「虎若、この前照星さんが来たようだな」
「はい、無理な筋トレは駄目だと」
「私もそう思うな、でもムキムキな虎若もよいと思うが」
「田村先輩は筋トレはしないんですか?」
「ユリコを引っ張るのがそうだ、かなりの力が要るからな」
「今度ユリコのお散歩をさせて下さい!」
「まあ、構わない」
「じゃあ田村先輩にはこれを貸してあげます」
「…何だこれは」
「紐と棒と石で作った、アレイです」
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三木ヱ門は脱いだらなんか凄そう
「はい、ジャスティンさんスイカです」
「ありがとうございます、マカさん」
「ギリコに斬って貰ったんです」
「ギリコが珍しいですね、うん美味しい」
「私がソウルで斬ろうとしたらね、ギリコが来て『ジャスティンが食べるなら俺が斬る』ってね」
「ささやかな気遣いは嬉しいですね」
「お代わりいります?」
「貰いましょうか、ギリコが斬ってくれましたからね」
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「今年はこの水着ね」
「ユリアンヌさんもまだビキニとか着るんですか」
「まだって何よ、まだって」
「城崎とかと海に行ったら恥ずかしいですよ」
「小娘たちと一緒にしないでよ、大人の魅力色気全開と言いなさい」
「…」
「さて、黒にしようから赤にしようかしら」
「(加藤に何かガツンと言って貰おうかな」
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文「団蔵どうした」
団蔵「いえあそこに田村先輩と虎若がいるなーって」
文「そうだな、何をやってるんだ」
団蔵「行ってみましょうよ」
三木「虎若、今年の夏はどうする」
虎若「また照星さんとですよね?」
三木「ああ、でも今年はその…虎若と2人っきりでも悪くはないと」
文「何やってるんだ、田村」
三木「し、潮江先輩に団蔵」
団蔵「何か楽しそうだったな、虎若」
虎若「田村先輩と夏休みの計画を話してたんだ、今年も家に来ることに」
三木「それ以上言ったら恥ずかしいだろ」
文「弛んどるぞ田村!」
団蔵「只の嫉妬じゃないですか」
三木「もしかして潮江先輩は団蔵と過ごしたいのでは」
文「当たり前だろ、だが毎回断られる…」
虎若「潮江先輩が危険じゃないからですか」
団蔵「虎若正解」
三木「やっぱり」
文「団蔵までそんな事を言うのか」
団蔵「だって先輩汗臭いもん」
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※現代パロ風
「夏と言えばスイカに海に風鈴に」
「先輩、豆腐を忘れてますよ」
「いや豆腐はオールシーズンOKだよ」
「夏は冷や奴美味しいですし、そう言えば豆腐アイスやドーナツやプリンとか出ましたよね」
「もう夏関係ないよな…伊助」
「ドーナツ屋さんに行きましょうよ、豆腐の話をしたら食べたくなりました」
「ミスドに行くのか、まあ良いか」
「先輩の奢りでお願いしますね」
「仕方ないな、可愛い伊助の為なら」
「豆腐先輩行きましょうか」
「…豆腐先輩って」
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