PSP ロミオ&ジュリエット

大分遅れました、攻略はコチラです。


ロミオVSジュリエットの続編に当たります、ロミオ&ジュリエット。

攻略対象にウィリアムとティボルトが追加されました。

物語は融和政策後から始まります。


パリスとの婚約は破談にし、ハンター試験に合格しており、ロミオに誘拐され、マキューシオを救う為血をあげた……という主人公です。

とは言え、今回は全員恋人一歩手前スタートとなっています。
皆ジュリエットに好感を持ち、或いは興味深々であると。


融和政策から間もなく、第三国が前回の急進派の様な事を画策・暗躍している可能性があり。

実際、人間に友好的なヴァンパイアが襲撃されている等の事件を見るに、間違いもなく。

ヴァンパイアと人間の絆を見せ付ける為や、その他諸々の為に、演劇をするに至ります。

その舞台こそ、ウィリアムが困窮しながら書いた戯曲『ロミオとジュリエット』。


舞台の練習、傷害・失踪事件、第三国への偵察、流行病等々の問題が発生。

舞台練習は共通ですが、キャラクター毎に少し異なっているので何度でも楽しめるかと思います。


クリア特典について。
良かったですよ!ベストを迎える度に小話的なギャグシナリオが解放されます。
CGもあったりして、ティボルトとパリスのシナリオが好きですね。

あとおまけ!
美女と野獣等の有名な物語を、皆で配役して演じる訳です。
女装に仮装、色々な衣装が見られます。
特にシンデレラ、あれはもう爆笑ものでした!


さて、感想ですね。
追加キャラから書きます。

まず、ティボルト。
前回の子どもっぽさが薄くなり、成長が見られます。
マキューシオとの仲が見所ですかね。

恋愛は……純愛?
ティボルトが堪えられなくなって思いを告げ。
けれどそこからがまた耐えねばならないというか。

何だかティボルトが頑張って耐えてる感がすごかったです。笑
あと弄られキャラなので色々からかわれていました。

小さい頃のエピソードとかもありまして、愛くるしさ抜群でした!


問題のウィリアムさん。
流行病の対策と、台本の進行状況の確認で仲良くなっていきます。

ただ、彼の主人公に対する興味は研究対象としてのものとも言えるので、恋愛感情とかその辺りで悶着があり。

罪云々は、ベストには関わり無い感じです。
罪についてどうこうあるのは、パリスとエスカラスですね。

薬があるので病み系?のエンドもあったりします。
いやあ、腹黒かったです。
でもとても孤独な人。


さて後は順番に。
後日談が割と後の方まで描かれているので、子どもができちゃった方々が多数います。


ロミオは、マキューシオに嫉妬したり等ありましたが相変わらず器の大きい男でした。

ロミオのベストの後日談が、いやあ……個人的にはそこまで描いて欲しくなかったというか。

その代わりと言っては何ですが、薬を使うかも…なエンドもありましたけれどね。

個人的には薬使ってくれた方が嬉しいというか、でもそれじゃあロミオじゃないと言うか ←


こほん。
マキューシオは友達ですからね、親切で優しくって意地悪で。

ヴァンパイアとして生きる彼ですから、薬云々は割り切れているのでその辺りは安定しています。

と言えば弟妹と兄のことも安定ですね。
甘さアップな感じでした。


ロレンスは。
師でありながら割と早く陥落されると言いますか。

勿論因縁の相手のエピソードもあり、しっとり仕上がっていましたかね。


愛情不足のパリス。
直ぐ本当の自分を見せてくるので、主人公の立ち位置が「玩具」で進行していきます。

言いつつ、優しい人ですから自らの行動に罪悪感も抱いたりと、やっぱり面倒な人ですが。

初めから好感があるので前作より穏やかというか、甘え上手というか。

ああもう!頑張りすぎる彼を是非幸せにしてあげて下さい!って……感想じゃないですねこれ。

ええと、愛ある家庭でした!
はいっ!


ベンヴォーリオさんは。
相変わらずテンション高い割に影がありまくりでした、臆病な人。

故に、言葉で主人公を傷付けたりですね。
……最後まで悩みの種ですね、酷く悲しい事を言い張るので。

それを解決する為に、また皆が一芝居うってくれるという友情に感動しました!

サブではとある薬を使うと……どんな姿になってしまうのか、いやあ良かったですよ!
好きですあっちの外見。


制限のあるエスカラス。
基本おとぼけなのでギャグ満載で、しかしウィリアムの友であり大公であるのでキッチリカッキリけじめをつけます。

爽快に問題解決!
そしてベストは薬の選択でヴァンパイア、人間、未使用と別れます。

個人的には人間ルートが一番良かったです、あるべき姿と言いますか。出来たら素敵だなと思いました。

ヴァンパイアは長寿ですからね、色々感覚が麻痺しそうで怖いかも知れません。


てな具合で。
シナリオはまずまずでした。
CGは、手に違和感がありましたがまあ妥当ですかね。
あと誤字が数ヶ所ほど。
ということで★★★★.5


ちなみにやっぱりパリスが好きです!
ベンヴォーリオ>マキューシオ>ウィリアム>エスカラス>ティボルト>ロレンスですかね。

シナリオはウィリアムとエスカラス、ロレンスが良かったですよ!


最後に予約特典CDの内容おば。

出演はティボルト、ロミオ、マキューシオ。

ジュリエットが風邪とのことで、ティボルトがロミオの屋敷に出向きます。

途中でマキューシオに抱えられてお屋敷へ運送。
吐き気を催して大変なティボルト。

労働者の休日らしく、屋敷から使用人は出払っており。
ロミオ達はジュリエットが来るというので、ご飯を作ってもらおうと思っていた訳です。

ですが来たのがティボルト。
料理を教える……と言うより一緒にハンバーグを作ります。

エプロンを後ろで結べないロミオ、それを結ぶティボルト。
手洗いの水をティボルト飛ばすマキューシオ、それを怒るロミオ。
食事が死活問題の為に素直に謝ったりします。

毒物である芽の出たジャガイモを入れようとするマキューシオ。

包丁を8本指の間に挟むロミオに、スパッといっちゃうと悲鳴をあげるティボルト。
よく見ればシルバーと書いてある包丁に慌てふためくマキューシオ。

ロミオは挽き肉をむにゅっぐにゅっと楽しみ。
マキューシオは玉葱が目が染み、号泣。

……マキューシオ大活躍です。笑

ロミオは俵型、マキューシオは猫型、ティボルトは星形を形成し。

負けた気がして悔しがるマキューシオ。
いきなり笑い出すロミオ、つられて笑うマキューシオ。

ティボルトは人間の色気の無い男で、しかも一時凄くイヤな奴だったのに、男3人でエプロンをしてハンバーグを作る異様な楽しさ。

少し焦げたハンバーグを皆で美味しく笑顔で食す、平和な男達の休日でした。

とってもほっこりしました!
では、また。