てども影も見えません。線路の切れ目から、たちたちと赤い雫が溢れていました。

/あなたと見たあれは、不思議な人形でしたね。今でも何だったのかと考えますよ。人形は階段の踊り場、細い手すりにちょこんと座っていました。どの時間帯でも光と陰の境目となる場所で、片方のお顔が常に隠れるのです。浮き彫りの半面は、精悍な青年にも雄々しい鷹にも似ていました。

/あなたとばったり会った並木道、幸運でした。虚ろ木の街は曲線で構成されており方角を見失いやすいのです。目指す雑木店に着くまで随分寄り道しましたね。海鳴りの木や団扇の木、それから揃って街の木々の枝を貰って帰りました。育つと迷路が出来上がるそうですが、その後いかが?

/あなたと見たノッコラ池の影、少し怖かったですね。あんなにも大きい影が、音も立てずに水面を横切ることが不思議でした。雲でさえ風の音を残して通り過ぎると言うのに。鳥か、魚か、自然現象か。古びたにおいがすうっと抜けていったのは、きっと私の気のせいです。

/あなたと痕跡を辿って見つけた生き物、今はどの階段の縁に腰掛けているのでしょうね。座れる場所ならどこにでも現れる生き物でした。座ることが生きがいのような。おばあちゃんの隣だとか、煙草をふかすお兄さんの隣だとか、長いお寺への階段にも腰掛けていたようです。

/とぐろ岩を登り続けた海岸を覚えていますか。巨大なプレーリードッグの群れが言葉無く立ちつくすような岩浜。我々が信じたのは一つ一つの岩の先に火を灯すと扉が開くとの噂でした。あと少しでのところで、神様が誕生日の蝋燭を吹くように火が消えた時には大笑いしましたね。

/あなたと歩いたお寺の渡り廊下は長かったです。踏むと小鳥の囀りのような曖昧な歌が聞こえてくるので、似合う歌詞を考えるながら歩いたのでした。ふと般若心経を当ててみたらマッチしたときにはなんとも言えず、お経を揃って読み歩きましたね。

/あなたと少し先の未来を旅したことを記します。公園の水飲み場にあった螺子を巻いて、それが戻るまでのことでした。季節が一つ進んでおり、舞い散る葉の向こうで、手を振る人物をみかけたのです。明日こそはその方が誰だったのか分かるだろうかと、そわそわして次の日を待つようになりました。

/魔法の箒で掃除した昼下がりは、あなたとの時間。元は神社の境内を掃き清めていた箒で、一振りすると砂に描いた絵を攫うように邪気を払うらしく、試した庭に花鳥が舞い蓮が咲き極彩色の雲が流れました。風が吹くと消えていくのですが、ある意味空飛ぶ箒よりも遠くに行けました。

/あなたと旅したトッコリ山の峰の道、登り下りの激しい一本道は鳥の大群が頻繁に横断する空の高速道路と直行していて、命がけで渡った箇所がありました。あれは大変でしたね。中でもサスカキルカドリは雲海のカジキマグロと呼ばれているだけあって凶悪な嘴でした。

 

7/11

/夏なので早起き。紫陽花の花が増えてきた。

 

7/12

/プチデストロイヤーの称号は未だに現役

 

7/14

/人喰いの大鷲トリコ始めてます。トリコが様々なしぐさをするので、どんどん可愛くなってきます。

 

7/15

/春アニメは美男高校地球防衛部と魔法少女俺にお世話になりました。地球防衛部新作を見られるとは思っていなかったので涙が…Happyな春でした。

/ガラクタを寄せ集めて出来上がったらしい二体。出来損ない同士上手くやっていこうじゃないか。

/休日が来るたびに物探しをしている

/今回の探し物は無事に見つかったし、何故か前回いくら探しても出て来なかった物まで見つかって、なにがなんだか。とりあえず良かったです。

 

7/16

/暑くて地球外の惑星にでも立っているんじゃないかと思った。人は寒さでも寡黙になると言うが、暑さでも寡黙になるのでは。

/カラフルな服がたくさん歩いていた。しゃなりしゃなりと歩くスカートやワンピースは涼しそうだった。絵の具だらけになりながら、屋外の水場で容器を洗う私も涼しいぞと、バケツ片手にご機嫌に歩いてみたが、どうも違う世界の住人に見られてしまった感じもする。

/夏い暑(夏定期ツイート)

/宇宙はピザ生地みたいに回され続けているんだなあ

/夜をバイクで駆け抜ける人は、少なくとも眠くはないみたいだ。私は眠い。私は夜を駆け抜けられない。なんなら昼も寝て過ごしたい。寝ながら風を感じたい。

/そういえば先日の皆様とのでたらめ思い出話は、銀河ヒッチハイクガイドを読みながら書いていたのでした。まだ途中だけど、最高にしんみりしながら読んでいます。ガイド片手にヒッチハイク。

 

7/21

/トリコおしまい。良かったです。トリコの背中に掴まりながら渡り歩きました。観光気分です。ありがとうバスガイドトリコ。想像以上に賢いAIで感動。良い子だトリコ(感想で呼び名を連呼するのはゲームでひたすらトリコを呼び続けていたからだ)

 

7/23

/スコップ三味線師範級を聞きながら、ウム竹山の激しさを思わせる叩き方だなと笑いを堪えながら難しい顔で頷く休日は最高です。津軽三味線は弾くのではなく叩くのだと言います。ですのでスコップを叩くスコップ三味線は上手いパロディなのです。(津軽の人は時々真面目な顔で大真面目に笑いに走る)

真面目に楽しんでおかないと雪が降っちゃうからね

/死んだと思っていたカメラが復活した。ありがとうインターネットの賢者たち。

 

7/24

/聖剣伝説2、スーパードンキーコング、ポケモン銀、テトリス #自分を作り上げたゲーム4選 聖剣は心の森、ドンキーは大きな自然、ポケモンはポケットの中のファンタジー、テトリスはいつまでも遊んでいられる

/聖剣3,LOMやクロノトリガー、クロノクロス、DQX、テイルズオブファンタジア、カービィ、ヨッシーなど上げ始めると熱くなってきます。比較的最近プレイしたゲームで何かしら心を動かされたものですとトリノホシ、エスコンシリーズ、ワンダと巨像、オレカの4作。ゲームと歩んで来ました。

/SRPGのクォータービューのマップが好きで…

 

7/28

/今日は海を見て来ました。夕暮れの海に、何処までも続く帯が巻かれておりました。宇宙の膜のようでした。

 

7/29

/今年はちょっとだけ夏を好きになった

/海藻をかき分けると見慣れない魚がいた。波に揺れる海藻がいちいち隠す赤い背中は、こちらの海では見たこともない鮮やかさ。静かに待ってついに見たその姿。足が二本生えている。遠い国から旅行に来たのか。夏休み。海藻だけ持って帰った。朝ご飯の味噌汁に入れるんだ。 #架空の夏休み日記