話題:ブーム・流行。
まず初めに…
(誤)大将→(正)大賞。
「今年の〇〇2013」という不適切な表現がのっけから有りました事を此処に浅く御詫びすると共に訂正いたします。
さて…
2013年も体感的には残すところ僅か数日となりました。そこで注目されるのが本年度の流行語大賞です。恐らく、その候補となるべき物は概ね出揃ったのではないでしょうか。
では、改めて有力な候補と考えられる物を幾つか列挙し、栄冠の行方を占ってみたいと思います。
☆2013流行語大賞有力候補☆
@「じぇじぇじぇ!?」
A「トゥギャザーしようぜ!」
B「倍返しだ!」
C「アイムソーリー ひげそーりー」
D「(いつやるか?)今でしょ!」
E「船木ぃ〜船木ぃ〜船木ぃ〜」
F「アベノミクス」
G「亭主元気で留守がいい」
H「世界遺産登録」
I「あなたにもチェルシーあげたい♪」
J「東京五輪」
K「冗談はよしこさんヨッ!」
L「PM 2・5」
M「冬彦さん」
N「美しい国ニッポン」
O「デカケルトキハ ワスレズニ♪」
P「東洋の魔女」
Q「金がいいですぅ〜♪」
R「たまごっち」
S「記憶にございません」
☆☆☆
私の記憶に誤りが無ければ、これらは何れも本年度(2013)大ブレークを果たした物ばかり。この中から本年度の流行語大賞が出る事は間違いないでしょう。
個人的には、@の「じぇじぇじぇ!?」とCの「アイムソーリー ひげそーりー」の一騎打ちになるだろうと踏んでいるのですが…
皆様の予想のほどは?
〜おしまい〜。
話題:SS
見晴らしのよい丘の芝生に寝そべって流れる雲をぼんやり眺めていると、不意に横から缶コーヒーを差し出されたので、誰かと思い顔を向けると、いったい何時から居たのか、其処にはフンボルトペンギンのペンちゃんの姿があった。
澄み渡る初秋の空は足の短い昼下がり。
ペンちゃんは僕の隣に腰を下ろすと同じように芝生に寝そべる姿勢を取りながら「コンビニのバイト、クビになっちゃった」そんな事をポツリと呟いた。
「クビって…どうして?」
「ペンギンだってバレた」
「そっか…ついにバレたか」
「うん。まあ、今までバレなかった事の方が不思議なんだけどさ」
穏やかさを装いながらも、ペンちゃんはやはり寂しそうだった。ペンギンなので表情からは判り辛い。それでも、心では泣いている事がよく判る。
「あんなに頑張って働いてたのにクビはひどいな」
「…何かね、店員がペンギンだと食品の衛生管理上問題があるんだそうだ」
「そっか…」
「一度“おでん”ってやつを作ってみたかったんだけどなあ」
「ああ、もう少しで“おでん”のシーズンなのに、悔しいね」
「それだけが心残りかな」
ペンちゃんはとても残念そうだった。
それから僕らは芝生の上に並んで寝そべり、何も言わずただ空を見つめたまま時を過ごした。
町で一番高いこの丘の上には、もしかしたらまだ夏が残っているかも知れない。僕はそう思ってこの場所に来た。そしてそれは恐らくペンちゃんも同じに違いなかった。
二人の頬を風がそっと撫でてゆく。爽やかな風のたもとでは人間もペンギンも大して変わりはない。
「それにしても…この場所はいつ来ても気持ちがいいね」
視線を空に置いたままペンちゃんが云った。
「…そうだね」
ペンちゃんの瞳に映る青空の中を最後の夏の雲が流れてゆくのを、僕は不思議と懐かしい気持ちで眺めていた。
【おしまい】
話題:ちょっwおまw
@朝の会話。
上司「歳を取ってくると、何と言うかこう…だんだん、【餓えたスピリット】が無くなって来ていかんな」
部下「…もしかしてそれ、【ハングリー精神】の事ですか?」
A昼の会話。
上司「ここまでくると、もうアレだ…【フューチャー技術】としか言いようがないよな」
部下「…それ、【未来テクノロジー】って言いますよね、普通」
B夜の会話。
上司「まさか【紙カンパニー】だったとは…」
部下「…【ペーパー会社】って言いましょうよ」
―――――――
本日は時間の都合により、取り急ぎ、一言ずつの会話を3つお届けしましたが、この手の物は探せばまだまだありそうです。また幾つか集まったところで第2弾をアップしようかなと、軽く考えております。(^o^)v
話題:SS
やっぱり、高級な腕時計って全然違いますね。いやね、実は先日、フランクミュラーの腕時計を手に入れたんですよ。それも最高級モデルを。
いえいえ、とんでもない。私、金持ちじゃないですよ。ボーリングの貸し靴の紐を作ってる会社の検品課長です。ま、正しくは課長補佐ですが。って本当は課長補佐代理…と云うか、課長補佐臨時代理なんですけど、まあまあ、その辺はいいじゃないですか。
で、腕時計の話。まさか自分の腕に、世界に名だたるあのフランクミュラーの腕時計が巻かれる日が来るなんて夢にも思ってなかったですよ、いや本当に。フランク三浦じゃなく、フランクミュラーですからね。
私、デジタルよりもアナログの時計の方が好きなので当然これも針で時刻を表示するタイプなんですけど、はっきり言って今まで使ってた安物とは全く違う。まず、今まで使ってた腕時計にはなかった日付表示が文字盤にあるんです。これはとても助かる。それからですね…
あ、その前に…ちょっと貴方の腕時計見せて貰えます?…はい、どうも…ああ、貴方もやっぱりアナログ時計派で…すません、ちょっと拝見…ほう、なかなか高級な感じの腕時計じゃないですか。
でも…こういう云い方は失礼かも知れませんけど、やっぱりフランクミュラーには到底及ばないと云うか…まあ、こちらは定価で買えば最低でも三百万は下らない代物なので当たり前っちゃあ当たり前なんですけどね。
あ、違います違います。定価は三百万以上するだろうって話です。ほら、私、金持ちじゃないですら三百万の買い物なんて、明日必ず世界が滅亡すると判ってる状況以外じゃ、まずしないです。しかも、キャッシュ払いは物理的に無理なのでカードでローン組む形でね。
幾らだったのか…ですか?
それが貴方!聞いてビックリ見てクリビツ!な、な、な、な、なんと三千円だったのですよ!
先月の始めに市民公園でやってたフリーマーケットでたまたま見つけたんですけどね、その公園の端っこのトイレの横のジメっとした場所に出店してた年齢不詳でヒッピー風のお兄さんが「この腕時計はフランクミュラーの最高級モデルで、定価だと三百万、中古でも百五十万はする物なんだけど…今日は天気が良くて気持ち良いから特別に三千円でいいよ」なんて云うものだから、即断即決、もうその場で飛びついて買っちゃいましたよ。
で、それからずっと腕に巻いているんですけど、やっぱり買って良かったなあ、と染々思います。だって…貴方の腕時計もそこそこ良い品ですけど、こうして見比べるとその差は一目瞭然…ほら、私の最高級フランクミュラーの方が針の回る速度が圧倒的に速いじゃないですか。三倍、いや、四倍ぐらいのスピードかな。いやいや、三百万だとここまで針を速く回せるんですねぇ。
こうしてずっと眺めてると、あまりのスピード感に感心して目が回って来るんです。いや本当、お得な買い物でした。
…おっと、もうこんな時間か。
それじゃ、私、終電の時間がありますんで、そろそろ失礼させて頂きます。なんだか、長々と一人で話しちゃってスミマセン。最後まで話に付き合って下さって本当に有り難うございました。では、私はこの辺で…。
それにしても、あれですね。間もなく深夜0時だというのに、まだ太陽が空で燃えたぎっている…もしかして今日って白夜でしたっけ?
違うと思う…ですか。そうですか。まあ、いいや。っと、そんな事言ってる内にすっかり0時に…日付が変わってしまいました。早く帰らなきゃ。それでは皆様ご機嫌よう。
…あっ、そうそう、大切な事忘れてました。皆様…
Merry X'mas !!
〜おしまひ〜。