最近急に寒くなって、もう布団から出ないと決心しかけました……なんなのこの寒さ。
そしてこの一ヶ月でめでたく太りました。
ええ、只今ダイエットしてます。
結果的に1kg痩せました。
たった今理想体重です、はい。
皮下脂肪は標準以下なのに、内臓脂肪がちと上って……運動不足ですねわかります。
まぁそれでも18%とか訳解らない数字ですが。
けどまた太るだろうから、もう少し落としたい今日この頃……でも中々上手くいかないね。
取り敢えず目指せ44kgか。
以下真面目な話。
ここ数年を振り返った内容と結果です。
かなり私事、かなりの長文ですので、閲覧注意。
旦那と結婚して、来年の四月で二年目になります。
それで、結婚前からつい最近まで二人で悩んでいた事柄ってのがあったのですよ。
それは『子供』について。
というのもまぁ私達夫婦は、有り体に言えば、親に虐待されてきた人間。
歪みきった愛情……若しくは愛情すら無く、でもそれを愛情と誤認識させられる環境で育った身です。
しかし周りのまともな親、一般的な温かな家族関係は知っていました。
正常と異常の境も知ってます。
今時の人間ならではの、インターネットで知識を身につけた子供だったので。
だから、二人してまともであろうと普通を装い生きていました。
そんな中で私達は出会い、色々な壁を乗り越え、結婚しました。
そして落ち着き始めた頃。
新婚なのも相俟って、子供どうする?なんて話していたあたりで……私は一つ気付きました。
付け焼き刃の知識で身を守っていた私は、見て見ぬふりをしていた部分があった。
それは、自分の事です。
努力しないと正常でなかった私は既に異常だし……もしかして親と同じようになってしまうのでは、と。
そして突き詰めて考えると、私は自分をその程度しかわかっていなかったんです。
一般的な子育て論は知っていて、親の二の舞いにはなりたくないと思っていて、どういうことが愛情かわかっているのに、
自分には与えられる気がしないと思いました。
私には知識はあっても、経験としてのお手本が無かった。
その上で親になったらと考えると、底無しの恐怖しかありませんでした。
そんな私が考えることは簡単なもので……子供をどう育てたら良いかわからない、怖いという結論になりました。
で、旦那も私と同じ考えだったらしく……しかし二人して別々の殻に篭る。
しかし相手がそんな人の筈が無いと確信してる癖に、でも実際こう悩む地点であと二、三歩で解決と解らずややこしくなり。
二人して親からの影響……言わば後遺症に苛まれ(共依存、アダルトチルドレンというやつです)、自殺騒動になるわ記憶障害が起きるわのてんてこ舞い。
こんな私達じゃあ家族は幸せにしてあげられない……と離婚まで考え出し、実行に移そうとさえしました。
でも愛してるのにそんなの嫌だ、とまたしても二人で駄々をこねてカオスに。
挙げ句、失うのが嫌で二人して自己犠牲までして相手の大切な物を守りだす始末。でもやり方を間違ってまたカオス。
しかし二人が二人、お互いが間違っていると気付いてからまた修復の日々。
……これが一年半前。
で、なんやかやあり……本気で二人が考えた結果が、結婚から一年後に出ました。
親の愛情なんて、知らなくても良いじゃない……無いものを強請っても、返ってこないし。
二人で足りなかった愛情を与えあって埋めたら良いじゃない……家族なんだし。
それに私達はまだ若いから、急ぐ必要もない。時間だけはたっぷりある。
これが、導いた答えでした。
で、私は目標達成もしてたし、良い機会だからと……旦那の望みもあって退職。
その間に自身のごたごたにケリをつけ、晴れて専業主婦に。
旦那は例の義父の給料着服にケリをつけ、一応独立。
そして二人で生活する基盤作りをし始めました……ゆっくり、私達なりに努力して、無理をしない程度に。
間で私が依存体質だとわかりましたが、もう普通である努力も止めて受け入れました。
そしたら自然と、環境が整ったのもあってか、妻として……一人間として支え合えるようになり始めました。
そしてお互い落ち着いた頃に、親の事を思い出し始めました。
以前は思い出すだけで憎かった親。でもその頃には、親ではなく、人間として親を見れるようになっていました。
そして私がその親から生まれてきた存在で、彼等のおかげで今の私達が居ると感謝できました。
初めて、心から親に『生んでくれてありがとう……幸せです』と思えました。
だから、トラウマを消すんじゃなく、受け入れる事にしました。
これも言わば想い出なので。
これが数ヶ月前。
で、今までお互い愛情を育み、最近また二人で話し合いました。
子供の事。
名前、遊びたい事、教えたい事、行きたい所、してあげたい事、やりたい事……旦那と笑いながら話せました。
不安はあります。
ただそれは備えればなんとかなる経済的な事や環境の話で、精神的な……以前のようなあのどす黒い内容は淡くなりました。
怖くない訳じゃない。
でも私達なりに出来る事をしてあげたいし、幼い頃の私達と同じ目にだけは遭わせたくない。
だから、何時までも夫婦仲良く居ます……なにより、私達自身が親にそれを望みましたから。
あと私達も何時までも仲良く居たい。
寧ろお互いに、衣食住や趣味、将来に至るまでの価値観が良い感じに同じで、万年新婚夫婦な癖に変に老成した生活が楽しいんで……変わることはないでしょう。
この一年で得た物は大きかったです。
来年もまた、お互いに支え合って馬鹿笑いしながら生きたい。
ありがとう、一年。