八恵ちゃんもたまには寝過ごすの巻:in お布団の中


すやすやと眠ってた八恵ちゃんが、かわいいお目目をパチリと開けるとこから。


八恵ちゃん「…………?……ん?……(ゴソゴソ)(眼鏡装着)……ええっ、もうこんな時間!?」(飛び起きた)
八恵ちゃん「し、晋助さん、起きてください!もうとっくに朝になってますよ、起きなきゃ!!」(と、隣の旦那を揺り起こす)
晋助さん「……。……あ?(酒灼けした声)」
八恵ちゃん「もう、何をのんきに寝ぼけてるんですか!起きなきゃだめですってば!!」
晋助さん「……ギャーギャー耳元で喚くな、八恵。うるせえ。てめえの大声で俺の脳天が突き破られたらどうする」(とんでもなく不機嫌)
八恵ちゃん「いやその頭痛はアンタが勝手に二日酔いになってるせいじゃないですか。毎朝毎朝僕のせいにしないでくださいね、まったくもう」(←負けない)
晋助さん「……。……フン(ぷいっ)」
八恵ちゃん「ねえ晋助さん、いい加減に起きましょうよ。朝ごはん食べないと」
晋助さん「いらねえ。食欲なんざこれっぽっちも湧かねえ」
八恵ちゃん「だからこそですよ。二日酔いの時こそちゃんと起きて朝ごはんを食べて、」
晋助さん「だから要らねえっつってんだろうが。放っとけこの阿呆が」
八恵ちゃん「もー、すぐイライラする。だからお酒の飲み過ぎは良くないって言うんですよ。……だってほら、お外は晴れてるみたいですよ。こういう気持ちのいい日は朝から鍛錬してですね、少しばかり汗を流してから、」
晋助さん「ああ?鍛錬だと?……んなモンはてめえ一人でやれ。俺を勝手に巻き込むんじゃねェ」
八恵ちゃん「ほんっとにもう!!隙を見せればすぐお酒飲むし煙管ばっかりふかしてるし!そんなんで本物の侍って言えますか?!」
晋助さん「……。……この俺が侍じゃねえだと?(ギロリ)」
八恵ちゃん「(うっ)……だ、だってそうでしょ?自分を律する精神の強さも侍には欠かせないものですよ」
晋助さん「ほう。それなら、来るべき有事に備えて休める時に身体を休めるのも侍には欠かせないことだな」
八恵ちゃん「え。……そ、そうでしょうか?」
晋助さん「何を今更。本物の侍こそ、ここぞという時の為に己の体力を普段から温存する。無駄に消耗して悦に入ってるなんざ、この俺に言わせれば弱ェ奴のやる事でしかねえ(ドヤァ)」
八恵ちゃん「ははあ。なるほど、そういう考え方もありますね」(←すぐ丸め込まれる)
晋助さん「分かったならてめーも今は身体を休めておけ。少しは休むことも知らねえとな」
八恵ちゃん「はい、晋助さん。分かりました」



(この後、二人揃って二度寝しました)
(しかも起きた後にちょっとえっちなことをしてました)



(*'ヮ'*)<末永く爆発してくださいね