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風立ちぬ・美しい村

自然の情景が、ただフィジカルでなく人の目を通して描かれる。
そこには「生命」のモチーフがありありと浮かび上がる。

なんとなく自身の思い出に耽ってみるも、こんなに美しい自然はなかったなあ。
物質も精神も近代化した、今日では書けないなあと思いました。


話題:本の感想

父と暮らせば

戯曲です。
偶然に昨日読んだのですが、広島の原爆被害が背景にあります。

「原爆」と聞くと、その傷跡を思い起こさせ、気分が滅入り、次第に暗い靄が覆って考えることすら止めさせるといった感じなんですが

これには、そういった靄を晴らしてくれる希望のようなものを感じました。

戦後といえるかもわからない現代に生まれた私ですが、終戦後を生きた人にまで、戦争の悲哀を必然と感じてしまっていたことが恥ずかしく思いました。

オススメです(o^∀^o)


話題:本の感想

書を捨てよ、町へ出よう

幸福論に続けて読みました。

幸福論よりは読みやすかったです。
こちらも啓発的で実践的。

回想や引用がやはり多く、自伝ぽくもあります。
中には感傷的であったり虚しさもあったりしますが、ユーモアがあるので結構笑えます。

そして、やはりいきなり論点にたどり着く。
話の繋げかた、その性質を見極める想像力には感心します。

本の内容とは関係ない話――
中古で購入した本には、付箋やチラシ、レシート、メモなどがよく挟まっていますが、これには素人女性二人がセルフタイマーで自分撮りしたと思われるヌードポラロイドが挟まっていました。

扇情的でも芸術的でもない、ただただ見るに堪えない悪ノリの産物。
そんな曰く付きの本です。


話題:本の感想

幸福論

不幸ならば不幸を利用すればいい。

世俗的なところから出発して、いろいろ引用して、下品だったり冗談なんかも交えて、だけど、適当に読んでると、おいてけぼりにされちゃいます。

理解できてなくても引き返さず読み進めたので、本質はよくわからんです笑
先に解説を読むのをオススメします。

ただ、独りよがりではないです。対話的で実践的です。

こういう考え方もできるじゃん??って感じ


話題:本の感想
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