話題:本の感想
リライト
法条遥 著

お久しぶりです。
最近暑いからサボり気味でした(笑)
以下本題。
6月ぐらいに本屋にて、
SF史上最悪のパラドックスって帯に惹かれて買う。
バタフライ・エフェクト、バック・トゥ・ザ・フューチャー、タイム・クライシス、シュタインズ・ゲート、時をかける少女、まどか☆マギカ…以下略
ループやパラドックスネタを扱う作品へのオマージュなんだなってのはわかる
つか、時をかける少女ですけどね(笑)
作中にパロったタイトルやラベンダーネタが出ますし(同時に物語の鍵となりますが)

話は1992年の中学2年生の夏とその10年後の2002年の夏を繰り返しながら進みます。
若干ネタバレすると
ヒロインの女の子(02'年では人妻ですが(笑))や初恋の未来人の少年も救われない(爆)
「ハッピーエンド？ハッピーターンで良いだろが」って、ある少女の歪んだ純愛が実ってしまう…
そんなおもいっきりバッドエンドなオチ(笑)

正直、時をかける少女の筒井康隆先生の原作や大林宣彦監督の実写映画、細田守監督のアニメ映画を信奉する方々は読まないことを勧める(いや、本当)
確かにオマージュ作ではありますが、
バタフライ・エフェクトにU.F.O仮面ヤキソバンを掛け合わせた立ち込めるB級SF展開臭な内容かな？って期待すると火だるまです(焼死)
誰しもがタイムリープを使えたら、絶対こんなチート行為を考えてしまうだろう…
そんな人間の狡猾な一面を読みたいならば、お勧めです(＾ｰ^)ノ

勿体無いのは、終盤の強引な畳み込みっぷり。
2時間サスペンスの犯人が断崖絶壁で自供するんじゃないんだし(苦笑)
最後のネタ晴らしショーはちょっとげんなりだったかな。


しかし、時かけのオマージュといや、やっぱり高畑京一郎先生のタイムリープ -あしたはきのう-は本当におもしろかった覚えがありますな(￣▽￣)


そういや、筒井先生っていやラノベ出すんだよね(^^;;





まぁ〜結論を言うと、女は怖い(真顔)

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