夏目友人帳は面白かったです。
蟲師、とか
しゃばけとか
稗田礼二郎とか(w
妖怪の出てくる漫画や小説が好きなので。
あんまり恋愛風味が無く、さらっとした絵柄なので
少女まんがっぽくないところも良かったです。
見えてしまう人の孤独と
見えない神様(妖怪)の孤独、
どちらも切ないですね。
そういう、境界にあるものを見る不思議な能力を持つ人、という点で夏目は蟲師に似ているかも。
どちら側にも付かないし、妖怪とも人とも馴染まない。
でも、夏目君の祖母って、祖母というぐらいだから
戦中派なんですよね…多分。
セーラーでもおかしくないけど、下はもんぺでは。
スカートは…あの頃はひらひらが宜しくないと言われていたので穿けないのでは。
ごめんなさい、変な突っ込みで。
作者の方が言っていた、
古い地名や社、言い伝えを見かけるとわくわくするという気持ちは
私も良くわかります。
どんな由来があるんだろう、という気持ちになりますよね。
田舎に来ると結構、古い地名が残っていて、面白いです。
前校長先生も「地誌を作るのに、字の中に分け入って調査をしたのが、今となっては懐かしい」と言っていました。
それにも、通じるところがあるんじゃないかと思います。