PSP ビヨンド・ザ・フューチャー


約2年前の作品ですかね。
買ってプレイしたんですが、そのまま前のゲームに移ったので今更感想です。

あれですね、レビューは読むべきだと改めて思いました。

やはり、立絵の解像度が酷すぎるんですよ、ピンボケしてません?的に。

PS3ではなく、PSPなのですからきちんと直して欲しかったと思います。

金太郎飴なのと立絵がマイナスですが。
ストーリー事態は、面白くはあったので★★★

文字の見易さは、慣れれば問題ないかと思いますので○

システムはあまり良くないです。

シナリオは被りまくっているのに、読み飛ばし機能が無く。
長いのに、回想機能も無く。
中の人によって声の音量が違うのに、個別設定も無く。

ただ、好感度や数値の変動はエフェクトが出ますし。
スキップしていても、選択肢になると効果音で知らせてくれるので便利な面もありました。


ストーリーの方ですが、RPG風とのことで。
サモンナイトプレイ者なら、逆ハーで戦闘無しの金太郎飴ゲームと考えれば妥当だと思います。

ただ、テーマは『神』と『愛』でして。
神託により世界を滅ぼすとされた少女が、実は世界を救う少女で…(中略)…仲間との恋愛によって世界を救うという、なんともまあ…な内容です。

要するに悪者を倒してくっついて終わりですから、一本道。
ノベルゲーと捉えておいた方が、取っ付きやすいかと思います。

その一本道が金太郎飴なので、やたら長いんです。
1人プレイすると後は作業になりがちなので、好きなキャラは最初にプレイすることをお勧めしますよ。

あれほど長いなら、読み飛ばし機能は欲しかったですね。
プレイしにくいったら。

糖度は普通です、子供が生まれてたりしますがCEROはBなのでキスまでですね。


キャラについては。

キリテは剣士、外見から日本人がモデルなのは解ると思いますが。
寡黙へたれ?です、出会い当初は浪人に見えました、心折れた人。

ナユタは騎士、真面目キャラです。
説教がウザく、苦労人でもあります。

ソーは闘士、ムードメーカーであり。
人生丸投げの、俺なんかどうにでもなれーって内心思っている人です。

ネイトは弓士、主人公を暗殺に来た暗殺者ですが。
思いやりがあるツンデレさんで。
ワーウルフという種族故に、忌み嫌われてきた人です。

カミュは妖精なので、精霊魔法が使えます。
主人公命の自由キャラですかね、きちんと恋愛できます。

ニコは銃士兼賢者、恰好から変態さんです。
高等技術と魔法が使えます。

ちなみに主人公は回復&補助魔法(愛的な意味で)専門です。


あとはざっと感想とか意見とか。

日本語表記に間違い有りなのですが、ソーの場合は仕様とも考えられるので割愛。

ソーについては生きる意味を見いだして行く感が良かったです。

流石にナユタには疑問ですがね、そうコロコロと剣を捧げていいのか、騎士として、仕える者としての誇りは何処へ行った。

しかもクラスチェンジしたナユタ、退化してません?
槍を、ランスを!!残して物理攻撃させてあげて下さいって!!

ついでにネイトルート、映像に臭いはありますか?って話です。

独りなネイトが仲間を得て幸せになるのは良かったです。

ニコはですねえ、さすがは岸尾さんと言うところです!笑

ギャグも入るので面白かったですけど、BGMが印象に残らないのが残念です。
OPと神登場のアレは印象強いですけどね。

ただ、既読率はいらない。
音声再生して、次の文まで行かないと読んだ事にならないっぽい?

その辺りをどうにかしてから、読み飛ばし機能も付けて、回想機能も付ければ◎ですね。

システム面が非常に惜しい作品です。 

無駄に時間が掛かりましたが、ストーリーは、なかなか良かったですよー
中古購入するなら値段と相応なので、お勧めします。