PSP 死神稼業〜怪談ロマンス
オリエンテーションやらと被りまして更新遅めになりましたが、攻略は
コチラです。
攻略メインキャラは蓮司・焔・雨水・織瀬・藤代です。
サブが千歳と東海林さんになります…恋人にはなりませんが、その手前みたいな関係にはなれます。
…いや、千歳は…恋人にはなれますね、一応。
さておき、まずはシステムから。
だいたい同じです、最近のロゼクォリティーキープです。
スチルに関しては、主人公があまりでしゃばっていなくてですね。
主人公目線結構ありました、顔表示ON/OFFが常用になったからかなーと思いつつ。
立ち絵にしても、服装センスは一番良くなったと思います。
まあ高校生が着るか?と思いつつ、職業故大人っぽい服装もするかと納得。
主人公の性格につきましては前向きで、容姿に関して卑屈さはあるものの、そこまでではありません。
が、重度のファザ(蓮司)コンなのが、評価のわかれどころでしょうね。
まあ怪談シリーズの主人公では一番常識人と言いますか、感情移入しやすいと思います。
ああもちろん、突っ込んでほしい所は的確に突っ込んでくれますので、その辺はいつも通りの安定感ですが。
シナリオは★★★★…いや、4.5です。
内容を簡単に言えば、リスクを背負いながら死神を続ける主人公が恋愛をして、死神を辞めたり辞めなかったりするお話です。
…簡単すぎましたかね ←
共通イベントは、七夕・文化祭・黄泉社員で河原がそうですね。
真相につきましては、蓮司ルートになっています。
メインキャラ全員攻略後、第十四章に選択肢が追加される仕組みです。
主人公の殺人衝動の原因は、どのキャラでも解る様になっていますからね。
殺したはずの藤代が生きていた理由については、藤代ルートでも詳細は不明のままですから。
生きていた理由、それにまつわる新事実が真相に当たります。
逢魔時や百鬼夜行みたいに重〜い真相ではないところがオススメできる点ですね。
ああ、これは言っておきたいですね。
キャラは
めちゃくちゃ焔贔屓です。
親友なだけあって、色々、本当に要所要所で助けてくれます。
後はそうですね、登場キャラにまつわるコンプレックスをまとめますと…
感情が無く孤独であったり、大切な者を失くし狂ってしまったり、優秀だと思っていたのに劣等感を感じたり、罪悪感を背負って自らを戒めたり、辛苦が耐え難く麻痺して壊れてしまったりですね。
今回も結構な性格破綻&狂いっぷりなメンバーが揃っておりますよ、いつもながら。
とりあえず、怪談シリーズが初めての方にもとても良い作品だと思いますよ…密みたく病んでないですし。
そこまで毒もなく、声優様を見た時点で新規プレイ者狙ってるの丸わかりですし ←
制作物に関しては、2作品目は駄作なりやすいですが3作品目ですしね。
怪談シリーズで一番面白いんじゃないでしょうかね、まあFDは歓迎ですが、そろそろ妖怪ものをやるのが辛いですw
今回もおまけにスチルとか無いんですけれども、藤代攻略で出る「たまったもんはここで叩き潰せよ?」が最高でした。
藤代への恨みが晴らせると言いますか、いいのか殺人ミニゲームで。笑
と、偏見による説明はこれくらいにして感想に移ります。
真相の詳細は書いていませんが、キャライベントのネタバレを含みますので以下より閲覧下さい。
攻略順に感想を書きますかね。
ではまず…
馬鹿だけど根は優しくて、仲間思いで面倒見がよくて頼りになる(予約特典CDより引用)焔。
ああ、乙女ゲームなんだと第一章から改めて思い知らされました。
いきなり半裸スチルでお風呂でドッキリ☆ですよ、笑えませんって。
他にも間接キスやらアイスが溶けてぺろっやら、ベタですよねえ。
と思いきや、ズッパズッパ人間殺しますからね。
子供に優しい焔とのギャップが何とも言えません。
本当に自信過剰で優しくて、お兄さん的存在です。
文化祭の和装は格好良いですね!(*´艸`)腕の具合がたまりません ←
第十章の河原イベントが一番好きです、弱っていて甘えてる感じで。
第十二章の蓮司への言葉に、本気で答えを問いたくなりました。
「大事な人を失って、立ち直る方法なんてあるのかしら」
答えてはくれないんですけれどね。
蓮司の答えは終末参「呼べない名前」を示唆するものですし。
結局のところ、大切な人が出来れば解決ですもんね。
はぁ( ´-ω-)
焔は人間を憎み、狂いながらもずっと葛藤していたんですよね。
それだけを考えていたし、そうすることでしか生きられないと。
第十章にも有るように、主人公を救ったのは勿論焔ですが。
蓮司終末弐「死神稼業」にも有るように、主人公が焔に「らしさ」を取り戻させたんですよね。
失って狂っても、また立ち直れるのだと。そんな物語でした。
ENDは弐が好きですね。
あれぞ死神らしさです、愛しい者は自らの手で。
壱も良いんですけれどねえ、後日談とか欲しいですね。
参とかもう、ごめんなさいとしか言えないですって、罪悪感たっぷりなんですけど。
乙女ゲーム初でロゼゲーは濃いと思いますよ、内容も世界観も下ネタも。
浅沼さんめちゃくちゃ良かったですけど!
すんごいお疲れ様です!
分岐から千歳回収しました。
謎ですよね、私は女の子で男だと思っている節もあるおなべさんかと思ったんですが…
男なのに女と思っているおかまさんっぽいですよね、公言はしていませんが、たぶんそう。
で、狸です。
勿論狸になれますが…もふもふすぎません?
可愛いっちゃ可愛いんですけど、イマイチ…何か可愛さが足りないような…
是非公式の4コマをオススメしますよ、人間バージョンの状態が笑えます。
で、狸です。
化かします。
第三章が面白すぎる!
千歳蓮司に、千歳東海林さん。
まあ、行き着く所はタイロ…じゃなかった、女神ですからね。
アラロスのタイロンの言葉を思い出しますよ、ああ面白い。
千歳は、男と女と狸と子供の4バージョン楽しめます。
狸で洗われる姿が可愛い〜
選択肢によっては恋人になれますからね、彼は。
サブにしては優遇されて…FD出さないのかなと疑ってしまいますよ、出て欲しいのに。
次は織瀬さんですね。
何でもそつなくこなす彼は、退屈していて。けれどそこに蓮司が現れ、織瀬さんを負かした。
敗北を知らなかった彼に、劣等感と共感を植え付けたんですよね。
まあそんなこと云々よりただの神出鬼没な変態です。
どこからともなく「こんにちは」と現れては、遊んでくれだの暇なんでしょうだの言って構い倒して来ますから。
しかも好感度の上がる選択肢が明らかにひねくれていておかしいというね、面白いので良いんですけれども。
それにしても外見良すぎるんですよね、執事服が凄く似合ってました。
で、取引にキスですからスクウォの都丸を思い出しました。
まあ唇ではないので話に乗っても正常ですけど。
第八章のやり取りはウケました、「お断りします」って何回言うんだw
第九章のキスマークで檻に閉じ込める蓮司もどうかと思いますが、怪我をおいながらも迎えに来る姿にキュンっと。
にしても、河原で織瀬を庇う主人公に惚れますね。
第十一章はもう変態としか言いようのない…野外で、しかも縛りor目隠しプレイってなんぞ。
織瀬さんって何なんですかね、変態な癖に主人公が危機の時は助けに来てくれるヒーローの様ですから。
ENDの方は、蓮司を取るか織瀬を取るかで参へ分かれますからね。
参は主人公を取り合うという…壱は文句無しにハッピーエンドでしたから満足ですが。
次にびしょび(ry…雨水くんですね。
真面目で堅物で純情で、横文字が弱くてファッションに疎くて女顔で可愛い。
コスプレ多い気がします、死神に彦星に織姫…
雨水くんのコンプレックスは、他者と比べると大した事もなく…罪悪感っていうんですかね。
彼の場合は最初から主人公に惚れてますから、反応が可愛いです。
好きだから、自分の命を削ってほしくないし、殺人衝動なんて理解できないと。
…気になるのは、第二章でお持ち帰りした蝶の行方ですよ。描写が出ませんが、主人公はどこへやってしまったの。
織瀬さんルートにも有りましたが、二人きりでセクハラ行為をしながら黒い紙を探す第五章は恥ずかしい。
お堅い彼との恋愛が進展するのは第七章、いわゆる熱に浮かされて〜とか、夢だと思ったんだ!的なベタな告白です。
河原イベントは青春って感じで好きです、水鉄砲とか童心に帰ったみたいでいいなあ。
しっかし、雨水くんルートでも焔は大活躍ですよねえ、仲直りの手助けをしてくれるんですから。
第十二章の嫉妬したりキスシーンを見られてしまうのはいただけませんがね、いやぁ面白い!
と思えば十三章は、寿命な人から魂を抜くお仕事で…粋な計らいに思わずホロリときてしまいました。
しかし、傘背負ったままベッド(布団?)シーン入るのってどうなんですか、スチルに萎えましたよw
ENDは雨水くんに関しては、バッドじゃないですよね参。
弐は出ましたよ、妖力吸い出し!Sっぷりを楽しめました。
壱はちょっと悲しいですよねえ、追い出される感じではなく、彼と住みたいから自分で家を出たいと言いたいです。
次に蓮司をプレイしたのですが、攻略制限で真相見れずでしてね。
第三章は織瀬さんにも有りました、監禁ネタですよ…病んでるよこの人ーって思いました。
第五章の方に出会いのシーンが有るので、色んな意味で推測が断ち切られましたね…本当にただの妖怪でした、はい。
第六章の大怪我って、焔の第十章に有ったアレですよね。
あの怪我が原因で自分の気持ちに気付き、やっちゃう訳ですよ!真相に関わることを!
しっかしねえ、第七章で寝ぼけてキスするのはどうなんですか…まあ主人公に気持ちを気付かせる為ってのは分かりますが…覚えてないってどうなんですか ←
七夕イベントの第八章が後々に響くので面白いですよね、まあ本当に年に一度とか耐えられないですって、人間だったら。
第十二章では、焔が大活躍です…まあノリノリでやればご愁傷様しちゃいますがね、そして監禁END。
弐はお別れですからねえ、寂しすぎます。
壱は焔が可哀想すぎます、笑えますけど。コミカルでハッピーで忘れそうですけど、確実に主人公は狂っていきますからね。
さて、次に分岐から東海林さんでしたが…うん。
鬼ってだけで、遠野との関係とか全く出ませんし…何で諏訪部さん使ったのか不明なんですけど。
親戚か何かだからかなーと思っていたんですが、違うならシリーズで同じ声優さんをキャスティングしないでいただきたい…いや、違うとも言われてませんけど。
とりあえずシナリオの方はお兄さん的です。
気にかけてくれて、励ましてくれて、心配してくれて、守ってくれて。
第二章のカラオケで吹き出すスチルは最高に面白いですね。
スチルと言えば鬼の角が出ましたよ、角〜
これから恋愛に発展していくんだろうなーってところで終わります。
ほのぼのしてて良いんですけどね、個人的には好きですよ。
ラストキャラは藤代です、主人公に関係ある人なのかなと思っていたのですが…まあ詳細は真相に関わるので割愛しておきます。
思いっきり頭がおかしい変人です、死にたがりだし、適応力ありすぎのS様です。
巳継とは正反対ですね、人間らしくなくて…さすがに死体には普通の反応するところだろって思ってしまいましたよ。
巳継といえば、第四章の守りの妖術が同じですね、仕上げにキス…藤代相手だとシュールだ…
彼は笑顔で痛いところを突いて…いや、グッサグサ刺して来ます。
そういうところが怖いのに、共感できる…自分と似ているところがあってプレイしていて苦しかったです。
「俺は、生きているんだ?」と問う第五章が印象深かったですね。
まあ藤代がおかしくなった原因は次の章で解るのですが…恵まれていないヤツです。
第七章の教室でしんみりするシーンは何だか心に染みました、生きようとしない彼…
七夕イベントでドSの片鱗見せますからね、理にかなったことを言っているのにめちゃくちゃ恐いです。
河原イベントでは御札を貼られた焔が可哀想で、なんかもう焔が可哀想な章ですよね、好感度を上げると。笑
しかしその後が怖い!
笑顔で踏みつけるのがスクウォの比佐くんに見えました ←
第十一章は分かりやすいです、異種族の違いがフェンスという形で表されていて。
悲しんで泣いて傷を残して忘れないでと言うくせに、忘れいいよなんてもう、変わりように感動してしまいますよ。
参の「解けない呪い」は、あれはあれで好きですけどね。忘れないで生きていくんですから。
壱も弐も、生きている間に精一杯思い出作ろうって感じでね。
彼は本当に主人公のことしか考えていないんだなあと、思いました…自分が死にゆく者だからと割り切っているからですよね。
やっぱり周りを気にしていない彼とは、幸せになれそうです。
どう思われても気にしないし…巳継の様な悲壮感が無い気がします。
ってな訳で、彼を妖怪にしませんか…FD出すなら是非とも妖怪になるENDが欲しいです、幸せだろうなあ。
そして最後は真相になります。
感想を一言で言うと「蓮司と東海林さんお疲れ様すぎる」です。
有り得なくないですか?
寿命が縮むから辞めろだの辞めないだの言っていたのに、それ以前の問題だったなんてっ!?
と言うか、そんな問題なんか一切無かったなんてっ!?
辞めようが辞めなかろうが、蓮司の側に居れば殺人衝動はおさまらないですし…
蓮司にとって主人公が死神を辞める利点って、仕事が減るというだけですよね。
… … … 。
紛らわしいったら。
真相参「破滅の道」は、なんだか薄桜鬼の沖田さんみたく見えてしまいました。
狂っていく姿を見るのは複雑ですけど、一緒に居られるという点に於いては良いですからね。
悪くないです…もう一つの真相参は悲惨、一番悲しいですよ「呼べない名前」
記憶消して、知らないところで死んでゆく…ただのエゴですよね。
そこまで蓮司が罪を背負うこと無いじゃないですか…記憶を消されるくらいなら苦しむ方が私は良いです。
真相弐の「死神稼業」は尻切れ感満載で、出て行ったきり帰って来れない雰囲気ありまくりでしたので。
真相壱「真・死神稼業」が有って良かったです、焔最高!
あと気持ち気付いて開き直るところが焔らしくていい!
「耐えて」と無茶ぶりする主人公に感動です、後味良すぎじゃないですかっ!!
終わりよければ全てよしとは、まさにこのことです。
「さよなら」なんて学校帰りに先生に言うくらいで、私も使わないですしね。
「また」と、言えるなら言いたい。
言わなければ次が無い気がするんです。
あー。ほんっと焔いいやつ!!
好きキャラ順は焔、雨水、蓮司、織瀬、藤代ですね。
それより…この感想書くのに4時間かかったんですけど。
シーン回想と照らし合わせて書くので時間かかりすぎますね…でも攻略情報書きながら感想書いてるとタイムロスですし仕方無いか。
あー、好きなスチルを書き忘れましたね。
好きなシーンとスチルは違いますからね、書いておきます。
蓮司は十一の抱きしめスチルと、十三の頬を赤くするスチル、それから幼少時代の手をつなぐスチルですね。
ああ、あとOPの撫でなでスチルも好きですよ!
焔は…駄目だ、いっぱい有りすぎる…人間の子供に笑いかけるのと、アイスを舐めとるのと、血を舐めとるのと、後ろからキスするのと(ry
雨水くんは、織姫スチルと河原で蝶と居るアレと、焔達に見られるキススチルです…あの角度がいい ←
織瀬さんは、姿見のアレと、自社の天狗を捉えて不敵に笑うアレ。
藤代は、線路で抱きしめるのと、教室の背中合わせ、膝枕も良いですね〜
東海林さんはカラオケで吹き出すスチルがいいです!傑作。
千歳は、はいあーんのアレが可愛い。
と、こんなところですかね。
怪談シリーズで一番好きになりました…焔が? ←
はい、ではまた〜(*゚゚)ノ