気もそぞろにお悩み相談室。


話題:悩み


皆様から寄せられた“取るに足らないお悩み”に、番組が心を込めて気もそぞろにお答えする☆気もそぞろにお悩み相談室☆の時間がやって参りました。

それでは早速、相談者から届いたお悩みのメールと、それに対する番組からの到底解決には至らないであろう解答を紹介致しましょう。

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【相談者のお悩み@】

蚊に刺されやすい体質らしく困っています。どうにかならないものでしょうか。

HN:(君たちキウイ、パパイヤ、鈴木だね)さん。


【番組からの解答】

まあ、〇〇〇に刺されやすい体質よりはマシでしょう。次は蚊取り線香に生まれて来るといいですね。

あ、ウニの軍艦巻き下さい♪


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【相談者のお悩みA】

気がついたら五億円貯まっていました。どう使えば良いのでしょうか?

HN:(両方とも左目)さん。


【番組からの解答】

それはきっと、円ではなく“円天”なので無効です。もう使えません。残念。

そしたら、本マグロの赤身と中トロを一貫ずつ♪


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【相談者のお悩みB】

自分、柿ピーが大好きなんですけど、柿の種とピーマンのベストな比率を教えて弁髪。

HN:(六甲のおいしいミミズ)さん。


【番組からの解答】

ピーマンじゃなくてピーナッツ。それから、教えて弁髪じゃなくて教えてちょんまげ、が正解。比率とか言う以前の問題です。

何かおすすめのネタあります?え、ヒラメのえんがわ?じゃ、それ下さい♪


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【相談者のお悩みC】

クラスの仲間四人と合計五人でバンドを組もうと思っているんですけど、楽器編成はどうしたら良いのでしょうか?一番モテそうな楽器の組み合わせを教えて下さい。

HN:(バンドーエイジ)さん。


【番組からの解答】

@法螺貝Aお寺の鐘Bのど自慢の鐘C紙鉄砲Dブーブークッション。

この編成なら手堅くモテそう。鐘がダブるのが気になるなら、Aお寺の鐘をA木魚に変更するという手も…。

と言ったところで、この、江戸前穴子の一本握りってやつ、お願いしまーす♪


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【相談者からのお悩みD】

一言でいうと宇宙って何なのサ?

HN:(アンタあの娘の何なのサ)さん。


【番組からの解答】

宇宙とは巨大な3年B組である。それ以上でもそれ以下でもありません。

あと、コハダとカッパ巻きね♪


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【相談者からのお悩みE】

来週、親友の誕生日なんですけど、何をプレゼントしようか迷ってます。出来れば生涯記憶に残るような物をプレゼントしたいのですが…。

HN:(記録の王、記憶の長嶋)さん。

【番組からの解答】

そうですねぇ…@歯医者で型を取る際、口の中に溜まった唾液を吸い取る金属製の管Aエスカレーターの手すりの使い込まれたベルトBマムシ、コブラ、琉球ハブの血清詰め合わせセットC地球上に存在する欧陽菲菲(おーやんふぃーふぃー)のシングル盤レコード全部D富士山と同じ高さに積んだ“お灸用の百草(もぐさ)”。

取り敢えずは、そんなところでしょうか。あと、親友になりすまして勝手に市長選への立候補届けを出しておくのも良いサプライズになるかも知れません。


という事で、ご馳走さん♪“上がり”ちょうだいな♪


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【相談者からのお悩みF】

あの…もしかして、寿司食べながら番組やってます?

HN:(魚の漢字がいっぱい書いてある湯飲み)さん。


【番組からの解答】

食べてません(キッパリ)。


じゃあ、大将、“お愛想”よろしく。



【終わり】



アブラ注意報。


話題:お夜食。


深夜の職場。まったりと仕事していた私達は、小腹が空いてきたので気分転換も兼ねて何か食べに行こうという話になった。三十秒にわたる大議論の末、行き先は職場から車で数分のラーメン屋に決定。店の存在自体は以前から知っていたが、店内に足を踏み入れるのは初めてなので少し楽しみだ。本当はオムライスが食べたかったのだが、それでも楽しみだ。もしかしたら、サイドメニューでオムライス的な物があるかも知れない。

そこで私達とは別の仕事で社内に残っていたスタッフの一人にその旨を告げると、「あのラーメン屋、脂が強烈なので気を付けた方がいいっすよ」と何やら忠告めいた言葉が返ってきた。

その店が脂たっぷりの“こってり系”だという事は知っていたし、時刻は深夜だ、恐らく彼は“胃もたれ”を心配しているに違いない。極めて真っ当な忠言といえる。しかし、まあ、スープを全部飲み干したりしなければ大丈夫だろう…とい考えた私は「ウィ、ムッシュー♪」と素軽い返答を残して、その場を後にした。

ボロボロの社用車で程なく目的のラーメン屋に到着した私達は、まず入り口の自販機で食券を買った。残念ながらオムライスは無いようだ。が、諦めるのはまだ早い。裏メニューとして存在する可能性がある。そんな事を思いながら奥側にある四人掛のテーブル席へと私達は歩を進めた。その一歩目。私はあのスタッフの言葉の真の意味を知る事となる。

ずるっ♪きゅっ♪ぐきっ♪

何とまあ、床の滑ること滑ること!アイススケート場の氷のリンクと同じくらいの滑りようだ。上の三つの擬音、最初のずるっ♪は足を滑らせる音。次のきゅっ♪は踏ん張った私の靴のかかと部分のゴムが上げる床との摩擦音。最後のぐきっ♪は私の足首から上がった嫌な音を表している。

見れば床に油膜が浮いている。丁寧にワックスが掛けられているのだろうか?…否。恐らく答えは否だ。油脂を使い過ぎているせいで、天井から壁そして床に至るまで店全体が脂ぎっているのだ。

危ない。危うくスッテンコロリン丸になるところだった。「脂が強烈なので気を付けた方がいい」とは、この事だったのだ。

この尋常ではない床の滑りよう。もしかしたら、ここの床下には未発見の油田が隠されているのかも知れない…。

それにしても…

オムライスが食べたかった。


〜おしまい〜。


誰そ彼刻は誰そ我刻。


話題:びっくりしたこと


夕暮れから夜に向かう時間帯は人の顔の見分けがつきにくい。誰そ彼刻(たそがれどき)とは、まことよく言ったものである。

正にそんな誰そ彼刻とも言うべき午後6時半。駅前の少し薄暗くなっている場所にどう見ても“その筋の人”としか思えない男が立っていた。“その筋”とは言う迄もなく“893系”(新幹線ではない)の事だ。年の頃は20代後半ぐらいだろうか、辺りが暗いせいで顔はよく見えない。

まあ、別に珍しい事ではない。私はごく自然な感じで男の前を通り過ぎようとした。

その時である。

男「ご苦労様でーーす!」

男がいきなり大きな声で挨拶をしてきたので私は吃驚仰天してしまった。見れば、男は両手を膝の上に置き深々と頭を下げているではないか。恐らくは私の事を若頭クラスの誰かと勘違いしているのだ。明らかな見間違いだ。思いもよらない展開。そして、思いもよらない展開は更に続いた。

私「おお!お疲れっ!」

突然の出来事に驚いた私は、深々とお辞儀をしている男に対し、片手を挙げながら力強い声でそう返していたのである。決して意図した行動ではない。完全に反射的な行動だ。だが、それにより、私は“その筋の上の方の人”になってしまった。

今さら訂正する事など不可能。もはや引き返す道はないのである。男の前から姿を消す迄の数十秒を何とか持ちこたえるしか生き延びる術はない。

私は、顔を男とは反対の方向に不自然にならない程度に少し向け、もう一度軽く手で挨拶をした後、その先にある曲がりたくもない角を曲がり、男の視界から姿を消す事に成功した。背後から「失礼しまーーす!」と男の声が飛んできた。どうやら私が別人だという事は気づかれずに済んだようだ。

彼はいったい何者だったのだろうか?
そして彼の頭の中で、私は何者だったのだろうか?

誰そ彼刻に人はその顔を溶かしゆく。
存在はどろどろのスープとなる。

もちろん、即行でその場を離れた事は言わずもがなの話である…。


〜おしまい(実話)〜。



お酒はギョロ目のカンガルー、肴(さかな)はアブダ カダブラー。

話題:おやじギャグとか言ってみたら?


「アンジェラ・アキの歌だっけ?…“肴はあぶった烏賊でいい”っていうのあったじゃん?」

いや、アンジェラじゃなくて八代の方のアキさんね。

「アチョーー!そうだった、そうだった!」

そこ、アチョーじゃなくてアチャーだよね普通。

「重ねてその通り。普段、眼鏡かけてない方のアキさんね」

おいおい、何で眼鏡が判別基準なのよ?通常時に眼鏡をかけてないアキさんなんて山ほど居ると思うぞ。

「まあ、兎に角だ、その裸眼のアキさんの【舟虫】って歌の中では、酒の肴に烏賊を選んでる訳だけどさ…」

【舟虫】じゃなくて【舟唄】な。舟虫なんて歌、30枚ぐらいしか売れんぞ。多分。

「OKOK。で、それはそれとしてだな…確かに、あぶった烏賊もいいんだけど、やっぱ俺としてはだな、脂ののった“ほっけ”が酒の肴、特に日本酒には一番合うと思う訳よ」

まあね…一番かどうかは好みの問題としても、焼き立ての“ほっけ”は美味いよね。

「だろ?脂ののった“ほっけ”を焼いて肉汁がジュワ〜っとしたたっているところを熱々の内に食べる。何と言っても“ほっけ”は焼きたてに限る!君もそう思うだろ?」

ああ。冷めてもそれなりに美味しいとは思うけど、私も焼き立ての方が断然好きだな。

「な。普通そうだよな」

…と思うけどね。

「ところがだな…焼きたて熱々より冷やして食べる方が好まれる地域ってのがあるんだな。地域というか国だけどさ」

へぇー。まあ、国に拠って食習慣は変わってくるからね…。熱いものより冷たいものを好むお国柄なんだろうね。…あ、今のって“ほっけ”の食べ方の話だよね?

「いつ俺が“日経ダウ平均”の話をした?さっきから“ほっけ”の話しかしてないだろ?」

いや、そうじゃなくて、“ほっけ”に限らず魚とか肉とか料理全般の話かな、と思って。

「いや、あくまでも“ほっけ”限定の話だ。虫眼鏡で太陽の光を集めて火をつけるが如く、ピンポイントで“ほっけ”のみに焦点を当てている」

判った判った。…あ、でも…という事はだよ…“ほっけ”は冷たくして食べるけど他の焼き魚は焼きたての熱いのを食べる、と…もしかして、そういう話なのかい?

「お皿」

へっ?

「ソーサー。そうさ、その通りだ。他の焼き魚は普通に焼きたてを食べる。でも、“ほっけ”に関しては何故か、焼いた物をわざわざ冷凍庫に入れて凍らせてから食べるんだよ。な、変な国だろ?」

“ほっけ”だけは凍らせて食べるのが大人気か…。確かに、そりゃ不思議だね。で、いったい何処の国なのよ?

「なんだ…そのチチンプイプイな顔は…ここまでの展開で何処の国か判るだろ?」

チチンプイプイじゃなくてチンプンカンプンね。降参、本当に判らん、お手上げ。

「カナダだよ」

カナダか!いやあ、カナダ人も食べるんだね“ほっけ”。しかも、凍らせて食べるとは珍しい。

「でもさ…よく考えてみりゃ当然の話だよな」

えっ、何で?

「カナダだけに“アイスほっけー”が大人気……ナンチャッテ(爆)」

…何が(爆)だ。貴重な私の五分間を返しなさい。


〜おしまい〜。



超簡単☆そんなバナナダイエット。


話題:ダイエット


『バナナがあれば誰でも直ぐにダイエット出来る』。

本日は、日本全国に6億人とも言われるダイエッターに向けたスペシャルプログラムを特別に紹介致しましょう。

やり方はとても簡単です。

先ずはバナナを一房用意して下さい。産地は何処でも構いませんが、手に入るようであればエクアドル産の物が良いでしょう。ですが、台湾産やフィリピン産、南極産でも何ら問題はありません。

バナナの房を用意したら、その中から適当に3本のバナナを選んで房からもぎ取って下さい。

そして最初の1本を左手で、次の1本を右手で、それぞれ強く握りしめます。

最後に、残る1本を口でくわえれば準備完了。

あとは、この状態を維持したまま普段通り生活すればOK。激しい運動も特別なダイエット食品も必要ありません。用意するのは市販のバナナだけ。毎日少しずつ無理のない形で、体重が減ってゆく事でしょう…。


もしも、バナナを手や口から落としてしまった場合は、《補助プログラム》を行ってから改めてバナナを持ち直して下さい。

―《補助プログラム》―

落としたバナナを持ってヒマラヤに行き、取り敢えずエベレストを単独で登頂します。山頂に着いたら、持ってきたバナナを自分へのご褒美として食べましょう。食べ終わったら、ダッシュで山肌を駆け降り、その勢いで日本まで走って戻ります。日本に着いたら、気を取り直してまた最初から。


誰でも出来る超簡単そんなバナナダイエット。成功したあかつきには、貴方も糸トンボのようなスリムな体つきになっている事でしょう。


〜おしまい〜。



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