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カウンターが69sixnine


タイトルが下ネタなことは全力スルーでお願いします、なら何でそうした

いやさ、今気付いたんだけどさ、シックスナインと言うことはですよ、何気にもうすぐうちのサイトのカウンターが70万打回るんですよね。こいつはビックリです。確か二年ほど前に50万hit!って、楽しくお祭りしてた記憶があります。

二年前の50万打の時は記念のアンケートしたんだよね。うちでは何のCPが人気あるのか、それは原作かパラレルか、いまいち掴めてなかったんでね(今も微妙に掴めてないかもだが)。そしたら原作の高新と原作銀新がまさかのミラクル起こして、同数一位だったことには驚いた!
これマジに。ユカリは何もいじってないので、皆様の愛&お力でミラクル起きたのですよ。結構投票数も伸びてたんだよね。原作銀新も原作高新も700票以上は投票されてて、それでも同数でしたもん。驚いたっつーの。銀新にも高新にも、その他色んなところに投票してくださった皆々様、その節は本当にありがとうございました。

あの結果を見まして「アレ、うちの銀新ってどこかに需要……あるの?!」みたいな、とても新鮮な感慨を覚えました。いや、それまではマジに自分の為にちょこちょこ書いてただけでして、銀新に至ってはほぼ読み専で俺は行く、くらいに思ってたので(皆様の銀新を読ませてもらえりゃそれでいいと)。でもいただいた熱いコメントを読ませてもらったり、高新と同じくらい票取れた事実に着目し、てか私自身も銀新は物凄い好きなんで、好きでたまらないので、書いてないだけで好きじゃなくなったとは違うよ!?とは思ってたので、じゃあ今後はやっぱり己の好きなように書いてくかと……あのアンケート結果で自分の中の銀新の定位置が定まったのでした。だから、アンケート後はちょいちょい色んな銀新ちゃんを書けて楽しかったな。
てか私、銀さんと新八くんが好きですよね。うん。

んで、高新ちゃんは高新ちゃんで人気が高くてとても嬉しかったです。ふふ。私の友人達も、「高新に入れたー!」とか、「こっそり土新に投票しちゃったよ」とか、毎日のように私に教えてくれてて(アレは身内票も含まれております)、アンケート期間中はそれはそれは楽しかったです。そして互いに顔を突き合わせたりして、アンケートの話になり、

友人A「高新が一位とるんだと思うな〜☆」
友人B「……いや?土新かもしれないよ、だって土新は最高だから、土方さんと新八くんはディスティニーだから」(ひかない)
友人「……え?ああ〜、でも高新はユカリちゃんの並々ならぬ想いがある訳じゃん?土新もそうかもしれないけど、てか高新も最高じゃん」(ひかない)
ユカリ「じゃあ待って、待ってね、銀新が一位とれば大丈夫じゃね?」(単なる阿呆)
友人A&B「「はい?」」

みたいな会話を某カラオケで交わしたことを私は忘れない(そろそろ忘れよう)。何ですかね、普段はいい大人達でも好きなCPの話になると途端に白熱するという、この和気藹々とした雰囲気(ねーよ?)。あの時のユカリは何故か二人の友人に銀新を薦めておくという、完全な道化者でしたけどね、ええ。ええ。

やっぱり銀新は皆様の潤滑剤なんでね、何かで揉めそうな時はですね、とりあえず銀新さしときゃ皆のムードはまたスムーズに回り出します(油差しみたいだよ)
兎にも角にも、あの時は皆々様方、本当にありがとうございました。とてもお世話になりました。


それでまた話は戻るけど、70万打でしょ?どーしよっかな、何かやりたいものですけど、迷うよね……。あ、とりあえず拍手は変えたいな!(特に70万打関係ない)


Can't Stop Fallin' in Love2 (高新)

*前記事からの続き*



前記事から続いてまいります。
晋助にうっかり組み敷かれて、強引にキスされて、抗う心とは裏腹に、「もうこの人に振り回されたくない……!」と抵抗する心を置き去りに、だんだんと身体は懐柔されていってしまう新八さんの巻から(どこから)。
いや身体はね、ちゃんと覚えてるんです。だって新八さんの初めての男ですよ。純粋無垢な十六歳だったあの頃に無理やりから始まった歪な関係だけれど、新八くんだってだんだんと晋助に惹かれていったから肉欲にも溺れたし、責められると気持ちよくてたまらなかったし、だからこそ、そのたがの外れ方が自分ではないようで、晋助を好きな気持ちを認めたくなくて、ふたりの関係が何なのか考えるとこわくて、辛くて、でもその禁忌を犯してでも会わずには居られなかった高杉さんですよ。大好きだった高杉さん。愛してた高杉さん。
あの頃の僕の──心以外の全てを知ってる高杉さん(ナレーション)(cv.新八くん)

新八さんは既に二十一歳になってますが、十六歳の新八くんだった頃に散々抱かれ、気持ち良いところも既に知られ尽くされてるし、晋助の味も覚え込まされている訳です。
だからね、こう、乱れてしまう。

(抵抗する心とは裏腹に……身体はこの人のことを覚えてる……)(cv.新八くん)

です。覚えてるんです。鎖骨とか甘噛みされると、ああ高杉さんこんな癖あった……って懐かしく思って、きゅうんと甘く胸が痺れて、たちまちに感じてしまう新八さんなんです。十六歳の頃よりずっと骨格も発達したし、筋肉だってついたし、それでも変わらずに高杉さんの腕の中で陶然と感じちゃう。あの快楽を身体はちゃんと覚えてる。
でも晋助は晋助で五年前とそこまで思考も変わってなくて(もう三十代ですが)、だから新八さんの綺麗に筋肉の乗った胸に唇を這わせつつ、

「方々で聞いた話では、テメェはさんざっぱら遊んでるらしいじゃねーか」

みたいなことも、唇をニヤリと歪めながら言ってしまうんですよ。相変わらず意地悪言っちゃう。誰か他に男でもできたのか、みたいな。あくまでも嫉妬ではなく、意地悪で言ってます。もう高杉さん(萌え)。

そしたら新八さんもギクリとしつつ、狼狽えつつも、

「……あ、アンタには関係ない」

とか言って、プイと顔を反らす感じです。晋助は、フン、って鼻で笑ってまたいたずらに唇を這い進める。でも新八さんもさんざっぱら遊んではきたんだけど、やっぱり他の男達と晋助だと全然違うのでしょ?
感じ方が違う。

だってさ、高杉さんは新八さんのいいところを的確に突いてきますからね(言い方)。焦らすようにですね、入り口から浅い所なんかを抜き差しされると新八さんはたまらなくてですね、あの麗しい眉根をきゅっと悦楽に寄せてね、たちまちにイッちゃうんですよ。何回もイッちゃう。
だから、散々に遊んでた割には悪くねえ、的な感想を洩らす高杉さんですよ。むしろ成長して更によくなってんじゃねーか、みたいな(新八さん凄い)

晋助も既に三十代の男ですから、攻め方ももう若いだけじゃない。緩急つける感じですもの、新八さんが達したら息も絶え絶えな新八さんを軽く裏返しにする感じですもの(好きな体位はやっぱり変わってないようです)。んで新八さんをベッドに這わせ、新八さんの腕をぐっと後ろから掴む?手綱取る感じで……あ、やっぱり強引。

けどそうやってね、ちょっと強引に組み敷かれて、感じずにはいられないところを何回も何回も擦られて、新八さんは訳が分からなくなるほど蕩かされてしまうんです。もう。何回も何回も、その夜の高新は交わったことと思います。漆黒の夜が終わり、白々とした朝陽が滲むまで。

でも十六歳の頃と違うことはあってね、朝になっても晋助は帰んなかったと。何故か明け方まで新八さんの側にいてくれたと。何故なのか、その日の高杉さんは新八さんの少し伸びた髪をゆるゆると梳いてたくらいにして、朝まで傍らに寄り添ってくれていたのですよ。
そしたら新八さんも本当に久々にぐっすりと眠れて、もう十六歳の頃のような屈託のない寝顔で高杉さんの胸に縋って寝ているんじゃないかな。すやすやと。

けれど、そんなやって可愛く高杉さんに縋り付いて寝てたらさ、朝起きた時にめっちゃ後悔すんだけどね?(新八さん)朝起きた時に、

「……。……!(隣の晋助に気付いた)……(眼鏡を装着)……チッ、」

みたいな、やっちまった感丸出しで、やさぐれたままで舌打ちとかしてんだけどね!新八さんったら!(萌え)
そしたら晋助は引き続き愉快そうに笑ってんだけど、

「テメェはあの頃と変わんねえな」
「……嘘だ。だってアンタが言ったんだ、僕はあの頃とは変わったって」(←僕に戻ってる)
「……変わんねェものがてめーの中にはあらァな」(さらりと新八さんの髪を撫で)

みたいな話を明け方のベッドでして、新八さんはおもわず頬を染めるの巻ですよ。少しだけ優しげに緩んだ高杉さんの右目には、キュンってしちゃう。

朝陽が優しい光をベッドの上に投げかける、白い朝ですよ。晋助も新八さんも気怠いは気怠いんだけど、どことなく昨夜の名残で身体をくっつけている。
でもおもむろに起き上がった晋助に見下ろされ、

「テメェはこの朽ち果てた町でずっと銀時を待ってんのか?」

と聞かれて。思わず何も言えずに、唇を噛み締める新八さん。そして、

「銀時が居ねえなら……俺と一緒に来るか?」

と問われ、盛大に心が揺れ動く新八さんですよ。もちろん、それはとても魅惑の誘いですよ。新八さんは確かに晋助を愛している。憎んだことも多かったけれど、また肌を合わせてみて確かに分かったのです。
僕はこの人を愛してた。違う、まだ愛してると。

でもね、少し考えた後に、新八さんはゆっくりと首を振りますよ。晋助の誘いには乗らないのです。

「……いいえ。僕は、高杉さんとは行きません。この町でずっと銀さんを待ってます。だって僕が……違う、“僕たち”があの人に、いちばんに『おかえりなさい』って言うんです。……神楽ちゃんのことも心配ですし」

って、優しい笑みを浮かべながら高杉さんに言う。それは十六歳だった頃と何一つ変わらぬ笑顔ですよ。大きな瞳がまろやかな半円を描く、屈託のない笑顔。銀さんが愛してた、神楽ちゃんが大好きだった、新八くんのあの笑顔。
それを見た高杉さんは微かに目を見開き、ふうと一つため息を吐き、長い前髪をくしゃっとかきあげて、

「……今も昔も、テメェだけは俺のものにならねえなァ」

と。半ば諦観したかのような、それでいて優しさも滲ませたセリフを呟く。誰に聞かせるでもなく、独り言染みた感じで呟くんだ。
それを聞いた新八さんはと言いますと、ふふっと微かに笑い、高杉さんの顔を覗き込み、

「すぐに手に入るものなんて、ありがたみがないじゃないですか。それに僕なら絶対諦めません。……高杉さん“も”でしょ?」

なぁんて、茶目っ気たっぷりなイケメンスマイルで告げるのです。そしたら高杉さんはですね、やっぱり少し笑ってですね、新八さんにキスしに行く。てめえは全く……って毒付いて、でもキスしちゃう。そんな明け方ラブストーリー。


そうやって大人同士になっていい距離感を保てるようになった高新も、とてもとてもとても愛してる。

Can't Stop Fallin' in Love(高新)


24ブログでもチラッと書きましたが、16歳の新八くんだった時分に晋助に一方的に捨てられて、21歳の新八さんになってまた再会し、普通に再び関係をもってしまう不埒な高新を誰か私にください(二回目だよ)。てか普通に最近は息をするようにエロス的なこともここで話しますが、そもそもうちのサイトを未成年が見てんのか?(え?)
いや、いないよね?ないよね、てか何ならサイトごとまるっと18禁サイトにしておくのでいいでしょうか。不健全な大人の攻めも多いので、てか二名ほどが不健全ですので、てかすぐに特定可能ですけど、まあサイト自体が破廉恥サイトということで一つ。取り扱いの攻めさん方に何一つ罪はないのです、罪深いのはユカリ単体であります。
ここは攻めさん方に優しい居場所を自負するサイトです(初めて聞いたよ)

話は冒頭に立ち戻る。つまりは十六歳の頃に晋助に出会い、無理やりに晋助のものにされてしまった新八くんなんですね。初回はマジに最低な感じで始まってるんですね(そこは通常パターンの高新な感じです)。それでもなんだかんだで新八くんも傷付いた獣を放っておけない少年なので晋助を憎みきれず、晋助の孤独に触れて、晋助が時折垣間見せる傷口にドキッと鼓動を乱し、だんだんと晋助のことを気にかけるようになって、癒してあげたくなって、そのうちに晋助のことが気になってたまらなくなってしまって、逢瀬を重ねるうちに徐々に晋助に惚れていってしまうと。新八くんはとてもほだされやすい少年。

でも晋助は晋助なんで、新八くんに特に本音は漏らさないでしょ?絶対に好きとか愛してるとか、言ってない。言えない。てか、何ならですね、

「どうせてめェは銀時とデキてんだろうが(ペッ)」

とすら思ってますけど?(晋助)新八くんがどれだけ銀さんとの仲を否定してても、そう思って止まない晋助です。この手の晋助は新八くんのこと、あまり信用してない(新八くんもだけど)。だからね、別れもマジで一方的ですよ。ある日いきなり、晋助はもう新八くんの所に行かなくなってしまって。
でも新八くんはしばらく待ってんの。今日は高杉さんが来るんじゃないかな、明日は、いや明後日こそは……って、しばらくはずっと健気に待ってんの。何ならお酒とか用意したくらいにして、高杉さん、って健気に思いを馳せてんの。

でも月日は残酷に流れ、ひとつの季節が新八くんの日常を通り過ぎた辺りで、

「(僕……もう高杉さんに会えないんだ……もう……)」

って、月の美しい夜更けに泣き濡れる新八くんがいるんですよ。ここでついに悟った訳ですね、己は捨てられたんだと。でも銀さんにも誰にも言えないんで、自分の中で消化していくしかない訳ですね。
誰にも言えない新八くんの初恋は、こうして幕を閉じた次第です。こうして終わった初恋を思い返すと、ほろ苦くて切なくて苦しい思い出ばかりで、でも二人で逢瀬を重ねてた短い瞬間の、狂おしいまでに燃え上がった恋心までもを否定したくない。誰にも言えないけれど、確かにあれは恋だった。確かにあれは、新八くんの初恋だったんです。
幼過ぎて全てが曖昧でしたけれども。

(だから高杉さんに会わない方が良かった、なんて僕は言わない……)

と、十六歳の新八くんは必死でそう思う訳です。そしてまた月日は流れて、今度は晋助のみならず、銀さんまでもが居なくなっちゃった訳ですよ。そりゃあもう、新八くんが必死で護ろうとしていた矜持とか一瞬フワッとなっちゃって、一時は自暴自棄になりかけてた時もあったような無かったような(どっちつかず)。でも僕がこの町を護るのだと、銀さんが帰ってくるまで僕がちゃんとしなきゃと、新八くんは鍛錬に鍛錬を重ねて、ああして強くなったのですよ。新八くんから、新生☆新八さんに生まれ変わったのです。

でさ、新八さんはカッコいいもんだからさ、あの荒廃したかぶき町で女に誘われたことなんて数多ですよ。19歳くらいに育った新八さんがさ、ふと逆ナンしてきた女の子について行ったとしても誰も咎められないんですよ。だってずっと一人なんだもの。神楽ちゃんとも仲違いしちゃってるし、孤独なんですよ。人肌を求めて、見も知らぬ女とフラフラとホテルに行ってしまう……そんな新八さん(19)を、誰が咎められようか。
しかし、しかしですよ。そんな風について行ったのに、新八さんは果たせなかったんですね。女に挿入はできなかったと。だって16歳の新八くんだった頃にさんざっぱら晋助に抱かれて、男を教え込まれている訳です。何も知らなくて真っさらだった身体を弄り回されて、徹底的に晋助の女として躾られている過去がある。つまりは一回壊されて、男を受け入れて悦ぶ身体へとまた組み立てられている。
晋助との愛欲と情痴に溺れた過去が、今の新八さんを縛っている……(萌え)

だから焦る心とは裏腹にですね、新八さんの身体が女と逐情することを拒んでるの。新八さんは女を抱けなかったんですよ。
新八さんはもちろん愕然として、マジで自分が情けなくて、またもプチ自暴自棄になる。いやかぶき町は護りつつ、鍛錬は常に重ねつつも、アッチの方だけ自暴自棄になる。
だって新八さんから垂れ流されている、あの色気。未亡人オーラ全開なあの色気を、他の男が気にならぬ筈がない。
誰より慕っていた銀さんが居なくなったこともあるし、晋助と秘密のラブい逢瀬を重ねてイケナイ子になってしまった事もあるし、とにかく新八さんは男にモテる。つまりは二人の男と切っても切れぬ関係にあった新八さんから無意識に漏れている、あの色香(言い方)。

やけになってしまった新八さんは、その頃からちょくちょく色んな男と寝るようになっていく。つまりは色んな男に代わる代わる抱かれるという、ちょっとビッチな新八さんがここに誕生した訳です。

ビッチな新八さんはいい。ちょっとワイルドですよ、だって別に自分のこととか大切に出来ないし、する気もないし、だから夜毎前にも後ろにも男のものを咥えてたりして、(以下自主規制)

まあ……そんな新八さんですよ。そうやって爛れ切った生活を送ってた訳です。
だって身体が濡れてないと、新八さんは落ち着かないの。誰かに求められていないと、すごく寂しくて、切なくて。

「(銀さんにも高杉さんにも、僕は捨てられたんだ……)」

って思うから、もちろん新八さんは発語の上では「俺」言ってますけど、あの喋り方ですけど、心の中では僕ですよ。16歳の頃の自分が心にはまだ居て、必死で叫んでんの。僕を捨てないで、置いていかないで、お願い──って、銀さんにも高杉さんにも縋ってんの。でも言えないの。もう誰にも言えないんですよ、だから新八さんは今日も身の知らぬ男に身を預けてしまうのです。

しかし!新八さんがそんな生活を続け、21歳になった頃でしょうか。突如としてまた晋助に再会するの。
時期的には、銀さんに出会うよか前がいいな〜。再会の場はどこでもいいんですけど、新八さんがいつも根城として使っている廃ビルの一室に寝に帰ったら、そこに置いてあるベッドに平然と晋助が腰掛けてたパターンがいいですかね。
そしたらマジ新八さんはびっくりして、は?!ってなっちゃって、でも晋助の態度はアレなんでね、全く悪びれてないので、新八くんだった頃のように平然と新八さんを扱おうとするもんだから、そりゃあもう新八さんの抵抗は物凄いですよ。晋助がふらりと立ち上がって新八さんに触れようものなら、

「──俺に気安く触るな!」

って、眼光鋭い視線を眼鏡の奥から突きつけて、パシンッて晋助の手を叩くでしょ。

「貴様……」

って、歯をギリリと噛み締めながら晋助を睨んでますよ。そしたら晋助もマジ愉快になっちゃって、くっくって喉奥で嗤ってる感じで(ほんと晋助性格悪いね)(大好きですはぁと)、

「てめえは随分と変わったなァ……新八。いい目をするようになった」

って、ゆる〜く煙管ふかしながら、新八さんの鋭い眼光を物ともせずにその隻眼で見つめ返す。そしたら、その変わらぬ翡翠色の眼差しに、新八さんはたじろいじゃって。

だって、ずっとずっと本当は高杉さんを愛してたんだもの。純粋無垢だった十六歳の頃から、間違ってるとは思いつつも高杉さんをずっも赦してきたの。本当はずっとあいたかった。抱き締めて欲しかった。抱いて欲しかった。

でも理性としては、何で今更アンタなんか……って、普通は思うでしょ。僕のことを捨てたくせに!僕はアンタのことをあんなに、あんなに──って、言いはしないけど(絶対に)、心の中ではそう思う自分もいるんですよ。けれど、新八さんはやるべき事をやらねばという理性が強い。だから悠々と煙管をふかしてる晋助に刀を抜く構えで向き直り、

新八さん「……今すぐ口を閉じて、俺の目の前から消えろ。そうしなければ、お前を斬ることになる」(ギロリ)
晋助「ほう。テメェが俺を斬るか。こいつァ面白え」
新八さん「……俺は本気だ」(引き続きギロリ)
晋助「慣れねェ格好に言葉遣いを組み合わせて、それで成長したつもりか?テメェは見た目こそ変わっちゃいるが、弱かったあの頃を隠してえだけだろう。……銀時の手に護られ、俺に抱かれたあの頃をよォ」(くっくっ)
新八さん「──ッッ!!黙れ!黙れ!!」(微かに頬を染めて)

ってな問答をするんですけど、ハッキリ言って、晋助にこの手のことをからかわれると新八さんはとっても弱いんですよね。だって今さ、適当な男達に適当にカラダを与えてしまうのだって、十六歳だった頃に散々晋助と情事に耽った過去があるからなんですよ。だから満たされない自分の性を埋めるために、他の男達に抱かれてんの。そこを刺されると、途端に新八さんはタジタジになってしまう。
そしたらさ、そうやってたじろぐ新八さんなんてさ、普通に晋助に押し倒されちゃうんじゃないかな!やだ大変!萌え!

無理やりにキスされればいいと思いますよ。そしてベッドに突き倒されて、必死に起き上がろうとしたところを馬乗りになられて、そのまま溺れるほどにくちづけを受ける。理性なんて蕩かすようなくちづけを受けると。自分はこうあらねばならないと頑なに突っ張ってきた新八さんのあのやらしい身体を溶かし、脳を甘く痺れさせて……そうそう、十六歳の純真な新八くんだったころに大好きだった高杉さんのくちづけにあらためて惑溺しちゃう新八さんなんです。

何でしょうね。そしたらね、もうね、言葉はいらないかと思うんです。今はもう言葉を使いたくもない。あなたを感じるのに、言葉はもう不必要。

晋助にキスされながら、新八さんは知らず知らずのうちに泣いてるんじゃなかろうか。抵抗しようしようとして抗っていた指先もいつの間にか力がなくなり、知らずのうちに晋助の首に腕を巻きつけてるんじゃないですかね。

本当はずっと待っていたんだもの。銀さんとは違う尺度で、銀さんとは違う感覚で、ずっとずっとあいたかったんだもん。
会いたくてね、ずっとこうして欲しかった。


そしたらね……っていい加減に長くなってきたから、一旦切るわ(続く)(えええ)



あまいあまいやまい(銀新)


今とても欲しているもの:


「僕……銀さんにだったら何されてもいいです……」

と、涙目でおずおず言う新八くん(どうした)喧嘩した後らしいです、てかうちの銀新いつも喧嘩してんな!

そんなことになったら銀さんは若干きょどるの巻。いつもいつもギャーギャーと口うるさく言われているので、そんな新八くんに図らずもキョドッてしまうの巻。しかし新八くんを抱きしめてしまうようですね。ぎゅうってしちゃうみたいですね。

「お前マジで男をダメにするタイプだわ」(甘いため息)

ですね、そうですね。甘いため息が似合うな、銀さん。でも新八くんもぎゅっとされつつ、銀さんの厚い胸板に顔を埋めつつも、

「でも……お金ないのに働かなかったり、僕にお給料くれなかったり、新台入れ替えですぐパチンコ打ちに行ったりする銀さんには……何もされたくないです……」(ぐすん)

とか、すごくすごくカワイイお顔で辛辣な事をずらずらと言います。それに銀さんはピキッてなるの巻。新八くんんんん?!ってなるの巻。

結果としてダメなんじゃねーか、って言う(新八くんはカワイイ)

あまいやまい(銀新)

最近やたらめったら高新のエロを書いてて思ったのですけど、あの、うちのサイトの中でいちばん攻め力が高い方は銀さんですね(枕詞の意味)。これを友人などに言いますと、「え?何言ってんの、高杉さんだよ?(純粋な瞳で)」とか「いや……高杉でいいと思う(諦観を滲ませ)」などと様々に言われますが、書いてる私は完全に銀さんと思ってます。これは何でかと言うと、銀魂のキャラの二次創作っていう枠を取っ払い、純粋にBL好きとしての純粋ながらも不埒度120%な目線で見てみるとですね、私は銀さんタイプの攻めさんがいちばん好きだからである。

いや本当に。攻め視点な銀さん、及び銀さんのセックスを書いてる時がいちばん私の筆はのってますね、ええ。ノリにノッてる(そんな真顔で言うことだろうか)

晋助はほんと好きなんだけど、BLとして好きなタイプの攻めかっつーと、やや疑問も残す感じです。ちょ〜っと俺様過ぎだし、傲慢&高飛車が過ぎるし、てかわりと無理やり新八くんを犯してくるし、新八くんの話聞いてくれないし、でもそんな晋助が銀魂でいちばん好きだし(最後)
まあ晋助は晋助で好きなタイプの攻めかと思うのだけど、本来は銀さんみたいな感じの攻めさんが書きやすいんですね。飄々としてる感じで、掴み所がなく、ずるい感じの。緩急つけて攻めてくるタイプが大好き!
ちょいちょい意地悪なところもツボ。場数をこなしているので、焦らしテクに長けてるとこもマジなツボ。

でもさ、ちょいちょい新八くんに意地悪しつつも、言いつつも、サービス精神は人一倍旺盛なんだよね。新八くんをめっちゃ気持ち良くさせる気満々なのが銀さん。だって銀さんなんて、しょっちゅう新八くんのしゃぶってるよ?(現状把握)うん。まあ銀さんにとっちゃ新八くんのなんておしゃぶり代わりなのでね、飴玉転がすかのようによくしゃぶってますけれども。ええ。銀新におけるエロは何でかこう、絶対に銀さんの口淫は入れたくなりますな。だって絶対上手いに決まっているもの。銀さんだから(何だその絶対的信頼)

あと銀新間における無理やりなのは一回くらいしか書いたことないのだが(高新は数え切れないほどですが)、だって銀さんが新八くんを本気で犯す気になったらば、新八くんマジ命の危険あるよ?って所が私なりに心配なんです。新八くんマジヤバイでしょ?だって銀さんだよ?
体格差と体重差が顕著な銀新なんで、銀さんに新八くんが犯されたらそれはマジなレイプになっちゃう。それも萌えるっちゃ萌えるんですけど、ホラ、私としてはファンタジック陵辱を推してるので(いやいや言いつつ最終的には感じちゃうぅぅ、ってやつ)、マジ過ぎる強姦はちょっと……胸が痛むの。新八くんを悲しませたい訳ではない、決してない。それも萌えるけれども(どっちだよ)

だからなのか、銀さんはどうしても役得になっちゃうんだよね〜。いちばん新八くんに好き好き言われてる気がします。新八くんもプンプンしつつ、ばかばか言いつつも、銀さんのことちょう大好きなんだもん。銀さんも新八くんのこと大好きだし、新八くんも銀さんのことだぁいすき!ってのが私の思う銀新の基本形。
銀新ってラブラブですよね。いつも思うけれども、うちの銀新ってまだ夫婦の域に達してないような気もします。まだまだ恋人な感も多々ある、と言いますか。それにしては銀さんは通常運転で男やもめみたいな思考パターンなのですが(まず自分の子供とペット(神楽ちゃんと定春)のことを気に掛けてしまう)

でもそれも仕方ないか、と思う今日この頃。だってそういう銀新が好き!なの!だいすき!


とりあえず今は銀新を書きたいな。ふふ


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