「私の大事なスノーモービルが」
「いいから黙れ」
「全くギリコのせいで私の大事な大事なスノー…」
「だからおぶってやってるだろ」
「それは当然でしょう」
「チッ…」
「もっと早くして下さいよ、私急いでるんですよ」
「だったら自分の足で歩きやがれ」
「私には何も聞こえませんね、神の声以外」
「都合の良い時だけ言い訳しやがって…可愛くねえな」
「何かまた言いましたか?」
「何にも言ってねえよ、あまり大声で話すとまた雪崩が起きますよ」
「原因はテメーだろ」
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※キャラ壊れ有り
「(まだ寝ていたいな…」
「ほら、エレウ起きろ朝だぞ」
「寒いから起きたくない」
「我儘言うな、お兄ちゃん困っちゃうだろ」
「キモい黙れ」
「だったら隣りで俺も寝ちゃうぞ」
「うわっ、入って来るな」
「お、温かいな」
「狭いし寒いし、添い寝ならあの女王にでもしてやれ」
「アレクサンドラは自分から私の布団に入ってくるんだ、だから私はエレウの布団に入ろうかなと」
「良くないし、するな!」
「照れるなエレウ」
「照れてない、迷惑がってるんだぁぁぁ!」
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「仕事しろ」
「手が悴んでペンが持てませーん」
「言い訳だろ」
「ねえ、炎で温めてよ」
「手かお前か」
「どちらでも良いよ」
「…(取りあえず一世を抱き締める)」
「(ぎゅってしてもらってる)温かい、このまま抱き締めて貰いたいな」
「調子に乗るな、俺だって仕事があるんだ」
「じゃあスーツの上着を置いていってよ」
「何故そうなる」
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「雪か」
「生徒会長ー、雪合戦しようよ」
「積もってないだろ」
「積もったらの話だよ」
「ふん」
「ねえねえ、」
「くっついて来るな」
「じゃあ双樹さんなら良い訳?」
「そういう訳ではない、今は書類を見てるだけだ」
「じゃあ俺も手伝ってあげるからさ」
「…」
「そんなに怖い顔しないでよ、只でさえ生徒会長は顔は怖いんだからさ」
「勝手にしろ」
「はいはーい」
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※ロックオン=ライル
「機嫌が悪いな」
「ニールの悪口言われた」
「兄さんの悪口ね…」
「全く腹だたしい」
「そんなに怒るなって、身体に悪いぞ」
「…」
「俺も嫌だな、兄さんの悪口を言われたら嫌だな」
「お前の事は今まで嫌だったが、なんか解りあえそうな気がするな」
「そうか、案外単純だなお前は」
「むっ…」
「睨むなって、可愛い顔が台無しだ」
「やっぱりお前らは兄弟だな…」
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