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高い空に赤い葉っぱ



葉っぱの色が変わってきました。秋が来る。

暑さとは比例しない速度で、葉っぱの色は季節を変えてくる。
秋が始まって、私の一年もあと少しという深刻な状況になってきている。

私は、5年目を捨てて1年目を選んだ人間で
それがもう少しで終わりを告げる。

早かったようで長くて、楽しいと感じるまで半年かかったと思う。
そんな中、温かい感情にも出会えたことがわたしには救いだった。


小説の一節で
思いは伝えないと、なかったことになる。
っていう言葉を見つけて、私のこの気持ちも私だけのものになってしまうんだなって後悔よりも納得の方が勝った。

伝えない。って決めたのはわたしで
振られる覚悟だから、わたしも負け戦はしたくない。

想像できない未来をわくわくしながら期待することもないし、明日は会えるかもしれないって連絡を待つこともない。


もう、終わりでいいんだなって思ってる。


友達くらいにはなれたのかな?ってそれすらも疑問だけど。それでもいい。こっちに来て、思い出があるだけ儲けだったから。
感謝しかない。でも幸せは願わない。

私が先に幸せになってから、また思い出そう。


まだまだ、ずーっとこの気持ちも思いも消えることはないから。寝る前に思い出して会いたいと願うことも、LINEがなったらあの人かな?って思うことも、まだまだ終わらない。
終わらないけど、悲しんでもいられない。

毎日を清く生きる。私にも終わりはあるはずだから、この気持ちの終わりまで、しぶとくつきまとってくるこの気持ちと生きる。


いい女にはなれないけど、まっすぐ純粋に好きだったから。
また、そんな人に出会いたいと思える日まで今私ができることを清く正しく、笑って、毎日を追い立てる。

焦らないこと。
泣いてもいい。
寂しい夜も、惨めに思う気持ちも、全部私だから。逃げない。


明日を待つのではなく、毎日を今に目的を。

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