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土方さんカッコいい(昨日一番口に出した言葉)

私の土新ちゃん友達が仕事でこっちに来てるっつうもんだから、そして仕事あるのも金曜日までで昨日は完全オフ日だと言うものですから、そりゃもう私は矢も盾もたまらずに彼女に会いに(彼女と酒呑みに)行った訳ですよ。夏も会えなかったからGWぶりに会ったなあ。GWに一緒に牡蠣小屋に行って酒呑んだ以来でしたね(やっぱり呑んでいる)

いや〜もうね、やっぱり話しててすっげえ笑った。だって相変わらず土新が好きな奴なんだもん本当に、そして私はそんなアイツがめっちゃ好きなんだもん。つまりは相関図にしますと、

土新←友人←私

みたいな。友人は別としまして、私は決して報われない関係ですね(本当にな)

でもなあ、やっぱり好きなものを語ってる時の友人はめっちゃ輝いてたからね。んな話聞いてたらね、こっちも自然とニコニコしちゃうのですよ。そんで二人して昨日一番口に出した言葉は間違いなく、

「土方さんカッコいい」

だしね!もーね!何回言った?!マジ完全に単なる酔っ払いだったのにコレだけは延々と言ってた記憶あるよね。土方さんは壁ドンしちゃった後に謝る……とかね!(何のネタ)

しっかしアレね、あの話はすごく萌えましたね。何かこう土新間で勘違いがあってね、すれ違いの末に土方さんと新八くんでプチ喧嘩になっちゃって、新八くんがもう頭に血ィ上っちゃって土方さんの手から逃れようとするもんですから、そしたら土方さんも若干だけカッとなって、その時に初めて新八くんを壁ドンする!みたいなね。あ、両手でね。壁に着いた両手の檻に新八くんを閉じ込めると!(萌え)

でももちろん新八くんは土方さんにそんなんされた事ないですから、何ならプラトニックな感じの、清い関係の二人ですから、


「ひ、土方さん?あの?」

なぁんて少しだけ上擦った声を放ってね、焦ってるんですよ。そしたら土方さんも新八くんのあわあわしてるちっさいお顔を見下ろして、そこでふと我に返り、


「……悪ィ(スッ)」


謝ったぐらいにして身体を離すらしいよ!(全部友人が言ってたよ!)

つうかさ、ここまで聞いてて私も思わず『ええええええ?!』ってなったよね。そこで謝ってくれちゃうの?!みたいな。しかし優しすぎないかね、つか土方さんもチューくらいしないの?!晋助なら絶対ェするんだけど?銀さんもそのままノリでチューくらいならするよなあ、何ならそのままこう……ね?ほら、銀さんだしさあ?つか801的な路地裏でしょうよ、誰も通らないよ?と(私側のツッコミ)(そして何の話だねお前)


でも友人がとても澄んだ瞳で、

「いや……だって土方さんだし。プラトニックな関係なら尚更そこではキスもできないって、だって土方さんは晋助や銀さんとは違うもんでしょ?(真剣)」


──って、えええええ?!
コイツもいい加減酔っ払ってんのに正論だよ!土方さんを信じ切ってるよ、何その澄んだ目は!同い年だとは思えない、何でこういう人が私と十年以上も友人で居られるのだろう、つーか酒と欲望に濁った目をしているユカリより人間として全然格上の存在だよ!?(間違いなくそうですね)

何それ!てか今現在の私が路地裏銀新と路地裏高新に萌えてるだけなんだけどね、それ!路地裏でこう……盛り上がっちゃうのが書きたいだけなんだけどォ!(だからまず落ち着けよお前よ)


うーん。でもそうね、やっぱり私の中にある『土方さんは聖域』という概念の多くはこの友人からもたらされたものかと思うんですよ。てかぶっちゃけ私の土新感?というの?私の考え得る土新イメージはこの友人とのトークで培われた事も多いもんですからね、つまりはうちの土新の生みの親なの?あの人はママンだったの?(産んだの?)

そんで彼女との付き合いも長いからね、んーと大学の時からだから確実に十年以上は延々と喋ってるんだけどさ。大学の時はずっとつるんでたし(大勢で居る時でも何となくその場には必ずいるという)
私が大学一年か?そんくらいの時に私をBASARAにはめたのもこの友人だしね。

そして私が銀魂にハマった時もさ、まず友人ではこの方にいの一番に言ったのですよ。

「あっ○○ちゃん!私ね銀魂ハマったの〜。もうめっちゃ面白くてさあ」

とね。そしたらどうやら友人なんて私よりずっと以前から銀魂には親しんでいたらしく、

「えっマジで?!誰好き?CPは?」

ってな具合でね、トントン拍子に話は進んだのだけどさ。大学のランチルームで(昼メシ時にそんな話を)
そんで私がね、もうハマりたてで銀新しか見えてない時だったからね、つまりは晋助の事も完全にアウトオブ眼中だった初期の頃ですから(ごめんな晋助)、

「CPやっぱり銀新だよ!つうか銀魂って銀新の物語でしょ?二人が出会って銀魂始まったもんね」(←こんなんをずっと言ってるという)

などと熱く友人に語りましたら、友人もニコッと笑顔になって、

「やっぱり。ユカリさんなら絶対そうだと思ったよ。私も好きだよ〜銀新」

なんてね。大好きな友人とCPまで被ってるっていうね、マジに偶然すぎる運命にキャッキャとしたもんですよ。あの日のランチルームで(早くメシを食えよお前ら)

つかほら、やっぱり気の合う友人ってことはBLの趣味やジャンルの好みも多少は似てるってことじゃないですか(ん?)。だからあの子とはジャンル違えど跡部様が二人して大好きだしね、当時は跡部様のアルバム二人して予約で買ったしね。あの豹柄のソファに座ってる跡部様のポスターが予約特典で付いてくるやつ(懐かしい)
つまりジャンルは違くなっても、やっぱりものすごく気の合う奴だからさ。要するにここ銀魂でもやっぱりお前とは被るんだと。

「何もう!銀新好きなら言ってよ〜!教えてよ!」

などとね。私が妹伝いに銀魂ハマったもんですから、その辺は既に銀魂知ってた友人も喜んでくれたなあ。
もう私が銀魂ハマった時分には既に就活とかやってましたけど、そんで友人共々日々の現状にへこんだりアガったりする忙しい日々でしたが、そんでも語ってたよね。

んでもなあ。私が後に晋助に盛大にすっ転んだように、そして高新が熱烈に好きになったように、彼女もまた土新ちゃん本命になっていきましたからなあ(あっ、そこで?)

ん?てかもしかしたらあの人、最初っから土新好きだったのだろうか?昨日聞いとけば良かったな。
もしも私と攻め違いだからって中々言えなかったりしたら、その、ごめんね(あとでLINEしてみよう)


んでも後々にふっつーに、

「ユカリさんめっちゃ高杉好きだよね。そこまで高新にぐわっと来るとは思ってなかったわ」
「いや〜私もだよね。晋助がもう大好き過ぎるの」
「でも別にいいでしょ、私も土方さんが大好きだから……」
「え?いやいや○○ちゃん?土新も萌えるよね?私は大好きだよ」
「でっしょ?!いいよね、土新めっちゃいいよね!!」
「お?何か今テンション高くなったね?でも好きだよ〜土新も。銀新はもう確立したもんとしてね。銀新はやっぱり当然のごとく大切だとして」
「あーね。坂田さんはね」
「待って!銀さんの話も大切なんだからねっ?!」
「うん」(←既にとても穏やかな目)


なんていう会話をしてた記憶ありますので、土新の話に初めてなった時の友人のテンションの上がり方が凄かったという記憶はありますのでね。そして銀さんの話になると友人も普通になったという(お前)、

カフェオレか何かのグラスに刺さってるストローをおもむろに咥え出したという(だからお前)、

そんな会話をした記憶あるよな。その頃はもう卒業してたのだろうか、まあ二人してリクスーでさ(だから話してねえで働いてこいよ)
つーことはアイツもやっぱり徐々に土新にクローズしたのかな?多分そうなんだよな。聞いてみよう。


そんなんでね、やっぱり学生時代からの友人というのも本当にいいものだよね。辛い時(主に社会人になってから)もBL語ったりアニメや漫画語りして一緒に酒飲んで乗り越えて、んで今や住んでる場所がめっちゃ離れちゃって距離は遠いんだけど、中々会えないのだけど、たまにでも会えると若え時みたくテンションががっつん上がるしね。

そして大概は昼間に遊んでも夜会っても、酒はどっかしらで呑んでるよね。ショットバーでも居酒屋でもダイニングレストランでも牡蠣小屋でもいいんだけどさ。
けど大学近くのサイゼリアでしこたまやっすいワイン飲んでた学生の時とね、二人して酒の呑み方に関しちゃほぼ変わってないよね(変わっていけよそこはよ)



A閑話休題(土方さん+新八くん)

*前記事の続き*


新八くんはそうやってうっかりと土方さんに己の心を露呈してしまったんですけど、土方さんのハンカチを借りてぐすぐす泣いてた訳ですけど、それからはたまに警ら中の土方さんに会ったりするようになり、少しずつ己の恋路を相談する仲になっていくのだろう。土方さんも土方さんで、何故なのか新八くんは放っておけないと言いますか。
目元を赤く染めて、無防備にぐすぐす言ってた新八くんの切なげな顔が忘れられない。

新八くんの事が心配な土方さんは、警らする時は絶対ハンカチを忘れないようにして出歩いてます。とりあえず新八くんに会った時用として。新八くんがまた泣き出したらすぐに貸せるように。土方さん……良い奴か(良い奴だよコノヤロー!)

けれども、土方さん的に一番ムカついてんのは銀さんがこんないたいけな新八くんに手を出してたってところですよ。

「(あんな未成年の、しかも男のガキに何をトチ狂ってやがんだあの糖尿野郎は。まともじゃねえ)」

って事です。でも不安定な新八くんの様子を見守っていると、何かその……銀さんの気持ちが分からなくもない。だって新八くん無防備なんだもん。その大きな瞳から溢れた涙のことを、ぽろぽろと涙をこぼしてた新八くんのことを想うと、何故なのか銀さんの劣情に共感できなくもない。
……あれ?土方さんも晋助と同じ経路で新八くんの事が気になっちゃってますけど!?さすがノンケ落としの異名をとる新八くん。


「(まあ……確かにどうも胸がざわつくっつーか、妙に居た堪れねェような感じはするな。あいつといると……)」

などと思い、ハッとしてぶんぶんと頭を振ってる土方さん。

「(な、何考えてんだ俺は?!違うからな、俺は万事屋の野郎とは違うんだからなァァァ!!??)」

って、テンパってる。そんな自分にめっちゃ嫌悪感を覚える土方さんなのです。そして、そんなざわつく心を鎮める為に鍛錬に精を出す。足繁く屯所の道場にも通います。おお、健康的。酒や煙管に逃げるんじゃなく、己の肉体を鍛える方向に行く土方さん。
てか普段からの激務の傍らに鍛錬もだから、そうとう己の肉体をいじめ抜いてます。自分の中にある劣情とか、絶対認めないのが土方さんなんです。


だから決して他のメンズのように新八くんを乱暴に押し倒したり、

「一回、一回出せば俺も話せるから。てかそうしねえと落ち着けねーんだよ、な?」(必死)

などと言って無理やり迫ったり、

「てめえはどうも頭が弱えなァ。まあ抱き心地に頭の良し悪しは関係ねえか(くっくっ)」

などの意地悪を言って新八くんをいじめて悦に入ってたりはしない(他のメンズ特定可能)


でもまあ、土方さんも健全な男子ではありますよ。だから新八くんとの会話の流れで、新八くんと銀さんの肉体関係についてに話が及んだ時はね、思わず煙草をギリィって噛み締めてる筈です。何かムカつくしやるせないし、でもまだ銀さんを庇っている新八くんがとてもかわいそうで。でも必死な顔の新八くんは可愛くて、何かモヤモヤして、ギリィって歯噛みしております。

けども、相手は新八くん。土方さんのそんなやるせない男心になんて気づけないから、結構普通に赤裸々な事実を喋っちゃいそう〜。晋助には絶対に絶対に喋んないのにね(警戒心の有る無しの違い)


「どうせお前のことだ。万事屋の野郎に無理に迫られたんだろ?無理やり……その、抱かれたのか?」

などと、バツが悪そうに目を逸らした土方さんから尋ねられましたら、新八くんも目元が朱に染まった恥ずかしげで色っぽいお顔をそっと伏せて、

「さ、最初だけは……そうでしたけど。でも銀さんだけが悪いんじゃないです。後々は僕だって……(もごもご)」
「……あ?何だ?お前……もしかして、野郎とは同意の上だったって言いてえのか?(愕然)」
「同意の上っていうか、僕も……銀さんが好きだから、銀さんとの行為自体は嫌じゃなかったです。むしろ待ち望んでた時すらあって。でもだからこそ、そんな自分が情けなくて、嫌で嫌でたまらなくて……(赤面)」

なぁんて、別に喋らなくていいことを喋ってるんですよ〜。優しい土方さんにはどんどん喋っちゃう。

この新八くんの告白に、土方さんは煙草を唇からポロリする勢いですよ。だってこんな幼げな新八くんの口から淫らな事を語られ、土方さんがビビらない筈がないんですよ。銀さんの気持ちが自分に向いてこないから関係を絶っただけで、好きな男に抱かれること自体は嫌じゃなかったとね、今の新八くんは言ってる訳で。

『どうせこいつの事だ。まだまだネンネだろうしな……そこを万事屋の野郎にいいように踏み散らされて。ひでえ事しやがる』

くらいに思ってた土方さんの予想とは違ったんだもん。大幅に違う。

それに土方さんはマジ動揺。唇から落とした煙草は諦めて次の煙草に手を伸ばすが、中々火をつけられない。カチカチカチカチとライターを忙しなく鳴らすが、全然つけられない。
しかしそれもそのはず、

「あ、あの。土方さん?煙草……逆に咥えてますけど。それじゃ火は点きませんよ」

って土方さん動揺し過ぎいィィィ!!??そりゃ逆に咥えてたら、煙草も火がつくどころじゃないってば!(土方さん)

「あ?……ああ、お前に言われんでも分かってる。その、これはこういう煙草なんだよ。リバーシブルだ」

っておいおい、動揺し過ぎて誤魔化しもおかしな方向に言ってるよ!んなおかしな煙草ある訳ねーよ!煙草にリバーシブルもクソもあるかよ!(だから土方さん)
でも新八くんだから、

「ああ、そうなんですね?ごめんなさい。どっちからも火がつくリバーシブルの煙草なんてあるんですね。初めて見ました」

おいおい、信じてんの?!土方さんが嘘言ったり誤魔化したりする筈ないって、信じきってるよ!(新八くん)
なんだかここには攻め不在ですよ。土方さんも新八くんも大概ピュアです。ピュアネスなお二人。

しかし土方さんはまだ信じられない。この清廉な新八くんが、こんないとけない新八くんが、銀さんとそんな事をしていただなんて。だから新八くんにまた尋ねてみて、やはりドカンと地雷踏んでしまう土方さんはカワイイ。


「まあ、なんだ……でも、お前も嫌だったんじゃねーか?なんだかんだ言ってお前も男だ。同じ男に乗っかられるなんざ、」(←必死)
「ええ。確かに……嫌な時もありました」
「だろう!?そうだろ!?ほら、嫌だったんだろ!」(←すごく必死)
「そ、外でとか……神楽ちゃんがいつ帰って来るか分からないのに、とか。そういう時は凄く嫌で。でもそういう時の銀さん、あの……僕じゃ絶対止められないんです(引き続き赤面)」
「っ?!」(絶句)


って、銀さんロクでもねえええ!もう大好き!青姦かよ〜そのうち書くよ!!(書くんかい)まあ興奮しきってる時の銀さんをね、こんな新八くんが止められる訳ないから。銀さんの手綱を取れる訳がねえ。
新八くんも新八くんで、土方さんの質問の意図を全然汲んでないね。基本はツッコミだけど、自分のことには天然ボケな新八くん。すげーかわいい。そんなんだから銀さんも晋助も以下略


まあ土方さんは絶句するわな。絶句して、もはや火がつきそうにない煙草をそっと携帯灰皿に捨て、青い空をふっと物も言わず見やって世界の不条理をギリギリと噛み締めて、絶句に次ぐ絶句ですよ。だって新八くんのたどたどしく幼い言葉で、そんな淫らなことをぽつぽつ語られてね。体格差も考えずにブチ犯してくる銀さんに色々されてた事をね、新八くんのちっちゃいお口が赤裸々に語る訳です。何かうっかりすると鼻血出そうにさえなりますよ(土方さん)

しかし、これが土方さんでなく晋助だったら、
「てめえは頭が足りねえどころか、堪え性すら足りねえな」
だのと嘲笑って新八くんをいじめ抜き、最終的には新八くんを犯してます(晋助)(お前も手ェ早えよ)



そうやって絶句する土方さんに感付き、新八くんはますます必死になって墓穴を掘ってしまう。

「で、でも、ちゃんと拒絶できない僕も良くないんです。いつも銀さんに……その、触られたりすると、だんだんと何も考えられなくなっちゃうんです。頭が真っ白になっちゃって。だから結局は銀さんの好きなように……」
「……。オイ」
「え?ハイ。何ですか、土方さん」
「誰の話をしてんだ、お前は(真剣)」
「ええ?いや僕の話ですよ」
「もう一度聞くぞ。それはてめえの話なのか?(引き続き真剣)」
「あ……はい。ごめんなさい。僕……いやらしくて」(土方さんの迫力に泣きそう)
「……いや、ガキのお前にそんなことしてる野郎が一番いやらしいから気にするな」(←正論)

土方さんはこの話が信じられないから、何回も確認しちゃう。そんな土方さんの真剣な顔はイケメンだからこそ迫力が凄くて、新八くんは泣きそうになっちゃうんだな。

「ったく、何考えてんだあいつは。お前みてェな何も分かんねーガキ相手に(イライラ)」
「……僕、たぶん自分でも思っている以上に頭が悪いのかもしれません。この間、別の男の人にもそう言われました。『お前がそんなんだから男の方もおかしくなる』とか何とか……」(←改めて晋助は何てこと言ってんの)
「あ?……ま、まあ、そういう見方もあるな。てかそいつ自体が既にお前にいかれてる可能性もある」(←正論)
「えっ!?いやそれはないと思いますけど。本当に意地悪っていうか、自分の意思を貫く強さはかっこいいんですけど、僕のことはいつもからかうようなふざけた人なんです」
「あん?……どうもお前の周りの男は似たような野郎がごろごろしてやがるな」(訝しげ)
「あれ?そうですかね?」

晋助の名前を伏せて恥ずかしげに語る新八くんに、整った眉根をひそりと寄せる土方さん。しかし新八くんのキョトンとした可愛らしい様子には最早何も突っ込めず。

「ああ……(色々悟り)……ま、お前の交流関係はだだっ広いしな。でも俺はこれだけは言わせてもらう。てめえの頭が悪いことはねーよ。むしろお前は聡いガキだ。総悟とはまた違った賢さがある。万事屋もそこを気に入ってんだろう」
「そうでしょうか」
「ああ。そうに決まってる。あと、てめえは何も悪くねえ。悪ィのは全部万事屋だ」

土方さんがあまりにもキッパリすっぱり言い切るので、新八くんもたじたじです。

「そ、そんなすっぱり言い切っちゃいますか?」
「当たり前だ。お前は何でも自分のせいにしやがる。その優しさが万事屋を増長させてんだよ。もっと毅然としてろ」
「は……はい!僕、もうちょっとしっかりします」

でも土方さんの厳しくも優しい眼差しで見つめられ、しゃんと背を伸ばします。新八くんは本当に素直。誰にでも心開くし。そんな新八くんに気付き、少しだけ柔らかな笑みを浮かべる土方さん。

「その意気だ。だからもうそんな顔すんな。てめえがそんなんだと俺まで……(もごもご)」(ちょっと頬赤い)
「あの、土方さん?」
「ん?」
「土方さんって本当に優しいですね。銀さんとも、たか……じゃなくて、さっき話に出てきてた人とも違います。土方さんとお話ししてると、僕……凄く心があったかくなります。元気付けてくださって、ありがとうございます。やっぱり土方さんは格好いいです(キュン)」
「だ、だから、礼なんざいらねーっつってんだろう。よせ。慣れてねえ。……まったく、うちの総悟にもてめえのような殊勝さが少しでもあればな(ふう)」


にっこりと微笑んでお礼を言う新八くんから、やっぱり土方さんはプイッと顔を背けてます。照れてる。ほら、身近に居る年下の子が沖田くんですからね。こんな風に素直な子にはあまり慣れてないの。
だからね、土方さんも新八くんを可愛く思ってるんですよ。すごくかわいくてね。すごく心配で。


土方さんは新八くんのことをそっと見守るナイトなのでしょうね。そんな土方さんが大好きだ。

ハート型ウイルス(土新)


*(目標)今度ヤキモチをやかせますね、土方さんに*


なんだかんだで色々ありまして、土方さんなりにヤキモチをやいていたりして、でも新八くんの前ではかっこつけていたくて、けれど土方さんだからかっこつけきれもせずにヤキモチをやいてた原因を新八くんに喋ってしまって(根が素直、というか潔い男の人なので)、

土方さん「いい年した男が何言ってんだかな。……笑いたきゃ笑え」

って、とてもバツが悪そうに言うんだけど(ちなみにこの時の土方さんの様子は新八くんから視線をはずしてて、少し乱雑に髪の毛をぐしゃってしてる感じ)、マジ素っ気ないんだけど、新八くんはそんな土方さんの本音を聞いて、
とてつもない歓びがみるみるうちに溢れてきて、それは到底止められなくて、

新八くん「わっ、笑えないですよ!!笑える筈ないじゃないですか!土方さんがそんな風に思ってくれてたなんて、僕……う、うれしくて、」

って、安堵しつつ涙をポロっと流す的な、それを見た土方さんが逆にアワアワする的な、咥えてた煙草を唇から危うくポロっと落とすところだったみたいな、

土方さん「ばっ、何泣いてやがんだてめーは!」(あせあせ)
新八くん「だって!これは、その、土方さんのせいですっ!」(赤面しつつキッ)
土方さん「何で俺のせいなんだ、つーかお前こういう時はほぼ俺のせいにしてんじゃねーか!」(あせあせ)


的な、めっちゃお互いに気を遣いつついちゃいちゃしてるみたいな、お互いの事がとても大好きだから凄く気は遣うんだけど素直にいちゃついてしまう的な、そんなカワイイカップルをですね、ユカリは書きたい。


てかもうすぐ五月になるので、自然と土新のことばかり考えているのです。いつも土方さんにはお世話になっているので、どこかで恩返しをしたい

Beautiful Days(アンケート結果発表その2)


(前記事から続きました)


今回実施したアンケートですが、一見するとどうしても一位二位の宿命のライバル対決に目が行きがちなんですけど、でも本当に凄く着目すべきは三位の原作土新なのではなかろうかとユカリは思います。
だって凄くない!?前回よりたくさん票を取れたCPちゃんて、実は土新だけですよ。しかも前回アンケートでは一位〜四位まで高新と銀新の独壇場でしたが、今回の土新ちゃんは前回の五位よりふたつも順位を上げている。前回は71票だったけども、今回は138票も投票してもらっているのです。

これは本当に、本ッッ……当に嬉しかったし、見てて感動すら覚えてたし、やっぱり土新好きな方の強い想いを感じました。

ユカリの親友にも大の土新好きちゃんが居ますが、彼女を見てて思うのは、土新好きな方って本当にピュアな子が多いなあと。土方さんと新八くんにストレートで透明な優しい想いをたくさん持ってらっしゃるなあ、と、彼女を見てると思うのですよね。
しかしそれでは別CP好きな子がピュアじゃないかと言うと違くて、BL好きな時点で皆がピュアハートの持ち主なのだとは思いますし、何ならユカリだってピュアッピュアの三十路ですけどもォ!?(意義あり)(スッ)
だけども何かこう、やはり土方さんと新八くんって特別だと思うんです。ふたりは本当に似てると思いますから。真っ直ぐで凛としてて、清廉で、純粋で一生懸命で、二人して青臭いし、

ふ……二人してお互いのことが大好きだしィィィィィィ?!(何で照れがくるのか)

は〜。そんなお二人のイメージカラーは同じで、ユカリの中では圧倒的に空色なんですよね。それは水色とも厳密には違くて、五月晴れの空のような、澄み渡る空の色を土新ちゃんにはいつも感じます。清々しく、凛としてるイメージ。細かく言うと、新八くんの方がやや水色、つーか白鷺色寄りで、土方さんは藍色に近くてもいい(いや本当に細けえ)
そんなお二人のCPが今回は大健闘してくれて、ユカリはとっても嬉しく、またかなり己の励みになりました。だってだって、四位もパラレル土新ちゃんですよ?!高新抜いとる!!凄いなあ。

うちの土新ちゃんはですね、ちょっと考えてるお話があるので、五月にはまたぼちぼちやれたらいいなあと考えております。土新書いてると自身のデトックス効果にもなるので、例えるならすうっと澄んだお水をゴクゴク飲んでるような気持ちと申しますか、ゴクゴクゴクゴクと飲んで、ぷはぁって息をした瞬間(書き終わった瞬間)がとにかく気持ちよくて、書いてる最中はすっごく集中できて楽しいのです。そんな気持ちをもたらして下さるのって、やっぱり土新なんです。
土方さんと新八くんじゃなきゃ奏でられないものがあるので、そこんとこを少しでも、ほんのちょこっとでもいいから書けたらもうそれで十分幸せだ。

本物の土新スキー様から言わせれば、ユカリなんてまだまだまだまだひよっこ。土新という山を登るどころか、山裾のハイキングすらままならない。でもその分、これから楽しくハイキングの準備もできるかなと。まだかなりの準備段階ですが、お二人の周りをうろちょろしつつ、楽しくやっていけるといいなあと思って止みません。土新が大好きだ。
そして、己の魂を収める鞘である真選組を己の剣で護ってる土方さんと、そんな土方さんの真っ直ぐな魂にそうっと寄り添っていける新八くんが大好きです。

うちの土新ちゃんに投票してくださった皆々様、今回はありがとうございました。
そしてコメント書いて下さった皆様!もうハッとするほど素直で素敵なコメントを残していただき、本当の本当にありがとうございました!ユカリのハートをズキュンと撃ち抜いた素敵なお言葉でした。

土方さんが好き(語尾につけてみよう!)


月初から設置してるアンケートなんですが、思った以上にたくさん投票されてて嬉しく思ってます。現時点で一位の銀新ちゃんが二百以上かな?本当にありがとうございます。
個人的に着目してるのは、現在で三位につけてる土新ちゃんですよね。前回アンケートの時はね、一位〜四位まで銀新と高新関連で埋められたのでね、土新ちゃんが今回ほんと健闘してくれてるなあと思って、もう言葉も見つからないほど嬉しいのです。

土新ちゃんは大好きなんだけど、もうずうっと前から『私の土新てどこかに需要あんのか?……なくね?』って思いを勝手に抱き続け、う〜んって唸り続けた挙句に一回は勝手に幕を閉じた私の土新道。現に『もう土新は書ききったんだ!きっと!』って思ってたから、二年くらいは書いてなかったのです。でも去年やっぱり書こうと思い立って、また勝手に復活を遂げた私の土新道(恥ずかしながら戻ってまいりました)。書いてみたら、やっぱり私には土新も欠かせないのだと分かった。土新ちゃんをきっぱり終わり!ってするには、まだまだ心残りがあったんですな。だって土方さんと新八くんを並べてみるだけで生まれてくる“キュン……”(効果音)は、何者にも代え難い尊さなんだもん。
しかしそんな複雑な経緯があるCPなんて、私の中では土新だけです。

そんなんで、三位につけてる土新ちゃんを見るだにつけ、嬉しくてニヤニヤニヤニヤといたします。あとコメント欄!アンケートの土新ちゃんにコメント書いてくださったお嬢様!こんなとこでコメ返していいものか凄く謎なんですけど(申し訳ありません)、私の土方さん贔屓は銀魂萌えがある限り半永久的に続くので、どうぞご安心くださいませ。そこは本当に誓えますので。
つーのも、うちの銀さんも晋助もわりと放っといていいので(え?)。むしろ今までさんざっぱらあの人らを野放しにしてきたツケと言うか、野放図が今のうちのサイトと言っても過言じゃない。うちの銀さんと晋助は……まあ、放っといていいんです。だって好き勝手やるから。放っといても好きなように自分なりに生きている人達なんで、好きなように自分のつがいを見つけてくるので、好きな子を自分なりにものにしてくるようなので、何ならたまにケダモノ染みているので、放っとくくらいでちょうどいい。銀さんと晋助を近付け過ぎるとす〜ぐ喧嘩になりますけど、その辺の距離感だけ気をつけて見ていけば、あとは放っとくくらいでいいです。てか何なんですかね、この動物のオス同士を見てる的な感覚は(だって晋助と銀さん)。管理人の役目はこんなところにもありますな

でも土方さんは違うでしょ!!??っていう。土方さんだけは違う、絶対に違う。土方さんがオスな訳ないです、つか恥ずかしい!!!!もう恥ずかしい、土方さんをオスだのドスだのメスだのと分別すること自体がもうナンセンス!土方さんをそんないやらしい目で見たくない、ばか、ユカリのばか!(いや本当にばかなのは知ってるけども)
土方さんは男性です。間違いなく日本人の成人男性(27)です。そんな土方さんを放っておけるはずがないんです。だって土方さんを構わなきゃ、土方さんだけは襟元を正し、体裁を整えて整備しておかなきゃ、土方さんはどんどん新八くんから離れて行ってしまうぅぅぅぅ!!!!(死活問題)

これ本当にそうなんですよ。だって土方さんってさ、大切にしたい存在ができると、考えすぎて自分から離れていっちゃう難儀な方じゃないですか土方さんが好き(語尾)。自分なんかがアイツを護れるのか、みたいな、こんな俺がアイツの隣にいていいのか、みたいな、そんな風に考え過ぎちゃうじゃないですか土方さんが大好き(だからさっきから語尾)。土方さんは本当に真面目と言うか、自己犠牲の精神が身に付き過ぎてますよ。自分が身を引けば……なんて、何でそんな風に考えるの土方さん愛してる(もう突っ込まない)。
だからそんな土方さんを構わずにおいたら、一人で頑張らせ過ぎたら、うちの場合はまず間違いなく晋助と銀さんに背後から殺られる(お前たちィィィィィィ!!!!)(ユカリほんとに怒るからマジだから)

土方さんは本当にね、もっとガツガツ行っていいですよ。もっとこう、ガンガンいこうぜ?ドラクエ的にいこうぜ、てかためしに銀さんと晋助を見てくださいよ。あいつらはためらいなく行ってますよ、晋助なんて「俺に見初められて幸せに思え」くらいの上から目線だし高新だし、銀さんに至っては「あ?新八なんて俺のもんじゃねーの?」くらいの認識ですし銀新ですし。別に悩みもしねえ。たまに悩めばいいのに、そういう殊勝なとこもねえ。だから土方さんもこう、攻めのお一人としてガツガツ……ガツガツ……がつ、がつ……

……いけたらうちの土方さんと違うね!!??(滂沱の涙)

は〜。土方さんは本当に難儀な方です。でもそんなところがとても大好きで、あの誠実さと青臭いところが本当に大好きでね、武士の魂を鉄の局中法度で日夜叩き上げ、誰より真っ直ぐに侍であろうとし、己に恥じない生き様を貫いてるところとか、凄く凄く愛しくて、私の中では結婚したいキャラナンバーワンで、土方さんなら白のタキシードでも黒の紋付袴でも神前婚でも教会式でも一切構わなくて、てか途中からお前の欲望じゃねーかメス豚って話で(本当に)、つまるところは土方さんだけはシード権があるので、新八くんへの道のりは最短距離にて用意する構えのメス豚管理人なので、土新ちゃんに投票してくださった皆様はどうぞご安心下さいませね。
むしろ土方さんの色恋沙汰は私がまもるくらいの勢いだ。もし土方さんを後ろから狙う不貞の輩、隻眼テロリストや銀髪の侍などがおりましたら、てか特定可能なんですけどそんなんがもし居たら、ユカリが身を呈して絶対に土方さんを庇いに行く。刺されても構わない。スコップで殴り倒されようと、そのままゴミ袋(黒)に詰められようとも構わない。てか何でお前たちはそんなプロの装備で土方さんを襲いにきた、何でそんな周到な用意で来た、ユカリがお前たちに何をした(土方さんを庇った)

えっと……そのまま土新は添い遂げてください、ユカリへの墓前の手向けとして(重いよ)


まあ妄言はさておき、土新ちゃんはやさしい二人の世界で包んであげたいなあと思って止まないんです。恋敵もトライアングルも萌えだし大好きなんだけど、うちの土新には必要ないかな。色恋に関してはお互いの事しか見えてない、そんな土新ちゃんがすき!
でも高新の場合も銀新の場合も新八くんの王子様は土方さんみたいなので、その辺はですね、その、やっぱり晋助と銀さんの殺意的なものを感じたり感じなかったりするんだけど、でもでもいいじゃん!土方さんなんだから!

この間も書きましたけど、今も昔も土新だけはCP感が全く変わらないので、これからもそんな土新ちゃん路線をひたすらに突っ走って行って欲しいです。土方さんを幸せにするのは絶対新八くんだし、新八くんを幸せにするのは土方さん!!と思って止まない。
大好きだよ、と思って止まなんだ。

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