PSP 里見八犬伝 八珠之記

大分遅れましたが攻略はコチラです。


まず、攻略キャラは。

荘助、道節、現八、小文吾、毛野、大角、ヽ大です。

浜路は、恋愛要素は有るのですが荘助ルートにくっついている感じでして……しかも悲恋です。

はちと親兵衛については、年齢的に対象外です。
二人とも可愛いんですけどね…

こほん。
主人公についてですが。
男装をしているので男まさりな性格でして。

私は大切なものを守りたいから、強くなくてはと日々鍛錬し武士らしく在ろうとしていて。

困っている人を放っておけないお節介焼きで、真面目、1人で頑張りすぎることもしばしば。

真面目すぎて迷いが生じたりしますが、とにかく格好良いです。


さて。
物語は大塚村の穏やかな日々から始まり、父から刀を託されることで展開してゆきます。

主人公はその妖刀、村雨丸を献上しようと大塚村を出ます。
元々の持ち主であった血縁者に返そうというのですがー……で以降分岐です。

自らの本懐とは何か、死とどう向き合っていくのか。
自分を見つめ直し、何を選び取るのか。


原作は南総里見八犬伝。
大角の設定がやや異なりますが、基本的なイベントは原作に近く上手く取り入れられています。

詳しく書くと長くなるので割愛。
…しようかと思ったのですが、ネタバレに書いておきましたので下より閲覧どうぞ。

原作を詳しく知っていれば展開が読めるので、面白さが半減する可能性もありますが…比較して楽しめるかと思います。

用語説明がきちっと…分かるような単語まで説明されているので、八犬伝なにそれ?っていう人にもお勧めです。


今回の真相は最後に解放されるヽ大ルートです。
何故八犬士を集めるに至ったのか、八犬士の役目とは何か、といったところでしょうか。

荘助ルート、大角ルートに真相に関わる人物が少し登場します。

攻略順については、先に毛野と現八のプレイをお勧めしますよ。
他キャラルートでは主人公の性別(ry
…とはいえ、現八ルートは死人多数なので初めに攻略はキツいかなとも思います。

あと道節は先にプレイしない方が良いです、めちゃくちゃ印象悪いですから。
他キャラルートに出てくる道節で慣らしてからをお勧めします。

小文吾が割と平和なので、後でほっとしたい方は残しておくと良いかも知れません。


かなりイベントがバラけており、同じイベントでもキャラが違えば角度・結果が違うので金太郎飴感は無いです。

CGも背景も凄く綺麗でしたし、キャラも多いですし、めちゃくちゃ気合い入ってるなあと思いました。

何よりおまけ!!
甲乙があり、甲はベストEND後に解放される甘い台詞。
こちらは昔と変わらないですね。

しかし乙!こちらはキャラ同士のギャグエピソードが見られます。
良い趣向でした、どれも面白かったです!

結構原作寄り=ヘビーな出来具合
の割に、ラスボス的存在の玉梓に箔がないと言いますか。
まあ原作でもかき乱すだけ乱して、あっさりやられてしまいますからね。

その辺にもう少し山場を張って掘り下げて欲しかったかなと。
なので★★★★


キャラについては。

荘助は真面目で、過保護。
返事は急がなくていいと急かさず待ってくれる、王道の恋愛模様です。
じれったくもありますけどね。

代わりに浜路がごり押しです。
時間が無いのに好きだから焦り、スキンシップ過剰というか。

道節は……あんな俺様で態度が悪いくせに、惚れたら激甘です。
誰も信じないから孤独で、信じた相手が特別も特別で。
すっごいヤキモチやきです。

現八は静かに正論を吐く人です。
正しく厳しく現実的で強く聡い。
言葉が節々刺さります。
クールでストイックでした。
頭なでなでが多かったですね。

小文吾は豪快で素直で仲間想いで、あと美人に弱いです。
毛野さんに首ったけなので主人公はジェラシーを感じたり…くっつくまでがもやもやします。
あと甘いですけどケモノ。

毛野さんは…綺麗だ ←
人を信用せず、仇討ちの為に女として生きて来た腹黒い人。
男だけでなく女のENDもあり。
いやはや、セクシーでした。

大角は不幸体質で、気弱っぽく。
情けない様でいて、バッチリ主人公を守ります。非常に主人公に憧れていて…けれど葛藤もあり。
あんな礼儀正しい顔で結構すごいです。

ヽ大、不良おっさん法師。
何でしたっけ…破壊僧と言うんですか、法師の戒律破りまくりで。
でもさすがに年の功、導き手として良いアドバイスをくれます。
しかし、幸せにはなれない身だと思っているので最初は苦しい恋愛ですかね。

はちと親兵衛はENDが無いのですが、二人共とっても可愛い!
親兵衛が生意気で、でもそこがいい…頭ふわっふわなのでもふもふしたいですね(*´艸`) ←

はちは何気に怖いですが、懐いてくれれば可愛いです。
続編では是非ENDが欲しい!

R17なので、だいたいは最後に絡みます。割とがっつり?
ギャグは小文吾ですね、面白さを求めるなら随一です。


好きなキャラは順番に
道節>小文吾>毛野>現八>ヽ大>荘助>浜路>大角です。

ダントツで決死の覚悟の房八さんが素敵なんですけれどね…ぬいさんの夫ですし ←

房八さんを筆頭に疑問は多々有ります、信乃が手配されているのに同じ顔の房八さんは大丈夫なのかとか。

現八は顔にあざが有るのですから、糠助の息子かと落ち着いた時点で何故問わないのか。

雛衣は結局、大角にとってただの幼馴染なのか。信乃はラストで雛衣のことを恋人と表現していますけど、間違いですかね。


最後に予約特典のCDについて。
今回、密林さんの方でも店舗特典が付くタイプもあったのですが…忘れていて普通に予約特典のみの物を購入しました(^^;

ということで。
えーっと、出演はヽ大、道節、荘助です。
里見八猫伝の世界にヽ大が迷い込むお話でした。

大塚村の付近で、道節がヽ大を火遁で襲います。
道節「なかなかの手練れとお見受けするにゃん」
「猫山道節だにゃん」

ヽ大の側にねこじゃらしを発見し「ねこじゃらし丸」とにゃんにゃん言うので。
理解不能のヽ大は道節をつれて荘助の元へ。

荘助「それは妖ねこじゃらし、ねこじゃらし丸!」
「猫川荘助ですにゃん」

こいつらは猫士?八人集める旅をしているんだっけとヽ大。
おっさんが男二人とねこじゃらしで遊ぶという不思議な事態に。

道節と荘助は猫士故に、猫の特性が強くでて、良い天気の中おやすみに。

安房の国を目指しながら仲間を集めて行きます。
伏姫様の加護は期待出来ないという結論に達して茫然。

ふらふら行ってしまった道節を首根っこひっ掴んで確保し。
水に落ちた荘助を助け出し。
…全員集めて面倒見切れるのか心配なヽ大。

そして全員揃い、冬の間はこたつで寝ると言い張られ……
夢落ちですけどね。

縁側で寝ていたヽ大を荘助と道節が起こしに来ます。
ヽ大「荘助にゃん…道節にゃん…」
「…あんたら八犬士か?」

にゃんにゃんにゃんにゃん言っていたことを告げて丸っとおさまります。

キャストコメントも有りました。
面白かったです(*´ω`)v


以下、ゲームに使われたエピソードの原作部分をざっくり書き出しました。
ネタバレ注意です↓