PSP ハートの国のアリス Wonderful twin Would
感想遅れました。攻略はコチラです。
ハートの国のアリスの、続編です。
珍しくベストEND後からのスタートになります。
ハトアリだけをプレイした後でも充分ですが、ダイアリはプレイしていた方が楽しめるかなと思います(主にエース)。
今回のイベント事……
というより災害は、住人の『何か』を狂わせる嵐、クレイジーストームの到来です。
公式のビジュアルでスチルがネタバレしているので要注意です。
エリオットとかボリスとか。
あとはそうですね「アリス」呼びがされていますので、デフォルトのまま楽しみたい方には良いかと。
個人的には本名で楽しみたい方なので微妙なんですけれど、演技は良かったです。
さて。
新キャラクターのハンプティ&ダンプティですが、これまた世界の根幹に関わる様な卵です。
お役人に近いと言いますか……結局のところ最初から最後まで不明なんですけれどね。
ディー&ダムは何故居ないのとか、割った先に有るものは何なのかとか。
『王座』とは何なのか。
個人的にダイアリの黒の玉座と関連しているのかなあと思ったり……
でも住人皆に適用されるので、やっぱりよく分からないままです。
恋愛模様については。
ナルシルトなだけでハンプティは割と正常です。
ダンプティが、より倒錯的と言いますか、やっぱり双子は両方とのENDになるので、はい。
今回明かされる謎……というか過去はですね、ブラッドです。
劇場版ハトアリに出ていたシーン。
子供の頃の姉弟が描かれていただけだったので??状態だったのが解消された感じです。
重い、深い、辛い。
あとすごく驚きました。
ビバルディルートでは、過去にまつわる意味深な言葉があったので。
ビバルディより先にブラッドをプレイする事をお勧め致しますよ。
先にブラッドを攻略して8thをプレイすると、ビバルディの言っている意味がよく理解できます。
他の攻略順については。
「猫くんなら確認しない〜」的なエースの発言があったので。
エースをプレイしてからボリスをプレイする方がいい気がします。
そのボリスですが、手錠というハードなEND後ですから。
よりハードに、重い恋愛でした。
個人的にちょっと(^^;
こほん。
あとは感想ですね。
今回は「すれ違い」という設定が見て取れる感じでしょうか。
ブラッドは結婚後ですから、妻として〜等の言い合いやらで割とごたつきました。
嵐のせいでポーズが保てなくなるといいますか、弱さを見られると言いますか。
薔薇園の様に切り取られた空間というのが、ENDにも関係していますかね。
ブラッドが大変そうですけど。
エリオットは…ウサギっぽくて可愛いから居残ったので、本人はそこが不満である訳で。
脳みそ筋肉なんじゃないかと思うほど、男らしさにこだわって鍛えたり。
試行錯誤で周りに迷惑をかけたり。
なのに、嵐のせいでいっそうウサギっぽくなったりと。
不安で仕方ない心配性なお兄さんでした。
ザ☆体育会系って感じだったので、少し残念でもありますね。
ハンプティ&ダンプティは、誰だこいつ?から始まる訳で。
ハンプティが陶酔して喚くところを楽しそうに見つめるダンプティとか、それに呆れるアリスとか。
基本、卵としての役割以外は比較的良い人の部類ではあります。
色々手助けしてくれたり、逆に引っ掻き回したり(ハンプティが)もしますけれど。
うーん、私はディーダムの方が好きですね。
「お姉さん」呼びに萌えるので ←
ビバルディは、今回ブラッドの過去が明かされるので彼女のチャートにも、しっとり感があります。
王様に対する寂しさとか、ブラッドへの気持ちとか。
勿論一緒に出掛けたり、作ったり、友情パートもありまして。
本当に、今回のシナリオは何だか良かったです。
ペーターは、アリスの感情の機微(嵐に対する不安)を感じ取って色々考えてくれます。
慣れない事を人に頼んだり。
心配性で人の話をあまり聞かないのは相変わらずでしたが、慮って行動が出来ているので理解が深まった気がしました。
エースは、クローバーの様にユリウスが居ない訳ではないのでそこまでの不安定さは無いですが。
ここのユリウスが変わる苛立ちで結構な不安定さを出しています。
自分が本当はそうしたいから、アリスもそうだと決めつけて、文句をつけてくると言うか。
アリスの思考に敏感なのも困りものですね。
ジョカアリを示唆する台詞がENDに掛かっているので、ジョカアリはプレイしておいた方が良いかもです。
にしてもあの動物!
ビジュアルで公開されていたちっちゃいアレが可愛すぎて!
こほん。
ゴーランドは、やばい気がします。
まるっとおさまりすぎていて、以後リストラな気がします!!!!
嵐でおかしく〜…じゃなくて逆に真っ当になったというか。
奇跡的で感動ものです。
遊園地では、嵐をイベント事として扱う歓迎モードなので忙しく。
ショーの練習やらがあります。
イメージ的にはセロ弾きのゴーシュっぽいお芝居で。
その脚本に込めたゴーランドの想いとか、とにかく〆が泣く程良かったんですよ。
ここまで終わりが良かっら、新作に攻略対象として登場できるのか疑問ですね。
ボリスは、パンプティがとんでもない事をやらかしてくれたおかげで酷なことになります。
執着と愛憎と。
趣味ではなかったので割愛。
ユリウスは、あの根暗が!
いやはや、嬉しい変化でした。
しかし、やっぱり自転車に違和感があるんですけれどね。
街があるので有って当然なんですけれど。
似通った思考故にユリウスの気持ちが分かるアリスは、悪い方へ悪い方へと考えてしまって一悶着です。
エースが割り込んで来るので嫉妬したりとあましたが、内縁の妻よろしくな所でまるっとおさまります。
最後にナイトメア。
彼はハートの住人ではないので、嵐の影響は受けない?いや、今回の嵐はより狂っているので受ける?という不明な点。
夢世界での逢瀬を繰り返していた二人が、嵐の影響で実際に会えたりするのだろうか!?
とかいうのが見所ですかね。
良い関係でした。
グレイと領土の話が出るので、クローバーはプレイしていた方が良いかもですね。
シナリオが箱アリに寄ってきた感があったので★★★★。
何だかなあ、自転車に筋肉に卵の謎に監禁?
ブラッドの過去、ビバルディ・ゴーランドルートは文句無しに良かったです!
あとエースですかね、腑に落ちない影響とかありますけど。
最後に予約特典CD。
登場キャラはアリス・エリオット・ボリス・ユリウスです。
アリスが出ているので微妙で(ry
クレイジーストームの後。
ユリウスが時計塔広場で拾った落とし物…の、持ち主を探します。
綺麗にラッピングされた中身は、つたない刺繍入りのタオル。
「お父さんいつもありがとう。仕事頑張ってね」との紙も有り。
刺繍(男性の上半身+力こぶ?)を頼りに持ち主を探せーという事で。
刺繍が力こぶに見えた皆は建築関係を探し回りますが、アリスはお仕事で屋敷に一時帰宅。
3人で手分けして探すも見つからず、合流した時にアリスが戻って来ます。
山形の長い食パンを持って。
エリオットに担がせた姿を刺繍と合わせて、力こぶではなくパンだと解説。
持ち主はパン屋と判明。
渡した後3人はユリウスの作業場で一息入れます。
(この時点でエリオットが居る事が有り得ないので、さすが企画物)
アリスがジュースやらにんじんブレッドやらタオルやらを差し入れて終了です。
……アリスの行動が不満、CDは★★★。