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マジに嬉しかった (日常)



ハイまいど!もーね、最近すっげえ嬉しかった事があってさ!この気持ちはTwitterじゃ書ききれないから当然の如くこっちに書くのですけど、やっぱりどうしてユカリの私事しか書いてないからさ、皆様におかれましては自己判断でどうぞよろしくお願いいたしますね。つまりは読むか読まないかは全然自由、要するに全然スルーしてもらって構いませんのでね!(構わないのか)


まずは一つ目、今年のジャンフェスで銀魂のスーパーステージが追加になったでしょ?今週の月曜にいきなり発表でしたでしょ?アレね、すっっっげえ嬉しかった!
だって今年はぶっちゃけもう無いと思ってましたからね、普通にね。

『ああ……まあアニメ終わったしなあ。仕方ないし……』

などと寂しく思いつつも、別にそこは誰にも文句とか言えないじゃない。つかそんなんで然るところに文句つけてたら大抵キチガイでしょうよ、誰も何も悪くないのに(確かに)。だからいくらそこは私だとてそっと胸の内に秘めて、今年のスーパーステージは見送る予定だったのですよ。今年は純粋に買い物だけしに行くかと(それでもジャンフェスには行く)

そんな諦観ムードの中で急にきた、銀魂のステージ参戦でしょ?!?!

もーね!もうもう、すっげえ嬉しかったァァァァァァ!!嬉しくて震えた、会いたくてどころじゃなく震えた!(会いたくて震えんのもいいけど!)

絶対にいこうと思いましたよね、銀魂のステージあるなら私ゃ這ってでも行こうと。つか日曜の午後からっつうスーパー混みそうな時間帯&いっつも銀魂のステージある日のジャンフェスは大概混み混みなんだけど(さすがだよね)、それでも私は這ってでも行く。一人でも全然行く。

なのにですね……そう私は今年は全然一人参戦かと思ってたのに、ところがどっこい今年も一緒に行く人が居るよ?居たんだよ?!しかも向こうさんから誘っていたただけたよ、あまつさえとっても好きな方なのですよ、えええ今から考えるだけで絶対楽しいよね!そしてすっげえ嬉しい!!やばい!

その節は本当にありがとうございました。私はジャンフェス二日目のためにインフルエンザには最大限気をつけます、気をつけるどころか十二月に入ったら人混みにはなるべく行かない!(そこまで)
もう私は輝く予定ですよ、当日は。つかそれ勿論私の輝きじゃなくて、その方の輝き&銀魂の輝きによる照り返しで当日のジャンフェスでは輝きます(つまりは色んな輝きをただ浴びてるだけですねお前)

はー。これでまた年末の楽しみが一つ増えたよ。ジャンフェスの銀魂ステージがなきゃ冬コミの三日間を全通するつもりだったけど、寂しさのあまりに思わず全通を選んでたけど、冬コミは二日目か三日目だけにしようと思ったもの(それでも冬コミには行くのか)



あとですね、やっぱりどうしてpixivからこっちを見に来てらっしゃる方も多いと!ありがとうございます。
これもとっても私には嬉しくて、また同時にありがたくて、色んな気持ちが込み上げてきましたね。
しかもその上で色んな感想をおっしゃっていただけると感動もマジひとしおと言いますか、ユカリなんてそれだけでもう即座に全裸ですからね。嬉しさがこみ上げるとすぐマッパになるから(え?真顔で何を言ってんのこの犯罪者は)

んー。だってやっぱりpixivからこっちのサイトまで見に来てくださるって、これは凄いことですよ。本当に。もちろんpixivでブクマしてもらったり評価してもらったり、フォローしてもらうのもとても嬉しいのです。当たり前です。でも私自体は約十年前からこっちのサイトでシコシコ書いてた訳ですから、ここはやはり私のホームグラウンドですから、私の城ですから、要はここだけは私も一国一城の主として振舞ってもいい訳で、そんな場に来てもらえるのがもう凄いことじゃね?みたいな。軽くお家感覚の場に遊びに来て貰える喜びはやっぱりありますよね。
色んなご縁ってすごいよね。

最近リアルに『十年前からユカリさんのサイト見てます』って言われてね、すっげえ嬉しくて震えてたからさ。まじめに。あ、何か私もうダメです、貴女の顔が見れない!ってなった(恥ずかしさと嬉しさで)。私は果報者ですよ。

んでpixivで触れ合って、『ユカリさん未だにサイトやってたのですね!?ご出産されて書いてなかった時も長かったから、休止してたと思ってました。また読めて嬉しい!』という再会もありましたね。そうそう、サイトはこっそりやってたのですよ、恥ずかしながら……みたいな。妊娠や出産を経ても全然書いてたんですよさーせん!新八くんがほんっと魅力的過ぎて書かずにいられなかったからね私ゃ、晋助も銀さんも大好きだからねマジで、母になろうがどうしようがもう辛抱堪らんかったから!!(心の声)みたいなね。

何ならぐっすり寝てる赤ん坊をおんぶで背負ったまま、立ったままでも全然書いてたからね!あの時の高新のホニャララとかね!みたいな(ん?)

いや〜総じて言えば、皆様のそんなお言葉やお気持ちが本当に嬉しかったのですよ。ありがとうございます、としか言えないのです。
だって私なんてマジに好きなものしか書いてないからさ。そんで楽しさしかないしね、私の中における創作は。だから自分の好きなことを楽しくやってて、それが誰かに喜んでもらえるってのがもう大概奇跡じゃね?すごくね?やばくね?とね、私なんかは思うのですよ。
本当に嬉しいなあ。

いつもツーカーでいらっしゃる方も、ここは久々に暖簾をくぐられる方も、そしてはじめましてなご新規さんも、どなた様におかれましてもこの辺境の地までご足労いただきまして本当にありがとうございます。めっっっっ……ちゃ嬉しいです!!
そんな敬愛する皆様に私が差出せるのは何でしょうか。何があるだろうか、何かないか、何か粗茶の代わりになるもの、なにか……

ってか私が出せるもんとか、必然的にうちの銀新とか高新だけになりますけども(アレ?選択肢が二つしかない)


んん。え、これどうしよっか。思った以上に自分の持ってるものに偏りがあり過ぎましたね。だって色んなCPとかさ、色んなジャンルとか、まず私のような頭の悪さで多種多様なものが書けるはずも無いんだよね(悲しいか)

いや……でも待って?それならそう、一品、いや二品勝負の世界なら、一つのものに対して万の味わいを付けていけばいいじゃない(ん?何か始まったの?)
例えば高新でも昔の悲恋っぽさは悲恋っぽさでルート残して、今のリア充はリア充でまた別口で書くとかさ!切り口違うだけで違った味わい方ができるCPだもん。ニョタもいけるしさ、3Zもいいし、パラレルも書くの好き。もちろん原作高新は神じゃね?高新は特にそうだよね、色んな切り口から楽しめるCPですよね。

そんで銀新ちゃんはな〜。だからマジ書きたいこととか原作からして既に山のようにあんだけど、それを書くのが私だから遅々としか書いていけないのだけど、まずそっちを書いていっていいですか(え?いいよ)

神楽ちゃん交えての万事屋エピも書きてーしなあ。凄く書きたい。神楽ちゃん視点の銀新書きたいし……アイツらの事だから神楽ちゃん視点でもいちゃついてんだろ?えええ書きたい……てか三人でいちゃいちゃとさせてあげたい。だって11月は神楽ちゃんのお誕生日アルし……(語尾語尾)

あと忘れちゃいけない、『恋』のお話の中で新八くんをやきもきさせたんだから、そりゃあ銀さんだって新八くん周りの男にやきもきさせないとダメだしね(ダメなの?)
金さんだけじゃ足りないですよね。漏れなく晋助にも出張って貰ってやきもきさせなきゃダメなんですよ、てか私が書きたいだけそれ!銀新に絡む晋助が好きなだけ、だってクッソ意地悪な晋助も大好きだから!性格マジ悪い晋助も大好き!!!(注・銀魂では高杉さん推しです私)

てか晋助は自然と新八くんを獲りにくるから大丈夫でしょ?放っといても晋助は色々やらかしてくれちゃうから、アイツはできる子だから、晋助以上にできる子も居ないんだから(何その絶対的な信頼)


てか嫉妬でも何でもいいんだけど、銀新の二人がお互いにやきもきしてんの可愛くね?と思ってて。二人してお互いが好きなんだけど、仲良しなんだけど、距離が近いあまりに喧嘩してたりしてさ。その度に二人で盛大にギャーギャー言い合って、しまいには新八くんも万事屋に来なくなったりして、なのに銀さんは最後は絶対に迎え行くという(だからお前それ至上の愛か)

最初は銀さんもすっげえ腹たってて絶対ェ迎えに行くとか嫌なんだけど、すげー我を張ってるんだけど、そんでも時間経つうちに、そして神楽ちゃんに促されると自然と新八くんを迎えに行くという(神楽ちゃんいつもありがとう)

ま、そうやって喧嘩しても最後は仲直りしてるのですよ。アイツらが離れられるはずなんてないのに、銀新ってば何故かいっつも喧嘩してんの。
まあその喧嘩もね、信頼関係がベースになきゃ思う存分にはできないことなんだけどね!(盛大に萌え)

付き合って長いこと経ってんのに今だにやきもきしたり、喧嘩しては仲直りして、なのにまた喧嘩して……っていう全然落ち着いてない銀新が可愛くってしゃーない。だからうちの銀新とか全然熟年夫婦じゃないんだけど、未だにプンプンしたりイチャこいたり、何なら全然セックスも落ち着いてないし(確かに)、絶対ェ一回で終わりにするとかできないし、銀さんがもう淡白じゃねーし、つかそれに付き合わされてる新八くんも大概精強ですし(慣れてきたんだろうな)、つかもう銀新はカップルっつうかつがいだし、ほぼ動物みてーなとこで本能的に繋がってる時もあったりなかったり、

でもそういうアイツらがすっげえ好きなんだよ〜!もーほんっと仕方ない。だからそういうアイツらが、銀新のアイツら自体がもう私のフェティシズムなんだもん。いの一番に妄想しちゃう。



……あ、やば。何かいつもの脱線しまくる癖で最終的に自分のフェチの話になっちゃってますけども(すみません)、要するに私はやっぱりこれからも好きなものを好きなだけ書いていきたいと心から思っているのです。それだけです。

そしてまたしても言ってしまうけど、皆様方にはいつもありがとうございます。皆様のお気持ちやお言葉があったから乗り越えられた局面もたくさんたくさんあります。いつだって大暴走気味な私をそっと見守ってくださったり、優しくお声をかけていただいて、心からありがとうございます。

宜しければこれからもどうぞよろしくおねがいいたします。



貴方は私の一生もの(銀新)(高新)






……ハイッ!つかもう街中とかハロウィン一色ですよね、どこ行っても仮装してるお子さんとか(大人も)多く見かけますね。ハロウィンはいいよね、楽しいよね。でもつーことは何、街中がハロウィン一色っつうことは何、もうすぐ十月が終わると?つまりは銀新月間ももうすぐ終わると?

え、何?……そゆこと?(カッと目を見開きつつ)


のっけの一日からテンション高めに銀さんの誕生日を祝って(だだ滑りして)、十日になるまでに何回か更新して、全40ページ超えの銀新お初をせっせと書き上げ、何なら金さん交えて銀新金のトライアングル書いたりして、銀さんを怒らせたり嬉しがらせたり、

新八くんといちゃつかせたり、新八くんと組んず解れつさせたり、新八くんとラブラブさせたり(ほぼ同じ意味合いですよね)、

そんなこんなで銀さんの事ばかりを考えてきた十月がですね、もうすぐ終わるですって?(やはりカッと目を見開きつつ)


──って、えええええ?!早くね?!何これ!体感速度では昨日始まったようなもんだよ十月とかよ、てか嫌だよ私、もっともっと銀さんと新八くんのことを考えていたいんだよ!!

いーやーだーよォォォォォォ!!!(ゴロゴロゴロゴロ)(待ってどこ行くいい年した大人)


……ふう。ちょ、一回落ち着くか?落ち着こう自分、マジにいい年の大人なんだから(年齢はな)

しっかしね、もうフライングもフライング気味に盛大に大暴走しつつ始まったこの十月もね、この乱痴気騒ぎもそろそろ終わりなのですかね。そう、このモラトリアムもそろそろ終了なのね?ユカリそろそろ終われよ?みたいな。お前という人間も相当ヤバいんだから、そろそろ落ち着いていけよ銀新に関しては、と……敬愛する皆様におかれましてはそういう訳でしょうか?(ん?まあ確かにお前はヤバいけども)

でもあの、つーか今書いてるネタももれなく銀新なんだけど。某所で盛り上がり過ぎたネタをまだちまちま書いてたんだけど、それ更新しないと私は死ねない、てか要はまだ全然終われないんですけどォ?!
銀新月間が!(倒置法!)

ふー。つかもうね、だから言ったでしょ?(何を?)

銀新に関しちゃ私はどうしても落ち着けないのだって、だから銀新書いてると痩せるんだって、萌えが迸る余りにメシ食わなくて良くなるから(いやメシくらい食えよ)


だからですね、やっぱりもうちょいだけ私の銀新推しは続くのです。んー、しかし高新も書きたいし。やっぱり高新書かなきゃユカリも正気じゃ居られないし(そこまで)

そんでね、『高新大好きです!』っつってくださる方も多くいらっしゃる昨今なのですよね。こんな私なんぞの胸にもバンバン飛び込んでらっしゃるんですよ、世の高新好きさん達が。つかもうマジに全員抱きしめたいほどですよ私ゃ、愛しくてしゃーない、何ならもう犯罪者でもなんでもいい(良くねえよ)

てかもとよりこの辺境の地にまでご足労いただいている方はですね、高新推しさんも多いと言いますかね(本当にありがとうございます)
ほんっと今高新はブームじゃね?みたいな。いや本当のブームは洛陽篇の高新のあの邂逅の辺りだったと記憶してるんだけど、あの一昨年の2/1の高新記念日を私は決して忘れないんだけど、だってサイトの拍手にもバンバンコメント来てたもんあの日は、

『ちょっ、早く!今週のジャンプ読んだ方がいいです、高新ですからユカリさん!』

だのというコメントが複数来てて(本当にいつもいつもお世話になっています)、
その皆様の慌て具合にはユカリもざわめき、

「え?マジか?何々、皆してどーした?何の騒ぎ?」

そわそわと腰を浮かせたと。
皆がキャッキャと弾んだ声をコメ欄にて出してますからね、いくら凡庸なユカリだとてそんな祭りに参加しないわけにはいかない。だって晋助も祭りは好きだしな、派手な祭りは得意な奴だし……とばかりにコンビニにいそいそと向かいまして、

レジまで最早耐えきれずにコンビニの書棚の前でジャンプを一旦手に取り、

パラララ……と捲ったあの瞬間。


そう、銀魂を見つけて何気なく読み始め、高新の邂逅をしかと見て、


「────?!?!(ま、ま、マジだったァァァァァァほんとに高新始まってた!!あああもう皆ありがとう!死んでもいい、でも死ねねえェェェェ!!晋助と新八くんをこれから見届けなきゃダメだから生きる!寿命まで生きる!)」


と、あの駅前のコンビニの書棚の前で脳天に雷落ちてきた、あの瞬間のことは私は生涯忘れまいよ。生きると誓ったあの二月一日、そうあの日は私には高新記念日なんです(そんな真剣な顔で)

何ならその日は朝から眼鏡をかけまして、前日には用意しておいたヤクルトを必ずや飲んでますね(何その儀式)

んでもやっぱり高新もいいよね?高新ってもう王道ですよね?(ものすごい真顔)

だからやっぱり高新は書きたいしですね、そんでももうちょいだけ待ってて晋助!!だってテンション上がってる時にネタも書いとかないとオチとか忘れちゃうんだもん私、晋助のことは忘れるわけないんだけどさ!ねっ晋助!(あの、脳内で自然と呼びかけるの止めてください)


そんなこんなでね、やっぱりもうちょいだけ銀新月間は続けてまいります。だってやっぱり銀新も好きなのですよ、私は趣味に関しちゃマジ欲張りなのです。私はやはり銀新も高新も愛する。昔は結構それで色々あったけども、やっぱり私どっちかとか選べない。本当にすみません。


だから待っててってば晋助!(だから分かったって)




土方さんカッコいい(昨日一番口に出した言葉)

私の土新ちゃん友達が仕事でこっちに来てるっつうもんだから、そして仕事あるのも金曜日までで昨日は完全オフ日だと言うものですから、そりゃもう私は矢も盾もたまらずに彼女に会いに(彼女と酒呑みに)行った訳ですよ。夏も会えなかったからGWぶりに会ったなあ。GWに一緒に牡蠣小屋に行って酒呑んだ以来でしたね(やっぱり呑んでいる)

いや〜もうね、やっぱり話しててすっげえ笑った。だって相変わらず土新が好きな奴なんだもん本当に、そして私はそんなアイツがめっちゃ好きなんだもん。つまりは相関図にしますと、

土新←友人←私

みたいな。友人は別としまして、私は決して報われない関係ですね(本当にな)

でもなあ、やっぱり好きなものを語ってる時の友人はめっちゃ輝いてたからね。んな話聞いてたらね、こっちも自然とニコニコしちゃうのですよ。そんで二人して昨日一番口に出した言葉は間違いなく、

「土方さんカッコいい」

だしね!もーね!何回言った?!マジ完全に単なる酔っ払いだったのにコレだけは延々と言ってた記憶あるよね。土方さんは壁ドンしちゃった後に謝る……とかね!(何のネタ)

しっかしアレね、あの話はすごく萌えましたね。何かこう土新間で勘違いがあってね、すれ違いの末に土方さんと新八くんでプチ喧嘩になっちゃって、新八くんがもう頭に血ィ上っちゃって土方さんの手から逃れようとするもんですから、そしたら土方さんも若干だけカッとなって、その時に初めて新八くんを壁ドンする!みたいなね。あ、両手でね。壁に着いた両手の檻に新八くんを閉じ込めると!(萌え)

でももちろん新八くんは土方さんにそんなんされた事ないですから、何ならプラトニックな感じの、清い関係の二人ですから、


「ひ、土方さん?あの?」

なぁんて少しだけ上擦った声を放ってね、焦ってるんですよ。そしたら土方さんも新八くんのあわあわしてるちっさいお顔を見下ろして、そこでふと我に返り、


「……悪ィ(スッ)」


謝ったぐらいにして身体を離すらしいよ!(全部友人が言ってたよ!)

つうかさ、ここまで聞いてて私も思わず『ええええええ?!』ってなったよね。そこで謝ってくれちゃうの?!みたいな。しかし優しすぎないかね、つか土方さんもチューくらいしないの?!晋助なら絶対ェするんだけど?銀さんもそのままノリでチューくらいならするよなあ、何ならそのままこう……ね?ほら、銀さんだしさあ?つか801的な路地裏でしょうよ、誰も通らないよ?と(私側のツッコミ)(そして何の話だねお前)


でも友人がとても澄んだ瞳で、

「いや……だって土方さんだし。プラトニックな関係なら尚更そこではキスもできないって、だって土方さんは晋助や銀さんとは違うもんでしょ?(真剣)」


──って、えええええ?!
コイツもいい加減酔っ払ってんのに正論だよ!土方さんを信じ切ってるよ、何その澄んだ目は!同い年だとは思えない、何でこういう人が私と十年以上も友人で居られるのだろう、つーか酒と欲望に濁った目をしているユカリより人間として全然格上の存在だよ!?(間違いなくそうですね)

何それ!てか今現在の私が路地裏銀新と路地裏高新に萌えてるだけなんだけどね、それ!路地裏でこう……盛り上がっちゃうのが書きたいだけなんだけどォ!(だからまず落ち着けよお前よ)


うーん。でもそうね、やっぱり私の中にある『土方さんは聖域』という概念の多くはこの友人からもたらされたものかと思うんですよ。てかぶっちゃけ私の土新感?というの?私の考え得る土新イメージはこの友人とのトークで培われた事も多いもんですからね、つまりはうちの土新の生みの親なの?あの人はママンだったの?(産んだの?)

そんで彼女との付き合いも長いからね、んーと大学の時からだから確実に十年以上は延々と喋ってるんだけどさ。大学の時はずっとつるんでたし(大勢で居る時でも何となくその場には必ずいるという)
私が大学一年か?そんくらいの時に私をBASARAにはめたのもこの友人だしね。

そして私が銀魂にハマった時もさ、まず友人ではこの方にいの一番に言ったのですよ。

「あっ○○ちゃん!私ね銀魂ハマったの〜。もうめっちゃ面白くてさあ」

とね。そしたらどうやら友人なんて私よりずっと以前から銀魂には親しんでいたらしく、

「えっマジで?!誰好き?CPは?」

ってな具合でね、トントン拍子に話は進んだのだけどさ。大学のランチルームで(昼メシ時にそんな話を)
そんで私がね、もうハマりたてで銀新しか見えてない時だったからね、つまりは晋助の事も完全にアウトオブ眼中だった初期の頃ですから(ごめんな晋助)、

「CPやっぱり銀新だよ!つうか銀魂って銀新の物語でしょ?二人が出会って銀魂始まったもんね」(←こんなんをずっと言ってるという)

などと熱く友人に語りましたら、友人もニコッと笑顔になって、

「やっぱり。ユカリさんなら絶対そうだと思ったよ。私も好きだよ〜銀新」

なんてね。大好きな友人とCPまで被ってるっていうね、マジに偶然すぎる運命にキャッキャとしたもんですよ。あの日のランチルームで(早くメシを食えよお前ら)

つかほら、やっぱり気の合う友人ってことはBLの趣味やジャンルの好みも多少は似てるってことじゃないですか(ん?)。だからあの子とはジャンル違えど跡部様が二人して大好きだしね、当時は跡部様のアルバム二人して予約で買ったしね。あの豹柄のソファに座ってる跡部様のポスターが予約特典で付いてくるやつ(懐かしい)
つまりジャンルは違くなっても、やっぱりものすごく気の合う奴だからさ。要するにここ銀魂でもやっぱりお前とは被るんだと。

「何もう!銀新好きなら言ってよ〜!教えてよ!」

などとね。私が妹伝いに銀魂ハマったもんですから、その辺は既に銀魂知ってた友人も喜んでくれたなあ。
もう私が銀魂ハマった時分には既に就活とかやってましたけど、そんで友人共々日々の現状にへこんだりアガったりする忙しい日々でしたが、そんでも語ってたよね。

んでもなあ。私が後に晋助に盛大にすっ転んだように、そして高新が熱烈に好きになったように、彼女もまた土新ちゃん本命になっていきましたからなあ(あっ、そこで?)

ん?てかもしかしたらあの人、最初っから土新好きだったのだろうか?昨日聞いとけば良かったな。
もしも私と攻め違いだからって中々言えなかったりしたら、その、ごめんね(あとでLINEしてみよう)


んでも後々にふっつーに、

「ユカリさんめっちゃ高杉好きだよね。そこまで高新にぐわっと来るとは思ってなかったわ」
「いや〜私もだよね。晋助がもう大好き過ぎるの」
「でも別にいいでしょ、私も土方さんが大好きだから……」
「え?いやいや○○ちゃん?土新も萌えるよね?私は大好きだよ」
「でっしょ?!いいよね、土新めっちゃいいよね!!」
「お?何か今テンション高くなったね?でも好きだよ〜土新も。銀新はもう確立したもんとしてね。銀新はやっぱり当然のごとく大切だとして」
「あーね。坂田さんはね」
「待って!銀さんの話も大切なんだからねっ?!」
「うん」(←既にとても穏やかな目)


なんていう会話をしてた記憶ありますので、土新の話に初めてなった時の友人のテンションの上がり方が凄かったという記憶はありますのでね。そして銀さんの話になると友人も普通になったという(お前)、

カフェオレか何かのグラスに刺さってるストローをおもむろに咥え出したという(だからお前)、

そんな会話をした記憶あるよな。その頃はもう卒業してたのだろうか、まあ二人してリクスーでさ(だから話してねえで働いてこいよ)
つーことはアイツもやっぱり徐々に土新にクローズしたのかな?多分そうなんだよな。聞いてみよう。


そんなんでね、やっぱり学生時代からの友人というのも本当にいいものだよね。辛い時(主に社会人になってから)もBL語ったりアニメや漫画語りして一緒に酒飲んで乗り越えて、んで今や住んでる場所がめっちゃ離れちゃって距離は遠いんだけど、中々会えないのだけど、たまにでも会えると若え時みたくテンションががっつん上がるしね。

そして大概は昼間に遊んでも夜会っても、酒はどっかしらで呑んでるよね。ショットバーでも居酒屋でもダイニングレストランでも牡蠣小屋でもいいんだけどさ。
けど大学近くのサイゼリアでしこたまやっすいワイン飲んでた学生の時とね、二人して酒の呑み方に関しちゃほぼ変わってないよね(変わっていけよそこはよ)



同じようなシチュが延々と好き(ちょいと別ジャンル)


*とうらぶの兼堀の話が出ます(やっぱりどうして私も好きなのです)*



……ハイッ!てか前回まで続いてた人間×人外なおとぎ話チックな高新は私もなぜか気に入ってしまったので、ここのをネタ帳にして書き直すことにしました。なので続きはサイトにアップします。だから本当に書きたかった中間〜ラストまでは向こうでご確認下さると幸いです、てかマジでここをネタ帳にする癖をそろそろやめたい(でもやめられない)

ごめんなさい。ここでまず延々とネタを綴ってみて、気に入ったら向こうに引っ張ってるっていう癖が抜けなくてね。思えば金さんネタもそうだしね、てかこの前まで書いてた初めて銀新も最初はそうだったよね。そんなんを延々とし続けてもう何年になんの?(いや知らねえよ)
そしてここで出たネタが盛り上がり過ぎてヤバくて、とりあえず書きたい欲望が抑えきれず、最終的にこのブログで銀新のエロ小説まで書いてたりするのがここの管理人です(つまりは欲望最優先なのかよ)


まあそんなんは置いといてね。つーか銀新好きな人なら分かってもらえる確率も高い気がするんだけどさ、私も例に漏れず刀剣乱舞では兼さんと国広くんのCPが大好きなのですよ。何だろうな、あいつら可愛すぎない?
何つうかもう国広くんが「かねさんかねさん(はぁと)」っつってさあ、花丸のアニメで兼さんにめちゃくちゃ尻尾振ってるのを見た時に私の脳みそはパーンとなったんだよね。絶対にできてると思ったよね。しかも何あの体格差に身長差!すっげえ好み過ぎた。ほんっとに私の性癖をどストレートで撃ち抜いてきた。

兼さんはスッゲーかっこよくて、国広くんはすっげえカワイイ。もうそれだけで私のココティンはフル勃起した(下品か?)

とにかくアレ見てね、絶対ェこいつらはできてると思ったんだよなあ。そして一眼見ただけでここまで確信できたんだから、以降は私の兼堀論は崩れません。十年以上は全然崩れてない銀新とそこは同じです(あ、確かに)

しかもアイツらよりによって揃いの大小なのでしょ?瞳の色までおろそいだし……何それ?間違いなくできてますよね、つうかできてなきゃおかしいってアイツら。だって常に一緒なんだってば、ジャージまでおろそいな感じにしちゃってね、一緒の本丸で一緒に畑仕事に精を出してね、一緒にお洗濯物を取り込んで。

何それ、もう絶対に国広くんはアレだよ?兼さんのアレをアレされて、あのカワイイお顔をとろっとろにさせてね、こうね、たまらなくなった国広くんだってアレを、(アレアレうるせーよ)

つか国広くんなんて兼さんの相棒(自称)なのでしょ?そんなんもうできてない方がおかしくない?何それ?あのカワイイ受けに尻尾振って懐かれたら兼さんも絶対その気になるよね?てかなってくださいね?(下手に出てくる)

だからアイツらを視認した瞬間にね、つーか私とうらぶは手ェ出したらヤバイと思ってゲームはかろうじてやってなかったんだけど、やっぱり堪えきれずにアニメはガン見してしまって、そんでもそのサラッとした邂逅だけなのに、

兼堀に関しては、

『ええええええ?!おかしくねコイツら、何この公式BLは?!つーかもうこれしかないよね、とうらぶって兼堀の壮大な愛の物語だったの?!』(←ゲームだよ)

って即座になったよ?何それ、てかそんなんは私が銀魂を初めて見た時に感じた銀新への猛る思いとほぼ一緒なんですよ?銀魂=銀新と思った瞬間に脳天に雷落ちてきたレベルで確信したんだもん。銀新はな(うむ)

要は私なんてとても単純だからさ。とうらぶでも兼堀を視認した途端にカッと目を見開いて、

『何この公式BL!?公式でここまでいちゃつくの?!ヤバくねすごくね、すぐうちの三女に知らせなきゃ!!兼堀本買わなきゃ!!』

ってなったよ?(だから何でお前はそれをすぐ妹氏に言うのだね)
そして息急き切ってうちの三女に、

『ねねね、ねえ、○○ちゃん今暇?!とうらぶアニメ観てる?!兼堀ヤバくね?!兼堀だよ兼堀!兼さんと国広くんね!』

っつってLINEから電話したら、

『は?とうらぶ?見てるけど……兼さんが?堀川と?長曾根さんとかじゃなく?あーね、土方組ね。ユカちゃんすっげえ好きそう。つか今暇じゃないよ、今は出先だよ?脱毛に来てるだけだけど』

すげえ軽くあしらわれただけなんだけどね。その後にもうサロンの予約入ってるとかで普通に通話を切られたからね(仕方ないけど何だろうこの温度差)

ええええ?!つか待ってアンタよ、妹さんよ!兼堀って私の勘違いじゃないですよね?!あんっだけ公式でいちゃついてね、公式でもう推してるんですよ?!(違うよ)兼堀は絶対でしょうよ!

つーか妹も外出してたのがあそこまでクールでいた原因かと思って、暇になった時にそっとまた電話してみたのにね(するなよ)、そこでもまだ冷静だったのですよ。

え?……何で?

何であそこまで妹氏が冷静で居られるのか私には分からなかったよね。てかとうらぶは置いておいても、私より先に銀魂ハマっといてからにね、何で銀魂は銀新の壮大な愛の物語だと私に事前情報くれなかったのか?そこも未だによく分からないよね。
銀魂って……銀新なのにね(お前のその痛烈な思い込みもすげえよ分かんねーよ)


んん。要はね、やっぱり私と三女さんの好きなCP系統は違うということだけは再度ハッキリしましたね(つまりそれだけしか互いの認識は一致しなかった)


でもいいよなあ。兼堀は絶対にできてるよ?(まだ言う)
でもできてそうでできてなくて、悶々としてる国広くんもカワイイと思うんだよ!

周りからは絶対ェにできてると思われてて(特に沖田組ね)、清光くんにも安定くんにもからかわれたりしてて(「お前ほんっと和泉守のこと好きだよな〜」的な)、

でもできてないという。国広くんは兼さんとねんごろな仲になりたくてなりたくてうずうずしてるのに、兼さんときたら全然国広くんを意識してないっつーか。
いつも一緒にいるのにね。ほぼつがいだと周りに思われてるのに、清らかな関係の二人なのですよ(うう萌える)

お部屋まで一緒なのに毎夜清らかに就寝してるだけなんですよ、てか兼さんは寝るのスッゲー早そう。昼間してきた畑仕事の疲れですぐ寝ちゃう兼さんはカワイイ(健康か)
何か国広くんの想いに気付かない、てか鈍感な兼さんカワイイんだよなあ。

だから兼さんなんてね、そうやって日夜夜毎に熱い想いを馳せてる国広くんの横にいるのに全然ぐーすか寝てるからね、そんなんは国広くんが延々と夜通し悶々としちゃうだけですよね。

そしてそんな兼さんを見てたらね、ある晩に国広くんもいよいよたまらなくなってね。ある夜いつものように兼さんが寝ようとしたらば急に声を発してね、兼さんを制するの。

「待って兼さん!」
「あ?どうした国広」
「兼さんのお布団……入ってもいい?」

怪訝そうな顔をする兼さんに尋ねてみると良いよ。あのおっきなお目目をふるふるさせながら、兼さんを上目で見つめると良いのだよ?そしたら兼さんもそこで初めて国広くんを意識したくらいにしてさ!しゃーねえとばかりに自分のお布団をパサリとめくってさあ、


……てーか待って?ここまで延々書いてたのに今ようやく気づいたけど、今やっとハッキリしたんだけど、そんなん銀新でもう書いたがな(えええ確かにィィィィィィ!?)

ちょっ待って待って、何でなの?!何でCP違ってんのにここまで同じようなシチュを愛するの?!もうどうやっても変わらないのか、やっぱり私の脳みそじゃ限界があると?(え?ハイ)

てか一人で悶々とする受けが攻めを誘いに行く、そして自分から誘ったくせにそのまま攻めに組み敷かれてドギマギしてる、何ならいつも見せる顔とは違う攻めの表情に心臓をばっくんばっくん言わせたりして……っていうシチュがやっぱり好きなんですぅぅぅぅ!!(ズザァッ)

はーもうダメだね!私ゃそういう脳みそなのだね。つーか今更バリッバリ違うタイプのBLのCPを愛せないというか、読み専なら色々読むんだけどもさ(兼さん受けとか)。でも実際書こう!ってなったらそういうのが延々と好きだし、自分の好きなのしか書けないものな。
好きなのはどーしても好きなんだよな。しゃーねえな、これもう因果ですよ(そこまで)


でもま、そうやって少しずつ始まればいいのだよ兼堀も。少しずつクローズしてさ、兼さんも国広くんの純情に絆されたりムラっとしたりしてさ、国広くんもますます兼さんラブになっちゃってね。そして心もクローズするなら、身体もくっつけてみたくなるしね。顕現して初めて契る相手が自分と揃いの刀とか最高じゃんね。うぶうぶな兼堀カワイイよね。
それでも絶対的にラブラブな兼堀もまたいいもんだよなあ。慣れてる二人もいいしな、私なんざラブラブな二人を見つめる壁のシミになりたいし。

はー迷う!でもどっちもすっげえ好き!!!






A深い深い森の奥に(高新)




*人間×人外な高新パラレル*





ハイっ!いきなり前回の続きから考えていきます。

晋助は新八くんに続いて家の中に歩を進めたと。そしたらやっぱりここの家の中も、外見と変わらずに十分に趣のある設えだったのですよ。長い年月をかけて飴色に磨き込まれた廊下の床板。所々においてある行灯の、橙色をした優しい光。そして廊下の曲がり角には瀟洒な花器に生けられた自然の草花。

晋助はそういう趣のあるものが大好きですからね(美意識が凄いからホラ)、やっぱり前を歩く新八くんに尋ねてしまう。


「ここは……この家は本当にてめェが一人で住んでるのか?なら、この手の入れようは何だ?どう考えてもガキの手に余らァ」

新八くんはその質問にはくるっと振り返って、

「僕は日がな一日中ここに居るって言ったでしょう?この家を綺麗にしておくことくらいなら造作はないんですよ」

ごく平然と答えますけど。
でも振り返ってこっちをじっと見てきた少年の、その透き通るような肌の白さ。まるで白磁のような……と言うの?すべすべした肌理の細かさは、やっぱり現世における人間のものとは若干違うような気がしてね。
廊下に置かれた行灯が柔らかに投げかけてくる橙色をした光と相まって、その肌の白さは新八くんの性をどこかうつろなもののように見せた。女のようでいて男のようでいて、この薄暗さと柔らかな灯りが少年の性を妖しく移ろわせている。

着物の袖から覗く手首の、その細さ。抜けるような襟足の白さ。濡れたような黒髪の艶やかさ。
女とはまた違う類いの劣情をそそられるような、伸びかけの若木のような身体のしなやかさ。

「…………」

晋助も何となくこの子を見てたら、妙な気分にちりちりと胸が焦がされたような感じがして。

でもいわゆる少年愛と言うのですか?稚児趣味は晋助にはないからね。だって通常ならふっつーに女とばっかり遊んでる訳ですからね。
だからそんなんを思った自分に、男の子をふっとそんな対象で見た自分に晋助は内心でびっくりすると(顔には出さねど)

だから何となく晋助もまじまじ新八くんの顔を見たりして、真面目に失礼にも頭のてっぺんからつま先までジロジロ眺めまわして、


「てめェ……やっぱりこの世のもんじゃねェな」

などと早くも結論を出すと(晋助?ほんっと思い込み激しいからねお前ね)
でもそしたら新八くんはさも心外って顔をしてさ、

「いや、僕は人間ですって。何ですか、人の顔なんてまじまじと見て。僕を幽霊みたく言わないでください。何なら僕を触ってみてくださいよ」

晋助に言うからさ。

「てめェに触れたらアレか?何かに取り憑かれるとか……まさか言うんじゃあるめェな」
「そんなん僕にできる筈もないでしょうよ。てかアンタこそアレですか、そんななりして実は案外ビビりなんですか」
「……。……てめェやっぱり俺の刀の錆になりてェようだな。まあ、クソ生意気な小僧くれェなら容易く斬れるしなァ(チャキ)」(←だから待てって)
「いや嘘ですマジに嘘です、すみまっせんんん!!設定上のアレでほら、ちょっと調子乗っただけですよ!?他意はないです!」


話し込むうちに、高新の二人もだんだんと気心も知れてきたと(ほんとに?)
んでも新八くんにビビり言われて引き下がるようなら晋助じゃねえじゃん。絶対に引かないよね。むしろすぐ触りに行くよね。

もう何も声も掛けずに、いきなり新八くんの頬にひたりと触れてみたりしてね。片手をすいっと上げて、おもむろに新八くんの白い頬に触れてみる。

「っ……」

いきなり触れてきた晋助の手に新八くんは少し戸惑った風でしたが、やっぱり大人しくはしてるのですよ。でもそうやって一歩近づいたことで、晋助もますます妙な気持ちになっちゃうのだけどね(あっ)

「(ちゃんと温もりは感じられる……ならやっぱり人間か?いや、バケモンの類いでも温もりくれェはあるか。しかしこの肌……)」

新八くんに触れれば、ちゃんと血の通った人間らしさは感じられる。でもね、そのすべすべした肌の質感。手に吸い付くような、しっとりした表皮の手触り。女のような、とか、そんなちゃちな表現じゃ済まされないような一種独特の感覚があって。
まるでそう、魅入られたようにずっと触っていたくなってしまう。

だからふっつーにね、晋助の手も新八くんの頬から首筋にひたひたと降りてみたり、その形の良い耳の外殻を擦ってみたりして(んん?)、新八くんを少し戸惑わせるのですよ。

「ちょっ……ちょっと、もういいでしょうよ。僕がこれで人間って分かったでしょ?」
「あ?……ああ。まァな」

新八くんに言われて初めて、晋助も渋々手を離しましたね。そんでも何となく妙な気分は継続していたのですがね(晋助)

さてさて。そのまま家屋中奥に進んだ新八くんが案内してくれたのは、雅な設えの和室であります。八畳間くらいかな?中央には座卓もあって。

「さあ。ここで朝まで過ごされるといいですよ。朝になったら自然と森から出られますから」

新八くんは晋助に座布団を勧めたりしてね、お茶でも淹れてくれるのだけど(優しい)
んでも晋助にはやっぱり気になることはあってさ。


「てめェはこの森から出ねえのか?」
「え?僕ですか?」

お茶を用意してた新八くんに不意に尋ねたけど、新八くんはまるでそんな事を初めて考えたかのようにキョトンとしてるのですよ。

「僕が?……いや、僕は理由があってここに居るって言ったでしょ?」
「その“理由”とやらは何だ?てめェがこの家と、この森にこだわる理由は」
「何って……そんな事を聞かれるのは初めてですよ」
「いいから言え。俺ァあまり気長じゃねェ」
「でしょうねアンタ、そんなすぐに斬る斬る言うしね」(←新八くん)

しかしさ、晋助に問われても未だに新八くんは首を傾げているのです。

「理由……何だったっけな。ちゃんと理由はあったんですよ。確か……誰かを待っていなきゃダメなんです」
「誰をだ?」
「ええっと。あれ?……誰だったんだろう?……でも大切な人です。その人を、とにかく僕はここで待ってなきゃ。約束したんです」

どうやらあまりに長い時間ここで誰かを待っているせいで、新八くんはその『誰か』がどこの誰だったかも忘れているのです。約束の外格だけは覚えているけど、その誰かのことはもう朧ろにしか覚えていない。もしくはあまりに長い年月を一人で過ごしていたから、その誰かを想うとどうしても切なく寂しくなってしまうから、新八くんの脳みそは意図的に忘れていったのかもしれない。徐々に風化させたのかも。

でもその誰かと交わした約束を守るためにも、自分はここに居ると。

でもそれを晋助に言わせればさ、

「誰と約束したかも覚えてねェなら、そいつァもう約束でも何でもねェな。てめェ何に縛られてやがる。それは人外の存在に成り果ててまで護ることか?」

とね。やっぱり新八くんが人外の存在だとは薄々思ってるので、不躾にも言い放っちゃうのですよ〜!元よりそういう男じゃんね。相手の心の奥底にある真実をズバッと指しちゃう。
そしたら、そこで始めて新八くんは慌てる。

「はっ!?……いやいやいや、それでも僕には大切な約束ですから」
「だがそれを交わした相手すら覚えてねェんだろうが」
「うっ……ま、まあ。そうですよ」
「もしやここから出るのが怖えのか?てめェこそビビりじゃねェか」


ほらほら!ほらね!もうね、新八くんが慌てた姿なんて見た晋助はもう鬼の首を取ったようになるよね。マジ意地悪だしね、困ってる新八くんを見てくつくつと喉を鳴らして笑ってるくらいにしてさあ(こら晋助)

けど晋助に笑われれば、そりゃあ新八くんも悔しいからなあ。

「違いますよ!そりゃあ僕だって……ここからは出たい時もありますよ。ずっとずっと一人だし。たまに誰かと会話する感覚も忘れちゃいそうになります。でも……」

それでもまだ何かを迷っている。何かを気にしている。だからね、そんな新八くんを見てたら晋助もごく自然と口が開いてね。

「こんな薄暗ェ場所に一人っきりで居んなら、俺と一緒に来い。朝が来たら俺が連れて行ってやる」


ほ、ほら〜!ほらね?!(何だよ)
晋助だから自然と口説いてるんだって!俺と一緒に来いって言うんだって!(あ、なるほど)

まったくねえ、ほんっと自然に口説きにくるから晋助はね。でも新八くんもやっぱり嬉しかったと思うよ。だってこんな事まで自分に言ってくれた人も初めてでしたからね。自分を薄気味悪く思う人間は多々あれど、こうもキッパリとここを出て行こうなんて誘ってくれる人間なんて居なかったもの。


「え?……僕を?」
「ああ」
「何でです?だって僕ら、さっき知り合ったばかりでしょ?お互いに名前も知らない……僕、アンタに斬るとまで言われてたし」
「“アンタ”じゃねえよ。高杉だ」
「はい?」
「俺の名だ。高杉晋助」
「……高杉さん」


新八くんも晋助の名前を口にしながら、目の前に座る男をまじまじ見たよね。その翡翠を沈めたような、不思議な色合いをした右のお目目を。
晋助には一種独特の強い引力ってあるじゃん。誰もが夢中になっちゃうと言うの?他人が強く惹かれるようなものを持ってるからさ、新八くんもやっぱり晋助の不思議な引力には強く強く惹かれたのですよ。

この人となら……って。僕はここから自由になれるのかもしれないって。

だって本当はずっとずっと寂しかったのだもん。自分は人間であると思ってるけど、でも自分の姿は長いこと少年の姿形を延々と保ってるんですよ。成長してない。どれだけ望もうと成長できない。なのに死ぬ事もない。そんなんもう人の倫理から外れた存在なのですよ。
『ここで待っていなきゃ』って言う想いが強くなり過ぎて、少年はとっくの昔に人の倫理から外れたモノになっていた。生と死を超えた、なにかの存在にね。

でも新八くんの思念はもちろん新八くんのままなのですよ。人間の頃のままの純粋さもある。だから寂しくないはずはなかった。どれほどに一人に慣らされようが、こんな風に誰かと触れ合うことに飢えていた。そして今までの人間は皆して自分を薄気味悪く思ったけど、手に取るようにそれが分かったけど、この人だけは違うかもしれないと感じた。

そう感じたらね。思わずひとつ、新八くんはこっくりと頷いたのですよ。


「うん。……じゃなくて、ハイ。僕、高杉さんと行きたい。ここから出てみたい」
「そうだろうが。ならさっさと返事しねェか小僧が」
「いや待ってください、何でアンタそうも上から来るの?それに僕は小僧じゃないです。新八っていう名前があります。……誰かに名乗ったのなんて本当に久々ですけど」

晋助がすっげえ偉そうなのは常のこととしましても、新八くんはそれでも嬉しかったんだよ?だって自分と約束を交わしてくれた人も、本当に久々だったからね。
だから思わず立ち上がってね、お部屋の奥にあった小さめの桐箪笥からゴソゴソとお礼の品物を選び出してきたらくらいには新八くんも嬉しかったのです。


「あの。高杉さん、これ」

そして晋助に思わずそれを手渡すんだけどね、それは何の変哲もないただのビー玉なのですよ。涼しげな水色の流水紋が入ってる、ただのビー玉。

「あ?こんな玩具で遊びてェってか?てめェ思った以上にガキだったな(真顔)」
「ちっちげーよ!遊ぶんじゃないですよ、流石にいくら僕でもこれで遊ぶとかねーよ!だって僕……お礼の品とか用意できないです。誰かにあげていいものなんて、これくらいしか」

新八くんはおずおず言う。でも新八くんなりに気を使っているのだねえ。晋助に何かお礼はしたいのだと。
晋助はすげなく言い返すんだけどね。

「礼なんざ要るか。俺がてめェをただ連れて行くだけじゃねェか」
「いや、それでも受け取ってください。なにかの目印になるかも」
「目印だと?」
「はい。ここを出たい気持ちもあるけど、出たら僕はどうなるかよく分からないんです。あまりにも長い年月をここで過ごし過ぎていて。あまりに長い時間、僕はずっとずっとこの姿のままで。以前交わした約束の相手のことすら覚えていられないほど昔から、僕だけは変わってなくて。だから……」


おずおず囁いた新八くんの不安が、晋助にも何となく伝わってきた。カタチのあるものを渡すことで、晋助に持っていて貰うことで、確かにここで二人で約束したんだっていう証が新八くんも欲しいのだろうね。

ものすごく切ない子だよね。いじらしい。本当はずっと前から自分がここに縛られている事も分かってたのだろうね。だって新八くんは控えめなんだけど、ものすごく意思はしっかりしてるからさ。

だからね、晋助も思わず膝で新八くんの側ににじり寄って。畳に着かれた新八くんの手首を取ったのですよ。

「てめェはやっぱり人間じゃねェな」
「はい。でもきっと元は人間なんです。だって僕、何かに変化したりとか、術を使うとかできません。空を飛んだりとかできる筈もないし。身体能力やらは元の人間のままなんです」
「てめェ……人外のくせに大して使えねえな。見た目もだが中身の方も地味が過ぎる。正真正銘の人間である俺の方がてめェより格上じゃねえか」(←晋助)
「だからうるせーよ!何で高杉さんにそこまで言われなきゃいけないんですか!格上とか格下とかねーんだよ、人外なめんなよ!?」(←新八くん)


あらら。高新ときたら放っといてもどんどん仲良くなるよね(ん、確かに)

だからねえ、晋助の手がまた動いて新八くんの頬にすいっと触れてもね、新八くんはもう驚いたりしなかったのですよ。




*てかまた長くなってるから区切る!*














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