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村上ソングズ

僕は音楽というと邦楽より洋楽のほうをよく聴きます。
それもこの一因からなのか、『音楽ってのは歌詞がわかんなくてもカッケーと感じればそれでよし!!』と英語の苦手な僕はそう考えてました。
しかし、コレを読んでみて『歌詞から音楽を聴くのもいいな〜』と。

音楽にも教養の広い村上春樹の歌詞からその曲に言及したエッセイ。
正直、ここに登場する歌にはあまり馴染みがないんで共感というのはなかった。
しかし、 この人のようにここまで一曲を愛せるかと思うと、未だその極地には達してない・・・
そういう意味では、ある種の憧れを抱いた一冊。
もっと音楽に親しんでいきたい。




話題:本の感想

ロッカーズ



youtubeに全編アップされた78年のジャマイカ映画『ロッカーズ』観ました。
物語は単純やけど(日本訳ナシなんで完全理解はしてない笑)、70年代のゆるーいルーツロックレゲエがBGMとして終止流れてて映画の雰囲気とすっげーマッチしてる。
撮影には故意に用意されたセットなどは一切なく、実際のものを使用してることから当時のリアルなジャマイカが伺える。
うんやはりジャマイカに根付くレゲエミュージック、ひいてはラスタファリズムの影響が随所にみられる。
町中にあふれるラスタカラー、ドレッドロックス、大麻、特有な言語表現やアフロ・キリスト
他にも当時のスタジオ録音の風景、サウンドシステム、MC、レコード販売形態なども

んなこたどーでもいい!ただただカッコイイ!!
サントラは購入決定っす
オススメ!!
あらすじ
キングストンのゲットーに住むドラマーのホースマウスは、レコードの配達販売でお金を稼ごうと考え、島中にサウンド・システムを運ぶためのオートバイを購入するが…-Wikipedia【ロッカーズ (映画)】より

<youtube>"Rockers" (1978)

↑フルでみれます

話題:最近観た映画

レ・ミゼラブル



アカデミー賞に8部門ノミネート、ゴールデングローブ賞作品賞受
賞したてのレ・ミゼラブル観てきたぜ!!
期待しまくった。

んがしかし・・・よくわからん映画でした。これは予習必須かも。
まあ、でも舞台となる19世紀フランス。当時の市民革命を発端にした、社会集団に対しての「個人」ってのに言及してんのかなーと。
例えばー・・・
七月革命以前の王政時代に生きていたジャン・バルジャンやジャベールは、それ以前の宗教中心的な、神を第一義にしたセリフが目立ち、
対して革命以後のコゼットやマリウス、革命に参加する者達は、自立した自我に意義を求める個人主義的なセリフが目立った。

市民革命を境界として、宗教の価値観の違いの差異を感じた。
あと、思惑のそれぞれ違った人物が、違う場面で同時進行的に歌い、それぞれが重奏になっていくところも「別視点だと意味もかわるんだぜ」という『個人』の多様性を示唆しているようにも。
あと、キャラクターそれぞれに代弁するワードがあるようにも思えた。【ジャベール=法】といった風に・・

まあとにかく予告編の、アン・ハサウェイの独唱だけシビれてたこの映画。
豪華なキャストも魅力的、しっかりとオーディションを通して決まったとか。
さすが有名な俳優は技量もあるねんな。
全編歌唱!つまり感情表現ムズい!しかもワンテイク!それをカヴァーする演技力!!!パネェ!!
あとはそれをサポートする撮影効果。
俳優の表情を大写しで撮影して感情を強調したり(このカメラワーク多かったと思う)、上空から町を一望する、まるで神視点を思わせるアングル。背景にでっかい目玉(たぶん神の表象)。当時の再現度。などなど

全編歌唱の編集もされてないとあって、長い映画。少し飽き飽きしたのが残念

<youtube>映画『レ・ミゼラブル』予告編

話題:最近観た映画

ラブリーボーン

数日前にラブリーボーン観た。ネタバレにならない程度に
「死後の世界」という抽象的世界を幻想的、時に感情的な視覚効果で表現していて、不自然さの奥に普遍性を感じ取れる良いものでした。
それでいて「猟奇殺人」というシリアスな問題をテーマにしており、その幻想世界と、浮世離れしたそれでいて現実との対比がショッキング
ラストは一応、映画的な解決を果たすが、やはり現実的な影をおとす。
なんで、なかなか残酷な映画。

<youtube>映画ラブリーボーン 予告



話題:最近観た映画
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