*サンタが街にやってくる、のニュアンスで(名曲か)*
*人間(?)な銀さん×サキュバス新八くんネタ*
*やはりメモっておきます*



もーね、ここをネタ帳代わりにフル活用する私の戯言なので全然スルーしてもらっていただいてOKなのですけどね(OKなのか)
公式様がグッズ展開する天使と悪魔イラストに爆笑しつつ萌えてさ(銀さんと土方さんと晋助と沖田のやつね)、んでもやっぱり私の中には前々から人間銀さん×サキュバス新八くん萌えがありまして。

てかやっぱり圧倒的に新八くんを人外にした方が萌えない?!と思ってるんですよ、やっぱりカワイイ子は人外にさせろと(可愛い子には旅をさせろのニュアンスで)

新八くんはベテランよりかは見習い淫魔がいいですよね。まだ人と交わった事がない、素人ちゃんのサキュバスだったと。んでもサキュバスと言いつつ新八くんはれっきとした男子なのですよ、てか男体ならインキュバスで女を犯しに行くもんじゃね?という疑問もあろうが、そこはやはり新八くんの性。

最初こそは新八くんもインキュバス活動を頑張っていたのですけど(男の悪魔として一人前になろうと)、やっぱりフェミニストな新八くんでもあってね、いくら寝ているとは言えど女性にヒドイことをするなんて到底できなんだ。
だからやっぱりまだまだ見習いの冠を脱げずに(未だに童貞のままで)、悪魔界でのカーストは日々最底辺にて、延々とお茶汲み係りに甘んじる毎日(新八くん)


てかここの悪魔界はカースト最底辺の見習いちゃんは賃金なしの無償労働がもれなくあります。だからこそ皆が一人前の淫魔に昇格して出世して、大悪魔の位置を狙ってるのだけどね!
そしてカースト底辺な新八くんに与えられし役割は、上級悪魔さん達へのお茶汲みです。

毎日毎日出社(?)して、せっせとお茶を汲む新八くんという。そんでも夜毎に街には繰り出して女性を品定めしてるんだけど……どうにも上手くいかない。

そしたらある日ね、上級悪魔でもあり淫魔としては数段格上の存在であった晋助にお茶を淹れてましたら、

「てめえはまだ女を犯したこともねェのか、見習い」

鷹揚に話しかけられたので、新八くんも吃りつつ答えたもんですよ。

「え?……え、ええ。そうです。てかこのシステム何なんですかね、いくらインキュバスな僕らでも女性に酷いことするとか旧時代的ですよね。女性には優しくすべきですよ、僕らのシステムって時代に即してないですよね(ゴホン)」
「てめえには淫魔としての才能はほぼねェな。そもそも何で人間風情に俺たちが優しくしてやる必要がある?(真顔)」
「ええええ?!何でそんなんを真顔で言うの?!アンタほんっと悪魔ですか!この悪魔!(ガタタッ)」
「あん?寝言は寝て言え。てめえも漏れなく悪魔だろうが小僧」
「いや……そう言えばそうでした。すみません高杉さん(真顔)」
「フン。そんなんだからてめえは万年俺の茶を汲んでんだろうよ。一体いつから見習いやってんだてめェ」
「それは……日本人がまだ腰に大小の刀差してた頃からですよ(しゅん)」(←江戸から?)
「呆れてものも言えねェな。てめェにはやっぱり才能のカケラもねえ」
「才能って何ですか!だって僕……仮にも悪魔として産まれてきたのに?!このまま一生お茶汲みなんて絶対嫌ですよ!」
「まあ……てめェに比べればてめェの姉貴は大した悪魔だからな。あれは手のひらから簡単に暗黒物質を生む。そんじょそこらの悪魔なんざあの女には絶対ェ勝てねえ。あれとてめェは本当に血を分けた姉と弟か?(真顔)」
「いや、姉上と僕を比べないでよ高杉さん(真顔)」

こんな事を話しつつもね、やっぱり才能がないと言われた事には新八くんも動揺を隠せなんだ。


「でも僕だって一応インキュバスの端くれなんですよ」
「端くれか。……てめェ女を発情させられんのか?(ニヤリ)」
「は、発情?!女の人を?!……ど、どうでしょうか。やってみなきゃ分かりません」
「それを何回も試そうとして、一回もできてねェんだろうが」
「っ……そ、そうですよ。できてないです……」

でも新八くんのお顔や体をジロジロと遠慮なく見た晋助はね、その大きなお目目や小さなお口を見たらなにかを不意に思い付きまして、やっぱり口の端を吊り上げてニヤリと淫靡に笑うのですよ。

「てめェはむしろ男に犯された方が効率がいいかもな。サキュバスとして人間の男から精を抜いてこい」
「えええええ?!何でですか!何で僕が女の子の側に回らなきゃダメなの!?」
「うっせェてめえ、俺のいう事が聞けねえのか?見習いの分際で上級命令が聞けねえと?」
「うっ……ず、ずるいですよ。そうやって先輩ヅラしちゃって」
「先輩どころか今じゃ俺はてめェの上司でもあるな。てめェが江戸の昔から見習いでいるせいで、俺だけここまで出世したからな(真顔)」
「そうっスね、すみませんでした!!僕が悪かったですよ僕がァァァァァァァァ!!」(←泣きそう)


──とまあ、こんな経緯がありまして、新八くんは男の子ながらサキュバスちゃんへと役割を変えたのです。そして言われた通りに獲物を必死に定めてね、てか程よく精気をいただけそうな健康な人間のオスをですね、今夜の新宿区歌舞伎町辺りでついに発見いたしました(あっ)


「(あの人……すごく美味しそう。何か変わった毛並みだけど。銀髪?)」


そうですね、やっぱり新八くんが偶然見つけると言ったら銀さんですよね(予定調和)

これは波長も合ったのだろうな。何か心地よい波長を人間であるはずの銀さんから何故なのか感じて、この人から精気を貰えたら僕も絶対お腹いっぱいになるんじゃないかと……つまりはもはや完全にサキュバス的な視点で銀さんをロックオンした新八くん!(運命か?)

だからねえ、そうやってロックオンしたら早速や銀さんのもとに現れたサキュバス新八くんなの!
んでも銀さんですしね、角と尻尾を生やして黒のレザーのホットパンツに同じく黒のサイハイブーツを履いた淫魔な新八くんなんてね、何なら上衣はヘソ出しでノースリーブなやっぱり黒レザーのものだしね(こんなんでインキュバスしてたの?)、

そんなふざけた格好の新八くんなんて最初は絶対にコスプレ野郎かと思ってね、律儀にインターホンを押して銀さんの一人暮らしのアパートを訪ねてきた新八くんを見てもね、特に顔色も変えずに、

「……え?何なのお前。今日ってハロウィンだっけ?違うだろ?もうハロウィン終わってますよ、てかお前今何時だと思ってんの。もうすぐ夜中の十二時よ?補導だよ補導、どう見てもお前高校生だろ」

などと言ってね、一回は新八くんの鼻先でバタンとドアを閉じるのですよ。そしてガチャリと無慈悲に鍵をかけると(銀さん?)

そしたら新八くんは慌ててドアをどんどん叩き、

「ちょ、待ってくださいよ!開けてくださいって!コスプレじゃねーよ、僕は本物の悪魔なんですって!」
「嘘つけよお前、頭大丈夫かよ。何だよ悪魔って、痛すぎだろお前、ラノベ読みすぎだよ?お前いくらラノベ読み込んだからってな、ラノベの主人公には絶対ェなれねえんだぞ?お前だとアレだ、精々で異世界転送ものに出てくるパーティの脇役くれェなもんだよ」(←だから銀さん?)

ドア越しに銀さんと話す。
でもいくら問答してても銀さんはドア開けてくれないからさ、なら仕方ないとばかりに新八くんは悪魔ちゃんの力でパッと銀さんのお部屋の中に瞬時に現れてね、銀さんの度肝を抜くの。

「え?……ちょ、おま、さっきまで部屋の前いただろ?どうやって俺の部屋入ったの?」
「あ、これですね。僕は淫魔ですし、物体を物理的に越えることとか得意なんですよ?僕の姉上なんて、手のひらから暗黒物質出したりもできます(にこっ)」
「……いやいやいや、ちょっと待ってくんね?なにお前、何でそんな笑顔なの?おかしくねお前、俺の常識が今試されてんの?」

こんなん喋りつつ、でも人知を超えた悪魔の力をまざまざと見せつけられたのでいよいよ銀さんも信じざるを得なくなり……そんでも新八くんが自分と交わりにきたサキュバスだっつうのはやっぱり受け入れ難いかなあ。

「え?つかお前が悪魔……っつうのは何となく分かったけどよ。いや分かりたくはねーけど、納得もしてねえけど。でも何でお前だよ?お前男じゃね?俺にはそっちの趣味ねーよ。てかサキュバスっつったらアレだよお前、可愛い巨乳の女寄越せよ。チェンジ(真顔)」

普通に真顔で言い放つ銀さんだったが(ん?ねえ銀さん?)、

「でも僕……人間と交わらなきゃ一人前の淫魔になれません(しゅん)」

銀さんに拒まれたことで素直に肩を落とす新八くんが何故か心配になり、

「なれなきゃどうなんの?」

と聞く銀さんは、

「(何だよ、俺とやらなきゃ死ぬ……とか言うんじゃねーよな。消滅するとか言われたらさすがに目覚め悪ィだろ)」

少しだけこの悪魔に絆されてきていますね(銀さん優しいのね)

んでも銀さんに気にされても新八くんはやはり肩を落として、そんでも己の処遇を素直に告げるのですよ。

「一生見習いのままですよ、悪魔界で一生お茶汲みですよ僕ァ」
「え?死ぬとかじゃなくて?消滅もねーの?」
「え?ええ、ハイ。僕らは消滅するとかあまりないですよ(キョトン)」
「んだよ、心配して損したわ。ならそれがいいよお前、お茶汲みとか何ならスッゲー似合ってるよお前に(肩ポン)」
「いや何なんですかアンタは!悪魔の寿命なめんなよ?!マジに未来永劫お茶汲みさせられる僕の気持ちがアンタに分かってたまるもんか!(カッ)」


こうしてね、悪魔でも実に人間くさい新八くんに何となく絆されていく銀さん……から始まる、銀新のハートフルサキュバスライフって良くない?(ん?)こうやって始まるサキュバス銀新は書こうと思います。


よし……プロローグメモっとけばよっぽどじゃなきゃ忘れない。
つかプロローグをまじまじと書いとかないと忘れちゃう自分の脳内キャパシティの少なさよ!