話題:ごめんなさい
【改訂アーカイブズ】
あれは、そう…
かれこれ二十年近く前になるだろうか。
或る深夜、私が弟と二人で大量に借りてきた海外ドラマのレンタルビデオを観ていた時の事。
私はロッキングチェア(揺り椅子)に、片や弟はロングソファで横になりながらテレビの画面を眺めていた。
当然、横になる方が楽なので“座格”としてはロングソファの方が上で、ロッキングチェアはそれより一段落ちる訳だが、その格下の席に長兄である私が腰を下ろしたのには実は深い理由があった。
その理由は、このビデオ鑑賞会の基本コンセプトにある。
「朝まで12時間ぶっ通しで海外ドラマを観よう!」
それが、このビデオ鑑賞会のメインテーマだったのだ。名付けて【マラソン・ドラマ大会】。
何故、そのような過酷な事に私たちはチャレンジしたのか?
答えは簡単、私たちがアホ兄弟だからだ。
本題に戻ろう。私が下座に着いた理由、それは、明け方が近付いて眠気がピークに達した頃に“座席チェンジ”のタイミングが回ってくるように計算していたのだ。
12時間の半分、つまり6時間経過で座席をチェンジする取り決めは事前に交わされている。ならば、体力に余裕のある前半よりも、キツい後半に横になった方が得策ではないか。
そんな権謀術数が私にはあったのだ。
…と云うのは嘘で、単に私はジャンケンで負けたのだ。(←エイプリルフール クリア)
そして、私たちが選んだ海外ドラマは【ツインピークス】と云うタイトルで、その斬新さと難解さでのせいで、当時ちょっとしたブームになったサスペンス作品だった。
そんなこんなで、その、シュールな謎が渦巻くドラマを観始めた私たちだったが…
《続きは追記からどうぞ》♪
鑑賞開始から約二時間。時計の針が深夜十二時を回った頃、ふと横に目をやると……
なんと、早くも弟が眠っているではないか。
それでなくとも難解な内容、途中で眠る事など許されよう筈もない。
当然、私はすぐに弟を叩き起こそうとしたのだが…
ん!? 当初は完全に眠っていると思われた弟であるが…
ん!? よくよく見れば、何故だか、目が僅かに開いているではないか。
そして、その目は、まるで何かを訴えるかの様に私の事を見つめていたのだ。
奇っ怪な!!
当然、私は弟に…いや、弟の目に問い掛けた。
「なんだよ?」
しかし、返事は無し。
そのクセ、目だけは相変わらず爛々とした光を放ちながら私を見ているのだ。
ヌヌヌ…
てっきり私は、弟がふざけているのだと思い、ならばと、冗談でソファのクッションを弟の顔に押し当てたのだった。
時間にして2、3秒くらいだろうか…
ところが、クッションを跳ね返して反撃してくるだろうと云う私の予想に反して、反応は全くのナシだった。
アレレ…なんか様子がオカシイぞ?
そう思った瞬間!
ガバッ!!!!
突如として弟は跳ね起き、開口一番こう云ったのだった!
「こ、殺す気かぁ!!」
なんと、弟は金縛りにあっていたと云うのだ。
それで、私に助けて欲しくて、必死でアイコンタクトを送っていたとの事だが…片や私は、そんな事とは露知らず…助けるどころか、クッションを顔に押し付けると云う暴挙に出たものだから、弟は“持てる生命力の全てを爆発させて”クッションを跳ね返したのだと云う。
勿論、私はその場ですぐに平謝りした。
しかし…まさか、すぐ横で“金縛り”にあっているなどと誰が予想出来るだろうか?
結局、【ツインピークス】は翌朝の十時まで頑張って観続けた私たちだったが…ドラマの内容よりも、その出来事の方がその夜の“二人のピーク”と呼ぶのに相応しかったように、私は今でも思うのだった…。
では…また。
いやあ
やっぱり若かったから出来たんだろうなあ〜
今じゃ 12時間ぶっ続けなんて とてもとても……いや、その半分もキツいかも
あ、でも…去年、銀魂一挙連続放送で6時間続けて観たな
よし!まだ若いぞ!
弟とは、なんか友達みたいな感じ
だいたい、「マラソン鑑賞会やろうぜ」って言って来たの ヤツの方だし
で、自分で言い出しといて…勝手に金縛りになるって、どういうヤツだ
メッチャおもしろっ…
あっ、いやっ、仲良し兄弟っ
わぁ〜、それにしても ずいぶん過酷なっ
それだけ集中力続けるの無理だわぁ〜
ってか、やろうとしたやったコトが素晴らしいっ
でっ…
金縛り中に、クッションって
ギャグだっ
客観的には、面白いけどっ
弟さんにとっては、金縛りよりなにより、お兄さんが一番怖い瞬間だったかもしれない〜〜〜〜〜
それにしても、やっぱ おもしろ…
いやっ、仲良し兄弟だぁ〜〜〜〜〜
(〃艸〃)
やはり!
いやあ…書きながら、なんとなく…(さん…観てそうな気がする)…と思っていたのでした
いやいや、本当に独特の世界観を持ってましたよねぇ 映像も温度や湿度を感じさせていましたし
町外れのショップのパイ…懐かしい
何でも、途中で打ち切りが決定したせいで、リンチ監督が半ば投げやりにエンディングを作ったらしく…それがちょっと残念です もし、あのまま続いていたら…どんな結末になったのでしょうか?
エヴァのエンディングは…ああいう形にならざるを得なかったと云う事は主題上、理解出来るので…まあ、仕方ないのでしょう
で…なんと! その目論見は楽しそう
若干一名…ポイッとなりそうですが
あ、それは…
噂の猫縛りと云うやつですね
生き物って、小さくても脱力するとかなりの重さになりますからねぇ
因みに私は、十代半ばから二十代前半ぐらいまで三日に一日ぐらいの感じで金縛りにあってました
めちゃ嫌な感じでした
実は若い頃、十代半ばから二十代前半ぐらいまでは三日に一日ぐらいの割合で金縛りにあってました
いやあ、メチャメチャ 嫌な感じでした
ラップ現象も…やっぱり怖い
それはそうと…
12時間耐久は…めちゃ疲れます
正直、かなり衝撃的でした
私も十代半ばから二十代前半ぐらいまでは、三日に一日ぐらいの割合で金縛りにあってましたけど…すぐ横に金縛りに掛かっている人がいるというシチュエーションは後にも先にもこの一度限りです
あ、ツインピークスは…観なくて良いと思います 怖いというか…途中からシュール過ぎて
独特の精神世界がツボにハマれば…という感じでしょうか
きっと弟さんは天井にとどくほどの大男と会話していたのかもしれませんね
あっ!!
ピークスフェチです
あの独特の世界観はハマりました
結局最後は納まりがつかなかった感はあるのですが
エヴァもそうでしたね〜
あれに出てくる町外れのショップのパイを食べてみたいな〜
などとも
で、ドラマのバックに流れる女性ボーカルの歌が気に入ってを集めました
今でもお気に入りので写真を動画にするさい使おうかな〜
と目論んでます
ほかにはたまに布団の上が猫一匹分重くなったり
金縛りれちゅニャリンかぁ
めためたおちょろちぃれちゅニャリン
つか12時間観るってぇ内容がアタマににょこらにゃちょ
コハル1日よく観て3枚が限度れちゅニャリンよん
前にも書いたことありマチュピチュけろコハルにょ部屋わ夜中ににゃるとバキッバキッてチュンゴクラップ現象がおきマチュピチュ
こんばんは
(゜_゜…うわわわっ
それ
すごい体験ですね
…
金縛りにはあいますが、あったひとを見たことはないです
すごい
すご〜いっ
ツインピークスって、なんか怖そうで見てません