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ヤダヤダ、ムリムリ、弱肉強食(銀新)


*引き続き銀新のつもりなんだけど、バリバリ銀新ではない*


前記事から続きました。てか何気に前々記事から続いてますね、ここのブログはそういう仕様ですからね(何が)。
でもね、そんなやってギャーギャーと銀さん+新八くん+ガン子さんの三人で騒いでたら、銀さんの語る俺持論に新八くんがツッコミ果てておりましたらば、当然の如く周囲はドン引きで遠回しに避けてく感じなんですけど(おいィィィィ警備員さん呼ばれる)、そこに敢えて近付く人影が一名。
そう、薄紫のロングヘアーを艶やかに翻し、優美な肢体を忍者装束に包み、赤いセルフレームの眼鏡も眩しく、

「銀さん!!??ひどいじゃないの、あんまりじゃないの!私よりそのガンタンクがいいって言うの?私がどんなに懇願してもデートなんてしてくれた事ないじゃない、そんなに優しくエスコートしてくれた事ないじゃない!私は所詮カラダ目当ての女だったの?そんな、そんな風に薄汚い、淀んだ欲望にギラついた目でずっとずっと私を見てたの?!貴方のメスブタさっちゃんを!!」

って待って、ただのさっちゃんじゃねーかァァァァァ!!!(耐えきれずセルフツッコミ)ロングヘアー翻して銀さんを指差してるのも、ただのさっちゃんでしかなかったのです。銀さんを批判するつもりでどんどん自分の欲望を打ち明けるのは、そうです、あなたのさっちゃんです。

さっちゃん「でもいいのよ、私にだったらそんな欲望をぶつけてくれても。他の女を優しくエスコートしたその後でもいいの。銀さんが満足するならそれでいいの、薄汚く歪んだその劣情を私にぶつけてみればいいじゃない?私の事も罵りなさいよ、ガンタンクだのビッチだの吊ってこいだの、そうやって私を痛ぶって、思うがままに弄んでみればいいじゃないの!さあ早くぅぅぅ!」
新八くん「いやすんません、さっちゃんさん。それのどこが優しくエスコートなんですか、てかむしろ銀さんはさっきから女性を罵ってしかいないんですけど。僕の方がよっぽど優しく接してるのに(ブツブツ)」(←青少年)
さっちゃん「分かってないわね、だからあなたは童貞なの。そんな事だからダメなの、どこかのアイドルの握手券を得るためになけなしの全財産はたくくらいしかできないの。そしてそのアイドルはあなたの事なんて一ミリも考えず、イケメンの彼氏と裏でしっぽりやってんの(冷たい目)」
新八くん「何でこの人は僕にだけS!?(泣きそう)」

眼鏡透過率0%の新八くんの静かなツッコミも、もちろんさっちゃんには効きませんよね(ハイ)。新八くんにだけSを発揮するさっちゃんが好き。そして普段はドMなさっちゃんのSを引き出すって、新八くんはどんだけ生粋のM子かよ。そんな子は銀さんに好かれちゃうじゃないか(予定調和か)

もちろんさっちゃんはこの日もずっと銀さんを見てた訳です。ベンチの物陰から、ゴミ箱の後ろから、果てには走るジェットコースターの側面に張り付いて、銀さんを見守ってたのです(忍者ストーカーは凄えよ)。そんなさっちゃんの登場には銀さんも目が泳ぐ、そして新八くんの首根っこを引っ掴み、マッハでコソコソ以心銀新。

銀さん「おいィィィィィィィ!!ここに居るガンタンクだけで手に負えねえのに、さらに面倒臭え女出てきたぞ!新八あれどうにかして来い!(小声)」
新八くん「嫌っスよ無理ですよ!どうにかできる訳ないでしょ、さっちゃんさんは元々銀さんの案件でしょ!?(小声)」
銀さん「どんな負債だよどんだけリスク高え罰ゲームぅ?!あんな暗黒面を背負った過去は俺にはねェよ!……。……いや待てよ?前にヤクザの女に手ェ出して、江戸城の堀に沈められそうになった過去があったような、なかったような?(小声)」
新八くん「今は心底どうでもいいんですけどォォォォォ!!アンタの過去の暗黒面はどうでもいいよ!とりあえず帰ってもらいましょうよ、さっちゃんさんには上手い事言って帰ってもらいましょうよ!(小声)」

でも本当に仲良いよね銀新は、何か面倒ごとがあるとこうやって即座に以心銀新ですものね。何かあると即座にヒソヒソですよ、何かある度に二人の世界に突入ですよ(いや必要に駆られてるから)。
まあさっちゃんもね、銀さんの横に新八くんが居る事には既に慣れてますから、てか己の敵になり得る訳がないとたかを括ってますから、何ならむしろ女子としては神楽ちゃんを敵視してるくらいですから、当然ながらここでも新八くんの存在は無視ですね。ええ。その油断がその、ええまあ、ハイ、そういう訳ですけどね(さっちゃんんんんんん)

だからここで銀さん、くるりとさっちゃんに向き直るの巻。

銀さん「あー待て待て。何勘違いしてんだよさっちゃん、これ仕事だからね。万事屋の仕事。むしろ人名救助だよ?喧嘩すんなよ、てかうちのクライアントに手ェ出したりしたら容赦しねーぞ」

図らずも女子対女子のバトルになりかけてる場を諌めようと、まあまあまあって右手を掲げ、 左手ではさり気なくガン子さんをかばっ……

ガン子「やべ、アンタってばカッコいいところもあるじゃん。マジで惚れそ☆(キラッ)」
銀さん「てめえは黙ってろガンタンクビッチがァァァァァ!!」(←本気でもうすぐこめかみの血管プッツンいきます)

ってみせたら、何となくガン子さんをキュンとさせたようですけどね(銀さんんんんん)。そんなガン子さんと銀さんを見たさっちゃんも、ガン子さんにギラリとメンチをきり、銀さんには潤んだ目を向けて、

さっちゃん「ちょっとアンタ前出なさいよ、銀さんの彼女は私なの。アンタの出る幕なんてないの。てか何なの銀さん、さっきからこの女ばっかり!こういう体型が好きなの?こんなどこが胸か腹かも分からないような体型がいいって言うの?興奮するって言うの?!」
銀さん「しねえェェェ!!一ミリたりとてしねえェェェ!!てめえは俺にどんなキャラ付け加えようとしてんだよ、どんなマニアックなジャンプヒーロー捏造してんだよ!ふざけんな!」
さっちゃん「く、『咥える』ですって!?や、やだ銀さん、何なの、急に何を、で、でもいいんだゾ☆さっちゃんは銀さんの望みなら、いいんだゾ☆(もじもじ)」
銀さん「(プチっ)漢字が違ェェェ!!何も良くねえ、てかその『咥える』じゃねーよ!てめえは一回ジェットコースターに脳天カチ割られてモザイク修正かけてもらえ!」
さっちゃん「もう!分かったわよ銀さん。ああいう体型がそんなに好きなら、今すぐさっちゃんも肉襦袢まとうもん☆この豊満なボディで銀さんを悩殺して、ry」

と、ブチ切れてる銀さんの前でいそいそとガンタンクに早速乗り込もうとしてますからね、さっちゃんは(実機)(そしてサンライズに利権)

新八くん「いやそれ実機ィィィィ!!肉襦袢じゃねーよ、比喩じゃねーよ!まとうどころじゃないでしょ、あんたはどんな兵器に乗り込んでんだよ!」

顔面蒼白の新八くんのツッコミも冴え渡りますので。全くもって冴え渡る。
そして何でしょうね、昨日の記事を書きながら、
『(新八くんはこんだけ女子に優しいのに、女子を罵ったりからかったりする銀さんの方が何故か世間的にはモテるんだもんなァ。不条理なのに真理真理)』
って思ったユカリを、皆は責めないでくださいね(なら言うなよ)。


そんなこんなでガン子さんの元彼、ひいては全国の彼氏達の日々の苦労が分かりかけてきた万事屋男子たちに愛の手を。


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