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フォトグラーセ

は、多分写真撮らせてーって言う時のやつなんだよね。うーん、ギリシャ語でカメラマンって何て言うのかなあ。ほーか写真でもええんやけど。気になるところである。連載のタイトルが浮かばんお(^ω^)

ところで、さっき賞味期限鑑定だかなんだか言うのやってきた。比較的良いらしいんだが、女としての期限が28歳だそうでもう音谷オワタ/(^O^)\とりあえず皆やってみるといいよ。鑑定はこちらである。

んで今隣の部屋で魔法にかけられてをつけてるんだけども、何で私この映画好きなんかなあってその理由考えて辿り着いた答えが「二次元に行きたいから」だった。何で自分立体なんだろう(´・ω・)
そんなこと考える私は大分末期。


コメレス

>悠里ちゃん
黒で細縁である。
楕円形のスリムなやつ。
実にうらやましい。

マイブラザー

最近弟のボカロ熱がパないです。あと私よりアニメと歌い手に詳しくなってきたっていう…。私は動画環境が悪いのを理由に基本的に動画見ない人で、歌い手さんとかもつべに上がってる人くらいしか聞かないから全然知らないんですけど、弟は友人宅でニコ見たり掲示板で歌ってみたシリーズ漁ったりして、最近は毎日のように「××さんいいよな」とか「○○さんかっこいいわ」とか聞かされます。で、毎日歌聞かされます。男のくせにミクリンレン系の高音の曲ばっか。喉壊すぞ…。姉ちゃんちょっぴり心配。

んでなんか一緒にカラオケ行く的な流れに一瞬なりかけたけど、姉弟でカラオケってなんか…なあ?しかも行くとしたらジョイサらしい。っていうかうちの弟はお世辞程度にも上手いって言えないので正直あんま行きたくなry←

そんな弟が今日メガネ男子デビューしやがりました。黒ぶち。ちょっと似合うから悔しい。メガネ似合うっていいよね。

そうだ。
昨日なんかリアルタイムでけいおん!見ようとして時間ミスって会長はメイド様と聖痕のクェイサー見たんすけど…、なんだあれ。会長の方は割と好みな話だったから原作読みたいなって思いました。ってか鈴村氏の関西弁ワロスw
クェイサーは……うん。まさに深夜枠って感じだな。ツッコミどころ多杉www
でもサーシャ可愛かった。っていうか銀髪www
私は銀髪に弱いみたいです。

そんな感じ。
…弟とアニメの話しかしてねえ←


コメレス
>りん
羨ましいぜこのやろー。
とりあえず後日詳しい話聞かせてくださいよろしくお願いします

じわり、と異変

鼻がムズムズする
目がしょぼしょぼ
咳も出てきよった

…風邪?
いやいやいやいや

だって私馬鹿よ?


コメレス

>滋賀
ホームグラウンド。
テラハードゲイってもうそれ何があったよ私

人魚 は 溺死 する 。

 何が怖いのか、どう怖いのか。理由なんて何一つ分からないけど、とにかくあたしはそれを目の前にするだけで足がブルブル震えて、それはまるで一生懸命に働く洗濯機みたいで、何も洗ってなんかいないのに何か、たとえばそう洗濯機でいうところの汚い汚い洗濯後の水が、どばどばあと溢れてきそうになって、でも実際にそんなことありえないから、せめてもの抵抗で視界が潤んであたしは沈んでしまうのです、ぶくぶくと。
 そうなるとあたしは上手く息を吸うことが出来なくなって、胸がぎゅうと苦しくなって、声の出し方すら忘れてしまったみたいで、脳から広がる電気信号があたしの身体全部を痺れさせてしまって、でもそれは皆がよく言うような甘ったるいものとは違ってて、ただ純粋に痛くて苦しくて、ああもう死んでしまうんじゃないかなあとさえ思ってしまうくらい。
 よく晴れた日の午後。窓の向こうはまるでフィルターがかかったみたいにほんわりぼやけていて、少なくともここにいるよりは温かそうだし気持ち良さそうだなあと思ったから、あたしはとりあえず外に出ようとして、えいやあと気合いを入れてブルブル震えたままの足を動かそうと頑張るのだけれど、まるで電信柱にでもなったかのようにびくともしない、してくれない。ねえ、君はあたしの足でしょう?あたしの身体の一部なんでしょう?なら動いてよ。動いて、軽やかにこの白い廊下を駈けていって、ここじゃないどこかへとあたしを連れてって。なんて強く強くつよおく願ってみるのだけど、私の両足はやっぱり電信柱みたい。反抗期なのかしらん、などと微笑む余裕は無いというのに。そうして、ほうらまたあたしはぶくぶくと沈み始めている。
 それ、はゆっくりと確かめるような足取りであたしに近付いてきて、それから身をかがめてあたしと同じ目線で世界を見てくれようとしてるらしくて、でもそんなことは叶わないってことにどうやら気付いてないらしい。だってあたしはすでに沈み始めているというのに。君は精々そうやってそこから見下ろしてればいい。真っ黒くて切れ長の、一瞬でも瞼を閉じれはそのまま眠ってしまいそうなとろけた瞳で。優しさを孕んだ瞳で。

(え?)

 あたしの目の前にあるそれは、あたしより縦にも横にも大きくてなんだか壁がそりたっているみたいなずううんという効果音さえ聞こえてきそうな圧倒的な存在感を放つけれど、そのようく見ないと分からないようなけどたくさんの優しさを孕んだ瞳とか海中遊泳する魚みたいにふうらふら彷徨う指先とか能面みたいだけど実はどんな感情を表せばいいのか分からない迷子の口元とか、ところどころペンキの剥れた痕みたいにあたしを刺激するものがあって、あたしはどうしようもなくなって混乱してしまうのでした。おしまい。と、終わるようなら苦労はしなくて、それは、その人は、彼は、大木の枝みたいな太く長い腕を伸ばす。それはまっすぐあたしの方に向かってきていて、唇から「ヒッ」と情けない悲鳴が漏れた。殴られるかもしれない叩かれるかもしれないあたしは何もしてないのにでもあたしと彼とは何かが根本的に違うのだからあたしの常識が通用するかは分からなくてだからねえ神様怖いですあたしとても怖いの助けてください助けてくださいどうか誰か助けて。

「…………」

 大きくて分厚くて、かと思えば意外に骨張っていてごつごつした手のひらはまっすぐあたしの頭の上にやってくるとそのまま何に邪魔されることもなく頭の上に着陸してそれからまるで動物を撫でているみたいに優しくそうっと前後するからあたしはびっくりしてしまってついついタイミングを見失って変に身構えたままでけど彼はそんなあたしを笑うこともなくずっとずっと前後して、ずっとずっとと言っても実はそこまで長くなくてひとしきり撫で終わると手のひらはあたしの頭の上から飛び去り、また彼の骨盤の辺りに戻っていった。
 視線がかち合う。あの優しさを孕んだ、見ているとどこか安心する黒い瞳はやっぱり優しげに、でも今度は寂しさを孕んでいて、ごめんなって、それだけ。ゆっくり何かを確かめるような足取りであたしに背を向けて歩き出すのを、あたしはどうしたかったのだろう、どうしたかったのだろうか。分からない、分からないけど、あたしはまた泣きたくなって、その時にようやっと気付いたのだけれどいつの間にかあたしはあの息苦しさから抜け出していて、どうやらあたしの身体も浮上できたみたいで、その理由は分からないまま。
 白い廊下はずっと先まで続いている。彼の背中は随分小さくなっていた。数分前まではあんなにも怖い強大な壁だと思っていたそれは、改めて見てみるとなんてことはない、ただの、普通の、一人の男の背中でしかなかった。

「――――っ」

 いつの間にか、日が傾き始めていて、窓の向こうの世界は全体的にオレンジ色をしていて、けど夕陽の反対側の空の裾は暗い。夜が来るのだ。お月様とお星様を引き連れた、夜が。それはあたしが生まれるずうっとずうっと前から変わりない決まりごとで、小さくなって消えていく背中を見つめながら、ああきっとあれも夕陽と一緒に沈んで消えてしまうのだろう、と思うと、またあたしの視界は揺らぎ始めて、ぶくぶく。

 オレンジ色の涙を流して、あたしはうわあんあんと泣いてしまったのでした。


人魚は溺死する



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