今更ですが、実は私サブマスの2人も好きなんです
でもキャラが安定しないし設定も纏まらなくて未だ出せてないんです
具体的には武器マスと擬人化
武器マスについては、そもそもレオも持ってるので問題ない? んですけれど
イッシュ地方の中心、ハイリンクは平行、異世界からの干渉も受けやすく、そのためこちらの世界への侵入者を撃退していくのが鉄道員とサブマスの仕事……みたいな。
擬人化は……私自身あまり手を出してないジャンルだったんですけれど
ノボリとクダリが実はゼクロム、レシラムだったら(逆でも可)
これがちょっと悩んでいるんで、レオとサブマスの出会いは未だ書けてないんです
それにサブマスをゲーマスかアニマスかスぺマスかにするのも決めてないんで……。
多分ゲーマスとスぺマスを足した感じになるんでしょうが。
いつか、アップしたいと思いつつここで少し発散。
1、煙
「あ、珍しい」
ミレイの声が聞こえて、レオは手にしていた煙草を携帯灰皿に押し付ける。
「レオが煙草吸ってる」
「吸っちゃ悪いか?」
「ううん」
ふるふると首を横に振るミレイ。
「でも何か、もったいないな」
「何がだ?」
「煙草吸ってるレオって新鮮で、カッコいいかも」
「……別に、恰好つけるつもりで吸ってるわけではないんだが」
「うん、知ってる」
腕に抱きついてくるミレイを、レオは振り払えなかった。
2、恐怖政治
レッドがゴルバットの怪しい光を直接見てしまった。
「おいおい」
混乱したレッドは、訳も分からず自分……ではなく味方であるはずのレオを攻撃してきた。
苦笑してはいたが、レオは内心で焦っていた。
レッド自身は気付いていないしレオも言うつもりはないが、レッドは自分で思っているよりも強くなっている。
普段は無意識に抑えている実力だが、相手が『敵』でこれが『実践』だとすればその実力が遺憾なく発揮される。
対し、レオは相手が実弟であるということで当然本気を出せない。
「……ふざけんなよ」
そんな呟きが漏れた。
「この……未熟者が」
地を這うような、とはこのことだろうか。
その声は混乱しているはずのレッドにも届いたらしい。体が硬直する。
「に、兄……さ、ん?」
どうやら正気に戻ったらしい。
だが、遅い。
「少しは、反省しろ」
悲鳴が、響き渡った。
何となく、予感というものはするもので。
「……あー」
己の勘には絶対の自信を持っている。
「……すまん、レッド」
「え?」
正面で古文書とにらめっこをしていたレッドが、驚いて視線を上げた。
「多分1週間くらい倒れるから、よろしく」
「兄さーん!?」
そう宣言した直後。本当にレオは唐突に倒れた。
「何してんのさ!? っつーか1週間!? 何があったんだよ!」
そう叫んでも本人からの返事はない。ただの屍ではないにしろ、困ったことには変わりなかった。
宣言通り、レオが目を覚ましたのは1週間後であった。