ん?地獄?

実費実費ぐらい




ウェアに着替えて
ボードをとりにいく


身長マイナス20が
ベストらしい。

軽くアムロ・レイくらいの
ボードを持って行く







そして辿り着いた雪山
そりたつ崖を
命知らずの若者が
半狂乱に滑っている



俺もあそこを滑る……


足がすくんだ



初めは初心者コースで滑る




ブレーキがわからず
操縦不能のF1カーみたいに
頭から転倒した


僕はムクッと体をおこし
ニヤッと笑った










俺は死ぬと……









意を決して
リフトに乗り込む


ついた先は
恐怖知らずの
ジャンキーどもの
巣窟だった




急激な
レベルアップのために

滑ることにしたのであった




しかし実際は






滑落
滑落






止まらない
止められない



足が曲がる
変な方向に
鈍い音をだしながら



曲がらない
曲がれない



腰が曲がる
変な方向に
びきびきと音をだしながら





山の中腹で
半雪だるま状態に
なったとき





思った
大阪に帰ろうと











宿に帰り
ボロボロの体を
引きずりながら

冷たい飯を食べた





翌日






昨日の私の寝言

ラジオ塔の電波は
お前らだけのものじゃない



だったらしい。





今日は確実に
骨がいくと思った






しかし意外に
滑れるようになったのだ



めでたしめでたし





翌日





滑れるようになったのだ




めでたしめでたし








内容を大幅にカットした

削除内容

・エイジング美女グランプリ
・マリオテニス大会
・足の靱帯が伸びきったの巻
・冷たいハンバーグ
・実費地獄
・髪の毛パッサパサの巻
・ドッグミートを起こせ!
・恐怖の雪焼け
・明朝6時に梅田に
放り出される恐怖
・気付いたら二人いないの巻
















ばい

















違う場所にいる