Graff

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観終わりました

攻殻機動隊SACの1期
その後BLAME！をゴリ推されたのでそのままBLAME！を観てから、今SACの2期観てます。
ARISE観なきゃなぁと思ってたらBLAME！の次に2期推されて、えっ！？2期あったの！？と思ってウホウホしたよね。

まぁそんなこんなで今回のお話はこれ

STAND ALONE COMPLEX

最初この言葉を聞いた時はなんだそれ？と思いました。
今も正直理解した訳ではないのですが

攻殻機動隊では、個の消失と言っていました。
実際、この世界は脳みそがインターネットと繋がっていて、瞬時に他人との連絡が取れたり、ネット検索が脳内で出来るようになっていたり。
でも、他人の感情を読み取ったりは出来ないという個は存在する形態なんですよね。

そこで起こる事件。

自分が普段から感じている疑問がもし、その事件の犯人の言葉で答えに当てはまってしまったら。
その犯人が言う言葉にもし「私もそう思ってた」と共感できたら
その思考は今答えを見つけて構築されたのに、ずっと自分の思っていた事だと認識されるわけです。
友人と話していて、そういう現象ないですか。

そこで、この攻殻機動隊の世界は常にインターネットと繋がっているのです。一つの物事がみんなに共有されるわけです。
一人の思考が皆に共感を与えたら。

ツイッターでありませんかね。
RTして、本当にそれな。と思ったこと。
もしくは、そのRTの数やリプ欄を見て、これが大多数の意見か。と。
それがどんどん積み重なり、挙句一度芽吹いた考えは脳から離れなくなります。

なるほど、そういう考え方もある訳か。
自分は違うけどそういう考えも理解できる、と。

これが永遠と積み重なりどんどんとみんなが似た様な考えを持つようになる。
そして、これに慣れてくると他人の意見を受け入れやすくなる。
更には何か物事があった時、見かけた意見を思い出して同じ行動を無意識に取ってしまう事もあったり。

これが個の消失
スタンドアローンコンプレックスなのかな、と。


インターネットの使い方にはくれぐれも注意したいな。と思ったアニメでした。

もちろん、たくさんの意見やたくさんの知識を貰えるインターネットって素晴らしいな！と思うし大好きです。
人間は組織化して生きていける動物ですからね……

攻殻機動隊では、逆に個を獲得していく者達も描かれているので、そういうパターンももちろん有ると考えています。
面白いのでまだ見たことなかったら良かったらアニメ見てみてくださいね。