繰り返しわたしの足を濡らす波はいつか全てを飲み込んで

温かくも冷たい海は明日なき明日を拐っていく


転がる事実と
それを跨ぐ本心

気付かない振りしてる

解ってる



死んだら歌になろうと思う

わたしならきっと、いつか万人に忘れ去られてもたったひとりだけは命が終わるまでずっと歌い続けてくれるような歌になれる


激情が雨のようにわたしを叩く

乾く事のないこの感情にいつか殺される

それがわたしの全てなの

幸せになる為に生まれた訳じゃないんだから