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ラズベリー*モンスター(銀+神)

*銀さんと神楽ちゃん*




「銀ちゃん銀ちゃん」
「あー?んだよ神楽」
「私ネ、ケッコンすることにしたアル!(えっへん!)」
「はあ?急に何言ってんだお前、遅れてきたエイプリルフールですかコノヤロー。またどっかの星のクソでけえ王子とでも婚約するってか?これっぽっちも面白くねーよ、0点。ハイやり直し(真顔)」

「うっ……嘘じゃないもんネ!今度こそ本気アル!」
「あーハイハイ。わーったよ、今度こそ本気な訳。つーか本気でも何でもいいけどよ、てめえに結婚なんざまだ早えよ。あのハゲ散らかした親父とバカ兄貴が泣くぞオイ」
「パピーと神威はどうでもいいアル」
「いやダメだろ、そこだけは確実に認めてもらえなきゃお前の旦那は物理的に殺られるだけだろ!どんだけ殺傷能力高え家族を擁してると思ってんだてめえ!つーかまず第一に、あの二人が認めるとか何事?って話ではあるけどよ。夜兎の中の夜兎的な?歴戦の夜兎も真っ青の屈強な戦士じゃねーと」
「えー。嫌アルそんなん!私の旦那はもっとかわいいモンがいいネ、ピ◯チュウ的なモンにするアル」
「まあ表皮からして真っ黄色で、身体から電気放電できればあいつらもさすがに黙って受け入れ……たくねえだろ!?何その旦那!既に夜兎ですらねーよ、てか人間じゃねーよ!……いいか神楽、黙って聞けよ」
「うん、銀ちゃん」

「まずな、てめえの家の親父と兄貴はフツーの親父と兄貴じゃねーんだよ。てめえはまずそこからしてハンデ背負ってんだよ、そこのハンデを乗り越えねえと嫁入りすらできねーよ」
「嫁入り前から既にハンデアルか」
「おう。残念ながらもうお前はハンデを背負っている。すげー残念な部分に黒子が、鼻の真横とか顎の中心とか、しかもクソほどでけえ黒子が最初から顔面に二個張り付いてやがる(真剣)」(←銀さん)
「待って銀ちゃん、何で私のパピーと兄貴はどでかい黒子扱い(真剣)」
「そんくれェてめえの家族は残念な代物なんだよ。しかもなまじっかな手術では取れねえ呪いの装備だから、一回つけると絶対装備外れねーから」
「待って銀ちゃん、何で私のパピーと兄貴は呪いの装備扱い。どんなザラキもザオリクも効かないアルか(真剣)」
「効かねーよ、もういっそ全部リセットした上でゲーム機本体叩き割らねえと呪われた装備は外れねーよ(真剣)」(←だから銀さん)
「それもうゲーム自体を続けられないネ……銀ちゃん」
「そうだろ?な?今はまだゲームすら続けられねえ、それがお前の呪われし宿命なんだよ。後に現れる伝説の勇者だけがお前の呪われた装備を外せんだよ、その勇者にお前は全てを託すんだよ」
「今は居ないアルか、その勇者は」
「んなもん居ねえに決まってんだろうがァァァァァァァ!!居ても俺が認めねーしィ!?……いやそうじゃなくて、そうなんだけど違ェっつーか、そういうおいしいキャラは後々追加でアップデートされてくるもんなんだよ。徐々に小出しで増えてくんだよ」
「えー!何でヨ!?追加のアプデとかずるいネ!今がいいのに、今プレイしたいのに、何で小出しにするアルか!ばかばか、カプコンのばかばか!!」(←神楽ちゃん)
「カプコンもニンテンドーもそこは変わんねえだろ、奴らは小出しにすることで延々と客釣ってたいんだからよォ。だからホラ、追加アプデも来てねえ神楽にはまだ結婚なんて早えんだって。生意気言ってねーで飯でも作ってこい。今日の飯当番てめえだろ、神楽」
「んー。でも銀ちゃん」
「あんだよ、まだ何かあんのかよ」
「もし私に追加アプデが来て、ピ◯チュウ的な勇者が私の前に現れたとするネ」
「ピ◯チュウ的なっつーか、それもうピカチュウで良くね?伏せ字の意味なくね?」
「聞くヨロシ。そしたら、私の呪われた装備達を潜り抜けなきゃダメなことは分かったアル。でもネ、銀ちゃんと新八は?銀ちゃんと新八はどうするの?」

「……。あー……俺らはなあ……どうすっかな」
「どうなるんだヨ、もしかして泣くアルかお前ら(ぷぷー)」
「(カチン)……ばっかお前、泣くわけねーだろ?神楽の嫁入り如きで銀さんが泣くはずねーだろ。だいたい兎の嫁入りとか聞いたこともねーからね、狐に失礼過ぎだからねお前、んな事になったらヘソで茶ァ沸かしてやんよ」
「兎の嫁入りも風流なモンかもしれないアル(ぽそり)」
「え?は?……いやいやいや……ちょっ待っ、待てよ神楽。……え、ないだろ?風流とかそんなんお前……お前案外満更でもねーのかよ?いやいやいや、ないないない……絶対ェないィィィィィィ!!つーか何この話!全然面白くねーんだよ、てかお前にはまだ早えの!早すぎなんだよ、お前が嫁入りするとか何事だよ、そんなん俺は絶対ェ認めねーからなァァァ!(グワッシャアア)」(←すぐにこうなる)


「もー。分かったアル、ちょっとは落ち着くネ銀ちゃん。女の子のカワイイ例え話アル」
「これっぽっちもかわいくなんかねーよ。ったく、しょうもねーなてめえは。未来のことばっか考えてんじゃねーよ、これだからガキは嫌なんだよ。ふわふわふわふわ、やたらめったらメルヘンにふわつきやがって。この時期ゆるふわしてんのはタンポポの綿毛と俺の天パだけで充分間に合ってんだよ、うんざりなんだよ(はー)」
「タンポポの綿毛も銀ちゃんの天パも、どっちも白くてふわふわしたもんアルヨ。同族嫌悪良くないネ」
「同族じゃねーよあんなん、風に任せてどこにでも子種ばらまくような下世話なゆるふわと銀さんを一緒くたにすんじゃねーよ」
「誰より下世話な銀ちゃんにだけは言われたくないアルな、タンポポも」
「まあいいわもう、どっちが下世話でもどうでもいーよ。だからホラ、もう分かったろ?てめえにはまだまだアプデは早え、神楽なんざ万事屋装備で充分だよ。神楽には天パとメガネの初期装備、これだけでてめえは魔王とすら闘えるから(真顔)」
「初期装備で魔王と闘うアルか。てかそれもう神楽ちゃんだけで勝てる相手アル、魔王に裸一貫で挑むと同義アル(真顔)」
「な?そういうことだよ、てめえほどの女には装備自体もただのお飾りなんだよ。だから天パとメガネの初期装備は始まりの村のとこで延々と寛いでっから、茶ァでも飲んで待ってるから、てめえだけでいつでも魔王に挑んで来い。俺たちはずっとお前を信じてんだぞ(キリッ)」
「待って銀ちゃん、何でこんな時だけそんな真っ直ぐな目をするアルか。何で急に目と眉が近くなるネ、てか何でそもそも私だけで魔王のところに送り出そうとしてるアルか。むしろお前らもついて来いヨ、お前らこそ私の盾となれヨ、仮にも私の初期装備のくせにィィィィィィ!!(うがー!)」

「ほらほら、これで良いだろ?最終的にはお前が一人で魔王に勝つって事だからいいだろ?飯にしようぜ飯、仕方ねーから俺が作ってきてやるよ」
「何か納得いかないアル」
「納得なんざしなくていーんだよ。俺たち初期装備は最初っからてめえに備わってるもんだろうが。お前がしのごの言う前から、マジでこの世界のことなんざ何も知らねえレベル1だった頃から、いつだってお前の両隣りにあるもんだろうが」
「……うん。そうアルな。私の初期装備は、私がこの国を知り始めた頃からずっと標準装備ネ!アプデも何もないどうしようもない装備たちアルけど、案外どうして使い心地も良いアル。何故か捨てられないアルヨ、もはや使い古した枕みたいなもんアル!」
「いや待って神楽ちゃん、その例えひどくね?何それ、枕を常に装備してるお前って何?つか時々は初期装備たちもアップデートしてるからね!?何気に俺たちもアプデ繰り返してますけどォ!?そうじゃなきゃこのジャンプで戦えねーだろ!(ガタタッ)」
「つまり、銀ちゃんと新八のヒロインはこの先もまだまだ私ってことアルな。仕方ないアル、お前らの面倒はかぶき町の女王がこれからも見てやるヨ(ふふん)」
「は?何でそこに着地すんの。俺らの面倒っつーか、今のお前の面倒見てんの俺なんですけど(真顔)」
「だって私、まだまだ万事屋の装備を外したくないもんネ。天パとメガネの初期装備だけはずっとずっと、ずぅぅぅっと変えたくないアル!!」

「……。そうかよ。そりゃどーも」
「だから私の装備から外されんなヨ。後から来る新規装備に取って代わられないように、天パとメガネはせいぜいいい仕事するヨロシ。この愚民共が(ペッ)」
「いや何で急に上から」







(私の追加アプデはまだ先に取っておくアル)

GIRL_TALK(月+さち)




*月詠+さっちゃん*
*銀さん←さっちゃん*銀さん←ツッキー*
*前記事からうっかり続く*
*やっぱりさっちゃんとツッキーが大好きである*





「──なるほど。銀時はぬしにそんな事を言いんしたか(ふう)」
「そうよ。銀さんは私を大切に想ってても、私を幸せにすることはできないって……(ぐすん)」
「元よりそういう男じゃ。薄情とも違う……ただの軽薄とも違う。だけどひとりの女を幸せにするなどできんせん。ぬしもとっくの昔に分かってた事じゃろう、猿飛」
「うん……」
「…………」

「──って待ってよツッキィィィィ!?何なのこのお通夜みたいな雰囲気!耐えられない信じられない!別に私はまだフラれた訳じゃないわよ、フラれたなんて認めないわよ!私は絶対銀さんを諦めないもの!それより何なのよアンタ、何をいい女ポジションで私の相談なんて聞きながら煙管ふかしてるのよ!ツッキーだって銀さんが大好きなくせにっ!(キィィ)」
「(カァァ)ばっ……と、咄嗟に何を言うんじゃぬしは!わっちは関係ない、第一わっちはとうに女など捨てた身でありんす!!」
「女を捨てたって何よ、本当に捨てたんならそんな風に銀さんの話で赤面なんてしないでよ!!女捨ててるくせに何でそこまで頑なに片脚と片腕を露出してんのよ、そこまで意識高い系ならいっそ尼僧の格好でもしてなさいよ!」(←さっちゃん)
「(ふう)……もういい、ぬしに声を荒げたわっちが悪かった。わっちが謝る、だから二十巻以上前から存在したキャラ付けにまで文句を言うのは止めなんし」(←ツッキー)
「どこまで第三者対応なのよ、ほんっとこれだからツッキーは腹立つのよ。自分には関係ないみたいな顔しちゃって。これだから人気投票上位の女は違うわね、余裕の差があるのね(チラッ)」
「(カチン)だから、わっちにはその手の冠は不要じゃとつくづく言っとろうが!わっちはわっち、ぬしはぬしなんじゃ。銀時は関係ない話でありんす。ぬしも本当に分からん女じゃな」
「だって!だって、私には言ってくれてもいいじゃない!せめて私には第三者対応はしないでよ。同じ人をずっと前から好きなんだから……」
「……。……ある意味、わっちはぬしには一生敵わん(ふう)」
「あっ、認めたわね!?ついに認めたのねツッキー、ツッキーも銀さんがやっぱり好きなんじゃない!いいわよもう、クーデレ太夫なんかに銀さんは絶対渡さないんだから!(キィィ)」
「誰がクーデレ太夫じゃたわけが!だからぬしはいい加減わっちの話を聞けェェェェ!(ガタタッ)」



「……その、ツッキーは平気なの?銀さんが自分を見てくれなくても」
「銀時はああいう男じゃ。誰かひとりの女にうつつを抜かすなどありんせん。それに銀時が一番大切なものは……ぬしにも分かるな」
「分かってるわよ。私がどれだけ銀さんを見てると思ってるのよ?……新八くんと神楽ちゃんでしょ」
「そうじゃ。わっちはそれで良いと思う。いつだって銀時の隣に居るのは新八と神楽じゃ。……銀時の中の一番大切な場所に居るのも、あの二人でありんす」
「そりゃそうだけど……でも!新八くんと神楽ちゃんが居るからって、私達は諦めなきゃダメなの?違うでしょ、なら私達が抱いてるこの気持ちはどうすれば良いの?」
「知らん(ふう)」
「ちょ、アンタねえェェェェ!!??知らないって何よツッキー!お高くとまってんじゃないわよ、アンタがただの女だってことはとっくに割れてんのよ!」
「だから知らんと言っとるんじゃ!この気持ちがどこに行くかなんて、わっちこそ知りたい。わっちこそ聞きたい……」
「ツッキー……」


「わっちが見てきた銀時はいつも同じでありんす。いつも怠惰で阿呆で馬鹿馬鹿しくて、たわけでうつけでしまいには決して働こうとせず……いつだってタダ酒だのタダ飯を狙っては吉原に来て、」
「ちょ、ツッキー?何もそこまで言うことないじゃない、あの、ちょっとひどくない?ねえ?銀さんだってたまに働いてるのよ、アンタや私が知らないだけなのよ」(←乙女)
「でも、ただ悪戯にちゃらんぽらんなだけだったら銀時じゃありんせん。銀時は護りたいものを護る時は命がけじゃ。自分の事でなぞテコでも動かぬ男が、誰かを護る為なら死ぬ気で立ち回る」
「……ん。そうよ。銀さんはいつだって」
「そんな銀時の両隣りに常に居るんじゃ。新八と神楽だって銀時と変わらない、むしろ中身は似たようなものでありんしょう。そんな三人だから吉原を二度も救えた……そんな三人が、三人らしく万事屋でいる時がわっちはいっとう好きでありんす」

「……待ってよツッキー、何でなの?何でアンタそうなのよ、何で銀さんのことをそんな風に想えるの、もっとグイグイ行きなさいよ!大人の女ぶって引いてんじゃないわよ、自信持ちなさいよアンタ、アンタは私にも張れるくらいの大した女なんだから!」
「……え、ちょっと待ちなんし。だから猿飛、ぬしはわっちの話聞いてた?(真顔)」
「あああもういいわよ、アンタの御託なんて真っ平御免よ!私は銀さんが好きなの!銀さんじゃなきゃダメなの、銀さんでしかありえないの!もういいわよ、今すぐ二人で銀さんに告りに行くわよ!(ガシィッ)」
「ちょっ、ちょっと待っ……だから待ちなんし!何でぬしはそうなるんじゃ、わっちは銀時に告ることなぞありいせん!!(必死)」
「(聞いてない)私達のうちどっちか選んで貰えばいいわよ。銀さんだってそりゃあ私が良いだろうけど、もちろんさっちゃんだろうけど、何もツッキーの気持ちは無碍にはしないわよ。何たって私の銀さんだもの!優しくフッてくれるから、そしたら今度は私がツッキーを優しく慰めるの」
「何でぬしの中では既にストーリーが出来上がってるんじゃ、とりあえず手を離しんし!しかも何でぬしはそこまで楽しそうでありんすか」
「だって友達と一緒に恋バナするのはやっぱり楽しいじゃない。いくら恋敵だとしても」

「!!……まったく……ぬしにはやっぱり敵わん」







(四角い卵と女郎の誠はない、なんて嘘っぱちじゃ。わっちを友達扱いするぬしは、正真正銘わっちの“初めて”でありんす)




ノスタルジックレインフォール(銀+さち)

*銀さん+さっちゃん*
*銀さん←さっちゃん*
*やっぱりさっちゃんが大好きである*





「銀さぁぁぁあん!!今日こそは私の愛を受け止めて!(ビュオオ)」(上空から落下)
「ってオイ、危ねーな。セリフ1から全力で落下してくるんじゃねーよ、俺にぶつかったらどうしてくれんだてめえ。歩きながらジャンプ読んでる俺の今の視界なんざほぼゼロなんだぞオイ」(←いやアンタの方が危ないってば)
「もうっ!銀さんの意地悪。抱き止めるどころかむしろかわしてさっちゃん砲を避けるなんてひどいじゃない、でも落下してくる女の子より徹底して自分の心配しかしてない銀さんが好き!瞬時に私の気配に気付くなんてさすが銀さんね、愛の成せる技ね!」(←ひと息に)
「ハイハイ。つか邪魔なんだけど、てめえが前にいるとジャンプすら読めねーんだけど。お前しか見えないんだけど、いや口説き文句とかじゃなくて(真顔)」
「(カァァ)……なっ、そ、そんなの、そんなのやめてよね銀さん、何なのよ急に、さっちゃんしか見えないとか、お前しか要らないとか、お前しか欲しくないとか、銀さんはいつだってツンからのデレがハンパじゃないのよ!揺さぶり方がもうプロなのよ、私の根幹を揺さぶるのよ、私をどこまで熱くさせるの、お願いだからもっとやってェェェェ!!(ズザァッ)」
「おいィィィィィィ!!誰もそこまで言ってねーよ、誰がそんなこと言ったよ!?物理的にてめえが俺の前に居ることを責めてるだけだよ!?つーかお前、乙女なのか痴女なのかどっちかに絞ってから来いよ。頼むからよォさっちゃん、たまにでいいから俺の話も聞けや。マジで」
「なっ……何なのよもう、今度はお願いなの?高圧的に責めた後はしおらしくなるパターンなの?さすが銀さんね。いつだって銀さんは私の想像を軽々と凌駕していく、いつだって銀さんは私の遥か先を行く。そんな銀さんだからこそry
「ハイハイじゃーな。俺今すげー忙しいから、なんたって今日は新台入替だから(スタスタ)」(←秒の速さ)
「待って銀さんっ!あなたのさっちゃんが新台入替くらい全然開店に間に合わせるから、元御庭番衆のさっちゃんがどんな手を駆使しても銀さんを必ず新台の前に連れてくから!」
「お前の元御庭番衆のキャリアをんな事に使ってんじゃねーよ!こんな奴に暗殺だの警護を任せてた時のお上の身にもなれっつーの!……てかさァ、てめえはもういい加減俺のこと追うの諦めた方がいいんじゃね?こんなんを延々と十年以上繰り返してんだぞ俺ら、そろそろ別の男に切り替えろよ」
「嫌よ。どんなにメタ発言かまされようとも、私は銀さんが好きなの。銀さんしか見えないの、銀さんが居なきゃ明日も見えないの!(キッ)」
「(はー)……そーですか。つーかもったいねーよな、さっちゃんは」
「何が?」
「お前いい女なのによ。フツーに、てかむしろカワイイし」
「っ!!??……何なの銀さん、銀さんが私のことを、か、かわっ……!?(ドキドキ)」
「おう。なのにてめえ、ここまでなびかねえ男を延々追っかけ回してるとか何だよ。あのいぼ痔忍者とか絶対ェさっちゃんのこと好きだろ」
「は?全蔵のこと?」
「うん」
「ないわね、全蔵とか。ないない、全蔵が私を好きとかある訳ないわ。興味もないわ。そもそも私、銀さん以外の男を男として認識してないもの」(←最後)
「いやだって、お前ら幼馴染なんだろ?同じ学び舎で育って?んで、職業は同じく忍。そういう二人は必然的にくっつくもんだろ。ジャンプのラブコメ枠にでも放り込まれるもんだろ」
「だからないの!全蔵とかぜんっぜん興味ないの、私は銀さんがいいの!ラブコメなら銀さんとしたいの!」
「んー。俺ァお前にはフツーの幸せも案外似合うと思うんだけど。職場内恋愛とかどうよ?」
「私は忍よ。たくさんの外道を斬ってきた、たくさんの外道に手を染めてきた。普通の幸せなんてとっくの昔に望んでないわ。……望んじゃいけないの」
「あ?そいつはお前がお前自身に課してる咎じゃねーか。なら、俺がお前の幸せを願うのもダメなの」
「だ……だめじゃない。銀さんがそう思ってくれるのは」
「だろうがよ」
「うん。ごめんなさい、銀さん……私、銀さんの気持ちをきちんと受け入れなくて。銀さんの幸せは、私の幸せの中にこそあるって事だよね(ぐすん)」
「いや待て違うんだけど、てか何この湿っぽい男女の雰囲気。俺の幸せ云々の話じゃねーよ、俺はお前に俺を諦めて欲しいって言ってんだけど」(←最後)
「(ハッ)……なら銀さんが私を幸せにすれば良いじゃない!それで解決よ!全部が丸く収まるしハッピーエンドよ!」
「だから違ェェェェェ!!俺が言ってんのはそうじゃねーよ!俺が無理なら別の男にしろつっつってんだよ!(ガタタッ)」
「何で今更そんなこと言うの!?だから無理よそんなの、第一銀さん以外の男に私を乗りこなせるとは思えない!」
「いやできるって誰でも、さっちゃんなら誰でも乗りこなせるから(真顔)」
「な……何それもう興奮するじゃないの!!私を焚き付ける為に敢えて別の男を匂わせるとか、誰にでもとかむしろ興奮してきたじゃない!そんな事言って私を煽ってもダメ!でも銀さん最高っ!!」
「……。……おーい誰か毛布もってきて、人一人包めて山奥に捨てられるだけの、頭沸騰した奴でもすっぽり包み込む優しい毛布ー」(←完全犯罪か)


「しっかしお前、こんな野郎のどこがいいんだよ」
「全部よ。私は銀さんの全てが好きなの」
「その熱意をもっと別のもんに向けてみりゃいーのに」
「私の熱意は全て銀さんに捧げたの。それ以外はお遊びよ(すっぱり)」
「ええええ、ちょ、この娘マジ頭大丈夫ぅ!?忍っつー自分の職業を完全に念頭に置いてねーんだけど!」
「ふふふ。恋は忍を女に変えるのよ」
「……ま、でもてめえはちゃんと忍だよ。ある意味忍らしくはねーけど。そんなん言ってて、さっちゃんは誰より仲間想いだしよ」
「っ!……銀さんこそ、そうじゃない。むしろ誰より銀さんが……いつだって大切なものを背負ってる」
「その中にお前も入っちまってるから、すげー困るわ。図らずもだけど」
「私を?私もその中にいるの?なのに銀さんは、私を幸せにできないの……?」
「んー。だってよォ、お前」
「何?」
「俺の両隣りはもう長い事埋まってんだろ?」
「そうね、銀さんの隣にはいつも新八くんと神楽ちゃが居て……って、だから余計に諦められないんじゃないの!あんなお子様共とさっちゃんは別物なんだぞ!」
「あ、やっべえ。藪蛇」







(銀さんがいつでも銀さんだから、私はずっと貴方が好きなの)





Tonight_Yeah!Yeah!Yeah!(高新銀)

*前記事からの続き*
*放っておけば延々とコレやっています案件*






「つーかさあ。こうなったらもう新八も悪いわ、お前がいつまでもいつまでも俺と高杉を両天秤してっから。どんだけ引っ張るんだよてめえ、新八の分際で何様のつもりだよ(真顔)」
「えええええ!?いやしてないですよ、銀さんと高杉さんを両天秤とか!むしろ嫌だもん僕、アンタらみたいな面倒臭い人種無理ですから!」(←本音トーク)
「確かにな。テメェのようなガキの分際で俺を手玉に取ろうなんざ百年早え」
「だからアンタの手玉とか間違っても取りたくないですってば!アンタの手玉はアンタに返すよ、高杉さんに熨斗つけて送り返しますからァァァ!!(泣きそう)」
「つーかもう面倒臭ェな、もうここでどっちにすんのか決めようぜ。それでいいだろ、高杉も。恨みっこなしな、つってもお前すげー恨み持ちそうで既に嫌なんだけどさァ(はー)」
「ああ……仕方あるめェ。確実に俺に軍配は上がるがな(ふう)」
「は?いや普通に考えて上がんねーだろ、何その自信。どこから来んの?てめえは俺と新八の何を知ってんの、馬鹿なの死ぬの」
「テメェこそ死ぬか?あ?」
「いやいやてめえがry
「いやテメェがry

「あああもう、喧嘩しないでくださいよ!アンタ達怖いってば、てか何で僕の意見もなしにサクサクと事を進めてるの?スナック感覚でサクサクいっていい事じゃないですよ!」

「ほらよ、つーことで選べや新八。俺と高杉のどっちだよ?」
「はああ?!ちょっ、ちょっと待って無理ですよ急に、アンタらのどっちか選べとか!てかどっちも別に好きじゃねーし!」(←最後)
「(聞いてない)ったく、てめえマジ八方美人だわ。ありえねーわ、これじゃ俺と神楽と三人で鍋突いてる時と同じじゃねーか。俺にも神楽にもいい顔する為に、自らが取り分け役に徹するとかさァ(チラッ)」
「別に僕は八方美人のつもりで取り分けてる訳じゃねーよ!?銀さんと神楽ちゃんに食卓の舵取りを任せておいたら、うちの家計が益々沈むってだけだよ!」
「……なら朗報だな、俺の分のメシを取り分ける時はテメェが延々とよそえるぞ。むしろ一生やれ(フフン)」
「いやだから僕は好きで取り分けてるんじゃないんだってば。つーか何そのドヤ顔!?僕は高杉さんの給仕係じゃねーんだよ!……あの、お願いですから高杉さんは少し黙っててくれませんか。話がややこしくなるんで」
「そうだぞ高杉、てめえが口出す事じゃねーから。これ坂田家の食卓の話だぞ。てめえが未来永劫関わらねえことだから、てめえが新八の取り分けたメシとか食える筈がねーだろオイ。むしろ一生ねーよ?てめえは総督気取りで窓のヘリにでも中二臭く腰掛けて、オプションに三味線だの月夜だのを加えてから延々と一人酒でもキメてろや」(←確かにそれは晋助が大好きなことだけども)
「え、待ってくださいよ銀さん、そこまでは言い過ぎじゃないですか?友達甲斐が本当にないんだからアンタは。いくら高杉さんだからって、延々と一人酒キメてるのはマジどうかと思いますよ?総督気取りっつーか現に総督でしょうよ。だって桂さんも坂本さんもさんざっぱらうちに来てご飯くらい食べてるんだから、これからは高杉さんだって皆さんみたいに……ねっ、高杉さん」
「……。チッ……テメェがそこまで言うなら仕方ねェな(キュン)」

「てっめコラ新八ィィィィィィ!!てめえどの口で自分が八方美人じゃねえとか言ってんの!?ほんっとお前って子はこれだから!(キィィ)」




A.新八くんが誰か別の男に「ねっ」とか言い出すと、途端に銀さんの苦悩が深くなります
A.しかし新八くんがここまで気遣い症になったのは、銀さんを含めた周囲の環境のせいである(なら仕方ない)




まだやってんのかお前らっていう(高新銀)



:コレ放っとくとずっとやってるぞ?案件




「高杉さんも初登場の頃から比べれば結構取っつきやすくなりましたよね。何かいい意味で肩の力が抜けたというか。銀さんはどう思います?」
「どう思うってどうも思わねーよ、むしろどうでも良くね?つーか今いいとこなんだよ、この新連載を今後どう展開させてくのが美味えのか考え中なんだよ。邪魔すんなよ新八(ペラリ)」(ジャンプ完備)
「……え、ちょっと待ってよ銀さん、ひどくないですか?同じ漫画の中で切磋琢磨してきた馴染み深いキャラよりも、アンタはジャンプの他の新連載の方が気になってんの?てかキャラっつーかアンタら幼馴染だよね、宿命と因縁の刃を交わらせたクチだよね」
「あー。あったあったそんなん、確かに高杉と殴りあったりしたわ。てか今日の晩飯なに?(真顔)」
「おいィィィィィィ!!??何それ、高杉さんとの宿命は今日の晩御飯と同軸で並べていい話なんですか!?アレはとんでもない転換期だったでしょうが!あの辺を境にして、混沌とした時代のうねりに僕らが否応なく巻き込まれて行ったというか……」
「てか止めとけよ新八、こんなん話してるとアレだぞ?藪つついて蛇出しちまうぞ、来ちゃうからホラ」
「蛇?何の話ですか?」

「……フン。くだらんままごとにうつつを抜かしてるテメェに俺を語る資格なんざねェな、銀時ィ」(←特に語られてなかったよ)

「あれ、高杉さん!?どうして急に僕らの会話に入ってきてんの、てか会話より以前に何で人ん家に勝手に上がってきてるんですか。ごめんくださいくらい言ってもいいでしょうよ、桂さんなら絶対言ってくれるのに!」(←正論)
「ううわ。ほらな、出ただろ?呼んでもねえのに来るからコイツは。誰もてめえの顔なんざ見たくねーのによ。塩撒け新八、塩(しっしっ)」
「抜かせ。俺ァ別にテメェの腑抜けたツラを拝みに来た訳でも、毛根から捻じ曲がった性根を嘲笑いに来た訳でも何でもねェ」
「んだとコラ、好きで毛根捩じくれてる訳じゃねーんだよ!!簀巻きにすっぞチビが。じゃあ何かよ、俺じゃなきゃ新八に用でもあんのかよ?まあてめえだもんな、新八の顔見に来たとかある訳ねーよな」(←秒の速さ)
「……。……チッ……テメェの察しの良さだけは認めてやらァ(プイッ)」
「帰ってェェェェェェ!!??お前今すぐ帰ってくんない、三百円あげるからァァァァァァ!!(ガタタッ)」






A.晋助が若干なりとも素直になってきた時こそ、いよいよ銀さんにとっての脅威だと思う
A.だから、その……私は晋助の味方なんですよ?(もう分かったよしつけーな)


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