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2018.5.17ライトトラップ1/3

5月17日、庭でライトトラップをした。
この日の夜は曇りで風もなく気温高めと、ライト的に良い条件が揃っていた。




↑ハネカクシの一種↑
最初に多数飛来したのがコレ。
尾端にはハサミムシのような立派なハサミが・・・ハサミムシじゃないよね?
(正直ハサミムシとハネカクシの明確な違いがわからない)




↑チャイロホソヒラタカミキリ(初見)↑
胸部が赤い特徴的なカミキリ。
全身が茶色っぽいタイプもいるらしく、名前はそっち基準になっている。
一応「クビアカルリヒラタカミキリ」という旧名もあるらしい。




↑クサギカメムシ↑
定番の臭いカメムシ。
これとチャバネアオが大量に飛んできて、体中カメムシまみれや(´∀`)
でも今回は悪臭を放たれずに済んだ。




↑ハネカクシの一種↑
最初のとはまた別種のハネカクシ。
ちょっと大きめ。




↑ウスシロフコヤガ?↑
ウスなのかネモンなのか判らない!(いつもの)
標準図鑑に載ってる展翅写真だとネモンに近いような気がするけど、ネットで調べて出てくる生態写真ではウスっぽく見える。
その写真の個体をネモンではなくウスと判断した理由を知りたいが、そこに触れてるサイトが少ない悲しみ・・・
一応標準図鑑の記述を見る限り腹部尾端が長いのはネモンで間違いない?っぽので、今後は腹部もなるべく撮るようにしよう・・・




↑クロギシギシヤガ↑
クリの花に集まってるのを毎年見ているが、ライトでは何気に初かな?
結構小さめな個体。




↑クロクモヤガ↑
ほぼ傷の無い完品!
金色の縁取りが美しい・・・。


顔も。
良い色合い。




↑オオミノガ?↑
腹が長くて羽音がうるさいので分かりやすい・・・けど、チャミノガとの区別が難しい。
チャミノガは特に成虫の生態写真が少なくて、比較するにも参考材料が足りなすぎる。
大きさに差があるようだが、正確に測っていないと判断に困る程度の差だし。

標準図鑑の記述を参考にすると、翅の幅(というか翅頂の尖り具合?)が分かりやすそうかな。
ってことでネットにある両種の展翅写真とこの写真の翅形を比較してみたところ、オオミノガの翅形に近い気がした。
まあこれだけでは断言できないので、?付きで。


お顔。
歩き回ってるところなので変なポーズ(かわいい)。


これは別個体。
オオミノガは寄生バエの影響で大幅に減少したとされているにも関わらず2頭も同時に来るとなると、普通種のチャミノガ説が濃厚になってくる・・・これがまた判断を悩ませるポイント。




↑コシロアシヒメハマキ↑
ライトラ常連。




↑ウラテンシロヒメシャク?↑
ウスクロスジかもしれないし、どちらでもないかもしれない。
この属の多くは翅が黄色がかっているので純白という点である程度絞れるけど、そこから先もまた難しい。




↑クロカミキリ↑
飛び立つ瞬間が偶然撮れた。


そしてまた偶然にも、キマエホソバと対面するという可愛らしい構図に。


立派な大顎のアップ。
まるでクワガタのよう・・・と思って調べたら、ニセクワガタカミキリ亜科というのがあるらしいw




↑オオアカマエアツバ♂↑
地味だけど、縁毛に何とも言えない魅力を感じて撮ってしまうことが多い。


横顔。
下唇鬚が毛深く極太だとニセアカマエアツバ。
この個体は細いスマートな形状なのでオオアカマエと思われる。
なおこの違いで区別できるのは♂のみ。
♂♀の区別に関しては、触角の付け根に近い部分の一部がコブのように膨れているのが♂。




↑不明蛾↑
だいぶ擦れてるっぽいので、ますます難解に・・・。
雰囲気はコナガとかに似ている。




↑ヒメホシカメムシ↑
今回唯一のカメムシ科以外のカメムシ(オオホシカメムシ科)。
わりと常連だけど、特徴的な見た目故つい隙を見て撮ってしまう。





次回(後日投稿)に続く...

2018.3.27ライトトラップ

3月27日、ライトトラップをした。
わりと月が明るかったけど、暇だったからやることに。

狙いはもちろんイボタガ!
だけど、あれってたしかわりと夜遅い時間に活発になるらしいから、夜9時には撤収するスタイルでは厳しいかなw




↑ナシケンモン↑
早速来たヤガはケンモン。
もうキリガの季節も終わったんだなとしみじみ・・・。
まあナシケンモンも早春から現れるから、実質キリガみたいなところある()




↑ハスオビエダシャク♀↑
白っぽいせいもあってか存在感がすごい。
先日♂を見たが、今回は触角が単純な♀。
エダシャクって基本♀をあまり見かけないイメージだけど、本種は♀もわりと普通にいる。




↑フクラスズメ↑
バタバタ音を立てて飛び回っていた。
相変わらず後翅は撮れず。
現在の分類ではウスベリケンモン亜科だけど、他のウスベリケンモンと比べてかなり異質なのが興味深い。




↑ホシミスジエダシャク↑
また大きめのが飛来。
この時期のライトではわりと高確率で来る。
本種のホストであるアオモジなどは近所で見かけないけど、どこかに生えてるんだろうなぁと思うとワクワクしてくるよね。




↑ハラゲチビエダシャク↑
これもこの時期おなじみ。



微妙な個体変異。たぶん全部♂な気がするけど、そこまで差が顕著ではないのであまり自信はない。




↑シロテンクチバ♀(初見)↑
ここで初見蛾登場!!!
なお当時はハガタクチバか何かかな?(なんか違う気がするけど)くらいの認識だった模様。
因みに似た種にオオシロテンクチバというのもいるらしい。
そっちは白点が黄色っぽいらしいけど、実物を見てみないと違いがいまいちよく分からない。


地面だと目立たなすぎて踏みそうなので、幕に移動してもらった。
前翅前縁が若干抉れた形なのがかっこよすぎ!


顔。 かっこかわいい系もふもふ。




↑シロテンコバネナミシャク↑
見た目はパッとしないけど、たまにしか見かけないなので地味に嬉しいやつ。




↑ヒラタマルハキバガの一種↑
なんか似たのが多くて正直よく分からないw
ヨモギとシロホシの違いとか特に分からない。




↑ウスベニスジナミシャク↑
まだ生き残っていた。
擦れ気味ではあるけど、この時期としては良い状態な方かな。




↑モクメクチバ↑
前はヨモギキリガでこんなツーショット(やらせ)をやったけど、今回はやらせではありませんw
もう一個体いたけど、流石にそう都合よく集合してはくれなかった。





以上、3月27日のライトトラップでした。

この日は家からライトポイントまでの道でナメクジを何度か見かけてしまったので、そろそろ栗畑ライトは控えようと思う・・・。
期待度は下がるけどナメクジは見ずに済む庭ライトに切り替えていこう。

2018.3.13ライトトラップ2/2

前回の続き。




↑アトジロエダシャク↑
春のエダシャク再普通種の一。
静止状態だけでなく飛んでいてもヤガっぽさがあるため、でかいキリガが来たのかと思って慌てて捕獲したらアトジロ君でしたーの流れを5回はやったと思う。
渋い暗色の前翅と白い後翅のギャップは、なかなか魅力的だけどね。




手乗り。たぶん上のとは別個体(いっぱい来たから把握しきれないw)

この写真を改めて見て気付いたけど、やはり指の形が歪ですなぁ・・・グロ画像すみませぬ(>_<)
第一関節は一向に善くなる気配がないし、第二関節はいい角度まで曲がりはするものの意識して力を入れないといけないから使いづらい。

でも蛾の手乗り撮影は左の人差し指が最適だから困った・・・。
せっかく蛾が可愛くても、一緒に写ってる指の見た目が悪いとちょっとねw
歪さが目立たないように意識して撮影していこう。



手乗りを楽しんだので、ライト設置場所の裏にあるブルーベリーの枝に放した。
そしたら何故か頭を傾げて可愛らしい状態にw
蛾ってたまにこうやって首を傾げてることがあるのがまた堪らなく可愛い・・・






↑ホソバキリガ↑
でかいブナキリガみたいなやつです。
手乗りチャレンジは失敗しました。この後すぐ飛んで行って二度と現れず。
近所でも普通種なはずだけど、今回はこの1頭しか見られなかった。






↑ブナキリガ↑
色がかなり濃いタイプ。
擦れ気味なのか、やたら翅がテカってしまう・・・。
これでもかなりテカりを抑えられた方。



手乗りに誘ったらこんな状態で固まってしまたw
丸っこさが強調されてるし引っ込めた前脚も可愛いので、普通に手乗り成功するより良かったかもしれないw




こちらは別のブナキリガ。
上とは対照的に白っぽい。
これも結構テカってる気がする・・・白いから目立ってないけど。






↑ヨモギキリガ↑
2頭目キター!!
(2匹並んでるのはヤラセですw)
後から来た左の子がしばらく暴れ回っていたため結構擦れてしまったのが残念・・・
それでもまだ模様ハッキリしてるあたり、来た当初は完品に近かったのかもなぁと思うと尚更残念・・・

まあそんなことより、2匹集まったらやることは一つ!


ダブル手乗り!
並列か対面、どっちかの構図を狙ってツンツンしたけど、動き出すと結構大きく移動してしまって良い構図にはならず。
一応対面に近い感じにはなったけど・・・ちょっと悔いが残る。
でもあまりツンツンしすぎても可哀想だし、一匹飛んでいったところで諦め。

ダブルヨモギちゃん(♂だけど)と戯れられただけでも幸せと思っておこう。





以上、3月13日のライトトラップでした。

狙いのトビモンオオは現れなかったけど、春の蛾いろいろ見られて楽しめたので成功と言っていいでしょう!
たしか今新月前後だったと思うし、暖かい日があれば近いうちにまたやりたいな。

次の狙いはイボタ様とかになるかな?時期的に。
・・・正直来る確率5%くらいだと思ってるけどw
何だかんだ8年くらい蛾やってて、奇跡的に玄関脇に居た1回しか見たことないくらいだし()

2018.3.13ライトトラップ1/2

3月13日、ライトトラップをした。

ライトはセルフバラスト水銀灯300Wとケミカル蛍光灯10W。
蛍光灯だけの手抜きでいいかなとも考えたけど、時期が時期だし何も来ないという最悪の事態を避けるためにも水銀灯も使うことにした。

今回狙うはエゾヨツ...は欲張りすぎなので、トビモンオオエダシャクあたり。
ホソバトガリエダシャクとかも、ライトしないとあまり見る機会ないので来てほしいところ。




↑ブナキリガ♂↑
点灯後数十分は何も来なくて焦ったけど、無事来てくれた。
ウメの花でもライトでもよく見かける。






↑ウスベニスジナミシャク↑
擦れ気味の個体。
名前通りベニスジなタイプ。






↑マエアカスカシノメイガ↑
スルーしようかと思ったけど、あんまり蛾が来ないので暇つぶしに撮った。
うちはキンモクセイが多く植わってるのでとにかくコレが多い・・・






↑ケラ↑
ライト付近を歩き回っていた。
地味に手触りが良いけど、可哀想なので触るのはやめといた。






↑ナカオビカバナミシャク?↑
わかりません。






↑チャイロキリガ↑
これは今年初!
とはいえ毎年撮ってる気がするので、敢えて斜めから。






↑ヨモギキリガ↑
近くにウメがあるのでちょくちょくそっちも見に行っていたわけだけど、花から何か白っぽいものがポトッと落ちたので地面を見てみるとヨモギ!
すぐ飛び立ちそうな状態だったので網で捕獲してから撮影。




横から。
ライトの近くで放したらそのまま居座ってくれた。
近所じゃ特に珍しいものではないんだけど、一応レアもの扱いされることもある種なので嬉しき。




顔。
ブナとかと比べると美白感ある。






↑ソトカバナミシャク?↑
わかりませんその2。
前縁中央の暗色が目立っててその両サイドが黄色っぽいやつはソトカバ判定にしてるけど、これでいいのだろうか・・・。
って、前も言った気がする。





次回に続く...

2017.9.8ライトトラップ2/2

前回の続き。


↑ツマアカシマメイガ↑
トビイロシマメイガ等に似ている。
色が薄いのと外縁が赤っぽいのでツマアカとしたけど、正直自信ない。




↑サビキコリ↑
サビキコリにもいろいろ種類がいるようだけど違いがよく分からない・・・。
いつもスルーしてるので、このカメラで撮影したのは何気に初めてだった。




↑キイロシリアゲアリ↑
これがヒアリですか(大嘘)
この時期に羽アリが一斉に羽化するため目につきやすく、今話題のヒアリとの誤認が相次いだ模様w




↑モリシタクダトビケラ?↑
わからない。
でも蛾っぽくて好き。




↑ヤマトクサカゲロウ↑
これも正直自信ない。
クサカゲロウはあのやたらデカい種類以外は違いがよく分からないw




↑モンキクロノメイガ↑
よくいるけど、結構好みな模様してるのでつい撮ってしまう。




↑ヨツボシノメイガ↑
近所ではあまり見かけないので、これは嬉しい!


正面から。
首を傾げている・・・かわいい・・・




↑クビワシャチホコ↑
相当久しぶりに見た気がする。
ちょっと擦れてるのが残念!


もふもふ(*´ω`*)




↑フタキボシアツバ・シロオビノメイガ↑
偶然並んでたのでツーショット!
こうして見ると大きさも形も結構似てるなぁ。




↑ネコハグモ↑
ウンカの一種?を頑張って捕えていたけど、目を離してる間にウンカはどこかへと消えていた。
流石にこの獲物は大きすぎた・・・




↑オオマルガタゴミムシ?↑
ゴミムシは同定できません(きっぱり)
何となくオオマルガタが近いかなって思ったけど、ただの絵合わせで根拠はありませんw





以上、9月8日のライトトラップでした。

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プロフィール
独り蛾さんのプロフィール
性 別 男性
年 齢 27
誕生日 5月26日
地 域 茨城県
職 業 自営業
血液型 O型
図鑑サイト

茨城の蛾

私の蛾観察記録を、図鑑形式でまとめています。
ゆっくり更新なのでまだ掲載種は少ないです。
表示の関係上、PCでの閲覧推奨。
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