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ちょりーっす

今、文研U(精読古文)で伊勢物語を扱ってます。いくつか段分けて、担当決めて発表するんですけど、まずはお手本って感じで先生が「西の対(たい)」って話を説明してくれはったんですね。

まあ、簡単に内容書きますと、ある男がいました。男は女(二条の后)に恋するんですが、幾年か経ち、女は一般人はとてもじゃないが入れないような場所に行ってしまいます。それを悲しんだ男が泣きながら一句。

月やあらむ 春やむかしの春ならぬ わが身ひとつは もとの身にして

この「や」は格助詞で、意味は疑問と反語があるんですが、どちらを取るかによって意味が多少変化するようなんです。

(疑問を取る場合)
「月は昔の月ではないのだろうか。春は昔の月ではないのだろうか。皆移ろい行ったようだ。私の身一つはもとのままなのに。あの人もいないのだ」

(反語の場合)
「月は昔の月ではないのだろうか。いや、昔の月である。春は昔の春ではないのだろうか。いや、昔の春である。しかし、あの人はいない。私一人だけが、昔のまま残された。月や春などの自然は昔のまま変わらないのに、人の運命は変わってしまう」

これを説明しはる時に、先生が分かりやすいようにこう例えはったんです。

「例えばクラスで好きな人がおって、夏休み明けてから学校に行ったらその人がいなかった」

これ聞いて私は「ギャル男デビューされてても悲しいよな」って。そっからもうギャル男バージョン疑問パターンと反語パターンで妄想しまくり。

(疑問を取る場合)
「月は昔の月ではないのだろうか。春は昔の月ではないのだろうか。皆移ろい行ったようだ。私の身一つはもとのままなのに。「ちょりーっす。つーかまじ焼けたんですけど。小麦色ぱねぇ」あの頃あの人も、もういないのだ」

(反語の場合)
「月は昔の月ではないのだろうか。いや、昔の月である。春は昔の春ではないのだろうか。いや、昔の春である。しかし、昔のあの人はいない。「学校まじだるビッシュ。数学まじぱねぇ。分かる気しなウィッシュ」私一人だけが、昔のまま残された。月や春などの自然は昔のまま変わらないのに、人のキャラは変わってしまう」

多分そん時どっか頭のネジ外れてたんですねー。

芥河は引きこもりと無理矢理部屋から出そうとする先生とか。おかげ様で次のテストでこの段出たら全問正解する気がします。

とりあえずY下先生、今日はすみませんでした。だけどそんな先生が私は大好きだ←
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