児童書です。
小学生の頃に初めて読み、再び読みたくなったので図書館で借りてきました。




SFなのかな。
短編が五話収められているのですが、どれもこれもハッピーエンドで終わらず、むしろこれからの悪夢の始まりを彷彿とさせるようなラストばかりです。
エンドレス・ナイトメア。
超怖い。



一番印象に残ってるのは、『ぼくは五階で』。
マンション五階の自分の部屋から出られなくなった男の子の話。

あの男の子、結局どうなるんだろう……。
餓死しそうだな……。



『どこへもゆけない道』も好きです。

こういう、周りはいつも通りの生活をしてるのに、自分だけ異空間に取込まれてしまい抜け出せないみたいな雰囲気の話はすごく好きです。